楽天銀行スーパーローン
銀行カードローンで中でも人気が高い楽天銀行カードローンは、「楽天銀行スーパーローン」と言います。
ネット銀行ならではの低金利(年1.9%~14.5%)や限度額が主なメリットですが、審査スピードが早いことにも定評があります。
楽天スーパーローンは最短で翌日審査が可能で、急ぎお金が必要な人にも向いています。
借入・返済はコンビニなどの提携ATMで行えるので、一度契約すれば原則として24時間いつでも利用できるようになります。
また、楽天会員ランクによって審査が優遇されるので、楽天ユーザーの人にもおすすめです(必ずしもすべての楽天会員が優遇されるとは限りません)。
他社カードローンからの借り換えもOKなので、楽天銀行より金利が高い消費者金融などで返済中の人は利息カットができるかもしれません。
入会金・年会費などは無料ですが、カードローンへの新規入会でもれなく楽天スーパーポイント1,000円分がもらえます。
目次
口コミでも審査が早いと評判
楽天銀行スーパーローンを利用した経験がある人の口コミを見ていると、審査が早かったという声が多かったです。
岐阜県 40代 女性
職業:パート(スーパーのレジ接客)
年収:100万円~200万円未満
友人が使っていたので私も申込んでみようと思いました。今まではお金に困ったらクレジットカードのキャッシングを利用していたのですが、利息が高く長期で返済していくとかなり利息が気になっていたので、銀行のカードローンを一枚欲しいと思っていました。
前の日の夜にネットから申込んで次の日のお昼過ぎに確認の電話が掛かってきて審査が始まった感じです。ただ、簡単な質問をされただけですぐに確認の電話は終了しました。
ちなみに融資限度額は低めで50万円まででした。
兵庫県 50代 男性
職業:自営業(保険代理店)
年収:700万円~1000万円未満
私は自営業ですから、サラリーマンのように源泉徴収票などがなく、確定申告書をコピーして提出することになるのですが、楽天銀行カードローンはその手間が省けて非常に便利でした。
また、審査は、翌日には返事がいただけました。
今現在借りておりますが、毎月定額の返済ですからあまり負担にもならず助かっております。
最短翌日融資が可能、とうたっている通り、翌日に審査結果が出ている人が多かったです。
パートタイマーの女性もスムーズに審査が完了しているという口コミもあったので、収入に不安がある人も申し込んで見る価値はあると思います。
ただし、楽天スーパーローンのローンカードが届くのは郵送になるため、ATMで現金キャッシングができるようになるまでには2週間ほどかかります。
振込融資ならすぐに受けられるので、初回は振込融資をしてもらってから現金を引き出すと早いです。
宮崎県 30代 男性
職業:会社員(営業職)
年収:300万円~400万円未満
申し込み後の流れについてですが、審査がありましたが収入確認も給与明細だけであとは特に必要なものはありませんでした。
2週間程度でカードが自宅に届き、届いた後はすぐに利用できて限度額も300万円まで用意していただけました。
毎月の支払いも4万円と多くなく、金利も10%を切っておりますので利用しやすいです。
楽天銀行カードローンが持つ5つのメリット
楽天銀行カードローン(楽天銀行スーパーローン)は、多くの方が利用しているローンサービスです。
楽天銀行の口座開設数が多いことや、知名度が高いことも理由ですが、個人的にはコスパの高いカードローンという点も大きいと思います。
楽天銀行カードローンのメリットを、具体的に5点解説します。
ネット銀行ならではの金利と限度額
楽天スーパーローンの借入金利は、年1.9%~14.5%です。
消費者金融だと最大金利が年18.0%ほどになるのに対し、ネット銀行ならではの低金利が魅力です。
借入金利には幅があり、限度額が大きくなるにつれて、段階的に金利が下がる仕組みです。
仮に上限の年14.5%の金利だったとしても、大手金融業者の金利と比較して有利な金利で利用できるので安心です。
たとえば、最高金利の年14.5%で10万円を1週間借りても、利息は278円しかかかりません。
さらに、最大限度額が800万円と大きめなので、審査に通れば大きな融資を受けることも可能です。
