ネット銀行がおすすめ!10年固定住宅ローンの金利を比較してみた
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住宅ローンは長期にわたって組むものです。
利息だけでも大きくなりがちな住宅ローンでは、少しでも金利が安い銀行を選ぶことで、返済総額に大きな差が生まれます。
今回は10年固定金利の住宅ローンを比較してみました。
目次
10年固定住宅ローン金利ランキング
当初10年固定金利で比較してみました。
やはり、大手銀行や地銀で住宅ローンを組むよりも、ネット銀行の方が金利は低い傾向にあります。
取扱手数料や保証料などを含めても、ネット銀行の住宅ローンはお得感が大きいです。
1位:住信SBIネット銀行
- 全疾病保障が無料
- 保証料・団体信用生命保険料・一部繰上返済手数料 すべて0円
ネット銀行でも特に人気の住信SBIネット銀行は、住宅ローンにおいても、低金利で高い評価を得ています。
全疾病保障を無料で提供しており、あらゆる補償が完備されています。
10年固定金利においても他社と比較して一段階低い金利を提供しており、他社を一歩リードします。
団信保険料や繰上返済手数料などもすべて住信SBIネット銀行が負担してくれます。
また、住信SBIネット銀行住宅ローンで特に人気なのが「全疾病保障が無料で付いている」ことです。
一般的に、3大疾病保障や8大疾病保障は、金利に+0.3%程度の上乗せを必要とします。
しかし、住信SBIネット銀行の全疾病保障では、8大疾病を含めたあらゆる病気・ケガに対応する保障が無料でつけられます。(※精神障害等を除く)
住宅ローンでも「選んでおいて間違いのない銀行」と言えるだけの強みがあるのが、住信SBIネット銀行の特徴です。
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2位:ソニー銀行
- AI(人工知能)の導入で仮審査結果を最短60分で回答
- 保証料・団体信用生命保険料・繰上返済手数料 すべて0円
- 借り換え目的の利用でも人気
ソニー銀行の住宅ローンも低金利です。大きな特徴は、とにかく「借り換えの人」に評判が高いこと。
ソニー銀行住宅ローンを申し込む人の80%以上が「借り換え」による利用となっています。
利用者の年齢も30代・40代の方が多いので、20代の頃にマイホームを購入し、返済総額を減らすために借り換えを検討しているなら、ソニー銀行は良い選択肢だと思います。
繰上返済手数料が無料であることや、取扱手数料が他社と比較して安いことも、ソニー銀行の特徴といえるでしょう。
ソニー銀行は、「おまかせ入金サービス」を提供しています。
これは、給与受取口座やメインバンクから、毎月自動的にソニー銀行の口座へ資金移動してくれるサービスです。
現在、ソニー銀行をメインバンクとして使っていなくても、毎月の住宅ローン返済額を「おまかせ入金サービス」で設定しておけば、返済の手続きを楽にすることができます。
また、ソニー銀行は2018年から仮審査にAI(人工知能)を導入しており、通常2~6日ほどかかる仮審査回答を最短60分で行ってくれます。
仮審査の段階では、複数の金融機関に同時申し込みをしても問題はありません。
10年固定金利でも定評のソニー銀行住宅ローンも、住宅ローン契約の候補に入れる価値のある銀行です。
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3位:イオン銀行
- イオンでのお買い物が5年間、毎日5%OFF
- 審査条件の年収基準が低い(前年度の年収が100万円以上なら申込み可)
- 対面での住宅ローン相談も可能
10年固定金利で非常に頑張っているのが「イオン銀行」です。
保証料や団信保険料、一部繰り上げ返済手数料もすべて0円なのは、ネット銀行ならでは。
また、イオン銀行住宅ローンを利用すると、イオンでの買い物が毎日5%OFFになったり、イオン銀行の定期預金金利が優遇されるなどの独自メリットも豊富です。
イオンでのお買い物が毎日5%OFFになる「イオンセレクトクラブ」の適用期間は5年間となりますが、日常生活でイオンを利用することが多い家庭ほどメリットは大きくなります。
一般的な4人家族の家庭では、食費は毎月7万円、年間84万円程度になります。5年間で食費の合計は420万円程度。
