おすすめの財テク商品は?初心者にもできる1万円からの資産運用法

財テク

財テク」とは、財務テクノロジーの略(私は財務テクニックの略だと思ってました)です。

意味を一言で説明すると「お金を使ってお金を稼ぐこと」です。

今回は、ネット銀行100の活用術が厳選した「損せず確実に増やせる財テク」を8つご紹介します。とにかく損はしたくないという方向け。

リスクを取ってもよいという方は、主婦向けに「主婦の財テク方法6選!苦しかった家計が見違えるほど改善」という記事を書いているので、あわせてご覧ください。

確実にお金が増える8つの財テクまとめ

財テクのやり方は、さまざまです。できる限りいろいろな知識を提供すべく、今後もさまざまな財テクをネット銀行100の活用術で紹介していきます。

今回は、「損せず増やせる8つの財テク」を取り上げます。すぐに実践できるものも多いので、気になるものがあればぜひチャレンジしてください。

定期預金・MMF・MRF

定期預金

財テクの中でも最も定番の方法は、やはり定期預金です。定期預金は一般的に銀行の普通預金よりも高金利で、預金期間(満期)が長くなるほど金利が上がります。

実際、上場するような大企業でも、お金の一部を定期預金に回しています。個人から企業まで、数多くの方が利用する方法です。

定期預金は預金保護(ペイオフ)の対象です。ひとつの銀行につき、1,000万円までは元本保証されます。

万が一銀行が破綻しても、1,000万円までは国が補償します。絶対に、預金者が損をしません。

また、定期預金の満期を待たずに解約すると、ペナルティとして預金金利が下がるものの、中途解約手数料は発生しないので安心です。預けたお金は減りません。

定期預金の中でも、ネット銀行100の活用術がおすすめしたいのが、「積立定期預金」です。毎月一定金額が自動的に定期に回るので、お金を貯めるのが苦手な人でも、着実に資産を築けます。

たとえば、ソニー銀行では500円から外貨預金の積立ができるので、よりハイリスク・ハイリターンな外貨預金でも、小さく始められます(→ソニー銀行の外貨預金積立についてはこちら)。

また、元本割れの可能性がゼロではないものの、極めて安全な商品に、MMFMRFがあります。これらは一般的に、定期預金よりも利回りが高い場合が多いです。

普通預金や定期預金は銀行提供の商品ですが、MMFやMRFは証券会社提供の商品です。

昨今のマイナス金利導入の影響もあり、利息はなかなかつきませんが、確実性の高い財テク商品として、定期預金は非常におすすめです。

クレジットカード・電子マネー

イオンカードセレクトの特典

コンビニやスーパーで、ポイントカード・電子マネーを使う人も多いと思います。

ローソンでPontaカードを提示したり、イオンで電子マネーWAONを使って支払ったり、Tポイントカードを持つ人も多いと思います。

これらのポイントカードを使うのも、財テクのひとつといえます。損せずに、確実にポイントを貯められます。

ただポイントを貯めるのではなく「より効率的に、お得にポイントを貯められないか」と考え工夫するだけでも、ポイントの貯まり方が2倍、3倍も違います。

具体的には、電子マネーやクレジットカードを使う方法がおすすめです。

例:イオンで電子マネーWAONを3倍貯める方法

イオンモールなどで、電子マネーWAONを使って買い物したら、WAON利用金額に対して0.5%還元でポイントが貯まります。

しかし、「イオンカードセレクト」というクレジットカードを使うと、ポイント還元率が1.0~1.5%と、通常の3倍もポイントが貯まります。

※イオンカードセレクトは、年会費無料で作れる「イオン銀行キャッシュカード・電子マネーWAON・クレジットカード」一体型のカードです。

イオンカードセレクトは、買い物時にWAONポイントが貯まりやすいだけでなく、イオン銀行の優遇があります。

イオン銀行での特典は「イオン銀行のワオン(WAON)との相性が抜群すぎる…定期は5倍以上」という記事にまとめています。

メリットが多く、コストパフォーマンスが高いネット銀行のひとつです。

他行宛て振込手数料が毎月1回無料、イオン銀行の普通預金優遇につながるランクアップがあるなど、持っているだけで受けられる優待が多いです。

WAONポイントが最大3倍お得に貯まり、さらに預金金利まで優遇になると考えると、これだけでも財テク効果は抜群に上がります。

もうひとつ紹介したいのが、Yahoo!JAPANカードです。

こちらも年会費無料に加え、ポイント還元率が高いクレジットカードです。日本一Tポイントが貯まるクレジットカードとして有名です。

どのお店でクレジット払いしても、常に1%のTポイントが貯まります(ファミリーマートやTSUTAYAだとさらにお得)。また、Yahoo!ショッピングや、LOHACOといったネット通販だと、ポイントが通常の3倍以上になります。

