【まとめ】au PAYとは 使い方や設定を解説 楽天ペイと連携したスマホ決済

au PAYロゴ

※au PAYでたまるポイントは、2020年5月21日から「Pontaポイント」に変更となりました。

携帯キャリアauを運営するKDDIが、スマホ決済「au PAY」を2019年4月9日からスタートしました。auユーザー以外も使えるスマホ決済アプリです。

3大携帯キャリアのdocomo・Softbank・auのなかでは、スマホ決済最後発です。しかし、ポイント還元率アップキャンペーンを行ったり、楽天ペイが使えるお店でも支払えるようにしたりと、積極的にお得なサービスを展開しています。

au PAYの具体的な使い方を解説します。

基本還元率は0.5~1.5%

au PAY ポイントイメージ

au PAYでスマホ決済をすると、利用代金の0.5%(200円につき1ポイント)がau PAYポイントで還元されます。PayPayの基本還元率と同じです。

しかし、auスマートパスプレミアム会員の人は還元率が1.5%に引き上がります。auスマートパスプレミアムに入っているだけで還元率が3倍になります。

PayPayでも還元率を1.5%まで上げられますが、1ヶ月に100円以上の決済を50回以上行い、支払額を10万円にしなければなりません。

auスマートプレミアム会員なら、au PAYをあまり使わないライトユーザーでも1.5%還元です。

■auスマートパスとauスマートパスプレミアムの違い

auスマートパスは月額372円、auスマートパスプレミアムは月額499円のサービスです。

auスマートパスプレミアムにアップグレードすると、マクドナルドなどの日替わり特典が受けられる上に、スマホ修理のサポートが手厚くなります。

au PAYの還元率が1.5%に引き上がることも考えると、auスマートパスプレミアム会員になるメリットはさらに大きくなったと言えます。

具体的には、以下のような還元率アップを行います。

  • 食べログ掲載の対象店舗でポイント還元を5%アップ
  • 「三太郎の日」(毎月3がつく日)はポイント還元率を最大20%アップ
  • au PAYポイントから残高チャージをすると、チャージ額の10%が増額

au PAY カードのチャージでも1.5%還元

auのクレジットカード「au PAY カード」からau PAYにチャージすると、ポイント二重取りで1.5%還元となります。

■au PAYのポイント二重取り

  • au PAY(スマホ決済):0.5%
  • au PAY カード(クレジットカード)のチャージ:1.0%

au PAY カードは、当初はau契約者のみ申し込めるクレジットカードでした。現在は、auユーザー以外も発行できるため、他社キャリアの利用者も1.5%還元を実現できます。

ただし、auユーザーはau PAY カードの年会費が無料なのに対し、au以外のキャリアユーザーは1年間に一度もクレジット決済がないと1,250円(税別)の年会費がかかります。

日ごろのau PAYチャージに使うなら問題ありませんが、au PAYを使わなくなった際は忘れず解約する必要があります。

Pontaカード提示で実質還元率2.5%超え

Pontaポイント

Ponta提携店舗で、au PAYで支払う前にPontaカードを提示すれば、Pontaカードの提示ポイントも貯まります。

カード提示ポイントの付与率はお店によって異なりますが、100円につき1ポイント(1.0%還元)もしくは200円につき1ポイント(0.5%還元)が多いです。

au PAY カードでチャージしたau PAY、Pontaカードでポイントを三重取りすれば、実質還元率2.0~2.5%も実現可能です。

すでにPontaカードを持っている人は、au PAY アプリから連携設定すれば、au PAYアプリからPontaデジタルカードを提示できるようになります。

わざわざ財布からPontaカードを出さなくても、カード提示からau PAY 決済までスマホで完結します。

▼au PAY トップ画面
au PAY アプリ Pontaポイント

Pontaのプラスチックカードを持っていない人は、Pontaカードアプリから新たにバーチャルカードを発行するのがおすすめです。

アプリをダウンロードし、Pontaアカウント登録をすれば、Pontaのカード番号をすぐに発行できます。

LINEやLINE Payアプリの「マイカード」からも、Pontaバーチャルカードを即時発行できます。LINEのウォレットページ、もしくはLINE Payアプリのマイカードから、簡単に作れます。

