ATM手数料無料のカードローンはあるの?借入・返済の費用を抑えたい方へ

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ATM

カードローンはATM・振込などによって借入・返済を行います。

もっとも利用されている方法はATMからの現金キャッシングですが、銀行によってはATM利用時に手数料がかかる場合があります。

また、カードローンは毎月の約定返済額(最低返済額)が少ないため、自分自身で積極的に繰り上げ返済(増額返済)をしなければ、なかなか完済できません。

ATM手数料無料のカードローンを選ぶことで、増額返済がしやすくなるため、ATM手数料を抑えて完済を目指したい方は、この点を特に重視する必要があります。

たとえばATM手数料は1回あたり110円です。この金額は、10万円を借りた場合の金利0.1%に相当します。

低金利のカードローンを選んでも、ATM手数料が高ければ意味がありません。

この記事では、ATM手数料0円で使える銀行カードローンを調査します。

※金額・手数料表記はすべて税込です。

提携ATM手数料が無料のカードローン比較

銀行ATM

今回は、借入・返済時のATM手数料が無料の銀行カードローンを比較してみました。

手数料を気にすることなく利用できるので、こまめな借入・返済が可能です。これによって、利息負担も小さくできるメリットがあります。

数ある提携ATMのなかでも、特に利用しやすいのがコンビニATMです。

コンビニATMなら「原則として24時間利用可能」ですので、深夜の借入・返済にも対応します。

主要なコンビニATMである「セブン銀行」「ローソン」「E-net(ファミマなどに設置)」は、全国どの地域にお住まいの方でも利用しやすいと思います。

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行

利用できるおもな提携ATM

コンビニATM
セブン銀行、イオン銀行、ローソン、E-net

その他の銀行ATM・駅ナカATM
三井住友銀行、みずほ銀行、パッとサッとステーション

どこを使っても、ATM手数料は終日無料

※上記以外のATMも使えますが、一部ATMでは借入手数料が有料(返済手数料はどのATMでも無料)

楽天銀行のカードローン「楽天銀行スーパーローン」は、借入・返済に限らず、提携ATM手数料が完全無料です。

ただし、上記に示したATM以外での借入はATM手数料がかかることもありますので注意が必要です(返済に関しては完全無料です)。

また、ATMでも取引以外にも、WEB振込(ネットキャッシング)が利用できます。

楽天銀行は審査が早いので、振込融資なら初めての申込みから最短翌日融資も可能です。

振込先を楽天銀行に指定していれば、契約後は24時間いつでも即時振込に申し込めるようにもなるので便利です。

現金が必要な場合はATMからのキャッシング、家賃の支払いなどで銀行口座残高を増やしたい場合はネットキャッシングがおすすめです。

また、楽天銀行スーパーローンは以前から、楽天市場での会員情報を審査に活用していることで有名です。

楽天市場での会員ランクや購買実績が、審査優遇につながる可能性があります。

※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。

ほかのカードローンで審査落ちになってしまった場合でも、楽天ユーザーなら楽天銀行スーパーローンで審査に通るかもしれません。

借入利率が最高でも年14.5%であり、他の銀行カードローンと比べても競争力が高いのが特徴です。

ソニー銀行カードローン

ソニー銀行

利用できるおもな提携ATM

コンビニATM
セブン銀行、ローソン、E-net(ファミマ系列)、イオン銀行

その他の銀行ATM
ゆうちょ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、

※ATM入金(返済)手数料はいつでも無料、出金(借入)手数料は月4回以上無料

ソニー銀行カードローンは、最高借入利率が年13.8%と低くなっており人気です。

ATM手数料は、誰でも月4回は無料で、ソニー銀行での取引きが多くなるとランクに応じて無料回数が増えていく仕組みです。

無条件でATMが月4回無料で使えるだけでもメリットは大きいです。

5回目以降のATM手数料も、1回あたり110円と非常に安いです。

繰り上げ返済(増額返済)を積極的に行う方は、セブン銀行またはイオン銀行での借入・返済がおすすめです。

もちろん、借入方法はATMだけでなく、WEBや電話申込でも振込融資にも対応しています。(ソニー銀行口座への振込み)