私も先日Yahoo!JAPANカードを作ったばかりですが、入会特典も含めて、すでにかなりのTポイントを稼ぎました。

クレジットカードの詳しい情報については、弊社が運営する別サイト「賢者が選ぶ!年会費無料のクレジットカード大全集」をご覧ください。

▼Tポイントを使った「ポイント投資」ができるSBIネオモバイル証券の「ネオモバ」

株主優待

株主優待

株式投資は、財テク商品の中でもリスクは高めです。

元本割れが普通に起こるのが株式投資の世界なので、抵抗を感じる人も多いと思います。

最近は政府主導で「貯蓄から投資へ」の流れが加速し、NISA(少額投資非課税制度)を活用して株を始める人も増えています。

通常、株式投資で得た利益には約20%の税金がかかります。しかし、NISAで投資したものは、最長5年間非課税になります(つみたてNISAの場合は最長20年間の非課税)。

日本の所得税率の高さを考えると、NISAの仕組みは非常にお得だと私も感じます。お金に余裕があれば、NISAを活用して投資を初めるのもよいと思います。

リスクが大きい株式投資の世界で、私がおすすめしたい財テクは「株主優待を狙う」方法です。

企業の中には株主優待を実施する会社が多く、企業商品やクオカード、商品券などがもらえます。

そしてもちろん、企業の株式を保有すると「配当金」がもらえます。

実は、この配当金と株主優待を合わせると非常にメリットが大きく、確実に利益が出せます。下記は、家電量販店ビックカメラの事例です。

■ビックカメラの株主優待で財テク

株式情報
ビックカメラの株価は873円(記事執筆時点)。
株は100株単位でしか買えないので、ビックカメラ株の購入は最低87,300円が必要。

配当金
年間10円の配当金。
株を100株保有していると、配当金は年間1,000円

株主優待
株主優待は、年間3,000円のビックカメラ商品券。

配当金と株主優待を合わせると、年間4,000円もらえます。利回りは4.5%です(利回りは、株価チャート上のより安い位置で株を買えば上がり、より高い位置で買えば下がります)。

さらに、保有期間が1年以上だと年間4,000円の商品券、2年以上になると年間5,000円の商品券にグレードアップします。

仮に2年以上ビックカメラ株を保有していると、配当金+商品券を合わせた合計利回りは6.87%。利回りが6.87%というのは、約15年で投資資金の87,300円が2倍になることを意味しています。

15年の間にビックカメラが倒産したら損しますが、株価がどれだけ下がっても15年保有し続ければ、優待と配当金の還元だけで利益が出せます。

株主優待

株式投資は、株価が下がると損します。しかし、上記のように配当金+株主優待で高い利回りを提供する企業の株を買えば、株価がどれだけ下がっても、原則として確実に利益が出せます。

