ドコモのdポイント投資が「後出し」で損しないと言われる理由とは

dポイント投資

NTTドコモの「dポイント」を使ったdポイント投資は、後出しの仕組みで利益を出しやすいと評判です。

dポイント投資とは、たまったdポイントを投資に回し、ポイントを増やすサービスです。

ポイントで投資をするサービスは、楽天スーパーポイントやTポイントも導入していますが、特にdポイントの口コミ評価が高いです。

その理由は、リアルタイムで運用ポイントを追加したり、引き出したりできる仕組みを利用した「後出し」ができるからです。

今回はdポイント投資の「後出し」とはなにか、具体的にどういう仕組みなのかを、ポイント投資初心者にもわかりやすく解説します。

かんたんに言うと、dポイント投資は「損をしづらい」「ポイントが高確率で増やせる」ので、投資をしたことがない人も気軽に始められます。

dポイント投資の基礎知識

スマホを持つ男性

まず、後出しの仕組みを説明する前に、dポイント投資の基本的なサービス内容を見ていきます。

※ポイント投資の仕組みについてすでに知っている人は、読み飛ばしてOKです。

dポイント投資とは、たまったdポイントをかんたんに投資に回せるサービスです。

100ポイントから手軽に運用できるので、初めて投資を体験してみたい人にもおすすめです。

従来の「投資」は、証券会社で口座を開設して、自分で選んだ投資信託を買うという流れでした。

しかしdポイント投資は、自分で投資信託を選ぶ必要はなく、2つのコースからどちらかを選ぶだけのシンプルな仕組みです。

あとはポイントが自動で運用されるので、自分の好きなタイミングで受け取ればOKです。

値下がりによって一時的にポイントが減ってしまっても、再び値上がりするのを待ってから受け取れば損にはなりません。

ポイント受け取りは1ポイントから可能なので、ポイントの一部を引き出して残りは続けて運用する、ということも可能です。

選べる2コース

比較

dポイントのコースは、値動きの特徴で選ぶことができます。

dポイント投資 2つのコース
アクティブコース
値動きが大きい。ポイントが減るリスクも高いが、リターンも大きい。
バランスコース
値動きが安定している。アクティブコースよりリターンは小さいが、変動が少なく安心できる。

コースによって値動きに違いがあるのは、運用する投資信託の種類が異なるからです。

アクティブコースは、投資信託の中でもハイリスク・ハイリターンな「株式」をメインに運用をします。

株式は価格変動が大きいので、アクティブコースに投資したポイントも同じ値動きをします。

一方、バランスコースは、株式よりローリスク・ローリターンな「債券」メインに運用するので、値動きが安定しやすいです。

dポイント投資は値動きの異なるコースを用意することで、自分に合った投資スタイルを選べるようにしています。

値動きのイメージがわきづらい場合は、まずは100ポイントだけ投資して変動を観察してみてもいいと思います。

また、アクティブコースとバランスコースはいつでも変更できます。

証券口座の開設は不要

通帳を持つ男性

dポイント投資は、ポイントのまま運用してポイントとして引き出すので、証券口座は必要ありません。

一般的な投資信託では、はじめに証券口座を開設しなければなりません。

証券口座のほとんどが無料で開設できるものの、「口座を開設する」という手続きにハードルの高さを感じる人も多いです。

その点、dポイント投資は証券口座を持っていなくても、dポイントクラブ会員であればいつでも始められます。

たとえば未成年も、親の同意などを取らずにdポイント投資を試すことができます。

サービス手数料や税金がかからない

財布を持つ女性

dポイント投資は、サービスを利用する際に手数料がかかりません。

ポイントを引き出す時に手数料が差し引かれることがないので、マイページで表示されるポイントが全額受け取れます。

また、本来は投資信託で利益を出すと税金がかかりますが、dポイント投資は非課税です。

よって、利益が出たとしても確定申告をする必要もありません。

コストも手間も最小限で、投資にチャレンジできます。

■見えないコスト「信託報酬」

厳密に言うと、dポイント投資は0.55%程度の「信託報酬」という手数料が発生しています。

信託報酬とは、投資信託の運用中にかかる運用手数料です。

プロが世界中の株式や債券を運用してお金を増やそうとしてくれている分の手数料、というイメージです。

しかし、dポイント投資のマイページでは信託報酬が差し引かれたポイント数が表示されているので、気にする必要はありません。

また、年間1,000ポイントを預けて5.5ポイント差し引かれる程度なので、お試しで利用する分には大きな負担にはならないです。

ちなみに、dポイント投資ではポイントが目減りするリスクはもちろんあるものの、0ポイント以下になることはありません。

もともと貯まったポイントだけで運用を始められる上に、ポイントがマイナスになることもないので、持ち金が減らないという意味でもお試ししやすいです。

リアルタイム取引だから後出しできる

時計とカレンダー

ここからは、dポイント投資が後出しで有利と言われる理由、独自のメリットについて見ていきます。

dポイントの「後出し」というからくりは、リアルタイムでポイントを追加したり引き出したりできるというシステムです。

リアルタイムという点がミソです。

dポイントは追加や引き出しの手続きをしたら即時反映されますが、他のポイント投資サービスは翌営業日になってしまうなどタイムラグが生じます。

せっかくその日の値動きを予想しても、日をまたいでしまうと予測が当たりづらくなります。

dポイント投資なら、たとえば平日の朝に「今日は高値になりそう」と予想したら、運用結果が反映される17時までにポイントを追加する、といったスピーディーな運用ができます。

