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当座預金を使うメリットは?個人の口座は普通預金で問題なし

当座預金のメリット・デメリット

銀行口座には大きく分けて2つの種類があります。

多くの人が使っているのは「普通預金」ですが、銀行振込などで「当座預金」という言葉を見たことがある人もいると思います。

この、当座預金とは一体何なんだろうと思った方も多いのではないでしょうか。今回は、当座預金の意味と、利用メリットについてまとめます。

結論から言うと、個人の口座は普通預金で問題ありません。

当座預金とは

ビジネス

当座預金は主に企業や個人事業主が使う決済用口座です。

企業間取引において利用される「小切手」や「手形」を振り出すことができるのが、最大の特徴です。

当座預金のメリット・デメリットをあわせて紹介します。

手形や小切手が振り出せる

小切手と手形の流れ

当座預金を使う最大のメリットは、手形や小切手を振り出せることです。

よくドラマなどでお金持ちの社長が小切手を書いて渡しているシーンがありますが、小切手や手形を振り出す理由は今は手持ちの現金がないからです。

現金が手元にないので小切手で支払っておき、後日、銀行口座から支払うというのが、手形や小切手の使い方です。

■A社がB社の商品を手形で買う場合

A社はB社の商品を買いたいが、今は手持ちの現金がない。

そこで、A社は手形を振り出してB社に渡す。この手形は、◯月◯日に必ずお金を支払いますという約束の意味。

手形の期日が来たら、B社は銀行に行ってA社からもらった手形を換金することができる。この時換金した金額が、A社の当座預金口座から引き落とされるしくみ。

ちなみに、手形と小切手の基本的な役割は同じですが、下記の違いがあります。

■手形と小切手の違い

小切手
もらったらすぐに換金できる。
手形
決められた期日になると換金できる(期日前の換金は手数料が必要)。
そのかわり、期日前に第三者に渡すことが出来るので別の取引に使うことも可能。

参照:手形と小切手の違いを正しく理解していますか?手形と小切手の特徴を解説

当座借越契約を結ぶことができる

ネットバンキング

当座貸越契約とは、口座の預金残高が0になってもマイナスの領域まで使えるという契約です。つまり、口座残高が0円になった場合、自動的に銀行借入の状態となり引き落としができるようになります。

例えば、口座に500円しか入っていない時に800円の支払いがあった場合、普通預金口座の場合だと、引き落としができません。

しかし、当座貸越契約を結んでいれば、自動的に300円を借入の状態にして、口座残高はマイナス300円になりますが、800円の支払いを実行できます。

最も、当座貸越は利息がかかるので、一言で言うと「借金」のことです。

利息は付かない

残念がる男性

デメリットとしてまず最初に思い浮かぶのは、当座預金では利息が付かないことです。

普通預金の場合、預金残高に対して利息が付きます。今は低金利なので利息も微々たるものですが、預金残高が大きくなると、振込み手数料程度の利息は付くものです。

しかし、当座預金には一切利息はつきません。

中小企業や個人事業主の場合は、当座貸越契約などのサービスを利用する可能性があり、当座預金を利用するメリットがあると言えます。

しかし、個人の方に関して言うと、利息が付かない当座預金をあえて選択するメリットはないように思います。

当座預金口座の開設には審査が必要

オペレーター

法人の場合は普通預金口座の開設にもそれなりの審査がありますが、個人事業主や私たちのような消費者の場合、銀行口座の開設に審査はほとんどありません。普通預金口座は、基本的には誰でも開設できます。

しかし、当座預金口座は信用取引(現在持っている預金以上の取引)が行われるケースがあるため、口座開設には厳重な審査が必要となります。

主に会社の場合ですが、口座開設には登記簿謄本の提出を始め、様々な書類を用意し、銀行に認めてもわらなければ当座預金の口座は持てません。

不渡りを2回出すと事実上の倒産

不渡りを2回出すと事実上倒産

デメリットというよりも、当座預金の怖い部分ですが、「不渡り」を2回出すと銀行取引できなくなるというルールがあるため、「不渡り2回 = 事実上の倒産」となります。

前述しましたが、受け取った手形や小切手は、銀行に持って行くと換金できます。換金する際に、手形や小切手を振り出した会社の当座預金からその金額が引き落とされる仕組みです。

A社から手形を受け取ったあなたは、換金できると思って銀行にその手形を持って行きました。しかし、あなたが銀行に持って行った手形は換金できませんでした。

理由は、A社の口座は空っぽで、まったくお金が入っていなかったからです。つまり、A社は期日をすぎても手形を決済できなかったことになります。これが不渡りです。

手形とは、「期日になったら手形と現金を交換するという約束」ですから、約束を破った会社は当然、信用を大きく落とすことになります。

個人は普通預金を使おう

通帳を持つ男性

このように、商売で手形や小切手を活用する機会が多い人にとって、当座預金は役立ちます。しかし一般の消費者にとっては、利息が付かなかったり、審査が厳しいといったデメリットしかありません。

よって、個人の場合は普通預金でまったく問題ありません。

もし、個人の方が「当座貸越契約(口座残高が0になると自動的に借入に切り替わる仕組み)」を結びたい場合は、似たような仕組みとして「銀行カードローンを使う」という選択肢があります。

例えば、ジャパンネット銀行カードローン(ネットキャッシング)には、無料のオプションとして「自動融資サービス」があります。

自動融資サービスは、銀行口座から定期的に自動引落される「公共料金」や「家賃」などの残高不足を避けられるメリットがあります。

口座振替の日にもし銀行口座に残高がなくても、マイナス分が自動的にカードローンからの借入に切り替わり、問題なく決済が行われます。

銀行カードローンは無担保融資ではあるものの、金利が高いため、積極的な利用は避けるべきですが、個人が利用できる当座預金口座の代わりとして使えるサービスです。

次の記事は「5パーセント超の利回りが確保できる安全な資産運用先まとめ」です。

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