▼LINEマイカードのPontaページ
LINEマイカード Ponta

au PAYの使い方

au PAYの具体的な使い方を見ていきます。

支払い方法は、PayPayなどと同じコード決済です。他のスマホ決済を使ったことがある人はわかりやすいと思います。

チャージ方法が豊富なので、自分に合った使い方を選べるメリットもあります。

au PAY 残高からチャージ

au PAY決済は、事前にチャージしたau PAYの残高から支払います。

au PAY 残高は、スマホ決済のau PAYだけでなく、au PAY プリペイドカードともリンクしています。

au PAYが使えるお店ではQRコード決済、クレジットカード決済のみのお店ではau PAY プリペイドカード、のように使い分けられます。

au PAY プリペイドカードは、MasterCardブランドで支払いができるほぼ全ての店舗で使えます。

Apple PayやGoogle Payでも使えるので、auユーザーの多くが利用しています。

au PAYはチャージ方法が豊富です。auユーザーであれば、キャリア決済でもチャージ可能です。

■au PAYのチャージ方法

  • au かんたん決済(通信量と合わせて支払うキャリア決済)
  • たまったポイントからチャージ
  • auじぶん銀行
  • クレジットカード
  • auショップ店頭
  • ローソンの店頭レジ
  • セブン銀行ATM

決済方式はQRコード・バーコート

au PAYは、QR決済コード決済バーコード決済の仕組みを採用しています。

楽天ペイやLINE Pay、PayPayも採用しており、世界的のキャッシュレス決済でもメジャーな支払い方法です。

いずれも、新しい決済機器を導入する必要がない決済方式なので、店舗側に導入費用がかからず、決済方法に取り入れやすいのがメリットです。

■QRコード決済とは

店舗が決済用QRコードをレジに用意しておき、それを決済アプリで読み取ることで決済をする方法です。

レジの人から「こちらのQRコードを読み取ってください」と言われた際は、QRコード決済です。

■バーコード決済とは

スマホアプリから支払い用のバーコードを表示し、店舗がレジのバーコードリーダーなどで読み取る決済方法です。

コンビニなど、バーコードリーダーを既に持っている店舗などで採用されやすいです。

レジの人から「バーコードの提示をお願いします」と言われた際は、バーコード決済です。

すでに楽天ペイなどのスマホ決済アプリを使っている人にとっては、使い慣れた方法です。

au PAYが初めてのスマホ決済になる人も、一度使えば簡単だと感じると思います。

私自身、初めてローソンで楽天ペイ支払いをしてみた時は少しドキドキしましたが、あっという間に会計が終わり「これだけ?」と拍子抜けするくらいでした。

使えるお店が拡大中

コード決済イメージ

記事執筆時点でわかっている、au PAYが使えるお店は以下のとおりです。

■au PAYの加盟店

  • au
  • ローソン
  • 松屋
  • ウェルシア
  • ビックカメラ
  • コジマ
  • ベスト電器
  • IKEA
  • アースミュージックアンドエコロジー
  • ビックエコー
  • JapanTaxi

さらに冒頭で触れたとおり、楽天ペイやメルペイ加盟店とも店舗網を共有するので、利用シーンは多いです。

たとえば楽天ペイは、ローソンだけでなくファミリーマートやミニストップでも支払えます。

個人間送金が可能

若い親子

au PAYの残高は、同じくau PAYとauじぶん銀行を使用している人に無料で送金できます。

通常の銀行振込でかかる振込手数料が一切不要なので、au PAYユーザー同士では積極的に使っていくことをおすすめします。

au PAY アプリの「送金・払出」というメニューから、auじぶん銀行との口座振替設定をするだけで使えるようになります。

送金の初期設定をする時は、インターネットバンキングのお客さま番号とログインパスワードが必要になります。

auじぶん銀行アプリで確認しながら設定するとスムーズです。

私は1分くらいで設定が完了しました。

送金する時は、相手の電話番号送金相手の名前の頭文字2文字を全角カタカナで入力するだけでOKです。

一度送金した相手は履歴に残るので、次回からは送金履歴からすぐに選べるようになります。

au PAY 残高を出金できる

財布を持つ男性

今までは一度チャージしたら使い切るしかなかったau PAYが、auじぶん銀行の口座に出金できるようになりました。au PAY アプリの「送金・払出」メニューから、払い出すことが可能です。

