【まとめ】メルペイの使い方 dポイントの貯め方や手数料、後払い方法とは
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メルカリのスマホ決済アプリ「メルペイ」は、メルカリでの売上金をコンビニやスーパーで使えるのが最大のメリットです。
今までメルカリ内の買い物でしか使えなかった売上金を、手数料無料で使い切れるようになりました。iPhoneユーザーは、モバイルSuicaに登録して使うことも可能です。
当初はLINE Payや楽天ペイのようなポイント還元はありませんでしたが、2020年5月以降は、dポイントが貯まるようになりました。
支払い方法は、電子マネーiDとQRコード決済の2種類から選べます。普及率トップクラスの電子マネーiDとして使えるため、使える店舗も非常に多いです。
スマホ決済になじみがない人にわかりやすく、メルペイの使い方とメリット・デメリットを解説します。
目次
メルペイの仕組みとメリット
メルカリの売上金で支払える以外に、メルペイには4つのメリットがあります。
■メルペイの便利な仕組み
- メルカリの売上金で支払える
- 振込申請が無期限になる
- 使える店舗が多い
- メルカリアプリから使える
メルカリユーザーにとっては、売上金の振込申請が無期限になるのは大きなメリットです。
使える実店舗が多く、ふだんの買い物でも使いやすいと思います。
メルカリの売上金で支払える
メルペイでは、メルカリで販売した商品の売上金をそのまま使えます。
今までメルカリの売上金は、メルカリでの買い物で使うか、振込申請して銀行口座へ振り込むかのどちらかでした。
振込申請すれば現金を受け取れますが、時間がかかるうえに手数料がかかる場合もあり、デメリットが多めです。
■メルカリ売上金 振込申請のデメリット
- 振込申請期間が180日間と短い
- 振込反映まで最大4日かかる
- 振込手数料は、金融機関・申請金額にかかわらず、200円
- 指定口座を間違えると組戻手数料が630円
振込申請では、金額にかかわらず手数料が200円かかります。以前は売上金が1万円以上でないと引き出せなかったのですが、金額にかかわらず引き出せるようになりました。
ただし、保有残高(売上金含む)の金額が振込手数料(200円)以下の場合は、振込申請をすることはできません。
対してメルペイは、メルカリの売上金がそのまま残高として使える、いわば即時自動チャージのような仕組みです。少額の売上金を、1円単位で使い切れます。
振込申請が無期限になる
メルペイに銀行口座を登録すれば、メルカリ売上金の振込申請の期限がなくなるというメリットもあります。
従来、180日以上経つと失効してしまう売上金を、無期限に保有できます。期限を気にせずにメルカリを利用できます。売上金が少額のユーザーにとってもありがたいです。
メルペイを使う予定がない人も、メルカリを使いやすくするため、銀行口座の登録をおすすめします。
少しややこしいのですが、メルペイ口座とメルカリ口座は別物です。
メルカリに登録の銀行口座は、振込申請して「メルカリ売上金を受け取るため」に使います。
対してメルペイ口座は、「メルペイ決済用の残高」です。メルカリ売上金は、メルペイ口座に貯まります。売上金で残高が足りないときは、銀行口座からチャージします。
※メルペイのチャージについては、のちほどくわしく説明します。
後払い機能「メルペイスマート払い」
メルペイでは、メルペイスマート払いという後払いサービスも利用できます。
※2019年11月6日から、「メルペイあと払い」から「メルペイスマート払い」に名称変更しました。システムの変更はありません。
従来の「メルカリ月イチ払い」という後払いシステムをリニューアルし、実店舗でも後払いできるようになりました。クレジットカードのような感覚で、メルペイが使えます。
買い物の時点でチャージ残高が足りなくても、決済できるようになります。すぐ買いたいものがあるときに便利です。
※メルペイスマート払い利用の際は、かんたんな審査があります。
メルペイで支払う際、かんたんに「残高払い」か「メルペイスマート払い」どちらを使うか選べます。普段は残高払いで、急ぎの買い物だけメルペイスマート払い、という使い分けもできます。
その他の特徴は、以下3点です。
■メルペイスマート払いの特徴
- 後払い代金は翌月末に一括支払い
- 利用上限額を設定できる
- 基本手数料は220円~880円、メルペイ残高から清算すると無料
メルペイスマート払いで支払った代金は、翌月末にまとめて支払います。後払いの利用上限額は1,000円から設定でき、使いすぎ防止も可能です。