住宅ローンの借り換え

住宅ローン

財テクはお金を増やす部分に目がいきがちですが、ネット銀行100の活用術が非常におすすめしたい方法が住宅ローンの借り換えです。

この財テク方法は、現在住宅ローンを組んでいる人に限りますが、より低金利の住宅ローンに借り換え、返済利息を大きく下げるというテクニックです。

昨今、住宅ローン金利が空前の低金利になっています。またネット銀行の登場で、これまでは考えられなかった金利の低さで、住宅ローンが組めるようになっています。

仮に、借り換えの手数料などを含めても、トータルで返済総額が大きく減らせるケースも出てきています。

実際、ソニー銀行住宅ローンなどは8割以上の人が借り換えのお客さんです。

もちろん、損するのに借り換える人はいません。住宅ローンの借り換えで、得する人がよほど多いと上記データからわかります。

住宅ローンの借り換えで得するかどうかは、事前のシミュレーションが必要ですが、簡単に計算できる目安の基準があります。

一般的に「ローン残高1,000万円以上、残期間10年以上、金利差1%以上」なら、手数料などを考えても住宅ローンを借り換えるメリットがあるといわれています。

→低金利で借り換えができる住宅ローンの一覧はこちら

もし「ローン残高1,000万円以上、残期間10年以上、金利差1%以上」の条件にあてはまるなら、住宅ローンの借り換えを前向きに検討してもよいと思います。

実際、返済総額が何百万円も下がったという話もよく聞きますし、財テクの効果としては、最も確実で高いのではないかと私は思っています。

▼住宅ローンの借換相談ができるモゲチェックプラザとSBIマネープラザ

ネット銀行をフル活用

ネット銀行

当サイトが最も得意とする分野「ネット銀行」のフル活用でも、財テクは実現できます。

もともと私がこのサイトを始めたきっかけは「ネット銀行はこんなにお得なのになぜもっと普及しないんだろう。この便利さ、お得さをより多くの人に知ってほしい」と思ったからです。

実際、私自身もふだんからネット銀行をメインバンクとして使っていますし、最近は若い方を中心にネット銀行を活用する人が増えています。

ネット銀行は、店舗がない点や、少ない従業員数で経営できる点から、経費がかかりにくいビジネスです。

経費削減によって浮いた利益は、手数料引き下げや金利優遇で顧客に還元しています。

ネット銀行に不安を感じる人が多いのも事実ですが、実際ほとんどの銀行は「三菱UFJ銀行」や「三井住友銀行」などの、超大手企業が設立・運営に携わっているので安心です。

ネット銀行の代表例として、今回は2つの銀行を紹介します。

私が普段からよく使うソニー銀行は、セブンイレブンや、ローソンなど数多くのコンビニATMで入金・出金ができます。

コンビニATMは、原則として24時間365日使えるので便利です。

ソニー銀行は、ATM利用手数料が毎月4回まで無料です。

便利なコンビニATMも、週1回ペースまでなら無料で使えます。

さらに、他行あて振込手数料も毎月1~2回は無料です。銀行振込を毎月2回程度しかしない人なら、これだけでATM・振込手数料をいっさい払わずにすみます。

ATM手数料も振込手数料も、年換算すると無視できない金額になります。しかし、ネット銀行を上手に活用すると、1円も使わずに銀行取引ができるようになるのです。

※ソニー銀行との取引が増えると、ATM手数料や振込手数料の無料回数をさらに増やせます。

もう一つのおすすめネット銀行は、じぶん銀行です。

ソニー銀行は文字通り「ソニー」がサポートしています。じぶん銀行は「三菱UFJ銀行とKDDI」が共同で作った会社なので、こちらも大きな安心感があります。

じぶん銀行を使うとATM手数料は毎月最大11回、他行あて振込手数料は、毎月最大15回まで無料になります。

利用できるATMは、ソニー銀行と同じくローソンやセブンイレブン、ファミリーマートといったコンビニです。

ネット銀行10社の比較はこちら

国債投資

国債

少し敷居は上がりますが、金融機関では個人向け国債の販売もしています。

国債は国が発行する債券なので、リスクは極めて低いです。

もし日本という国が破綻したら、国債は紙切れになってしまいます。しかし日本の破綻とは、私たちが使う「円」の価値も同時になくなることです。現実的な話ではありません。

実際、投資のリスク・リターン計算時に、10年国債の利回りを使うケースも多いのですが、「10年国債は無リスク資産」という扱いで、すべての金融商品のベンチマークになっています。

国債は、無リスク資産といわれるほど、安全性が高い財テク商品です。

財テク初心者はまず、定期預金と国債を比べてみるのが一番です。

定期預金と比較し、購入や解約の手続きが面倒なのが国債のデメリットです。多くの金利(利回り)では、定期預金よりもお得になるケースが多いです(もっとも最近はネット銀行などが定期預金に力を入れ、国債よりもお得なケースもあります)。

個人向け国債は、銀行か証券会社の窓口で購入できます。最近はネットでも、国債を扱う金融機関があります。

ネットでの国債購入なら、SBI証券、楽天証券、マネックス証券といった大手ネット証券がおすすめです。

また、大手企業が発行する安全性の高い社債への投資もおすすめです。個人向け社債なら、国債よりも高い利回りで運用できます(→個人向け社債の上手な買い方はこちら)。

個人型確定拠出年金 iDeCo

家族

昨今、国が後押しするのが、個人型確定拠出年金「通称:iDeCo(イデコ)」です。

私たちは、国民年金・厚生年金などに加入し、毎月年金保険料を支払っています。将来、退職後の人生を歩む段階で、年金を受給します。

しかし、日本の年金制度は「現在私たちが支払う保険料が、現在のお年寄の年金にあたる」という仕組みです。わかりやすくいうと、同時代の若者が同時代のお年寄りを支えているのです。