事業資金としての利用はできませんが、それ以外の使い道は原則自由です。
日常の生活資金としてはもちろん、入院で急な出費が必要になった時や、友人の結婚式やお祝いごとが続いたことによる一時的な金欠など、どのような用途にも使えます。
特に、楽天スーパーローンが借り換えにも使えるという点は、他社でカードローンを利用している人にとってメリットです。
消費者金融を利用している人の中には、楽天スーパーローンに乗り換えた方が金利が下がる人も多いからです。
現在返済中のカードローンより楽天銀行の方が低金利な場合は、借り換えをすることで将来かかる利息を減らすことができます。
申込対象者
楽天銀行のカードローンには、申し込むための条件を満たせば入会金・年会費無料で利用できます。
必要な費用は、ローンでお金を借りた時に発生する「利息」のみとなっています。
楽天スーパーローンを利用できる条件は、以下の通りです。
■楽天スーパーローン 利用条件
- 満20歳以上62歳まで
- 国内に居住している(または永住権を取得している)
- 原則、毎月安定した定期収入のある方
- 楽天カードまたはセディナの保証が受けられる方
原則として、収入がある方のみが申込の対象です。
具体的に年収◯円以上、という条件はなく、継続した収入があることを重視しているので、年収が低い人も申し込むことが可能です。
楽天銀行スーパーローンでは、連帯保証人は不要です。
審査段階で、楽天カードまたはセディナによる保証会社の審査が行われます。
もし、何らかの理由でローン返済ができなくなった場合は、楽天カードもしくはセディナが、代わって楽天銀行へのローン返済を行ってくれます。
「保証会社が代位弁済してくれる」という仕組みによって、親族などを連帯保証人にする必要がないので、自分の判断で申し込めます。
保証料はすべて金利に含まれているので無料です。利息以外の費用が発生することはありません。
※遅延したローンは後日、保証会社へ返済する必要があります。
楽天会員ランクが高いと審査に通りやすい
楽天銀行カードローンは、楽天市場など楽天グループの利用実績を審査に活用し、楽天会員ランクによって審査を優遇します。
つまり、楽天市場でよく買い物をしている方など、楽天会員ランクが高い方は審査に通りやすいということです。
※必ずしも楽天会員が審査優遇を受けられるとは限りません
他の銀行カードローンで審査に落ちてしまった、自分にお金を借りるだけの信用があるかどうか心配、という方でも、楽天市場などを利用した実績があれば審査が有利になる可能性があります。
過去の購買履歴が審査に活かされ、優遇を受けられる可能性があります。
利用限度額によって借入利率が下がる
楽天銀行スーパーローンの借入利率は、利用限度額によって決まります。
そして、利用限度額は与信審査によって決定します。
例えば、3万円だけ借りたいと思って楽天スーパーローンに申し込んだ場合でも、審査の結果、より大きな利用限度額が適用されることもあります。
もし、利用限度額が最高額の800万円で決まれば、年1.9%~4.5%という平均以下の低金利で楽天銀行スーパーローンが利用できます。
▼利用限度額と借入利率の一覧
利用限度額 | 借入利率(年率) |
---|---|
100万円未満 | 14.5% |
100万円以上200万円未満 | 9.6%~14.5% |
200万円以上300万円未満 | 6.9%~14.5% |
300万円以上350万円未満 | 4.9%~12.5% |
350万円以上500万円未満 | 4.9%~8.9% |
500万円以上600万円未満 | 4.5%~7.8% |
600万円以上800万円未満 | 3.0%~7.8% |
800万円 | 1.9%~4.5% |
利用限度額が100万円未満だった場合、年14.5%が適用されます。
たとえば、10万円を30日間借りた場合の利息は、1,191円です。
しかし、審査を通して利用限度額が800万円で決まると、適用利率は年4.5%にダウンします。
その場合、同じ10万円を30日間借りても利息は369円、3ヶ月(90日)借りても利息1,109円と、大きな利息の差になります。
