低金利で人気!三井住友信託銀行の住宅ローン借り換えが良さそうな件

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三井住友信託銀行

三井住友信託銀行の住宅ローンは、新規・借り換えともに大手銀行のなかでも低金利です。

ネット銀行と比較しても負けないほど低金利なので、特に存在感があります。

※金額・手数料表記はすべて税込です。

三井住友信託銀行の住宅ローンがすごい

家

三井住友信託銀行の住宅ローンはネット銀行に負けない低金利なので、個人的にも非常に良いと思います。

やや知名度が高いうえに、スペックの高い住宅ローンのひとつです。

ネット上でも、下記のような口コミがありました。

自分も住友信託銀行はいいと思います。
都銀・信託銀行、また地銀(自分のエリアではですが)含めて金利の低さはトップクラスです。
加えて自動振替サービスなどあったりもするし。

しかし、三井住友信託銀行の住宅ローンにもデメリットがあります。

たとえば、手数料などの諸経費は高めなのと、口座を持っている人が少ないという点です。

手数料は決して安くはない

三井住友信託銀行住宅ローンの手数料は、新規・借り換えの場合も共通です。

取扱手数料は安いものの、ネット銀行は保証料・条件変更手数料が0円であるケースがほとんどなので、トータルで見ると、ネット銀行と同じくらいか、やや高いかな?というイメージです。

■取扱手数料
・融資手数料型…融資額の2.2%(保証料は無料)
・保証料型…3.3万円および保証料(※)

※保証料は、金利に上乗せして支払うか、一括前払いをするかで異なります。

「金利上乗せ方式」…借り入れ金利に0.2%上乗せ
「一括前払い方式」…借入金額1,000万円あたり、下記の金額を一括支払い。

・元利均等返済:10,160円~206,110円
・元金均等返済の場合10,030円~163,660円

※借り入れ年数に応じて増加します

■繰上返済手数料・金利再設定手数料
0円。
ただし、三井住友信託ダイレクト(インターネットバンキング)を使うことが条件、窓口で手続きすると手数料がかかります。

■条件変更手数料
1件あたり11,000円

銀行のなかには、手数料も保証料も大きくかかるところもあるので、窓口のあるその他の銀行と比較すると、三井住友信託銀行は良心的な手数料体系だと思います。

口座を持っていない人が多い

開いた通帳

三井住友信託銀行のデメリットとしては、「普段あまりお付き合いのない銀行」だということです。

信託銀行とは、信託業務を手がける特殊な銀行なので、おもな顧客となるのは法人やお金持ちの人です。

また、一般的な銀行よりも店舗数は圧倒的に少ないので、いざと言うときに窓口で相談しづらいです。

住宅ローンは長期間、契約を続けるものなので、日常的にお付き合いのない信託銀行で住宅ローンを組むのはデメリットの一つと言えます。

なぜ情報が出回らないのか?

疑問

また、ネットでは三井住友信託銀行の住宅ローン情報をあまり見かけないという意見もあります。

ネットのサイトには三井住友信託銀行の情報が載ってない

不動産業者はやたらと三井住友信託銀行を勧めてくるけど…

おそらく、不動産業者が三井住友信託銀行の住宅ローンを薦めてくる理由は、契約を取ることによって得られる手数料が大きいからだと思います。

一方で、ネットのサイトでおすすめされていないのは、三井住友信託銀行の住宅ローンを代理販売しているネット銀行が強いからだと考えられます。

代理販売をしているネット銀行が強い

スマホを操作する男性

住信SBIネット銀行は口座開設数が多い大手ネット銀行、かつスマホから簡単に口座開設できるという点でも身近です。

まず、住信SBIネット銀行は、大きく2つの住宅ローン商品を販売しています。

■住信SBIネット銀行の住宅ローン2種類

  1. 住宅ローンWEB申込コース
  2. ミスター住宅ローンREAL(SBIの自社商品)