イオンセレクトクラブの会員が、普段からお近くのイオンで買い物をした場合、5年間で21万円の節約になります。(420万円の5%OFF)
事務手数料や返済総額とあわせて、イオンセレクトプラブの節約額も考慮した場合、イオン銀行住宅ローンはとてもお得なネット銀行住宅ローンになるはずです。
取扱事務手数料も融資額の2.2%となっており、ほかのネット銀行と比較しても低水準です。(初期費用を抑えた「定額型」なら事務手数料は一律11万円)
イオン銀行住宅ローンでは、新規の申し込みのほか、借り換えの人からの支持も高いです。
イオン銀行では、「ローン残高1,000万円以上、残期間10年以上、金利差1%以上」なら、借り換えをするとお得になる可能性が高いとしています。
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4位:ARUHI(アルヒ)
- 最短当日の事前審査
- 対面での住宅ローン相談も可能
おもな住宅ローンとして「フラット35」を扱っているのがARUHIです。
アルヒといえばフラット35のイメージが強いですが、変動金利や10年固定金利が選べる「ARUHIフリーダム」という独自商品もあります。
ARUHIの強みは、住宅ローンの専門スタッフに対面相談できることです。WEB完結での契約に不安を感じる方は、お店での対面相談がおすすめです。
店頭契約だと、審査も最速になります。ARUHIは審査スピードの早さにも定評があります。事前審査は最短当日の回答を得られます。
借入の候補として、仮審査だけでも通しておいて損はないと思います。
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5位:SBI新生銀行
- 安心パックで返済中のトラブルに保障がつけられる
- 取り扱い事務手数料は実質11万円
- 会員ランクが「プラチナランク」にアップ
SBI新生銀行は、住宅ローン金利はさほど低くないものの、取扱手数料が一律11万円と低めの設定となっているのが特徴です。(事務手数料5.5万円 + 安心パック費用5.5万円)
SBI新生銀行住宅ローンを大きく特徴づけているのが、「安心パック」という独自の補償サービスの存在です。
これは、万が一勤めている会社が倒産するなどして住宅ローンの返済が困難になった場合でも、過去に繰上返済をしていれば、その金額分は返済をお休みできるサービスです。
また、もしも要介護状態になって働くことが難しくなってしまった場合は、介護保険金によって、住宅ローン残高が0円になります。
もしものトラブルに対する備えと、手数料の安さがSBI新生銀行の魅力です。
金利が低くなくても、手数料が驚くほど安いので、支払総額で計算してみると、競争力がある住宅ローンです。
仮に、住宅ローンの借入残高が3,000万円、事務手数料が2%の場合、手数料だけで60万円の出費となります。
借入金額によっては、手数料の安いSBI新生銀行住宅ローンがお得になる可能性も十分考えられます。(返済総額の計算には住宅ローンシミュレーションをお使いください)
6位:楽天銀行
- 最短3営業日のスピード審査
- 楽天銀行を返済口座にすると金利を0.3%引き下げ
- スカイプでのビデオ相談ができる
楽天銀行住宅ローンは、10年固定金利にはさほど力を入れていません。。
なぜなら、フラット35の業者として圧倒的な実績があるために、独自の住宅ローン金利はあまり人気がないためです。
楽天銀行で10年固定金利を組む場合、住宅ローン(金利選択型)を選ぶことになります。
住宅ローン(金利選択型)では、楽天銀行の口座を返済口座に指定すると、金利がさらに0.3%安くなるので、実質的には表記の借入利率よりも低めです。
また、楽天銀行住宅ローンは、事務手数料が一律で33万円にしています。
住宅ローンの借入額にもよりますが、手数料は他社よりも低くなることが多いと思いますので、トータルコストについては比較して見る価値が十分あります。
団体信用生命保険料は全疾病特約つきにも関わらず無料なので、働けなくなるリスクに備えられます。
また、金利選択型では繰上返済は1万円(1万円単位)からとなっており、繰上返済手数料は無料です。
詳細はこちら:
楽天銀行住宅ローンの評判は?フラット35と金利選択型の比較