つまり、楽天銀行スーパーローンでは「少しでも大きい限度額を希望する」ことが、借入利率の低減につながり、しいては利息の節約にもつながるのです。
しかし、限度額が大きいと借りすぎてしまいそうで心配な人は、最初から限度額を少なめにして申し込むことをおすすめします。
カードローンの利息は、日割り計算で算出します。
つまり、1日ごとに利息が増えていく仕組みです。
利息=借入残高×借入利率×借入日数÷365
逆に言うと、1日でも早くカードローンを返済すれば、利息の節約になります。
積極的に繰り上げ返済をしたり、毎月の返済額を増やしたりして、早期完済を目指すことをおすすめします。
申込方法
楽天銀行はネット銀行で実店舗がないので、カードローンもネットから申し込みます。
ネット申し込みは24時間できるので、銀行窓口に出向いて申し込むのが面倒な人や忙しい人にも便利です。
申込はパソコン・スマホからいつでも行なえます。
借入と返済方法
借入・返済はコンビニATMやWEBマイページから行います。
ネットやコンビニATMを通じて24時間いつでも利用できるので、初めての方にもおすすめです。
楽天銀行スーパーローンの大きな強みとなるのが、楽天銀行以外の銀行口座に振込融資ができることです。
普段使っている銀行が楽天銀行ではない場合でも、メインバンクの口座に振込を行ってくれます。振込手数料も無料です。
また、平日0:10~14:45分までの申込なら、楽天銀行以外の口座でも、当日中の振り込み対応が可能です。
ネットキャッシングなら即時振込
楽天銀行カードローンの借入方法は、下記3通りあります。
■楽天スーパーローンの借入方法
- WEB(スマホ利用OK)
- ATM
- 電話
一番わかりやすいのは、スマホやパソコンから申し込む「ネットキャッシング」です。
契約が完了した状態でネットキャッシング・電話での借入の申し込みをすると、即時振込が実行されます。
借入限度額の範囲内なら希望額がすぐ口座に振り込まれるので、お金を振り込むような感覚で融資を受けられます。
振込手数料は無料なので、手数料なしですぐに振込融資が受けられて便利です。
また、楽天銀行の口座を振込先に指定しれいれば、ネットキャッシングによって原則24時間365日いつでも即時振込をしてもらえます。
- 振込先を楽天銀行にした場合
- 24時間いつでも即時に振り込み
- 振込先を他の銀行にした場合
- 平日0:10~14:45までのお申込で、当日中に振込
どちらの方法も融資受付は24時間行っており、振込手数料は無料です。
借入時のATM手数料は0円
楽天スーパーローンをATMで利用する場合、カードローンの審査通過後に郵送される「ローンカード」を使ってお金を引き出します。
楽天銀行カードローンは提携ATMが多く、全国10万台以上のATMが利用可能です。
ATMの利用には通常、ATM手数料がかかりますが、下記の提携ATMなら手数料は無料です。
■楽天スーパーローン 手数料無料の提携ATM
- セブンイレブン
- ローソンATM
- E-net(ファミリーマートなど)
- イオン銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- PatSatステーション
- ビューアルッテ
※上記以外のATMも使えますが、ATMによっては借入手数料が有料になる場合があります。(返済手数料はどのATMでも無料です)
ローソン、E-net、セブンイレブンといった主要なコンビニATMがすべて利用できます。
コンビニATMでの借入・返済は原則として24時間365日いつでも利用可能、ATM手数料もかからないので安心です。
楽天銀行カードローンの返済方法
返済日は毎月1日、12日、20日、27日から都合のよい日が選べます。
カードローンの返済方法は、自動振替、ATM、ネットの3つがあります。
- 自動振替
- 毎月指定日に、銀行口座から返済額が自動引落されます。最も定番の返済方法です。
- ATM返済
- 借入と同じく、返済もATMから行えます。提携ATMなら手数料無料で返済可能です。現金を直接入金して返済したい場合におすすめです。
- ネットからの返済
- インターネットバンキングのPay-easy(ペイジー)という機能を使って返済します。銀行口座から直接返済できるので、給料日に銀行口座から返済したい人におすすめです。
