Amazonはデビットカード決済OK キャンセルや二重引き落としなどの注意点まとめ

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Amazonでデビット決済

Amazonでは、クレジットカードだけでなくデビットカードも手数料無料で利用できます。ネットショッピングでクレジットカードを使いたくない人におすすめの支払方法です。

デビットカードは、決済時点で口座残高から利用代金が引き落とされるカードです。後払いのクレジットカードとは違い、口座残高以上のお金を使いすぎる心配がありません。

ただし、Amazonでデビットカードを使う際の注意点もあります。注文キャンセルや二重引き落としになった際の返金タイミングなどは、事前に知っておくと安心です。

使い方はクレジットカードと同じ

カードショッピング

Amazonでのデビットカードの使い方は、基本的にはクレジットカード決済と同じです。

Amazonでデビットカードを使う場合は、「クレジットカード支払い」としてカードを登録します。カード番号や有効期限を入力し、クレジットカードと同じ扱いで登録します。

購入した商品の代金は、店舗側が注文を受け付たあと、商品発送前に銀行口座から引き落とされます(予約商品など、引き落としに数日かかる場合もあり)。

Amazonで使えるデビットカードの国際ブランドは、下記3種類です。

■Amazonで使えるデビットカードの種類

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB

ゆうちょ銀行のJ-debitに注意

J-Debit

ゆうちょ銀行などの金融機関が発行する「J-Debit(ジェイデビット)」というデビットカードは、Amazonでは使えません。

J-Debitとは、日本独自のデビットカード規格です。VISAやMastercardといった国際カードブランドより普及率が低く、ネットショッピングには非対応です。Amazonだけでなく、楽天市場やYahoo!ショッピングでも使えません。

分割払いは不可

デビットカードは、分割払いやリボ払いができません。Amazonでも、デビット決済時は一括払いとなります。

高額な買い物をする際も、口座残高に利用代金の全額を残しておく必要があります。

特に、予約商品などの購入は注意が必要です。注文から商品出荷までに日数があり、決済タイミングが送れる可能性があるからです。

あらかじめ商品出荷予定日をチェックし、口座残高を確保しておくことをおすすめします。

PayPal経由のデビット決済は使えない

Amazonでは、オンライン決済サービス「PayPal(ペイパル)」は使えません。PayPayにデビットカードを登録している人は、Amazonで個別にカード登録する必要があります。

PayPalとは、ネットショップに支払情報を伝えず、カードや銀行口座で支払えるサービスです。PayPalがカード番号などを高いセキュリティで保護し、決済を代行します。

安全にネット支払いができるサービスとして、世界中で利用されています。日本国内でも、Google PlayやDMM.com、楽天市場といった大手サービスで導入されています。

→Paypalでデビットカードを利用する方法はこちら

PayPal(ペイパル)と似た名前で、「Pay-easy(ペイジー)」という支払方法があります。ペイジーは、現金で支払いたい人向けの決済です。

Amazonで「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選び、ATMで支払う際に利用できます。

デビットカード決済できないケース

銀行口座の残高不足

店舗が決済処理を行った時点で口座残高が不足していると、商品を発送してもらえません。多くの店舗は、カード決済できなかった旨をメールで連絡し、支払方法の変更を依頼します。

デビットカードは、残高不足を解消すれば決済できます。「デビットカードの口座残高が不足していました。口座へ入金したので、もう一度決済していただけませんか」と返信し、再び処理してもらえばOKです。

カード有効期限切れ

デビットカードには有効期限があります。登録していたデビットカードの有効期限が切れていると、決済できません。

支払方法を選択する際、有効期限が切れているカードは「更新」というリンクが表示されます。カード情報の更新が必要です。

▼Amazon 支払方法の選択画面
Amazonの友好議連カード表示

多くのデビットカードの有効期限は5年です。住信SBIネット銀行Mastercardデビットなど、一部のデビットカードは7年間有効です。

有効期限が切れる1ヶ月ほど前に、銀行から新しいデビットカードが届きます。カードが届いたら、Amazonに登録している支払方法も更新しておくと安心です。

注文キャンセルしても引き落とされる場合あり

Amazonの注文をキャンセルした際、デビットカード払いを選んでいると、一時的に代金が引き落とされる場合があります。

例:店舗側が早くに商品発送準備を始め、デビット決済処理を行ったあとにキャンセルしたときなど。

注文キャンセルをした際の引き落とし代金は、銀行口座へ後日返金されます。返金時期はデビットカードによって異なり、45日から60日ほどかかる場合もあります。

高額な買い物をすると、1~2ヶ月ほどお金が戻ってこなくて困るかもしれません。注文前によく確認しておきたいところです。

出荷準備開始後にキャンセルが発生した場合にご注文金額が引き落とされたり、承認が2度行われた場合に二重の引き落としが発生したりすることがあります。その分の金額は後日返金されますが、返金が完了するまでの期間はカード会社により異なり、一部のカード会社についてはおおよそ45日から60日を要する場合があります。

Amazon.co.jp「Amazon.co.jpご利用可能なクレジットカードおよびデビットカードの種類」より引用

二重引き落としが発生するケース

決済確定後に注文内容を変更すると、デビットカードの二重引き落としが発生します。

たとえば、1,000円で購入した商品が注文後に1,200円になれば、両方の代金が引き落とされ、一時的に2,200円を負担することになります。

たとえば、希望サイズにカットして販売するテーブルクロスなどは、注文後に料金を再計算する場合があります。

二重引き落としもキャンセルと同じく、デビットカードの銀行口座へ返金されます。45日から60日のタイムラグが発生する可能性があるので、残高に余裕を持っておきたいところです。

