ファミリーマートATMを手数料無料で使える銀行一覧 ゆうちょATM設置店舗も

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ファミリーマートATM

ファミリーマートの設置ATMを手数料無料で使える銀行をまとめました。口座開設や、銀行口座の見直しの参考になれば幸いです。

ファミリーマートは、大手コンビニのなかで唯一、店舗によって設置ATMが異なります。もっとも多いのは「イーネットATM」、一部店舗には「ゆうちょ銀行ATM」が設置してあります。

イーネットATMしか無料で使えない銀行だと、たまたま入ったファミリーマートがゆうちょ銀行ATM設置店で、手数料が発生してしまうこともありえます。

ファミリーマートのATMをよく使う人は、イーネットATMとゆうちょ銀行ATMがどちらも無料で使える銀行がおすすめです。

ファミリーマート設置のATMは2種類

ゆうちょ銀行ATMとE-net

ファミリーマートに設置されているATMは、おもに2種類です。

  • イーネット(E-net)
  • ゆうちょ銀行ATM

多くのファミリーマートに設置されているのは、イーネットATMです。

イーネットATMとは、複数の金融機関が共同で作ったコンビニATMです。ファミリーマート以外に、スーパーや駅構内に設置されていることもあります。

一方、全国の約3,500店舗のファミリーマートには、ゆうちょ銀行ATMの導入が行われています。

ゆうちょ銀行ATMが設置されているファミリーマートは、もともとコンビニの「am/pm」だった店舗です。

am/pmがファミリーマートの子会社になり、ファミリーマートへ転換される際に、ゆうちょ銀行ATMを設置しました。

すでに、イーネットATMが設置してあるファミリーマートに、ゆうちょ銀行ATMを導入する予定はないようです。

→ファミリーマートATMの変遷についてはこちら

大手銀行はゆうちょ銀行のATM手数料が有料

国内三大メガバンクといわれる三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行は、イーネットATMを手数料無料で利用する方法があります。

ただし、ゆうちょ銀行ATMは手数料を無料にできません。

大手銀行のATM手数料優遇の内容

各銀行の手数料優遇サービスの条件を満たすと、以下のATM手数料が無料になります。

三菱UFJ銀行
  • 自行ATMの時間外手数料が無料
  • コンビニATM手数料が月1~2回無料
三井住友銀行
  • 自行ATMと三菱UFJ銀行ATM(店舗内)の時間外手数料無料
  • コンビニATM手数料が月3回無料
みずほ銀行
  • 自行ATMとイオン銀行ATMの時間外手数料が無料
  • イーネットATM手数料が月1~3回無料

優遇を受けるための条件を満たせない人や、ファミリーマート内のゆうちょ銀行ATMを利用する人は、ATM手数料が110円から220円かかります。

→メガバンクで優遇を受けるために必要な条件の解説はこちら

地方銀行の手数料体系も、多くはメガバンクと同じです。基本のATM手数料は110円から220円で、地方銀行によってはATM手数料が無料にできます。ただし、ゆうちょ銀行ATMも無料になる地方銀行は少数派です。

ファミリーマートのATM手数料が無料のネット銀行

ファミリーマート

イーネットATMとゆうちょ銀行ATMがどちらも無料にできるのは、一部のネット銀行です。

ネット銀行にも、ATM手数料が月数回無料にできる優遇があります。大手銀行と違い、提携ATMすべてが無料対象になるネット銀行が大半です。

イーネットATMとゆうちょ銀行ATM、どちらとも提携するネット銀行を使えば、ファミリーマートのATMを種類関係なく無料で使えるようになります。

ソニー銀行

ソニー銀行

イーネットATM
出金:誰でも月4回無料、取引条件クリアで完全無料化
入金:何度でも無料
ゆうちょ銀行ATM
出金:誰でも月4回無料、取引条件クリアで完全無料化
入金:何度でも無料

※無料回数を超えたATM手数料は1回につき110円。

ソニー銀行でどの提携ATMを使っても、預け入れはいつでも無料、引き出しは月4回無料です。コンビニATMをおよそ週1ペースで使っても、ATM手数料がかかりません。

手数料がお得なネット銀行のなかでも、取引条件なしでATM手数料が無料になる回数は、ソニー銀行が最多です。

また、イーネットATMとゆうちょ銀行ATM以外にも使えるATMが多いのも、ソニー銀行のメリットです。ファミリーマート以外のATMも気軽に使えます。

ソニー銀行 提携ATM一覧

ソニー銀行の手数料優遇サービスは「Club S」でランクを上げ、最高ランクに到達するとATM手数料が何度でも無料になります。

Club Sの最高ランクになるには、外貨預金や投資信託などを積極的に利用する必要があります。ATM手数料の無料回数が月4回で十分なら、取り引き内容を気にせず使ってよいと思います。

現在、ATM出金を月4回以上利用している人は、ソニー銀行のデビット機能付きキャッシュカードを活用し、ATMの出金回数を減らすのも手です。

→ソニー銀行のデビットカードについてはこちら

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

イーネットATM
出金:誰でも月2回無料、取引条件クリアで最大で月20回無料
入金:何度でも無料
ゆうちょ銀行ATM
出金:誰でも月2回無料、取引条件クリアで最大で月20回無料
入金:何度でも無料

