ARUHIとイオン銀行のフラット35を5つのポイントで比較してわかったこと

イオン銀行

イオン銀行の住宅ローンは評判の良い住宅ローンです。

主に競争力があるのは「変動金利」と「10年固定金利」のプランで、金利の低さなどが好評です。

しかし調べてみたところ、イオン銀行もひっそりとフラット35を扱っていました。イオングループがフラット35を取り扱っていることは、あまり知られていません。

そこで今回は、イオン銀行が扱うフラット35を、フラット35のシェアNo.1のARUHI(アルヒ)と比較し、イオン銀行のフラット35がおすすめかどうか分析しました。

イオンのフラット35は良いのか?

フラット35のメリット

イオン銀行が展開しているフラット35についてまとめます。

フラット35で人気の高いARUHI、そして楽天銀行住宅ローンと、さまざまな点で比較してみました。

イオン銀行フラット35のメリット・デメリット
  • フラット35、フラット35sともに取り扱っている
  • 金利は他の金融機関と同じ
  • 手数料は安め
  • イオンセレクトクラブに対応

フラット35、フラット35sともに取り扱っている

フラット35Sとは?

イオン銀行が扱っているローンは、以下の5つです。

  • フラット35
  • フラット35S
  • イオンプラス(フラット35と民間住宅ローンのミックス)
  • つなぎ融資
  • 借り換え

取扱商品に関しては、他社と比較しても特に目立った違いはありません。

しかしイオンの場合、後述する「イオンセレクトクラブ」などは非常に良い差別化サービスと言えます。

金利は他の金融機関と同じ

金利

現在、ネット銀行のフラット35で2強となっているのが、ARUHI(アルヒ)楽天銀行です。

多くの方がフラット35において、ARUHIまたは楽天の2社を選択しています。

ARUHIと楽天銀行は、サービス面などを見ても申し分がありません。

また、業界最低水準の低金利であるため、フラット35を選ぶのであれば、個人的にはアルヒか楽天銀行のどちらかをおすすめします。

ARUHIについて

ARUHIは銀行ではありません。住宅ローンを専門的に取り扱う、モーゲージバンクという位置づけです。

東証一部上場企業で知名度もありますので、信用度に関しては問題ありません。

また、全国に相談窓口を設けているため、対面で相談しながら住宅ローンの契約を進められる点も、ARUHIの強みです。

→ARUHIの詳細はこちらの記事で解説しています

ちなみに、イオン銀行・ARUHI・楽天銀行の3社のフラット35の金利を調査してみたところ、「金利は同じ」でした。

イオン銀行もまた、業界最低水準の金利で融資を行っている金融機関であることがわかりました。

イオン銀行住宅ローンの場合、ARUHIが取扱っていないスプレッドタイプ(融資利率は高くなるが手数料が抑えられるプラン)の取扱もあります。

フラット35の初期費用を抑えたい方にとっては、選択の価値は十分あると言えます。

事務手数料はイオン銀行が低い

手数料がお得

次に取扱事務手数料(融資事務手数料)を比較します。

融資事務手数料は、住宅ローンの初期費用の中でも多くを占めることがあるので、比較検討をする上で外せない項目です。

事務手数料は、イオン銀行の方が低めです。住宅ローン金利は同じなら、イオン銀行でフラット35に申し込むほうがお得です。

ARUHIは、以前はネット申込で融資事務手数料の割引がありましたが、現在はなくなっています。

■フラット35 融資事務手数料の比較

住宅ローンプラン名 事務手数料
ARUHIフラット35 融資額の2.2%
イオンフラット35(新規) 定率型:融資額の1.87%(最低110,000円)
定額型:55,000円
イオンフラット35(借換) 定率型:融資額の1.87%(最低110,000円)
定額型:55,000円

イオン銀行の事務手数料は、定率型定額型を選べます。

定率型を選ぶと、融資額の1.87%を事務手数料として支払います。融資額が大きいと、手数料も増えます。

対して定額型は、融資額にかかわらず55,000円を支払います。初期費用は低く抑えられますが、金利が年0.2%上乗せとなります。

融資額や借入期間によって、どちらがお得かは変わります。契約前に返済シミュレーションをおすすめします。

一般的には、借入期間が短ければ定額型がお得です。定額型の上乗せ金利で長く返済すると、定率型より最終返済額が多くなるためです。35年で返済するなら、定率型をおすすめします。

ちなみに「楽天銀行」は、イオン銀行よりフラット35の融資手数料が低いです。

楽天銀行のフラット35は、楽天銀行口座を住宅ローン引き落としに使うと、融資手数料が1.1%まで引き下がります。他行口座で引き落とす場合も、1.43%と格安です。

3社のフラット35金利が同じなら、融資事務手数料がもっとも低い金融機関を選ぶと、負担が軽くなります。

楽天銀行のフラット35については下記の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

イオンセレクトクラブ

買い物

イオン銀行は、イオン銀行住宅ローンを契約しているユーザー限定の「イオンセレクトクラブ」という特典が用意されています。

新生活をするにあたって、イオンをよく利用する予定がある方にとっては、非常にメリットの大きい特典です。

イオンセレクトクラブの特典
  • イオンでのお買い物が毎日5%OFF(最長5年)
  • 定期預金の金利優遇
  • イオングループの優待特典あり
  • イオンカードセレクトの特典がつく
  • ゴールドカードを発行

イオングループでのお買い物や定期預金がお得になるので、日常生活がお得になります。

自宅の近くまたは新居予定地にイオンモールのような「イオン系列のお店がある場合」は、日常生活でイオンを利用する機会が増えると思います。

毎日の買い物が5%OFFになることを考えると、年換算で大きな節約効果が期待できます。

さらに、ゴールドカードを発行してもらえるという贅沢な特典も。

しかしゴールドカードを持てるだけでなく、「イオンカードセレクト」というクレジットカードの特典を受けられることも大きなメリットです。

イオンカードセレクト特典には、ポイントアップやWAONプレゼントなど、さらに毎日がお得になる優待がたくさんあります。

→イオンカードセレクトのメリット詳細はこちら

一番お得なフラット35を選ぶ

住宅ローンを検討する家族

スペックが定期的に変わるので、比較するのに苦労しましたが、最終的な結論はいかのようになりました。

  • フラット35の金利はすべて同じ
  • 事務手数料は楽天銀行が圧倒的に低い
  • イオンセレクトクラブ特典を重視するならイオン銀行がお得

となります。
各社が持つ住宅ローンの強みでまとめると以下のようになります。

イオン銀行住宅ローン
手数料は融資額の1.7%と優秀。また、初期費用を抑えられる「Bタイプ」も選択可能。Bタイプなら手数料は一律5万円。イオンセレクトクラブによって、5年間は毎日イオンでの買い物が5%OFFに。

楽天銀行住宅ローン
返済口座を楽天銀行にする必要があるものの、手数料の低さは1.0%と圧倒的。ただし最低事務手数料は10万円なので、融資額が600万円以下ならイオンの方がお得になるケースも。

ARUHI(アルヒ)
フラット35シェアNo.1で安心感がある。手数料は融資額の2.0%と、今回の比較対象の中では最も高い。ただし、アルヒの審査スピードには定評があるため、人気物件を確実に抑えたいケースなど、審査スピードを重視したい場合は選択余地あり。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、一条まつこ がメンテナンスを担当いたしました。(2019年10月1日 更新)

ありがとうございます。

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