ARUHI(アルヒ)と住信SBIネット銀行の住宅ローンを比較

住宅ローンの比較

多くの方が、住宅ローンを選ぶ時に比較をすると思います。金利や手数料、特典など様々な項目で比較して、自分に適した金融機関を選びます。

私も住宅ローンについて色々調べることがあるのですが、比較して一番最初に気になったのが、「SBI」と名のつく金融機関が2つあったことです。それが、

です。どちらも人気の金融機関なので、「どう違うのか、どちらを選べば良いのか」迷う人も多いと思います。

そこで今回は、両者の住宅ローンの特徴と比較をまとめてみたいと思います。ちなみに、「SBI」グループは、SBI証券やSBI損保などをはじめ、国内大手の金融サービス提供事業者です。

フラット35に強いARUHI

ARUHI

ARUHI(アルヒ)は、フラット35に強みがあります。フラット35においてはシェアNo.1を獲得しており、その比率も25%を越えているほどの人気です。

わかりやすくいうと、「フラット35を利用している人の4人に1人がARUHIを選んでいる」ということであり、この実績は非常に安心感があります。

フラット35の中でも業界最低水準の低金利で、審査スピードも速いので、低い金利でなるべく早く住宅ローンを契約したい方にも評判です。

個人的に、アルヒの強みだと思うのは、「窓口で相談できる」ことです。多くのネット銀行は、低金利メリットがある一方で、すべての手続がネット完結のため、対面での相談ができないデメリットを抱えています。

しかし、アルヒは全国に営業窓口を抱えているため、住宅ローンの専門家に不明点を直接相談することができます。もちろん、対面での契約が面倒な方は、ネット完結でも利用できます。

フラット35の人気が目立つアルヒですが、自社商品の「ARUHIフリーダム」も販売しており、変動金利・期間固定金利プランの住宅ローンも組むことが可能です。

手厚い保証が魅力の住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

ネット銀行では高い人気を誇る住信SBIネット銀行は、住宅ローンにも力を入れています。競争力があるのは、やはり金利です。数ある金融機関の中でも、住信SBIネット銀行の住宅ローンは業界最低水準です。

住信SBIネット銀行住宅ローンの最大のメリットは、「8疾病保障が無料」で付けられる点です。8疾病保障とは、がん、脳卒中、急性心筋梗塞をはじめとする8つの重病にかかった場合、一定基準を満たすことで、住宅ローン残高がすべてチャラになる強力な保険です。

通常、8疾病保障を付けると表示金利に+0.4%程度の上乗せが必要となるのですが、住信SBIネット銀行の場合は、この8疾病保障が無料で付帯できます。

住信SBIネット銀行の住宅ローンには、大きく2つの商品があります。

■ネット専用住宅ローン
三井住友信託銀行の住宅ローンを、住信SBIが代理販売している商品です。こちらは特に、期間固定金利(5年・10年など)の低さに強みがあります。

■Mr.住宅ローン(自社商品) ※現在新規申込停止中
住信SBIネット銀行のオリジナル商品です。特に変動金利の低さに強みがあります。

どちらの商品も、業界最低水準の金利であり、さらに8疾病保障が付いているため、人気が高いです。

両者をザックリと比較してみる

比較

上記の表が、ザックリと比較してみた結果です。そもそも、ARUHIはフラット35メインで販売しており、住信SBIネット銀行はフラット35を取り扱っていないので、一概に両者のスペックは比較できません。

※追記:住信SBIネット銀行もフラット35の取り扱いを始めました。

また、繰り上げ返済の条件や団信手数料などは、フラット35の場合、どの金融機関でも統一されています。一部、数値化できない部分には主観が含まれていますが、「どの部分を重視するか?」をはっきりすることで、どちらの住宅ローンを選べば良いかが見えてくると思います。

