VisaデビットTカード(スルガ銀行)
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スルガ銀行では、Vポイントが貯まるデビットカード「VisaデビットTカード」(正式名称:デビットTカード スルガバンク)を発行しています。
記事執筆時点では、唯一Vポイントを貯められるVisaデビットです。
このVisaデビットは、「スルガ銀行 Vポイント支店」という、スルガ銀行のインターネット支店が発行しています。
スルガ銀行は、静岡地盤の地方銀行です。Vポイント支店は、全国どこからでもネットで口座開設できます。使い勝手は、ネット銀行に似ています。
年会費や発行手数料は不要です。15歳以上の方なら誰でも発行可能です。日ごろからVポイントを貯めたい人におすすめです。
すでにVポイントカードを持っていれば、ポイントの統合、移行も簡単にできます。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
VisaデビットTカードのまとめ
VisaデビットTカードは、スルガ銀行デビットカードに、Vポイント機能がついたカードです。
利用代金に応じてVポイントが貯まるうえに、このカード自体がTカードの役割を果たします。Vポイント加盟店で提示すると、カード提示ポイントが貯まります。
利用代金のポイント還元と、カード提示ポイントを二重で貯められるVisaデビットは、スルガ銀行でしか発行できません。
Vポイントをガンガン貯める方法
スルガ銀行Vポイント支店では、デビットカード支払い時だけでなく、銀行取引によってもVポイントを貯められます。
スルガ銀行Vポイント支店で、Vポイントを貯める方法は、以下2通りです。
VisaデビットTカードを使って支払うと、200円ごとに1ポイントが貯まります。
Vポイント加盟店で使えば「カード提示分」も受け取り、ポイント二重取りになります。
デビット支払いは、レジでの実店鋪会計だけでなく、Amazon.co.jpや楽天市場などのネット通販も対象です。
Visaが使えるお店なら、コンビニでもネット通販でも海外でも、デビットカードによる支払いが可能です。
決済の仕組みはクレジットカードと同じです。しかし、デビットカードは「即時引き落し」が基本です。口座残高以上に使いすぎる心配がありません。
スルガ銀行Vポイント支店ならではのメリットは、銀行取引でもVポイントが貯まる点です。
ポイントを簡単にもらえる取引は、以下2つです。
- 給与振込口座に使うと毎月50ポイント
- 定期預金(期間1年)10万円ごとに60ポイント
スルガ銀行Vポイント支店を給与振込口座に指定するだけで、毎月50ポイントがもらえます。年間で、600ポイント貯まる計算です。
ほかにもVポイントを受け取れる銀行取引はあります。スルガ銀行を利用するほど、Visaデビット決済もお得になります。
Vポイントは、Vポイントカードの提示だけではなかなか貯まりません。銀行取引も並行して行うと、より早くポイントが貯まります。
日ごろの買い物でデビット決済し、Vポイント加盟店でポイント二重取りすれば、多くのVポイント獲得が期待できます。
海外ATMで現地通貨を出金
スルガ銀行のデビットTカードは、海外ATMで現地通貨が引き出せます。国内で、キャッシュカードを差し込んでお金を引き出すのと、同じ感覚です。
世界200カ国以上に設置されている、VisaまたはPLUSマークのATMなら、原則どこでも利用可能です。
海外ATMで出金すると、自動的にその国の通貨に両替し、現地通貨として出金します。海外旅行で、現金が必要な際に役立ちます。
手数料は、ATM利用料220円に加えて、Visaの為替レートに3.00%を乗せた金額がかかります。両替所で両替してもらうより、ずっと低コストです。
海外で現地通貨を入手する方法は4通りあります。もっとも手数料がお得なのは、デビットカードでの現地通貨引き出しです。
■海外で現地通貨を手に入れる方法
- クレジットカードの海外キャッシング(短期なら一番お得)
- Visaデビットカード(お得)
- 両替所を使う(手数料が高い)
- トラベラーズチェック(一般的ではない)
クレジットカードの海外キャッシングは、短期間で返済すれば、手数料を安く抑えられます。しかし、留学など長期の渡航で返済が遅くなると、利息が膨らみます。
