主婦の財テク方法7選!苦しかった家計が見違えるほど改善
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主婦でも自宅でできる、7つの財テクをまとめました。
最近は、主婦向け雑誌でも財テク特集が多くなりました。投資や資産運用、家計の改善などで上手に生活する主婦の方や、プロのFP(ファイナンシャルプランナー)によるアドバイスに耳を傾ける方も多いと思います。
今回は、資産運用歴10年以上の管理人が、主婦の方におすすめしたい7つの財テクをご紹介します。雑誌では株式投資など「リスクがある財テク商品」の紹介が多いです。今回は、「少しリスクを取って大きくお金を増やせる商品」も含めています。
もし、「絶対に損はしたくない!」という方は別記事で、「元本保証でできる財テク法」をまとめましたので、あわせてご覧ください。
あわせて読みたい:
おすすめの財テク商品は?初心者にもできる1万円からの資産運用法
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
主婦でもできる7つの財テク
安全なものから、リスクがあるものまで幅広く紹介します。
株式投資(株主優待)
株式投資は、元本保証ではなく、リスクがある財テク商品です。
しかし、株式を保有していれば毎年配当金が得られ、企業によっては株主優待を実施しています。配当金と株主優待をあわせた利回り(預金でいう金利)を考えると、メリットが大きいものも多いです。
元本保証でできる財テク法の記事でも書きましたが、記事執筆時点でビックカメラ株を購入したら、配当金と株主優待で利回りは7%以上になります。利回りが7%というのは、株価がどれだけ下がっても、ビックカメラが倒産しなければ、15年程度で元本が回収できるという意味です(配当金、優待は企業業績によって増減することがあります)。
今回、ネット銀行100の活用術が注目したいのは「クックパッド」の株主優待です。
レシピ情報サイト大手の、クックパッドを利用する主婦の方は多いと思います。クックパッドは「プレミアム会員」を募っています。月額300円程度でプレミアム会員になると、クックパッドの機能をフルに使えるというもの。
実際、プレミアム会員になる主婦の方も多く、お友だちにはプレミアムの人もいるのではないかと思います。
クックパッドは現在(業績は絶好調ですが)、ベンチャー企業のため配当金は出していません。この点は残念ですが、クックパッド株を保有しているとプレミアムサービス利用 1年間無料クーポン(3,600円分相当)がもらえます(1年以上の継続保有が条件、1年未満の保有は6ヶ月間の無料クーポン進呈)。
クックパッドのプレミアム会員が、1年間無料になります。この株主優待は毎年もらえ、クックパッド株を保有する限り、プレミアムサービスが無料になります。
クックパッドの株式購入には、まとまったお金が必要ですが、主婦向けの財テク商品のひとつとしては、非常にメリットが大きい投資です。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、より確実なお金の稼ぎ方です。
主婦のなかには、「アンケートに答えてポイントゲット」のような財テクをしている方も多いと思います。
しかし、実際この方法はほとんどポイントを貯められず、時間の割に効率が悪いです。。。
一方で、自宅で自由な時間にできる簡単なアルバイトが見つかるのが、クラウドソーシングサービスです。
クラウドソーシングは、発注側(企業など)が誰でも簡単にできるけれど、少し面倒な仕事を、受注側(私たち)に依頼するお仕事のマッチングサービスです。
実際、私も発注側でクラウドソーシングサービスを利用した経験があります。過去に依頼した仕事内容を、一例として紹介します。
■読んだ本の書き起こし
私は本を読むときに、気になった箇所に下線を引いて、それをその後メモにまとめます。しかし、メモ作業がけっこう面倒で時間がかかります。。。
そこで、読んだ本の下線部分をスマホカメラで撮影し、主婦の方に送付。主婦の方は、その写真を見て下線部分をWordなどに書き起こし、メールで納品して完成です。
タイピングができれば誰にでもできるお仕事ですが、私はこの作業に1回あたり500円を支払っています。
■地方の物件を見て写真を撮ってきて欲しい
これは、とある地方の物件の現地に行き、写真を撮ってくるお仕事です。私は大阪に住んでいるのですが、お目当ての物件は山口県にありました。
私が山口県まで足を運ぶと丸1日潰れますし、新幹線代でけっこうなお金がかかります。。。それならば、現地の近所に住む人にお願いできないかとクラウドソーシングを利用しました。
このお仕事では、日給分として1万円を支払いましたが、私にとっては大幅な時間とお金の節約になりました。
一方、受注側の主婦の方にとっては、近所の物件の写真を撮るだけの簡単な仕事で1万円が稼げるという、双方にとってメリットがあるお仕事を実現できました。