■事務手数料
手数料はいずれの住宅ローンも平均的です。ARUHIの独自商品「ARUHIフリーダム」のみ、融資金額の3%が手数料となるので、若干高くなっています。

■団体信用生命保険料
団信保険料は、民間の住宅ローンの場合、無料であることが多いです。ARUHI、住信SBIネット銀行ともに、団信保険料は銀行負担なので、無料です。

ただし、フラット35の場合は、どの銀行で契約しても必ず団信保険料が発生します。金額は、「融資額1,000万円あたり機構団信 34,000円+税」です。保険料は毎年発生しますが、住宅ローン残高が減るに従って、保険料も年々低くなります。

■繰上返済手数料
一部繰上げ返済手数料は、どのプランでも0円です。ただし、繰上返済する時の最低返済額に若干の違いがあります。

住信SBIネット銀行の住宅ローンは1円から繰上返済が使えます。アルヒのARUHIフリーダムは、1万円から繰上返済できます。

一方、フラット35の場合は、最低10万円からしか繰上返済を受け付けてくれません。しかしこれは、ARUHIに限ったことではなく、フラット35で共通するルールです。

■審査期間
審査スピードにおいては、ARUHIが圧倒的に速いです。住信SBIネット銀行をはじめ、通常の金融機関では、住宅ローンの手続きに1ヶ月~2ヶ月かかります。

しかし、アルヒの場合は、最短数営業日ですべての手続が終わるので、審査スピードを重視する人にとっては、非常にメリットが大きいと言えます。

■8疾病保障
住信SBIネット銀行の場合、8疾病保障は無料で付いてきます。ARUHIの場合は、ARUHIフリーダム、フラット35ともにオプションで付けられます。

特約料は年齢によって違いますが、およそ「融資金額100万円あたり600円~3,000円 + 一律9千円~1万1千円」程度となっています。

どちらを選べば良いか?

ARUHIと住信SBIネット銀行ではどちらを選べばよいのでしょうか。比較は難しいのですが、要所要所で絞っていくと、以下のようになるのではないかと思います。

■フラット35を契約したい
ARUHI一択です。なぜなら、住信SBIネット銀行はフラット35を取扱っていないからです。また、他の金融機関と比較しても、4人に1人がフラット35を契約しているARUHIは、絶大な信頼があると言えます。

■コストを安く抑えたい
諸経費を安く抑えたい場合は、住信SBIネット銀行がおすすめです。事務手数料が安いだけでなく、繰上返済手数料が1円から使えたり、団体信用生命保険料も無料で付いています。

また、強力な「8疾病保障」も無料で付けられることから、保障などにかかるコストとしては、住信SBIネット銀行は非常に強みがあると思います。

■住宅ローンをすぐ契約したい
住宅ローンの金利は毎月変動します。そして、適用金利は申込時点ではなく、融資が実行されるタイミングの金利となります。つまり、審査期間が短いほど、自分が想定している金利で融資が受けられる可能性が高いので、リスクが低いです。

また、マイホームを購入する場合、良い物件ほどすぐに売れてしまうので、「タイミング」もかなり重要です。狙っていた物件が先に売れてしまった。。。という話はよく聞きます。

その点、最短数営業日で他の金融機関を圧倒する審査スピードを誇るアルヒなら、自分が想定した金利で、狙っている物件を確実に購入できる可能性が高まります。

アルヒでは、フラット35だけでなく、変動金利・固定金利の両方を提供しているARUHIフリーダムにおいても、審査スピードが早い点では同じです。

何を重視して選ぶか

今回比較対象とした住信SBIネット銀行、ARUHIは、どちらも人気の住宅ローンなので、選んで失敗する心配がないことは、多くの人に利用されている過去の実績を見れば明らかです。

いずれの住宅ローンにも、強みと弱みがあります。どちらも優秀な住宅ローンであることには間違いありませんが、何を重視して住宅ローンを選ぶかによって、選択も代わってくるのではないかと思います。

イオンカードセレクト