契約後、初回の振込みに限ってソニー銀行以外の口座への振込融資が可能な「初回振込みサービス」があるので、キャッシュカードが届くまでにお金を借りたい人も安心です。

また、ソニー銀行カードローンは、返済日が自由に指定できることでも評判です。

返済日は、2日・7日・12日・17日・22日・27日の6種類から、都合の良い日を選択できます。

お金に余裕のある給料日の直後を返済日に設定しておくと、返済忘れなどがないのでおすすめです。

ソニー銀行カードローンは、銀行キャッシュカードでATMでの借入・返済を行います。

専用のローンカードを発行しないため、ローンカードを使った取引きだと周りの目が気になる方でも安心して使えます。

▼ソニー銀行カードローンのくわしい記事はこちら

住信SBIネット銀行カードローン

住信SBIネット銀行

利用できるおもなATM

イオン銀行、セブン銀行、E-net、ローソンATM(ATM手数料は何度でも無料

住信SBIネット銀行カードローンは、最大限度額1,200万円の借入ができるローンサービスです(利用限度額は審査によって決まります)。

SBI証券の口座を持っている方、住信SBIネット銀行の住宅ローンを契約している方、またミライノカード(クレジットカード)を持っている場合、借入金利の引き下げが受けられます。

住信SBIネット銀行には、数多くの提携ATMが存在するのですが、住信SBIネット銀行カードローンで使えるのは上記で示した4つのATMのみとなります。

どのATMを使っても、借入・返済ともにATM手数料は無料です。

また、ATMでの借入れのほかにも、PC・スマホからの「振込融資」も受けられます。こちらも手数料無料で利用できます。

住信SBIネット銀行は「スマホアプリが使いやすい」というのが個人的な感想です。

アプリを使ってほぼすべての銀行取引ができるので、カードローンの利用状況の確認や、振込融資の依頼など、ローン取引も携帯一つで行えます。

プライバシーにも配慮されており、(住信SBIネット銀行の口座を持っていない場合)初回に「銀行キャッシュカード」が届く以外は、紙の取引明細などは郵送されません。

取引明細はすべて、PC・スマホで確認します。

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行

利用できるおもな提携ATM

コンビニATM
セブン銀行、イオン銀行、ローソン、E-net

その他の銀行ATM
三井住友銀行、三菱UFJ銀行、西日本シティ銀行、ゆうちょ銀行

どの提携ATMでも手数料は終日無料です。

CMでもおなじみの「オリックス銀行カードローン」は手数料無料で使える提携ATMが多いのが特徴です。

「主要なコンビニ提携ATM」のほかに、イオン銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ、そして西日本シティ銀行、これらすべての提携ATMが手数料0円で使えます。

また、振込融資にも対応しており、即時振込が可能というメリットがあります。

即時振込とは、原則として24時間いつでも、瞬時にPayPay銀行口座に依頼金額が振り込まれるサービスです。

■オリックス銀行カードローン「即時振込」の利用条件

下記2点を満たすと、即時振込による融資を受けることができます。

  1. 契約を完了し、カードを発行している
  2. 登録口座、または振込専用口座にPayPay銀行を登録

PayPay銀行以外の銀行口座の場合、振込融資は申請から「即日または翌営業日」の対応となります。

オリックス銀行カードローンの借入利率は、年1.7%~14.8%です。

借りたお金の使い道は自由ですので、海外旅行や教育資金、入院費などの急な出費など、さまざまな用途に使えます(ただし、事業資金としては使えません)。

返済方法も、口座引落や銀行振込、そしてATM入金による返済が選べますので、自由度の高いカードローンを求めている方にとって、オリックス銀行カードローンは向いていると思います。

▼オリックス銀行カードローンの借入条件などはこちら

セブン銀行カードローン

セブン銀行

利用できるおもなATM

セブン銀行ATMのみ。(ただしATM手数料は無料)

セブン銀行カードローン」はセブンイレブン設置のATMで出し入れできる。という使いやすさがウケて、初めてカードローンを使う人にも評判です。

融資限度額は10万円・30万円・50万円の3段階となっており、毎月の返済額も一定額なのでわかりやすいです。また、借入金利は年15.0%と一律なので、非常にシンプルです。

セブン銀行カードローンを使った借入方法は2つあります。

1つは、セブン銀行口座への「振込融資」で、こちらは1円単位で借入ができます。振込手数料は不要ですので、本当に必要なお金だけを借りたい場合におすすめです。

2つめの借入方法は「ATM取引」です。セブン銀行ATMから現金をキャッシングする方法です。こちらは1,000円単位の借入・返済となります。(セブン銀行ATMが小銭を取り扱えないため)