もちろん、写真の加工やイラスト作成など、専門的な技術がある主婦の方なら、より多くの仕事が受注できます。実際、クラウドソーシングだけでサラリーマン並に稼ぐ方もいます。
財テクとは少し異なりますが、確実に稼げ、誰でもできる仕事という点で紹介しました。ポイントサイトでアンケートに答えるより、効率はよいと思います。
家計管理を効率化する
すでにテレビCMなどで話題なので、ご存知のかたも多いと思いますが、「マネーフォワード」や「Zaim」といった家計簿アプリを使うと、節約につながります。
マネーフォワードもZaimも、無料で使えるスマートフォンアプリです。誰でもすぐにはじめられます。
手書きで家計簿をつけなくても、銀行口座などをマネーフォワードに登録しておくと、取引明細を自動的に取り込み管理します。
また、グラフなどで現在の家計状況を把握でき、何にお金を使っているかわかりやすいというメリットがあります。
マネーフォワードとZaimには「レシートの撮影機能」があります。コンビニやスーパーのレシートを、スマホで撮影するだけで、内訳を自動的に読み取り、家計簿に反映します。
家計簿が簡単に、半自動でつけられます。これまでに何度も、家計簿に失敗した方にもおすすめです。
家計簿アプリ「マネーフォワード」についてはこちらの記事をご覧ください。
投資信託(インデックスファンド)
雑誌などの財テク特集では、投資信託紹介のケースが多いです。投資信託は、株式投資の資産運用をプロにお任せできるのがメリットです。
しかし、リスク資産に投資するという点では同じです。元本割れも、ごく普通に起こります。とにかくお金が儲かりますという投資信託は、リスクの観点からあまりおすすめできません。
私がおすすめしたい投資信託は、インデックスファンドとよばれるものです。「インデックスファンド」とは、大きなくくりの名称です。インデックスファンドの中にも、種類はたくさんあります。
簡単にいうと、クックパッドやビックカメラといった特定の株式購入を目的にした投資信託ではありません。日経平均株価や、TOPIXといった「株式指数」に連動して運用する投資信託を「インデックスファンド」とよびます。
当然、日経平均株価が暴落すれば、インデックスファンドにも損失が出ます。しかし、資本主義の原理原則に「経済は拡大していく」というものがあります。
短期的には上下する日経平均株価ですが、長期的に見れば、ゆるやかに拡大していくということです。
日経平均株価は、記事執筆時点で28,000円前後で推移しています。日々上がった、下がったといわれますが、1,980年代はたった7,000円程度でした。
つまり、インデックスファンドも同じで短期的に上下するものの、将来的に社会はより豊かになっていくので、長期的には儲かるというわけです。
投資信託を買うなら、手数料が安いネット証券がおすすめです。
特に楽天証券では100円から投信積立ができます。楽天ポイントが貯まっていると、100ポイントから投資信託を購入できるという取り組みがあります。
また、セゾンカードで有名なクレディセゾンにも、永久不滅ポイントを使って資産運用するサービスがあります。
お子さまのおこづかい程度の少額から、投資ができるようになり、昔に比べて、投資や資産運用へのハードルはかなり下がっています。
投資信託(アクティブファンド)
投資信託には、前述のインデックスファンドの他に「アクティブファンド」があります。
インデックスファンドは、日経平均株価などの指数に連動し、景気拡大の恩恵をリターンとして受取るタイプの投資信託です。
一方で、アクティブファンドは資産運用会社に務める投資の「プロ」が企業分析などを徹底し、その力量でリターンを追求する投資信託です。
一般的にアクティブファンドは手数料が高いため、長期的にはインデックスファンドが有利という意見が多いです(私自身もインデックスファンドを支持しています)。
しかし、業界でも目を見張るリターンを継続してあげているのが「ひふみプラス」というアクティブファンドです。
ひふみプラスは、テレビ番組「カンブリア宮殿」などで取り上げられて以降、個人投資家に絶大な人気を誇り、銀行や証券会社のランキングでも、常に上位にランクインしています。
なぜここまで人気かというと、ひふみプラスは2021年6月末現在で過去5年間の平均の利回りが年率12.45%です。驚くほどのスピードで、資産増加の実績があるからです。
今後もひふみプラスが、これだけの高いリターンを継続できるかはわかりませんが、すでにひふみプラスに投資して資産が2倍、3倍になった人が数多くいます。
こちらの複利計算シミュレーションで、年率12.45%で運用した場合の資産増加を実感できます。
元金
金利(年)%
運用期間
計算結果一覧
また、投資信託(インデックスファンド・アクティブファンド)は、NISAやつみたてNISAを活用し、得た利益を非課税にできるのです。
あわせて読みたい:
投資信託「ひふみプラス」をチャートで比較、手数料が一番安い銀行は?
