【低金利】住信SBIネット銀行の住宅ローンにデメリットはあるの?
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ネット銀行の住宅ローンのなかでも、低金利で人気が高いのが、住信SBIネット銀行の住宅ローンです。
住信SBIネット銀行は、外貨預金金利やATM・振込手数料をはじめ、高スペックなネット銀行として知られており、預金残高も業界No.1となっています。
住宅ローンについても、
- 保証料・団信保険料0円
- 全疾病保障が無料で付帯
- 一部繰上返済手数料も0円
- 申込から借入までネットで完結
と、いいことずくめな内容となっていますが、デメリットはあるのでしょうか?気になったので、ネットの口コミ情報をもとに、住信SBIネット銀行住宅ローンのデメリットについて調べてきました。
住信SBIネット銀行住宅ローンのデメリット
住信SBIネット銀行は、低金利で保証料や団信保険料も0円、そして全疾病保障も無料でついてくるというハイスペックな銀行です。
特に、通常なら金利に+0.3%ほど上乗せされる「全疾病保障」が無料でついてくるという特典は、住信SBIネット銀行ならではのメリットです。
しかし、住信SBIネット銀行住宅ローンにも、わずかながらデメリットは存在します。
なかでも、審査完了までの期間については頭に入れておく必要がありそうです。
手数料が高い
住宅ローンを借りる場合、「金利」をもっとも重視する方は多いです。しかし、契約時にかかる事務取扱手数料も、初期費用として軽視できない費用となります。
住信SBIネット銀行は、他社に比べて手数料が高めというデメリットがあります。
住信SBIネット銀行の事務手数料は融資金額の2.2%です。「融資額の2.2%」という融資手数料は、住宅ローンのなかでは一般的な水準です。
しかし、最近は一部の銀行で手数料引き下げの動きが出ていたり、住宅ローンの金利プランによって手数料が安いプランも登場しています。
- 楽天銀行住宅ローン
- 楽天銀行を返済口座に指定することで、フラット35なら1.1%、金利選択型プランなら一律33万円の手数料となります。
- ソニー銀行住宅ローン
- 住宅ローン金利プランなら、手数料は4万4,000円です。
- イオン銀行住宅ローン
- 定額型プランなら、手数料は11万円です。
手数料が低い住宅ローンは、その分金利が高めに設定されていることも少なくありません。
しかし、初期費用とトータル返済額の両方で、金利プランを比較してみることは大切です。
なぜなら、仮に3,000万円の融資を受けた場合、住信SBIネット銀行住宅ローンでは手数料は66万円となります。
他社と比較して手数料はやや高めの印象を受けますが、これは「全疾病保障」を無料で付けているため、その分が手数料に反映されていると考えると、自然かもしれません。
どちらの住宅ローンがお得か、手数料・金利・保障などを含めたトータルで比較するのが難しいと感じる方は、対面での相談がおすすめです。
SBIマネープラザでは、住信SBIネット銀行の住宅ローンである「ミスター住宅ローンREAL」の取り扱いを行っています。
どの住宅ローンが安くなるのか専門家がシミュレーションしてくれます。対面での相談ですが、相談料などは無料です。
固定金利なら、フラット35に強みを持つ「ARUHI」が手数料面で優位に立っています。
また、人気の楽天銀行住宅ローンも、手数料の安さに力を入れている銀行です。
あわせて読みたい:
楽天銀行住宅ローンの評判は?フラット35と金利選択型の比較
審査時間が長め
ネットの口コミに気になる意見がありました。
◯SBIはあれこれ考える前に申請した方がいい、かなり時間がかかるし、その結果減額だったりするし
住信SBIネット銀行は住宅ローンの審査に時間がかかります。急ぎで住宅ローンを組みたい方にとっては大きなデメリットとなってしまいますが、こればかりは仕方ありません。
審査や融資実行までの期間については、住信SBIネット銀行の公式サイトにも記載があります。
■公式サイトより
申込みから実際の借入れまでにどのくらい時間がかかりますか?