キャッシングの利息は、日割り計算で増えていきます。返済が1日延びるごとに、利息は積み上がるので要注意です。カードローンの利息と同じ仕組みです。
長期的に海外現地通貨を利用する際や、クレジットカードを持ちたくない場合は、デビットカードがもっともお得です。
デビットカードでの現地通貨の引き出しはキャッシング、つまり「借金」ではありません。あくまで、自分の口座からお金を引き出すだけです。
日々手数料が増えることはなく、返済手続きを取る必要もありません。
ATM手数料0円でコンビニATMが使える
スルガ銀行 Vポイント支店は、コンビニATMやゆうちょ銀行ATMを全国で利用できます。近所にスルガ銀行ATMがなくても、入出金しやすく安心です。
以下のATMなら、平日 7:00~18:00、土曜 9:00~14:00の時間帯は、ATM手数料0円で入金・出金ができます。
■スルガ銀行 提携ATM
- セブン銀行
- イオン銀行
- E-net(ファミマなどに設置)
- タウンネットワークサービス
- スルガ銀行
- ゆうちょ銀行
特に、コンビニATM設置台数No.1のセブン銀行ATMや、全国展開のゆうちょ銀行ATMが使えるのは便利です。都心でも地方でも、手軽に入出金できます。
一定条件を満たしてスルガ銀行の優遇ステージが上がると、ATM手数料を完全無料にするのも可能です。ATM時間外手数料や、他社金融機関のATM出金手数料が無料になります。
けれども、ふだんからデビット払いをすれば、ATMに行く機会はかなり減ります。財布のなかの現金が減らなくなるからです。
特に、スルガ銀行のVisaデビットTカードは、国内外ともに多くのお店で利用できます。
Visaデビットは、カード国際ブランド「Visa」で決済できるお店なら、原則どこでも利用できます。Visaは国際ブランドシェアNo.1で、多くのお店に対応しています。
盗難補償で万が一にも備える
Visaデビット Tカードには補償制度もあります。セキュリティやサポート面にも、安心感があります。
15歳以上なら誰でも使えるデビットカードなので、未成年の子どものおこづかい管理にも向いています。
- 盗難補償
- Visaデビット Tカードが盗まれたり、カード番号が漏れて第三者に不正利用されたりしても、61日前までさかのぼって全額を補償。
- 利用限度額設定
- 一日の利用限度額を自由に設定可能(例:一日あたりの5,000円まで、など)。
- お買い物安心サービス
- Visaデビットカードを使って購入した商品が盗難や破損にあった場合、購入後60日以内であれば損害額を補償するショッピング保険。
利用限度額の設定は、スルガ銀行マイページからいつでも可能です。お金の使いすぎ予防になり、不正利用時も被害を最小限に抑えられます。
お買い物安心サービスは、不注意で購入商品を破損してしまったときも補償対象です。カバー範囲はかなり広いと思います。
Vポイントはデビットカードで貯めにくい
スルガ銀行Vポイント支店は、記事執筆時点で唯一、Vポイントが貯まるVisaデビットです。
しかしポイント還元率は、ほかのネット銀行のデビットカードと比べると、やや低めです。
Vポイントに交換可能なポイントが貯まるデビットカードもありますが、年会費無料のVisaデビットでは少ないのが現状です。
個人的には、現金によるキャッシュバックがあるデビットカードの検討がおすすめです。
利用代金に応じたキャッシュバックが、定期的に銀行口座へ入金となります。ポイントのように、使いみちに悩む必要がありません。
Vポイント加盟店では、今までどおりTカードを提示して、ポイントを貯めます。もしくは、モバイルTカードに切り替え、アプリから提示するようにすれば、財布がすっきりします。
キャッシュバック率が高いと評判のVisaデビットは、GMOあおぞらネット銀行のVisaデビットです。
誰でも0.6%還元で、預金残高や取引内容によっては1.5%(※2021年10月1日以降は1.2%)還元まで引き上がります。(※税金や公共料金、旅行の支払い等、一部キャッシュバック率が通常よりも下がる利用先があります)
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