本人以外が口座開設できるケースを解説 窓口へ行かずに開設できる方法もあり

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本人以外が口座開設

本人以外が銀行の口座開設する方法と、必要な手続きを解説します。

仕事で、平日の日中に銀行窓口へ行けない人は多いと思います。赤ちゃん用の口座を作りたい、病気やけがで窓口に行けない人の口座を開きたい人もいるかもしれません。

結論からいうと、銀行で口座開設できるのは原則本人のみです。しかし、例外的に代理人が手続きできる場合があります。

記事の最後には、代理人を立てるのが難しい人が、窓口へ行かずに口座開設する方法もまとめます。忙しい人も、自宅や外出先から口座開設できます。

口座開設できるのは原則本人のみ

銀行口座の開設は、原則本人が行う必要があります。三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行といった大手銀行では、公式サイトでその旨を明記しています。

成年(18歳以上)のお客さまの口座開設は、ご本人さまからのお申込のみ承ります。

三井住友銀行 公式サイト「よくあるご質問【口座開設】本人の代理で口座を開設したい」より引用

本人しか口座開設できないおもな理由は、金融犯罪の防止です。

銀行は、金融庁が発表している「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」等に沿って、口座開設時の本人確認や取引目的の聞き取りを徹底しています。

実際に、銀行口座を売買し、振り込め詐欺などの犯罪に悪用する事件が起こっています。

ただし、本人以外が代理で口座開設できる例外もあります。代表例は、未成年の子どもの口座開設です。

未成年の口座開設は例外

未成年者の口座を開くときは、親が代理で手続きを行えます。18歳未満の子どもの親は親権者という、法的にも代理権を認められる「法定代理人」だからです。

Q.本人が窓口に行けません。新規口座の開設は代理人でもできますか。

A.親権者・法定代理人を除き、原則ご本人による手続きが必要です。

みずほ銀行 公式サイト「よくある質問」より引用

親が子どもの銀行口座を開設する際は、窓口で以下3点を持参する必要があります。

■親が子ども用口座を開設する際に必要なもの

  • 銀行印
  • 子どもの本人確認書類
  • 親の本人確認書類

子ども用口座の開設には、子どもの本人確認書類だけでなく、親の本人確認書類も必要です。親子の名字と住所が同じかどうかなどを確認されます。

親子がそれぞれ顔写真つきの本人確認書類を持っていれば、手続きがスムーズです。顔写真つきの本人確認書類がないと、2つ以上の書類が必要になります。

例:母子手帳と住民票、健康保険証と住民票など

公立の学校に通う未成年者は、学生証も本人確認書類として使える場合があります。ただし、顔写真があることや、氏名・住所・生年月日の記載などが条件となります。

本人確認書類の準備に不安がある人は、事前に銀行へ問い合わせておくと安心です。

法定代理人は代行可能

子どもの親権者以外にも、「法定代理人」となれる人はいます。家庭裁判所の手続きを完了し、正式に「法定代理人」となれば、本人の代わりに銀行での手続きを代行できます。

本人の代わりに口座開設できる、主な法定代理人の種類
親権者
18歳未満(※)の、親権を持つ父と母。
未成年後見人
18歳未満(※)の子どもに親権者がいない際、親権者の代わりに法定代理人となる人
未成年後見人になるには、家庭裁判所での手続きが必要。
成年後見人
認知症や障害などで、判断能力が不十分な成人の法定代理人。
本人に判断力があるうちに家庭裁判所で手続きすれば、自分で後見人を選べる(任意後見制度)。判断能力が低下したあとの手続きだと、家庭裁判所が後見人を選ぶ(法定後見制度)。

※2022年4月1日以降、成年年齢は18歳となりました。

成年後見人になると、判断能力が不足している成人の代わりに銀行取引を行えます。

成年後見人が銀行で手続きをするには、事前に成年後見人制度を利用するための届け出が必要です。成年後見人と口座名義人の本人確認書類や、登記事項証明書などが必要です。

メガバンクの公式サイトでは、事前に届出書をダウンロードできます。A3サイズに印刷し、記入してから窓口へ行くこともできます。記入が難しければ、窓口で教えてもらいながら書いてもOKです。