ロボアドバイザー
最近、特に注目を集めているのが「ロボアドバイザー」による資産運用です。
ロボアドバイザーは、「資産運用の知識がない人でもプロ並みの運用ができる」ことを目的にしたサービスです。
簡単な質問に答え、資産運用の方針を決定します。
ロボアドバイザーがその方針に従い、自動的に資産の買付・運用をしてくれます。
また、ウェルスナビのようなロボアドバイザーは、世界のETF(上場投資信託)に投資するため、10万円程度の少ない金額で、世界分散投資を実現できます。
初期費用として10万円程度が必要ですが、積立は毎月1万円からできます。資産運用を、完全にお任せしたい方にはおすすめです。
運用資産から、年率1.1%が手数料として差し引かれるため、ロボアドバイザーの実質的なリターンは年率3~4%程度といわれます。
投資信託と同じで元本割れのリスクはありますが、知識がなくても、そこそこの安定した資産運用を実現したい投資初心者や、未経験者の方におすすめです。
実際、ロボアドバイザーを活用する多くの方は、若い世代、投資未経験者です。
あわせて読みたい:
WealthNavi for 住信SBIネット銀行の評判は?ウェルスナビの口コミ
外貨預金
外貨預金をしている方も多いと思います。
外貨預金は、定期預金よりも高い金利で運用できます。為替相場の状況によって、為替差益(または為替差損)が発生する仕組みです。
元本保証ではないので、外貨預金に対して消極的な人も多いと思うのですが、最近はネット銀行を中心に、おもしろい取り組みが広がっています。
ネット銀行100の活用術が取り上げたいのが、ソニー銀行のデビットカードを使った連携です。
もし将来的にアメリカ旅行の可能性があるなら、この方法はとてもおすすめです。
なぜなら、もし外貨預金で損失が出ても、外貨預金口座に預けている米ドルを、そのまま旅行先で使えるからです。
アメリカに旅行に行く前、多くの人は日本円を米ドルに両替します。
しかしその際、為替手数料が100銭程度かかります。実は、この為替手数料はけっこう高いです。
しかし、ソニー銀行ならたった15銭で、外貨預金口座に米ドルを預けられます。
ソニー銀行の外貨預金口座に預けた米ドルは、ソニー銀行のデビットカード(SONYBANK Wallet)で、現地ATMでも使えます。デビットカードで直接買い物もできます。
ソニー銀行のVISAデビットカードは、世界のVISA利用可能店舗で使えるので、もちろんアメリカでも利用できます。
デビットカードで支払うと、現地手数料は0円です。事実上たった15銭の為替手数料で、米ドルが手に入り、旅行時に使えます。
もちろん、資産運用として外貨預金をするだけでも価値があるのですが、もし損失になってしまっても、最悪アメリカに旅行に行って使えば問題ないと考えれば、外貨預金の敷居は大きく下がります。
以上、代表的なものから、主婦の方にとってメリットが大きいものまで、さまざまな財テクをご紹介しました。
今回は、ややリスクのある財テクが中心となりましたが、元本保証できる資産運用もあります。詳細は、下記の記事もあわせて参考にしてもらえると幸いです。
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