契約前に知っておくべきネット銀行住宅ローンの知られざる落とし穴

落とし穴

最近は、若い方を中心にネット銀行住宅ローンを契約する人が増えています。

まだまだ、ネット銀行は不安だと感じている方も多いのは事実ですが、最近の若い方は「メインバンクがネット銀行」という方も多いので、ネット専業銀行に対して抵抗を感じていないのだと思います。

ネット銀行住宅ローンは、大手銀行と比較しても金利や手数料がお得です。しかし、あまり知られていない落とし穴(デメリット)があるので、まとめておきたいと思います。

ネット銀行住宅ローンの落とし穴とは

金利や手数料といったスペック面では申し分がないネット銀行の住宅ローン。では、そのデメリットとはどのようなものなのでしょうか。

審査が遅い

落とし穴

これは意外な落とし穴なのですが、ネット銀行の住宅ローンには「審査が遅い」というデメリットがあります。

ネット銀行は店舗を持たないので、「来店不要・WEB完結」で住宅ローンの契約ができることが大きなメリットです。しかし、来店不要ということは、すべての手続きを「WEB・メール・電話・郵送」のいずれかの方法で行うということです。

特に、重要な書類はすべて郵送でのやりとりとなるため、当然時間がかかります。ネット銀行住宅ローンの場合、申込から融資まで、1ヶ月半~2ヶ月程度かかるケースもあります。

住宅ローンの金利は申込時点ではなく融資実行時点での金利が適用されます。審査が遅くなることで、想定していた金利で借入ができない可能性もあり、この点はネット銀行住宅ローンが持つデメリットと言えるでしょう。

しかし最近は、このデメリットを解消する銀行が登場しています。それが、じぶん銀行の住宅ローンです。じぶん銀行は三菱東京UFJ銀行とKDDIが共同で作ったネット銀行なので、安心感があります。

じぶん銀行住宅ローンは「紙の契約書を完全に廃止」し、郵送でのやりとりを一切することなく「WEB完結」できる契約の仕組みを導入しています。

すべての手続きがWEB上で行えるので、じぶん銀行はネット銀行ならではの低金利でありながら、最短10日で契約が終わります。ちなみに、この取組みは国内初となっています。

→じぶん銀行住宅ローンの詳細はこちらで解説しています。

審査が厳しい

厳しい

もう一つ、あまり知られていない事実があります。それはネット銀行は審査が厳しいと言われていることです。

これは100%そう言い切れるわけではないのですが、やはり「対面での契約を行わない」、「金利が低い」ということがあるため、審査を厳し目にせざるを得ないのだと思います。

ネットの口コミを見てみるとネット銀行の住宅ローンで審査に落ちてしまったという話をチラホラ聞きます。

一方で、住信SBIネット銀行の住宅ローンを始め、派遣社員や契約社員、転職したばかりの人に対しても融資の姿勢を見せている銀行も多いです。

仮審査の結果は数日でわかることがほとんどですし、審査に落ちたからと言って信用に傷が付くということはありません。

審査が厳しいという点においては、臆することなく積極的に仮審査に申し込んで良いと思います。

対面で相談できない

電話

窓口となる店舗がない分、対面で相談できないことにデメリットを感じる人も多いです。住宅ローンは多くの人にとって人生最大の買い物・契約になりますから、対面で担当者の顔を見て契約したいという方も多いのでしょう。

ネット専業銀行の多くは、電話とメールでのサポートに限定されますが、一部の銀行では「スカイプ相談」や「店舗窓口」を設けており、このデメリットは解消されています。

詳しくは、ネット銀行住宅ローンが持つ3つのデメリットをまとめてみたという記事で書いています。

イオン銀行
イオンの各店舗にて住宅ローンの相談窓口を設置。

ARUHI(アルヒ)
全国にARUHIのリアル店舗があります。

新生銀行
ネット専業銀行ではないので、店舗窓口で相談が受けられます。

楽天銀行
フラット35が人気。スカイプ(ビデオ通話)での相談が可能。

ソニー銀行
JR東京駅近くに「住宅ローンプラザ」という店舗あり。

返済口座を指定する必要がある

返済

これはネット銀行に限らず、すべての銀行に言えることです。

基本的に住宅ローンは契約した銀行の口座を返済口座に使います。例えば、三井住友銀行で住宅ローンを契約した場合は、三井住友銀行を返済口座に使うのが原則です。

すでにネット銀行をメインバンクにしている人であれば問題ないのですが、多くの人がネット銀行をサブバンクとして使っていると思います。

すると、ネット銀行で住宅ローンを契約した場合、毎月の返済口座にそのネット銀行を使う必要があるため、毎月の返済や資金移動が面倒になるという落とし穴があります。

この方法を解消する案としては2つあります。

1つ目は、ARUHI(アルヒ)という住宅ローン専門の金融機関を利用することです。ARUHIはフラット35で全国No.1のシェアを誇っており、非常に人気が高いです。

しかし、「銀行」ではないので返済口座を自由に設定できるというメリットがあります。例えば、ARUHIで住宅ローンを契約した場合、あなたがメインで使っている銀行(三菱東京UFJ銀行など)を返済口座に使うことができます。

2つ目は、ソニー銀行住宅ローンの「おまかせ入金サービス」を使う方法です。

ソニー銀行住宅ローンは、ネット銀行の中でも低金利となっておりスペックが高いため、評判の住宅ローンの一つです。

ソニー銀行のサービスに「おまかせ入金サービス」というものがあります。これは、あなたが普段から使っている銀行から毎月設定した金額をソニー銀行に自動引落で移動できるサービスです。

引き落としの手数料は無料なので、毎月の住宅ローンの返済額のみをソニー銀行の口座に自動的に移動させることができます。

これなら、あなたが普段お使いのみずほ銀行などをメインバンクとして使いながら、低金利なソニー銀行住宅ローンを契約して、住宅ローンの分だけ毎月資金移動して返済することが可能です。

いかがでしたか

スペック面では語れないネット銀行住宅ローンの落とし穴も、解決策がたくさん用意されているので安心です。

金利や手数料を比較してみると、やはりネット銀行は魅力的です。デメリットも視野にいれつつ、さまざまな銀行を比較してベストな住宅ローンを見つけてください。

NEXT:ネット銀行住宅ローンが持つ3つのデメリットをまとめてみた

イオンカードセレクト