ATMでの借入・返済も手数料は無料です。

セブンイレブンのATMは原則としていつでも利用可能ですので、急な出費にも十分対応できると思います。

しかし、セブン銀行ローンサービスの問題点は、セブン銀行ATMしか使えないことです。

ATM手数料はいつでも無料なのですが、近所にセブンイレブンがない場合は、利便性に少し欠けるかもしれません。

セブン銀行のローンサービスは、キャッシュカードを使って取引きを行いますので、ローンカードを持ちたくない方にもおすすめです。

静岡銀行カードローン「セレカ」

静岡銀行

利用できるおもなATM

セブン銀行、静岡銀行のATMなら手数料無料。

その他の提携金融機関のATMも使えますが、借入・返済手数料は有料です。

静岡銀行カードローン「セレカ」は、全国どこにお住まいの方でも利用できます。

名前のとおり、静岡銀行はおもに静岡県を拠点に展開している地方銀行です。

しかし、カードローンの契約手続きはすべてWEB完結・来店不要で行えますので、お近くに静岡銀行の店舗がなくても問題ありません。

また、静岡銀行カードローンの借入・返済には、セブン銀行ATMが使えますので、全国のセブンイレブンでキャッシングの取引きができます。

借入方法には、インターネットバンキングによる「振込融資」やATM取引があります。初回に限り、静岡銀行以外の口座にも振込融資をしてくれます。

借入・返済にかかるATM手数料は、

  • セブン銀行ATM
  • 静岡銀行ATM

であれば、何度でも無料です。
静岡銀行がお近くにない方は、おもにセブン銀行ATMで取引するか、WEBからの振り込み融資を使います。

その他の銀行ATMでも取引できますが、所定のATM手数料がかかります。

静岡銀行カードローン「セレカ」は、初回の利用に限り「最大45日分の利息をキャッシュバック」というキャンペーンを展開しています。

このキャンペーンでは、初回の契約日によって、最短でも10日、最長で45日分の利息が実質無料になります。

初めてカードローンを利用する方、すぐに完済する予定で利息を払いたくない方は、この特典の利用メリットは大きいと思います。

auじぶん銀行カードローン

auじぶん銀行

利用できるおもなATM

三菱UFJ銀行、セブン銀行、ローソン、E-net、ゆうちょ銀行のATM。

ATM手数料は、借入・返済ともに何度でも完全無料

auじぶん銀行は、携帯会社のau(KDDI)と三菱UFJ銀行によって共同設立されたネットバンクです。

ATMからのローンの借入・返済手数料は一切かかりません。また、主要なコンビニATMの他に、三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行ATMも使えるので、利便性はかなり高いです。

auが設立に携わっていることから、auじぶん銀行のカードローン「じぶんローン」は、auユーザーにとってメリットが大きいです。

auユーザー限定で特別金利が適用されます。

通常(非auユーザー)
年1.48%~17.5%
誰でもコース
年1.38%~17.4%
借り換えコース
年0.98%~12.5%

※「誰でもコース」、「借り換えコース」はauユーザー限定です。

auじぶん銀行カードローンは、ATMでの借入れのほかに、「振込サービス(振込融資)」が使えます。

振込サービスは、auじぶん銀行の口座以外にも振込可能です。普段からお使いのメインバンクに希望する借入額を振込んでもらうこともできます。

もちろん、振込手数料も無料ですので、何度でも気軽に利用できます。

ATM利用・振込サービスともに手数料が無料であることから、利息以外の費用を少なくしたい方、増額返済を積極的に進めたい方におすすめです。

SBI新生銀行スマートカードローン プラス

SBI新生銀行

利用できるおもなATM

SBI新生銀行ATM。セブン銀行、ローソン、E-netなどのコンビニATM。

カードローンの借入・返済は何度でも無料

SBI新生銀行のカードローン「スマートカードローンプラス」は、借入・返済にかかるATM手数料が完全無料です。

おもにコンビニATMを使って借入れできるので、深夜の時間帯でもキャッシングできます。

利用限度額が最大500万円となっており、ほかの銀行カードローンと比較してやや小さめの印象はありますが、多くの人にとっては、これだけの限度額があれば十分使えると思います。(利用限度額は審査によって決定)

デメリットとしては、専用のローンカードが発行されることです。

銀行カードローンのなかには、普段からお使いのキャッシュカードを使って借入・返済するものもあります。しかし、SBI新生銀行スーパーカードローンプラスは、専用のローンカードを使います。

ATM借入のほかに、SBI新生銀行口座への振込融資も行っています。

ローンカードを使った借入れで周りの目が気になる方は、振込融資を使ってSBI新生銀行の口座残高を増やしたあとに、キャッシュカードで出金するという方法がおすすめです。

一方、カードローンの契約で、SBI新生銀行の会員ランクが「ゴールドステージ」に昇格するというメリットもあります。

ゴールドステージに昇格すると、カードローンの借入・返済とは別に、他行宛振込手数料が毎月5回まで無料になります。

▼SBI新生銀行スマートカードローンプラスの詳細記事はこちら

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。(2022年10月19日 更新)

ありがとうございます。

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