なるべく早く返金してもらいたい場合は、カード発行元の銀行に問い合わせます。銀行のカスタマーセンターに問い合わせ、二重引き落としを取り消してもらえる場合があります。

少額の二重引き落としなら気にならないと思いますが、10万円の二重引き落としが発生して20万円が引き落とされると、生活に支障が出るかもしれません。

→デビットカードで二重引き落としが発生した際のくわしい対処方法はこちら

Amazonプライムなどもデビット決済可

ネット通販のAmazonだけでなく、Amazonプライムの会費もデビットカードで支払えます。

支払方法の選択時に、ネットショッピングと同じくデビットカードを選択できます。

▼Amazonプライム 支払方法の選択画面
Amazonプライムの支払方法

デビットカードは、まれに定額払いに利用できないというデメリットがあります。Amazonプライムであれば、デビットカードで支払い可能です。

AmazonプライムビデオやAmazonプライムミュージックなど、プライムサービスを利用したい人にもおすすめです。

高還元なデビットカードでのポイ活もおすすめ

Amazonは安く買い物できるうえに、商品によってはAmazonポイントを数%獲得できます。Amazonポイントは、次回以降のAmazonでの買い物値引きに使えます。

▼Amazon商品ページ 獲得できるAmazonポイント表示
獲得予定のAmazonポイント

さらにデビットカードで支払うと、デビットカード独自のポイント還元も受けられます。

主要デビットカードには、利用代金に応じたポイント還元キャッシュバックがあります。銀行振込やATM払いよりお得に買い物できます。

近年は、クレジットカード並みに還元率が高いデビットカードも増えてきています。Amazonでも活用する価値アリです。

Amazonをもっともお得に利用できるのは、「Amazon Mastercard」というクレジットカードです。Amazonでの買い物で1.5~2.5%のポイント還元を受けられます。

年会費有料のクレジットカードに抵抗がある人や、そもそもクレジットカードを持ちたくない人は、デビットカードでも十分使えます。

特にポイント還元率が高いデビットカードのうち、Amazonでの利用にもおすすめの3枚をピックアップしてみました。

■Amazon利用にもおすすめの高還元デビットカード

  • 楽天銀行(VISA・Mastercard・JCB)
  • セブン銀行(JCB)
  • 住信SBIネット銀行(Mastercard・Visa)

この3種類のデビットカードは、ポイント還元率が高いうえに入会費・年会費無料です。デビットカードを初めて持つ人はもちろん、既に持っているデビットカードからの乗り換えにもおすすめです。

以下、それぞれの還元率やメリットをまとめてみました。

楽天銀行デビットカード

楽天銀行JCBデビット パンダカード

Amazonと楽天市場を両方使う人向け

  • ポイント還元率:1.0%(楽天市場でJCBデビットを使うと2.0%)
  • 還元されるポイント:楽天スーパーポイント

楽天銀行はVISA・Mastercard・JCBのデビットカードを提供しています。いずれもAmazonのクレジットカード決済で利用できます。

還元率は、クレジットカードの楽天カードと同じ1.0%(100円ごとに1ポイント)です。デビットカードのなかではトップクラスの還元率です。

楽天市場で買い物する機会も多いなら、JCBデビットがおすすめです。楽天市場で楽天銀行JCBデビット決済すると、ポイント還元率が2倍になります。

楽天銀行デビットカード(JCB) 詳細はこちら

セブン銀行デビットカード

セブン銀行トラディショナルカード

セブンネットショッピングとの併用に

  • ポイント還元率:0.5~1.5%
  • 還元されるポイント:nanacoポイント

セブン銀行もJCBブランドのデビットカードを展開しています。楽天銀行が「楽天ポイント」でのポイント還元を行っているのに対し、セブン銀行デビットカードは「nanacoポイント」が還元されます。

ポイント還元率は楽天銀行と比較してやや劣ります。セブン銀行デビットカードの通常還元率は、0.5%(1,000円ごとに10ポイント)です。

しかし、セブンイレブンやセブンネットショッピングでは、還元率が1.0%に倍増します。セブンイレブンやセブンネットショッピングを利用する人は、持っておいて損はありません。

セブンネットショッピングは、商品を店頭受取すると送料無料になるメリットがあります。セブンイレブンで荷物を受け取りたい人や、送料を気にせず少額の通販を利用したい人に向いています。

また、セブン銀行デビット付きキャッシュカードは、電子マネーnanaco機能も付いています。ネットショッピングなどで貯めたnanacoポイントを電子マネーにチャージすれば、買い物で使い切れます。

セブン銀行デビット付きキャッシュカード 詳細はこちら

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行Mastercardデビット

ポイント還元ではなくキャッシュバックなのがありがたい

  • ポイント還元率:0.6~1.0%
  • 還元されるポイント:キャッシュバック

住信SBIネット銀行は、VISAデビットとMastercardデビットを発行しています。カードブランドにこだわりがなければ、還元率が高いMastercardデビットがおすすめです。

Mastercardデビットは還元率0.8%(プラチナカードなら1.0%)、VISAデビットは還元率0.6%です。

還元される「スマプロポイント」は現金に交換できるため、実質キャッシュバックです。Amazonで常に0.6~1.0%引きで買い物ができるイメージです。

ポイントの使いみちを気にせず使いたい人は、住信SBIネット銀行のデビットカードをおすすめします。

住信SBIネット銀行Mastercardデビットの詳細はこちら

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。(2022年7月20日 更新)

ありがとうございます。

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