逆に、値下げしそうで預け続けるのが不安になったら、すぐに引き出すと安心です。

たとえば、日本の代表的な株式銘柄を集めた「日経平均株価(日経225)」が大きく値上がりしてきているとします。

その場合、今ポイント投資をすればさらにポイントが増える可能性が高いので、ポイント追加におすすめです。

しかし、dポイント投資は世界の投資信託の値動きにも影響を受けます。

よって、アメリカを代表する大手企業の平均株価をあらわす「NYダウ」もチェックすると良いです。

NYダウは夜のうちに動くので(時差があるため)、朝に株価が大きく下がっていたらポイントを引き出して逃げると安心です。

ためしに、同じくポイント投資で知名度の高い「楽天ポイント運用」と、ポイントを引き出す時のタイミングを比較してみました。

楽天ポイント運用も、dポイント投資と同じく手数料無料で楽天スーパーポイントで投資ができるサービスです。

■ポイント投資 引き出しタイミング比較

サービス 出金受付時間 ポイント反映時間
dポイント リアルタイム 平日17時
楽天ポイント運用 営業日14時まで 翌営業日22時以降

楽天スーパーポイントでもポイント投資ができますが、ポイント反映は翌営業日22時と遅めです。

当日の引き出し受付時間も14時と早めで、それを過ぎると翌々営業日の出金となりさらにタイムラグが大きくなってしまいます。

それに対しdポイント投資は、平日17時までならリアルタイムにポイントを引き出せます。

もちろん、運用ポイントを追加することも可能です。

そして平日17時以降になると運用実績が更新されるので、また値動きを予測していけばOKです。

値動き予想に応じて、以下の対応をすると効率的に投資ができます。

これから値上がりの予想→17時までにポイントを追加しておく

これから値下がりの予想→17時までにポイントを引き出しておく

他社のポイント投資は、ポイントの追加や引出にタイムラグがあるので、dポイント投資のような「予想→後出しで運用」はできません。

そのため、dポイント投資は投資経験者の人も積極的に利用しています。

はじめて投資をする人は、最初は少額のポイントを預けてみて値動きをチェックするところから始めて、なんとなく予想ができるようになってきたら出し入れに挑戦してみてもいいと思います。

デメリットはポイント上限

電卓を持つ女性

dポイント投資には、1日に運用できるポイント数に上限があります。

この上限は2018年12月に設定され、dポイント投資の後出し戦法をしていた大口ユーザーからは「改悪だ」という声も多く出ました。

■dポイント投資 一日に追加できるポイント上限

  • 通常:2,000ポイント
  • THEO+ docomoユーザー:10,000ポイント

一般ユーザーは1日に2,000ポイントまでしか追加できません。

たとえば、「値下がりしそうだから」と思って運用中のポイントを全額引き出し、また値上がりしそうなタイミングで再追加しようとしても、1日2,000ポイントずつしか運用に戻せません。

一方、THEO+ docomo(テオプラスドコモ)という投資信託サービスを利用中なら、1日10,000ポイントが追加できるようになります。

THEO+ docomoとは、ロボアドバイザーによって自動的に投資を行うサービスです。

人工知能(AI)に基づいて自動的に分散投資やリバランスを行い、効率的な資産運用ができると評判です。

1万円から始めることができ、スマホなどでドコモ回線を契約していればdポイントが1.5倍もらえるメリットもあります。

THEO+ docomoも、ロボアドバイザーに運用をおまかせできるという点では、初心者でも始めやすい投資です。

ハイリスク・ハイリターンな投信とローリスク・ローリターンの投信を、バランスよく分散投資してくれるので、自分で投資先を考える必要がありません。

最も手軽なdポイント投資で投資デビューをして、投資に興味が湧いたらTHEO+ docomoにもチャレンジしてみるのも良いと思います。

THEO+ docomoも始めると、dポイント投資の追加ポイント上限も1万ポイントまで上がるので、より柔軟な運用がしやすくなります。

初心者向け資産運用コラム

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、一条まつこ がメンテナンスを担当いたしました。(2019年3月8日 更新)

ありがとうございます。

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