▼例:三菱UFJ銀行 成年後見制度利用に関する届出書・変更届兼使用印届
三菱UFJ銀行 成年後見人制度利用の届出書

配偶者が口座開設できる銀行もある

一部の地方銀行では、配偶者などの同居家族が口座開設できます。

法定代理人が口座開設する場合と同じく、本人と代理人双方の本人確認書類が必要です。

代理人(配偶者や家族など)の方でも口座の開設ができます。代理人の方が手続きされる場合、名義人の方と代理人の方双方の本人確認書類が必要となります。

福岡銀行 公式サイト「口座の開設は、本人が手続をしないといけないの?」より引用

別居家族や、本人と名字や異なる家族は、手続きできない可能性があります。

本人確認書類の名字や住所が一致しない場合は、事前に銀行へ問い合わせることをおすすめします。

窓口に行けない人向けの口座開設方法

ここまで解説したとおり、本人以外が口座開設できるのは、未成年の親などの法定代理人同居家族のみです。

判断能力がある一人暮らしの成人などは、基本的には自分で口座開設する必要があります。知人や友人には、手続きを頼めません。

平日日中に銀行へ行けない人は、窓口へ行かずに口座開設する方法がおすすめです。窓口以外の口座開設方法は、3種類あります。

大手銀行のテレビ窓口

三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、支店のロビーやATMコーナーにあるテレビ窓口(店頭ブース)で口座開設できます。

テレビ窓口

窓口が開いていない時間も、テレビ窓口は利用できます。仕事帰りや土曜日などに立ち寄れて便利です。

手続きに必要な時間は、1時間前後です。窓口での口座開設時と同じくらいです。

大手銀行がテレビ窓口で口座開設できる時間帯
三菱UFJ銀行
ATMコーナー設置テレビ窓口:平日9~18時土曜日・祝日10~18時
ロビー設置テレビ窓口:平日9~15時
三井住友銀行
平日9~18時、土曜日10~18時

キャッシュカードが届くまでは約1~2週間かかりますが、口座番号は即日発行されます。振り込みを受けるなど、キャッシュカードが不要な取り引きはすぐに可能となります。

給与受け取りなどのために、早く口座番号を発行したい人は、テレビ窓口での口座開設がおすすめです。

テレビ窓口で口座開設する際は、本人確認書類と銀行印が必要です。

顔写真つきの本人確認書類(運転免許証など)ならば、1種類のみでOKです。

顔写真がない本人確認書類(健康保険証など)しかないと、住民票の写しや公共料金の領収書など、追加の書類が必要です。

三井住友銀行はテレビ窓口で口座開設すると、紙の通帳が発行されません。Web通帳のみの無通帳型口座となります。

三菱UFJ銀行は、テレビ窓口でも通帳ありの口座を開設できます。

郵送

りそな銀行は、郵送でも口座開設できます。

しかし、郵送での口座開設は、キャッシュカード受け取りまでの日数が長めです。早くキャッシュカードを受け取りたい人には、あまりおすすめできません。

郵送で口座開設するには、まず銀行公式サイトから申込書を取り寄せる必要があります。専用フォームに名前や住所を入力して申請すると、約1週間後に申込書が届きます。

「ネットが苦手だから郵送で申し込みたい」と思っても、書類の取り寄せはネットから行う必要があるので注意です。

ネットでの情報入力が可能なら、ネットで口座開設するほうがスムーズです。キャッシュカードもより早く受け取れます。

公式サイトや口座開設アプリ

今はネット銀行だけでなく、大手銀行や地方銀行もネットでの口座開設に対応しています。公式サイトやスマホアプリで、銀行へ行かずに口座開設できます。

本人確認書類の提出は、撮影画像のアップロードで行います。書類郵送などの手間は不要です。早ければ5分から10分ほどで申し込みが完了し、1~2週間でキャッシュカードが届きます。

一部の銀行は、ネットで口座開設すると、口座番号を最短即日発行できます。代表例は、三井住友銀行のアプリ口座開設です。

銀行によっては、ネットで口座開設すると印鑑が不要となるケースもあります。大手銀行だと、三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行では、ネット口座開設時に印鑑がいりません。

ただし、印鑑不要で開設できる口座は、紙の通帳も発行されません。紙の通帳がほしい人は、ネットから申し込んでも通帳を受け取れるか、事前に確認しておくことをおすすめします。

銀行口座の豆知識

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2022年6月22日 更新)

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