そこで、住信SBIネット銀行と三井住友信託銀行、どちらで住宅ローンを申し込んだ方がお得なのかを調べてみます。

結論から言うと、一長一短で、どちらが優れているとは言い切れない(どちらも優れている)という答えになります。

住宅ローン金利は基本的に同じ

一番気になるのは、住宅ローン金利はどちらが低いのか、だと思います。

基本的にはほぼ同じ金利ですが、借り入れ年数やその時々によって若干違います。

  • どちらも同じ
  • 三井住友信託銀行(直販)の方が金利が低い
  • 住信SBIネット銀行の方が金利が低い

これらすべてのケースがあるので、一概にどちらが良いとは言えません。

金利については、実際に借り入れを検討する段階で、両者を比較することをおすすめします。

手数料で比較

手数料は、住信SBIネット銀行の方がやや低めです。

■三井住友信託銀行(保証料型で試算)
事務手数料:3.3万円
保証料:10,160円~206,110円(1,000万円あたり)
保証料は借入年数によって異ります、詳細については前述のとおりです。

■住信SBIネット銀行
事務手数料:融資金額の2.2%
保証料:0円(銀行負担)

たとえば、3,000万円の住宅ローンを35年返済で利用する場合で計算してみると、下記のようになりました。

  • 三井住友:650,730円
  • SBI:600,000円

ただし、借入金額や返済年数などの条件が変わると、三井住友信託銀行の直販の方が安くなることもありえます。

たとえば、三井住友信託銀行で保証料型を選ぶと事務手数料が3.3万円で定額ですが、住信SBIネット銀行は「融資額の2%」と割合なので、借入額が大きくなると住信SBIネット銀行の方が高くなると考えられます。

住信SBIネット銀行は全疾病保障が無料

病院と車椅子

住信SBIネット銀行で住宅ローンを組むと、「全疾病保障」が無料で付けられます。

■全疾病保障とは

下記の病気が原因で働けなくなったとき、住宅ローンの返済を保証してくれるサービスです。(※精神障害等を除く)

・3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)
・8大疾病(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎の5つの重度慢性疾患)
・その他のあらゆる病気やケガ

これらの疾病にかかったときに、一定期間住宅ローンの返済を肩代わりしてくれたり、場合によっては以降の住宅ローン残高を全部チャラにしてくれる非常に強力な保険です。

三井住友信託銀行でも、下記のように8大疾病保障への加入を推奨しています。

8大疾病の罹患者数

ガンと診断される確率

しかし、三井住友信託銀行で8大疾病保障に加入すると、借り入れ金利に0.2~0.3%が上乗せされてしまいます。

住信SBIネット銀行なら、さらに強力な全疾病保障が無料でついてくるので、加入を検討する場合は、実質0.2~0.3%分、SBIの方がお得になります。

繰上返済手数料はどちらも無料

積み木

一部繰上げ返済手数料は、どちらも無料です。

※三井住友信託銀行の直販はインターネットバンキング経由でのみ無料

ただし、最低返済額に違いがあります。

三井住友信託銀行は最低1万円から繰上返済を受け付けています。

一方で、住信SBIネット銀行なら、1円から繰上返済することが可能です。

住信SBIネット銀行では、少しでもお金に余裕ができたら積極的に住宅ローンの返済をすすめることで、返済総額をコツコツ減らすことができます。

3,000円でも5,000円といった少額でも手数料無料で繰上返済できるのは、SBIならではのメリットと言えます。

住信SBIネット銀行の方が利便性は高い

三井住友信託銀行の住宅ローンは、大手銀行のなかでも存在感を放つ優良なサービスです。

しかし、住信SBIネット銀行での申し込みと比較した場合、ネット銀行に軍配が上がるケースもあります。

これは、借り入れ金額や時期、返済年数によっても変わるので、ケースバイケースです。どちらが良いと明確には言い切れません。

ただ、私の個人的な意見を言うと、住信SBIネット銀行の方が消費者向けのサービスを中心に展開している銀行なので、何かと使い勝手が良いと思います。

また、返済や各種手続きは住信SBIネット銀行の口座から行えるのも便利です。

住信SBIネット銀行の住宅ローンについて

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2023年12月25日 更新)

ありがとうございます。

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