支払い方法は、コンビニ払い・口座引き落とし・メルペイ残高から選べます。コンビニ/ATM払いは、支払いごとに220円~880円の手数料がかかります。手数料としては、やや高めです。
しかし、メルペイ残高から支払えば、手数料は無料です。メルカリの売上金が足りないときは、買い物した翌月までに銀行口座チャージすれば、無料で清算できます。
後払いサービスとして有名な「NP後払い」は、多くのお店で200~300円の後払い手数料がかかります。メルペイスマート払いで、メルペイ残高から清算すれば、この手数料を節約できます。
メルカリスマート払いで買った商品を早めに売り、その売上金で後払いするという使い方もできます。
発売直後の書籍などは、高値で売れやすいです。新刊を読み終えたらすぐ売る人にも
メルカリで、優良取引実績を積み上げた人にはメリットがある、としています。詳しい審査基準は公開していません。メルカリで問題を起こしたことがなければ、すぐにメルペイスマート払いが使えると思います。
メルカリやメルペイを利用し続けると、利用限度額が引き上がるようです。
▼メルカリ通知画面 メルペイスマート払いの利用限度額引き上げ通知
使える店舗が多い
スマホ決済としてはやや後発ながら、メルペイは利用可能店舗が非常に多いです。その理由は、電子マネーiDの加盟店で使えるからです。
iD(アイディー)とは、docomoと三井住友カードが提携した電子マネーです。後払い電子マネーのシェアNo.1で、クイックペイより普及しています。
メルペイは、iDかメルペイどちらかのマークがあるお店なら、支払えます。
iDは、主要コンビニはもちろん、スーパーや飲食店でも使えます。電子マネー決済ができるお店では、使えるケースが多く便利です。
■メルペイが使える店舗(一例)
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- イオン
- イズミヤ
- ガスト
- マクドナルド
- 上島珈琲
- すき家
- ダイソー
- キリン堂
- ツルハドラッグ
- ビッグカメラ
- ヨドバシカメラ
- 紀伊國屋書店
メルカリアプリから使える
メルペイは、メルカリのアプリ内から利用します。専用アプリダウンロードの必要がなく、スマホの容量を圧迫しません。
メルカリのアプリから売上金をチェックし、そのままメルペイにポイントチャージできます。
もしくは、Apple Payやおサイフケータイにメルペイを登録すれば、メルペイアプリを立ち上げなくても支払えます(くわしくは後述)。
メルペイの使い方
メルペイの基本的な使い方は、プリペイドカードとほぼ同じです。あらかじめメルペイにお金をチャージして支払う、事前チャージ方式です。
オートチャージ機能はなく、チャージ分だけ支払えるので、使いすぎを防げます。
- メルペイへチャージ
- 銀行口座、もしくはメルカリの売上金からメルペイへチャージします。
- 店頭で支払い
- 電子マネーiD、もしくはメルペイのQRコード決済で支払い
支払い方法は、iDとコード決済の2種類から選べます。チャージしてから支払いまでの、具体的な流れを見ていきます。
チャージ方法は2種類
チャージ方法は、メルカリの売上金と銀行口座の2種類です。クレジットカードチャージはできません。
メルペイに登録できる銀行は非常に多く、メガバンクはもちろん、地方銀行やネット銀行も可能です。
ネット銀行では、イオン銀行やPayPay銀行、auじぶん銀行が登録できます。
メルペイのチャージは、銀行口座登録前は「売上金からのポイント購入」で行います。売上金1円=1ポイントとしてチャージできます。
上記画面の「ポイント購入」という赤いボタンをタップすると、売上金からチャージできる仕組みです。
一方、銀行口座を登録すると、銀行口座から直接チャージするようになります。いちいちポイント購入の必要はありません。
上記のように、メルカリの売上金と銀行口座からチャージしたお金が、「メルカリ残高」として統合されます。
電子マネーiD決済
メルペイの支払い方法のひとつは、電子マネーiD決済です。クレジットカード決済ができる店舗では、iD決済もできるケースが多いです。
メルペイに登録するとiDの電子カードが発行され、iPhoneならApple Pay、Androidならおサイフケータイに登録して使えます。
使い方は、通常のApple Pay・Google Payのおサイフケータイと同じです。
Apple Payなら、QUICPay画面を立ち上げ、メルペイの赤いバーチャルカードを選んで決済できます。店舗会計時には「支払いはiDで」と、スマホをかざせば決済完了です。
メルカリアプリのメルペイ画面からも、iD決済画面を立ち上げられます。iPhoneなら、以下の「電子マネー(iD)で支払う」という箇所をタップすると、Apple Payに飛びます。