最近、「将来本当に年金がもらえるのか?」という問題が取り上げられます。これは、私たちがお年寄りになったときに受け取る年金は、その時代の若者が支払うからです。

日本は、少子化の道を歩んでいます。私たちがお年寄りになるころには、若者の数はさらに減り、若者の国民年金・厚生年金では、いずれ受給用の年金をまかなえなくなります。

こうした問題への対策や、国が「これからは、自分の年金は自分でなんとかしましょう」という意味も含め、個人型確定拠出年金(iDeCo)という、第3の年金への加入を推奨しています。

iDeCoは自分で年金を積み立て、投資信託などで運用し、将来自分の年金として受け取る制度です。どれだけ少子化が進んでも、確実に年金が受け取れます。

投資信託などを活用し、自分で資産運用する必要があるため、運用方法を間違えると「元本割れ」の可能性もあります。

しかし、iDeCoには大きな節税効果があります。節税効果も含めて考えると、運用で多少元本割れしても、総合的に損する可能性は極めて低い設計です。

国が後押しする制度なので、国民にとって非常にメリットがあるように作られているのです。

iDeCoについてはこちらの姉妹サイトで説明しているので、興味のある方はご覧ください。

投資信託・ロボアドバイザー

資産を育てる

投資信託やロボアドバイザーは、リスクのある資産運用です。しかし、これまで紹介してきた財テクとは比べ物にならないほど大きなリターンを得られます。

投資信託は、資産運用のプロにお金を預けて、運用を代行してもらう手段です。

証券会社や銀行で販売する投資信託(ファンド)には、数多くの種類があり、それぞれの商品に特色があります。

日本の割安な企業に投資するものや、海外のIT企業に投資する投資信託など、商品ごとに投資方針(ルール)が決まっています。「将来この業界が伸びそうだ」という大まかな判断だけで、手軽に運用できるのがポイントです。

最近では、アクティブ型投資信託の「ひふみプラス」が驚異的なリターンを上げ続け、個人投資家の間でも人気です。

ひふみプラスは、2017年7月の時点で過去5年間の平均の利回りが年率26.49%となり、数年で資産が2倍、3倍になったという人が続出しています。

こうした高リターン実績から、銀行や証券会社の投資信託販売ランキングでも、常に上位を維持する投資信託です。

ロボアドバイザーは、投資信託よりもさらに一歩進んだ、資産運用の方法です。

ひふみプラスのようなリターン追求型ではなく、リスクを抑えた安定運用で年率3~5%程度の利回りが期待できます。

はじめに簡単な質問に答えるだけで、個別に投資方針を決定します。あとはロボアドバイザーが、投資信託の買付・監視・運用・適切な調整まですべてを行うのが特徴です。

資産構成(株式・債券などへの投資配分)などもすべて、ロボアドバイザーが最適な形に整えます。自動積立設定だけで、資産運用に時間をかけずそれなりの運用ができます。

リターンはそこそこで構わないので、ほうっておける資産運用を求める方に、ロボアドバイザーはおすすめです。

ロボアドバイザーで人気が高いのは「WealthNavi(ウェルスナビ)」です。

ウェルスナビは、直販口座で申し込みもできますが、すでに住信SBIネット銀行の口座を持っている人なら「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」という銀行経由での申込も可能です。どちらも商品は同じです。

また、つみたてNISAを活用し、投資信託を使った資産運用で得た利益は「非課税」にできます。

さらにお金を増やすための正しい知識

損せず増やせる確実な財テクを、8つ紹介してきました。

少しだけリスクをとって大きく増やしたいという方は、主婦の方に向けた「家計改善にも役立つ6つの財テク」記事をご覧ください。

新サイト「1億人の投資術 – 勝てる投資家になる方法」をリリースしました。

このサイトは、管理人が10年以上かけて身につけた「正しいお金の増やし方」を紹介しています。

はじめて資産運用する方から、本格的にお金を増やしたいという方まで、幅広く役立つ情報を提供しています。

銀行マンや、証券マンの営業トークを信じて損しないように、1億人の投資術で正しい資産運用の方法を学んでください。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、一条まつこ がメンテナンスを担当いたしました。(2019年7月31日 更新)

ありがとうございます。

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