※無料回数を超えたATM手数料は1回につき110円。

住信SBIネット銀行での提携ATM利用は、預け入れは完全無料、引き出しは誰でも月2~20回無料です。誰でも月2回は無料でATM出金を利用できます。

さらにATM手数料の無料回数を増やすには、手数料優遇サービス「スマートプログラム」でランクを上げる必要があります。

スマートプログラムでランク2に上がるだけでも、ATM入出金手数料が月5回無料になります。大きな取り引きを行わない人も、ランク2は比較的簡単に到達できます。

→スマートプログラムでのランク上げ方法の解説はこちら

auじぶん銀行

auじぶん銀行

イーネットATM
出金:最大で月11回無料
入金:誰でも月1回無料、取引条件クリアで完全無料化
ゆうちょ銀行ATM
出金:最大で月1回無料
入金:最大で月1回無料

※無料回数を超えたATM利用の手数料は1回につき110円(ゆうちょ銀行のみ220円)。

auじぶん銀行とは、携帯会社のKDDI(auを運営))と三菱UFJ銀行が、共同で作ったネット銀行です。auユーザー以外も口座開設できます。

auじぶん銀行には、「じぶんプラス」というランク制の手数料優遇サービスがあります。

5段階のステージのうち、ステージを2以上に上げると、ATM出金手数料が月3回から11回無料になります。ATM入金は、ゆうちょ銀行以外は何度でも無料です。

じぶんプラスの会員ステージ

じぶんプラスのランクを1から2に上げると、ATM出金手数料が月3回無料になります。ファミリーマートで月2~3回くらいしかお金を引き出さないなら、1段階のステージアップでも十分です。

ステージ2への上がり方はいくつかあります。5万円以上の給与受取口座に指定するだけでも、ステージ2に上がります。10万円以上の預金でもOKです。

ただし、ゆうちょ銀行ATMは、ATMの入出金手数料が無料になる回数が、月1回までです。じぶんプラスのステージが2でも5でも、入金と出金それぞれ1回ずつしか無料になりません。

auじぶん銀行ユーザーは、なるべくイーネット設置のファミリーマートを利用するのがおすすめです。

auじぶん銀行「じぶんプラス」のくわしい解説はこちら

PayPay銀行

PayPay銀行

イーネットATM
出金:毎月1回は無料、2回め以降も3万円以上なら無料
入金:毎月1回は無料、2回め以降も3万円以上なら無料
ゆうちょ銀行ATM
出金:毎月1回は無料、2回め以降も3万円以上なら無料
入金:毎月1回は無料、2回め以降も3万円以上なら無料

※無料回数を超えたATM手数料は、1回につき165円(ゆうちょ銀行のみ330円)。

PayPay銀行のATM手数料の無料条件は、ほかの銀行と少し異なります。

ATMでの出金と入金は、月1回ずつ無条件で無料です。2回め以降は、3万円以上の入出金なら何度でも無料です。

預け入れが完全無料ではない点に気をつける必要がありますが、つねに入出金額を3万円以上にするよう気をつければ、実質ずっと無料でATMを利用できます。

月2回め以降、3万円未満の入出金を行う際のATM手数料は、やや割高です。

しかし、入出金額に気をつければATMを無料で使える点や、PayPayとの相性がよいことから、口座開設者が増えています。

→PayPay銀行のメリットや使い方についてはこちら

楽天銀行

楽天銀行

イーネットATM
出金:取引内容に応じて最大で月1~7回無料
入金:3万円以上はいつでも無料、3万円未満は取引内容に応じて月1~7回無料
ゆうちょ銀行ATM
出金:取引内容に応じて最大で月1~7回無料
入金:3万円以上はいつでも無料、3万円未満は取引内容に応じて月1~7回無料

※無料回数を超えたATM手数料は1回につき220円もしくは275円。

楽天銀行で「ハッピープログラム」という手数料優遇サービスの条件を満たすと、ATM手数料が月1~7回無料になります。

ハッピープログラムを利用しない場合のATM手数料は有料です。楽天銀行で口座開設したら、まずはハッピープログラムに無料登録することをおすすめします。

ハッピープログラムのランクを上げる方法は、預金残高を増やすか、一定件数以上の所定取引を行うかのどちらかです。

個人的におすすめなのは、楽天銀行を貯金用口座として利用し、預金残高を増やすやり方です。楽天銀行は、普通預金の金利優遇サービスがあり、大手銀行とは比較にならないほど好金利で預金できるからです。

預金残高が10万円以上なら、ATM手数料は月1回無料です。さらに預金額を増やすと、月7回まで無料でATMを利用できるようになります。

▼ハッピープログラムの優遇内容
楽天銀行ハッピープログラム

→楽天銀行のハッピープログラムの上手な使い方はこちらで解説しています。

総合的にでおすすめなのは住信SBIネット銀行

ミライノデビット

取引条件を満たさずにATMを無料で使える回数が多いのは、ソニー銀行です。優遇ランクを上げずに、誰でも月4回、コンビニATMや銀行ATMを使えるのはソニー銀行だけです。

しかし、個人的におすすめなのは住信SBIネット銀行です。理由は、手数料優遇サービス「スマートプログラム」で、一定ランクまでは比較的簡単に到達できるからです。

スマートプログラムでランクアップしない状態でも、月2回はATM手数料が無料です。あと1つか2つの取引条件をクリアするだけで、無料回数は月5回に増え、ソニー銀行を上回ります。

たとえばスマート認証NEOを設定(無料)するだけでランク2にアップするので、翌々月はATM手数料が月5回無料です。ほかにも、少額の取り引きのみで月5回無料にする方法があります。

コンビニATMを無料にする方法

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2021年6月11日 更新)

ありがとうございます。

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