ただし、払い出しには手数料がかかるので、基本的にはau PAYとして使い切る方がおすすめです。

■au PAY 残高の払い出し手数料

  • 2万円未満:200円+税
  • 2万円以上:払出額の1%+税

たとえば、5万円分のau PAYポイントをauじぶん銀行に払い出すと、1%にあたる500円がかかります。

せっかくスマホ決済でau PAYポイントで支払いやすくなったので、買い物で使い切りたいところです。

楽天ペイと店舗網を共有

楽天ペイのロゴ

2019年夏から、au PAYが楽天ペイと契約している約120万店舗でも使えるようになりました。

楽天ペイが使えるお店では、原則au PAYでも決済可能です。楽天市場の物流サービスもKDDIとシェアし、EC市場も広げていく方針です。

auは楽天にLTE回線を提供

これだけ楽天市場からマーケットを提供してもらうのに対し、auはLTE通信を楽天も利用できるようにしていきます。

楽天は2019年10月から通信サービスを開始する予定で、「第4世代の移動通信サービス」になると言われています。

それに際し、楽天が自前のネットワークを建設する2026年までは、auの回線を借りるという契約をします。

楽天ペイ加盟店でau PAYが使えないこともある

ただし、すべての楽天ペイ加盟店で、au PAYが使えるわけではありません。

記事執筆時点では、楽天ペイ決済ができるファミリーマートで、au PAY決済ができませんでした。

利用前に、au PAY画面の「使えるお店を探す」というボタンから、現在地検索でチェックしておくと安心です。

※すべての「楽天ペイ(アプリ決済) 」加盟店で「au PAY」が利用可能となるものではありません。

※一部店舗でご利用頂けない場合がございます。

※最新の使えるお店は「au PAYが使えるお店を探す」で検索し、ご確認ください。
-au PAY公式サイトより引用

決済できないお店があったら報告

万が一、au PAYが使えるお店にも関わらず決済できなかったら、公式への報告が可能です。

「使えるお店を探す」の店舗一覧から、支払えなかったお店をタップすると、連絡フォームに移れます。

au PAY報告フォーム

画面の「連絡する」をタップすると、以下の申告フォームに飛びます。「店員から利用できないと言われた」をチェックして送信すればOKです。

au PAY報告フォームのチェック欄

楽天とポイントの互換性はない

楽天ポイント

au PAYと楽天ペイは店舗網をシェアしますが、au PAYで貯まるPontaポイントと、楽天スーパーポイントは相互交換できません。全く別のポイントとして使う必要があります。

たとえば、楽天ペイで還元された楽天スーパーポイントをPontaポイントに交換し、auの携帯代金の値引きに使う、ということはできません。

Pontaポイントをよく使う人や、auの携帯代金の割引をしたい人は、au PAYを優先的に使うほうがお得です。楽天市場など、楽天グループのサービスをよく使う人は、楽天ペイが便利です。

メルペイとも提携

メルペイ

さらにau PAYは、フリマアプリ最大手「メルカリ」のメルペイとも提携することが決定しました。

au PAYとメルペイは、共同で加盟店を開拓していくと発表しています。au PAYが使えるお店ではメルペイが使えて、逆も可能、となると予想できます。

■メルペイとは

メルペイとは、メルカリアプリから使えるスマホ決済です。

メルカリでの売上金を、実店舗での支払いができるようになるのが一番の特徴です。

また、電子マネー大手のiD(アイディー)としての支払いができるので、使えるお店が非常に多いというメリットもあります。

メルペイは全国のiD加盟店で利用できます。

この店舗網は、非常に大きな強みです。

もしau PAYもiD加盟店で使えるようになると、利用できるシーンが格段に広がります。

主要コンビニはどこでも使えるようになり、家電量販店やレストランでも支払えることになります。

携帯キャリアの中ではスマホ決済の最後発

3大携帯キャリア

au PAYは、3大携帯キャリアの中ではスマホ決済の参入が一番遅いです。

ドコモはd払い、ソフトバンクはPayPayというスマホ決済サービスをすでに展開しており、auは1年以上送れての参入となります。

また、携帯キャリア以外の大手としてはLINE Payもライバルになるので、後発でどこまでユーザーを広げられるか注目です。

しかし、スマホ決済シェアNo.1の楽天ペイと加盟店を共有できる点は、他社との大きな差別化になりそうです。

楽天ペイはローソンや大手居酒屋チェーン、ユニークな場面だと野球場のビール購入など、加盟店舗の多さに強みがあります。

それにauの加盟店も加わることを考えると、使えるお店のカバー率は業界No.1に躍り出ると言えます。

au PAYも、2021年7月31日まで加盟店手数料を無料にすることで、独自の店舗網を広げることに力を入れます。

LINEとPayPayも2018年から3年間は加盟店手数料を0%にしているので、加盟店の拡大競争はさらに激しくなりそうです。

auの金融サービスなどについて

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、一条まつこ がメンテナンスを担当いたしました。(2020年8月12日 更新)

ありがとうございます。

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