ネットバンクの中でイオン銀行ATMに対応しているのはどこですか?
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近年、イオン銀行ATMの設置台数が増えています。以前はイオンモール店内でしか見かけませんでしたが、最近はコンビニや駅構内などにも設置されています。
ミニストップ内のATMは、現在すべてイオン銀行ATMへの置き換わっています。
お得にコンビニATMが使える代表的な銀行は、ネット銀行です。ネット銀行の多くは自社ATMがないため、コンビニATMなどとの提携に力を入れています。
しかし、イオン銀行ATMに対応していないネット銀行もあります。今回は、イオン銀行ATMが使えるネット銀行をまとめました。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
イオン銀行ATMが使えるネット銀行
今回は、イオン銀行ATMが利用可能なネット銀行をまとめてみました。
ATM手数料無料で使える銀行も多くあります。
ソニー銀行
ソニーグループのネット銀行「ソニー銀行」は、提携ATMがもっとも多いネット銀行です。イオン銀行だけでなく、ほかのコンビニATMも使う人におすすめです。
イオン銀行ATMはもちろん、大手コンビニATM(ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート)やゆうちょ銀行、メガバンクのATMでも入出金できます。私も重宝しています。
ATM手数料は、入金は何度でも無料、出金は月4回無料(5回目以降は1回あたり110円)です。
ソニー銀行の取引きが増えて、ランク制の優遇サービス「Club S」でランクが上がると、回数無制限でATM手数料が無料になります。
取引きが少なくても、月4回もATM手数料が無料になれば、十分便利だと思います。
イオン銀行
イオン銀行キャッシュカードはもちろん、イオン銀行ATMで使えます。イオン銀行キャッシュカードは、イオン銀行ATMをいつでも無料で使えます。
他行ATMを使った場合は、所定の手数料が必要です。みずほ銀行や三菱UFJ銀行のATMなら、平日日中は手数料無料で入出金できます。
ただし、「イオン銀行Myステージ」という優遇プログラムでランクを上げれば、最大月5回まで、他行ATMを無料で使えるようになります。
イオン銀行Myステージのランクは、ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの4段階に分かれています。イオン銀行での取引きが増えるほど、ランクが上がります。
シルバーステージまでは、取引きが少ない人でも比較的すぐ到達できます。シルバーステージでは、他行ATM手数料が月2回無料になります。
頻繁にATMでお金を引き出さない人なら、シルバーステージでも十分だと思います。
PayPay銀行
PayPay銀行は、日本初のネット銀行です。2019年10月末から、イオン銀行ATMにも対応しました。
PayPay銀行のATM手数料は、入金・出金ともに月1回ずつ無料です。2回目以降は、3万円以上の取引きならいつでも無料です。
3万円以下の入出金をしないようにすれば、いつでも無料でATMを使えます。3万円以下の入出金は、1回につき165円(ゆうちょ銀行ATMのみ330円)かかります。
PayPay銀行は、Vポイントを貯めている人や、スマホ決済PayPayを使う人にもおすすめです。
PayPay銀行は唯一、VポイントやPayPay残高を無料で出金できる銀行です。
GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行は、GMOインターネットグループとあおぞら銀行が共同で設立したネット銀行です。
ATMからの入金はいつでも無料です。出金は月2回無料、3回め以降は110円(税込)が基本です。
外貨預金の残高が増えると、ATM手数料の無料回数が最大月15回まで増えます。
GMOあおぞらネット銀行には「カスタマーサービス」という、ランク制優遇サービスがあります。主に外貨預金残高によってランク判定を行います。
ATMからの引き出しを月2回に抑えられるなら、無理に外貨預金をしなくてもOKです。
GMOあおぞらネット銀行は、預金金利が高い「証券コネクト口座」が評判です。円預金で少しでも利息を増やしたい人におすすめです。
ただし、GMOあおぞらネット銀行で使えるATMは、イオン銀行ATMとセブン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMのみです。ほかのATMも使いたい人には、不便かもしれません。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、ATM手数料が月2~20回無料と、手数料の優遇が大きいネット銀行です。
手数料優遇サービス「スマートプログラム」のランクに応じて、ATM出金手数料の無料回数が決まります。預金残高が増えたり、取引の数が増えたりすると、ランクが上がる仕組みです。
取引きが少なくても、ATMが月2回無料で使えるのは大きなメリットです。イオン銀行ATM以外にも、大手コンビニATMやゆうちょ銀行ATMなども利用可能です。
無料回数を超えて引き出す際のATM手数料は、110円(税込)です。
また、他行宛振込手数料も月1~20回無料なので、よく振込みを利用する人にもおすすめです。
楽天銀行
ネット銀行口座開設数No.1の楽天銀行も、イオン銀行ATMに対応しています。イオン銀行以外の提携ATMも多く、全国で10万台以上のATMが利用できます。
楽天銀行でイオン銀行ATMを使うと、原則ATM手数料がかかります。3万円以上の入金以外は、1回につき220円が必要です。
楽天銀行を活用するなら、「ハッピープログラム」という手数料優遇プログラムにエントリーするのをおすすめします。ATM手数料が最大で月7回まで無料になります。
ハッピープログラムとは、イオン銀行や住信SBIネット銀行と同じく、ATM手数料が無料になるサービスです。ランクを上げる条件には、預金残高と取引件数があります。
▼楽天銀行のハッピープログラム 優遇内容
楽天銀行は普通預金金利が高いので、預金残高を増やして条件を満たすのがおすすめです。「マネーブリッジ」というサービスを利用すると、普通預金金利が定期預金並に引き上がります。
預金残高が10万円未満の人、取引数が少ない人は、楽天銀行のATM手数料を無料にできないので、やや不利です。
その他のネット銀行は?
上記以外のネット銀行は、いずれもイオン銀行ATMには対応していません。たとえば、auじぶん銀行やセブン銀行のキャッシュカードは、イオン銀行ATMでは使えません。
セブン&アイホールディングスとイオングループは、大手流通企業のライバル同士です。イオン銀行とセブン銀行は、ATM提携の可能性が低いと思います。
イオン銀行ATMを使うのにおすすめの銀行は
日ごろからイオンで買い物する人や、イオン銀行のサービスに魅力を感じる人は、イオン銀行で口座開設するのがよいと思います。
イオン銀行は、取引をするほど手数料や預金金利が有利になります。キャッシュカードがイオンカードがわりになるので、お客様感謝デーの5%オフも使えるようになります。
▼イオンカードの多機能キャッシュカード「イオンカードセレクト」
イオン銀行ATMだけでなく、コンビニATMや他行ATMも使いたい人は、ソニー銀行やPayPay銀行がおすすめです。
ソニー銀行は、無条件で月4回までATM手数料が無料です。イオン銀行以外の提携ATMも多く、全国で入出金できます。
PayPay銀行は、入出金どちらも月1回ずつ無料です。個人的には、PayPay銀行の「PayPay残高の出金手数料が無料」という点も大きなメリットだと思います。
スマホ決済アプリの残高を銀行口座に戻すには、通常は出金手数料がかかります。出金手数料が無料になると、より気軽にスマホ決済を使えます。
キャッシュレス決済を始める人にも、PayPay銀行はおすすめです。
PayPay銀行のくわしい使い方:
PayPay銀行の振込方法と入金方法のやり方を手順を追って解説します