ちなみに、楽天銀行カードローンでは、「残高スライドリボルビング返済」が返済方式に採用されています。
「残高スライドリボルビング方式」とは、利用残高に応じて毎月の返済額が決まる方式です。
「現在どれだけ借りているか?」によって、月々の返済金額も変動する仕組みです。
▼残高スライドリボルビング方式の返済額
借入残高 | 月々のローン返済額 |
---|---|
10万円以内 | 2,000円 |
10万円超30万円以内 | 5,000円 |
30万円超50万円以内 | 10,000円 |
50万円超100万円以内 | 15,000円 |
100万円超150万円以内 | 20,000円 |
150万円超200万円以内 | 30,000円 |
200万円超250万円以内 | 35,000円 |
250万円超350万円以内 | 40,000円 |
350万円超400万円以内 | 45,000円 |
400万円超500万円以内 | 50,000円 |
500万円超600万円以内 | 60,000円 |
600万円超700万円以内 | 80,000円 |
700万円超800万円以内 | 100,000円 |
10万円以内の借入なら、毎月の返済額が2,000円で済むというのは、当面の返済額を少なくしたい方には大きなメリットです。
もちろん、臨時返済(増額返済)はいつでも可能です。
楽天銀行スーパーローンの場合、提携ATMでの借入・返済はATM手数料無料です。
必要最小限の借入と、こまめな返済を行うことで、利息の負担額が大きく軽減できます。逆に、借りっぱなしの状態になると利息が膨らみやすいので注意が必要です。
毎月の返済日に自動引落されるのは「最低返済額のみ」です。
自動引落によって最低返済額だけを返していると、月々の返済は楽になりますが、その分、借入が長期化して利息が増えます。
利息を最小限にするためには、カードローンの増額返済は不可欠です。
楽天銀行では、
- 提携ATMからの返済は1,000円から
- インターネットからの返済は1円から
どちらも手数料無料で24時間受付しています。積極的な増額返済を心がけましょう。
利息はどれくらいかかるのか?
カードローンの借入利率は、高めに設定されています。
楽天銀行は、借入限度額によって最低利率は年1.9%ですが、最高利率は年14.5%です。
金利が高い状態で、借入が長期化すると思わぬ利息負担を強いられることもあります。一方で、借入期間が短期間の場合、年14.5%でもさほど家計への負担は大きくなりません。
楽天銀行スーパーローンでは、利用限度額が100万円未満の場合、年14.5%の金利が適用されます。
しかし、10万円を借りて翌月の給料で返済するような使い方であれば、利息は1,191円で済みます。
急な出費が発生した、どうしても欲しいものがあるような場合、給料の前借りの感覚でカードローンを利用する方も多いです。
仮に年14.5%の金利でも、翌月すべて返済できるのであれば、利息を気にする必要はありません。
もちろん、利用限度額が大きくなれば、借入利率を下げることができるので、利息の返済額もさらに小さくできます。
借入金額を100万円にし、借入期間を6ヶ月にした場合、利息は総額で42,711円になります。
利息が4万円になるのは大きいですが、100万円を6ヶ月、年14.5%で借りても、利息の負担は5万円以内に収まります。
利用限度額が500万円の場合、楽天銀行スーパーローンの借入利率は、年4.5%~7.8%になります。
借入利率が4.5%の場合、500万円を3年間で返済する計画で、利息は354,429円になります。
利用限度額が500万円の場合、借入利率が下がるので利息の負担額も大きく軽減されます。
カードローンは計画的な利用をすることで、あらかじめ利息の負担がどれくらいになるか計算できます。
しかし、借りっぱなしになってしまったり、借入額が増えてしまうと、思わぬ利息の支払いに悩まされてしまうかもしれません。
年14.5%の利率は決して低いものではありません。
楽天銀行スーパーローンを利用する時は、「短期間での返済」と「必要最小限の借入」を忘れず、上手く利用するようにしましょう。