正式審査書類が当社へ到着から実行までの期間
通常1ヵ月~1ヵ月半程度
【ご注意ください】
・申込状況・時期・不備等により日数をさらに要する場合もあります。
・お申込日から借入希望日までには所定の日数が必要です。
以下の日数以上先の日付の場合のみ、お申込いただけます。
■「新規」の場合
45日以上
■「借換」の場合
30日以上先
また、審査の結果、当初申請していた住宅ローンの希望金額よりも減額される可能性もあります。
住信SBIネット銀行はスペックも高く魅力的な住宅ローンですが、複数の候補の中の一つとして検討するのが良いのかもしれません。
住宅ローンの審査は、仮審査の段階であれば複数の住宅ローンに同時申し込みをしても問題ありません。(住宅ローンの仮審査は同時に複数申込んでも大丈夫?)
いくつか気になる銀行があり、もっとも早く審査に通った金融機関で住宅ローンを契約しようと考えている場合は、複数の住宅ローンへの同時申し込みがおすすめです。
「住信SBIネット銀行に申し込んで、審査に落ちたら次の銀行へ…」のようにしていると、審査落ちになった場合、計画的な住宅ローン契約ができません。
仮審査のスピードで定評があるのが、ソニー銀行住宅ローンです。
ソニー銀行住宅ローンは、仮審査にAI(人工知能)を導入しており、最短60分で仮審査回答がもらえます。
もちろん、本審査の手続きにはそれなりの時間がかかりますが、仮審査の結果がすぐにもらえるだけでも大きなメリットがあるはずです。
▼さらにくわしい情報が知りたい方はこちら
あわせて読みたい:
ソニー銀行住宅ローンは借り換えに強い、AI(人工知能)で最短60分の仮審査回答
また、申し込みから融資実行までを「完全スマホ完結」できるauじぶん銀行住宅ローンも人気があります。
auじぶん銀行は、郵送での書類のやり取りを改善に廃止し、WEB完結ですべての手続きが終えられます。
この手続方法によって、申込みから融資実行まで「約2週間(新型コロナウィルス感染拡大防止のため、通常よりも各種お手続きに時間がかかる場合があります。)」で完了します。もちろん、住信SBIネット銀行住宅ローンに負けない低金利なので安心です。
auじぶん銀行住宅ローンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
あわせて読みたい:
auじぶん銀行住宅ローンのメリット・デメリット!審査から契約まで最短10営業日
審査が厳しい
先ほどの、審査期間の長さにも通じる部分がありますが、ネット銀行の住宅ローンは総じて審査基準が高めの傾向にあります。
もちろん、ネット銀行の住宅ローンを利用している人もたくさんいますので、ほかの銀行と比較して特段厳しいわけではありません。
しかし、対面での取引きがないだけに、審査基準はやや高めに設定しているのかもしれません。
たとえば、オリックス銀行住宅ローンなどは審査基準をある程度明確に設定しています。
参考例:オリックス銀行住宅ローンの申込基準
・同一勤務先に3年以上務めていること(自営業は営業開始後3年以上経過)
・前年度の所得が400万円以上であり、返済中も安定収入が見込める
・ローンの支払いにおいて1年以内に延滞がないこと
銀行が公開している審査基準については、銀行の住宅ローン審査基準を公開!年齢や健康状態を重視することが明らかにで解説しています。
住宅ローンの審査を突破するためには、年収などの属性を高めるほか、頭金を増やすことや借入額を小さくする、その他ローンを完済するといったことがおすすめです。
銀行が住宅ローンの審査で重視している「返済比率」を基準にした、住宅ローン借入可能額シミュレーションを作成しましたので、無理のない借入かどうか確認してみてください。
審査基準は銀行によってかなり違いがあります。
銀行によっては、夫婦での年収を合算できる「ペアローン」を提供しているところもあります。
口コミによると、住信SBIネット銀行は特に審査結果の判定に時間を要します。
また、万が一の審査落ちを考え、候補として検討できる複数の住宅ローンに同時申し込みをしておくことをおすすめします。
▼住信SBIネット銀行住宅ローンのさらにくわしい情報はこちら
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保証料0円!住信SBIネット銀行住宅ローンへの借り換え人気が高い理由