iDは全国で普及している電子マネーです。メルペイのなかでも、特に使用シーンが多くなると思います。
iDが使えるお店は、公式サイトで検索できます。
QRコード決済
もう一つのメルペイの支払い方法は、QRコード決済です。Apple Payやおサイフケータイが使えないスマートフォンでも利用できます。
当初は、iPhone版のメルカリアプリのみでしたが、現在はAndroidでも使えます。
コード決済は、会計時に「メルペイで」と言い、メルペイのコード払い画面を見せるだけでOKです。
コード支払いは、クレジット決済できないお店でも、導入しやすい決済方法です。クレジット決済端末が必要なiDと違い、専用機器がないお店でもすぐに始められるからです。
メルペイは加盟店手数料も安く、QRコード決済としては、後発ながら普及していくと考えられます。
モバイルSuicaにもチャージ可能
iPhoneユーザーは、メルペイをモバイルSuicaに追加できます。メルカリの売上金で、電車やバスに乗れます。
もちろん、モバイルSuica決済での支払いも可能です。ふだんの買い物でSuicaを使う人も便利です。
登録方法は、通常のクレジットカードをモバイルSuicaに追加する流れと同じです。
Suicaアプリから「チャージ(入金)」をタップし、Apple Payに追加したメルペイ電子iDカードを選択すればOKです。
Suicaへのチャージは500円から、1,000円以降は1,000円単位です。
私は、メルカリの売上が500円以上になったらSuicaにチャージし、使い切るようにしています。
dポイントの還元率は最高1.5%
当初、メルペイには「ポイント還元がない」というデメリットがありました。現在はメルカリがdocomoと業務提携し、メルカリやメルペイの利用でdポイントを貯められます。
メルカリアプリをdアカウントと連携すれば、dポイントを獲得できます。還元率は、メルカリの利用状況や支払方法によって異なります。
■メルカリ・メルペイのdポイント還元率
- 当月の利用が「購入」のみ:購入額の0.5%
- 前月に「売却」・当月「購入」:購入額の1.5%
- メルカリでdカード決済:1.5%(dカードの通常ポイント1.0%と合わせて実質2.5%)
メルカリ利用時のポイント還元率は、0.5%もしくは1.5%です。購入利用のみの人は還元率0.5%ですが、購入と売却をどちらも利用すれば1.5%に引き上がります。
もっとも高還元になるのは、dカード利用者です。メルカリで商品を購入する際、dカードによるクレジット決済を利用すると、メルカリとdカードでポイント二重取りが可能です。
メルカリでの1.5%還元にくわえ、dカードの通常還元1.0%分のポイントも獲得でき、合計で実質2.5%還元となります。
メルカリアプリでdポイントを貯めるには、マイページから連携設定が必要です。dアカウントのIDやパスワードを入力し、メールによる2段階認証を行うと連携できます。
▼メルカリアプリ マイページ
メルペイ以外で貯めたdポイントも使える
メルカリで貯めたdポイントは、メルカリの買い物やメルペイ決済で使えます。メルカリの支払いで使う際、ポイント利用を設定すればOKです。
▼メルカリアプリ 支払画面
dポイントは、メルカリ以外でも貯まるシーンが多くあります。同じdアカウントで貯めたポイントなら、メルカリを含めすべての提携サービスで利用できます。
dポイントが貯まる・使えるサービス例
dポイントを貯めたり、使ったりできる代表的なサービスは以下のとおりです。
■メルカリ以外のdポイントの使いみち例
- dポイント加盟店でポイント支払い
- スマホ決済「d払い」
- docomoの携帯利用代金に充当
- docomoスマートフォンの機種変更代に利用
- dポイント投資
dポイント加盟店は、全国に多数あります。実店舗だと、ローソンやファミリーマート、マクドナルドなどでdポイントで支払えます。dカードを持っていなくても、「d払い」アプリがあれば利用可能です。
「d払い」は、QRコード決済も利用できるスマホ決済アプリです。主要コンビニやドラッグストアなどで使えます。
ネット通販では、Amazonや無印良品などでdポイント払いが使えます。docomoユーザーはさらにポイントの使いみちが多く、ポイントを使い切りやすいです。
また、dポイント投資を使えば、さらにdポイントを増やせる可能性もあります。ポイント投資に回したポイントは、投資信託などと連動して増減します。
自分の所持金ではなく、買い物などで貯めたポイントで始められる運用なので、投資をしたことがない人も手軽に始められます。
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