高金利でおすすめ!5年定期預金の利率ランキング どれくらい利息差がつくのか計算
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
多くの銀行が力を入れている定期預金が、5年定期です。
特に、ネット銀行においては5年定期が最長の定期預金となるケースも多く、最も高い利率を設定している銀行も多いです。
5年というやや長めの定期預金は、子どもの学費や欲しいもののための貯金など、幅広い貯蓄目的に使いやすいと思います。
そして定期預金を預けるなら、少しでも金利が高い銀行を選ぶことで、利息を多く受け取れます。
ほんの少しの金利の差でも、5年後に受け取れる利息には大きな差が付くので、金利が高い順にランキングしてみました。
目次
5年定期の預金金利が高いネット銀行TOP3
5年定期がもっともお得に使えるのはどのネット銀行か、ランキング形式でご紹介します。
記事更新時点(2023年10月2日)で預金金利が突出しているのは、オリックス銀行・SBJ銀行・あおぞら銀行BANKです。メガバンクの数十倍の預金金利で、定期預金を利用できます。
ちなみに、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などの5年定期は、年率0.02%でした。
※預金金利は定期的に変動します。最新の金利は公式サイトでご確認ください。
オリックス銀行
オリックス銀行は、定期預金金利に強いネット銀行として業界でも有名です。5年定期においても、ほかのネット銀行を上回る好金利です。
5年定期に預けられるのは、100万円からです。まとまった貯金ができたタイミングで利用するのがおすすめです。
オリックス銀行は、キャッシュカードを発行しないネット銀行なので、ATMでの入出金はできません。うっかり貯金を切り崩すリスクが低い、まさに貯金用口座に最適な銀行です。
オリックス銀行の口座へ入金する際は、他行からの振り込みを利用します。出金する際も、他行宛に振り込んでから、その銀行のキャッシュカードで引き出します。
例:みずほ銀行に100万円を預け、オリックス銀行へ振り込むことで入金。出金は、オリックス銀行からみずほ銀行へ振り込み、みずほ銀行のキャッシュカードでおろす。
SBJ銀行
5年定期の破壊力(最新の金利はこちら)
SBJ銀行は実店舗もある銀行ですが、ネット銀行に匹敵する預金金利を提供しています。5年定期も、非常に高金利です。
SBI銀行は、韓国の大手銀行「新韓銀行(Shinhan Bank)」グループの銀行です。日本法人として銀行業の資格を取得しているので、国内の銀行と同じように利用できます。
5年定期以外には、100万円上限の定期預金プラン「ミリオくん」の1年定期と2年定期もおすすめです。5年定期に近い金利で申し込めるときもあります。
ネットから口座開設し、ネットバンキングサービス「SBJダイレクト」で取引すれば、ネット銀行と同じ使い方ができます。
SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン第3弾(定期預金特別金利)実施中(詳しくは公式サイトにて ↓)
あおぞら銀行BANK
BANK限定の優遇金利はトップクラス(最新の金利はこちら)
あおぞら銀行 BANKで口座開設すると、実店舗で開設した口座より有利な預金金利が適用されます。
BANKの金利は、定期預金だけでなく普通預金もトップクラスに高いです。5年ものの定期預金も好金利です。
あおぞら銀行BANKの定期預金は、50万円から預けられます。普通預金も好金利なので、50万円までは普通預金でコツコツ貯めるのがおすすめです。
5年定期より普通預金のほうが好金利なときもあるので、預け入れる前は適用金利をチェックしたいところです。
金利はそこそこ、ほかのメリットがあるネット銀行
ほかのネット銀行も、メガバンクやゆうちょ銀行と比べると、高めの金利設定です。しかし、上記3行に比べると大きな差はありません。
預金金利が控えめなネット銀行は、日常使いに向いている銀行が多いです。ATM手数料を無料にしやすい銀行や、普通預金のほうが貯金に向いている銀行など、それぞれ独自のメリットがあります。
貯金以外にもネット銀行を活用したい人は、検討する価値アリです。記事執筆時点で、5年定期の預金金利が高い順に並べてみました。
大和ネクスト銀行
大和証券グループで安心(最新の金利はこちら)
大和ネクスト銀行は、国内の大手証券会社「大和証券」グループのネット銀行です。大和証券グループという安心感と、特別金利の適用などにより1兆円以上の預金残高を獲得しています。
現在、大和ネクスト銀行で口座開設をするには、大和証券の証券口座が必要です。証券口座は無料で開設できるので、大和ネクスト銀行を貯蓄用口座として使い、証券口座は放置してもOKです。
しかし、その手間をかけるなら、大和ネクスト銀行より定期預金金利が高いランキング上位の銀行を使っても良いかもしれません。
auじぶん銀行
1年定期のほうがお得(最新の金利はこちら)
auじぶん銀行は、三菱UFJ銀行とauの運営会社KDDIが共同設立したネット銀行です。au回線に契約していなくても、ネットから口座開設できます。
近年は1年定期に力を入れているため、5年定期の金利はやや控えめです。それでも、大手銀行より有利な金利を提供しています。
auじぶん銀行は、三菱UFJ銀行からのネット振込が手数料無料というメリットがあります。給与振込口座が三菱UFJ銀行の人は、手軽に資金移動できます。
auじぶん銀行から三菱UFJ銀行への振込手数料も無料です。auユーザーだけでなく、三菱UFJ銀行ユーザーにもおすすめのネット銀行です。
ローソン銀行
ほかの預入期間も選びやすい(最新の金利はこちら)
ローソン銀行の定期預金も高めの水準です。5年定期以外にも預入期間が幅広く、貯金計画に合わせて柔軟に利用できます。
ローソン銀行の定期預金のうち、最短の預入期間は1ヶ月、最長は10年間です。複数の定期預金へ同時に預けることも可能です。
口座開設アプリから申し込むと、ネット完結で口座を作れるうえに、Pontaポイントが100ポイントもらえます。
GMOあおぞらネット銀行
証券コネクト口座のほうが好金利(最新の金利はこちら)
GMOあおぞらネット銀行とは、GMOインターネットグループとあおぞら銀行グループが共同設立したネット銀行です。
定期預金もそこそこの金利ですが、証券コネクト口座を利用すると、普通預金が定期預金以上の金利で利用できます。定期預金より、証券コネクト口座のほうがおすすめです。
証券コネクト口座は、GMOあおぞらネット銀行とGMOクリック証券で口座開設し、双方を連携するサービスです。口座開設や連携はすべて無料です。
GMOあおぞらネット銀行を貯蓄専用の口座として使い、証券コネクト口座で貯金していくほうが、多くの利息を受け取れます。
楽天銀行
マネーブリッジの優遇金利がおすすめ(最新の金利はこちら)
国内No.1の口座数を誇る楽天銀行は、5年定期の金利はやや低めです。定期預金の金利アップキャンペーンも時折ありますが、6ヶ月や1年などの短期定期に多い印象です。
楽天銀行はどちらかというと、「マネーブリッジ」の優遇金利のほうが好評です。マネーブリッジというサービスを利用すると、普通預金金利が5年定期を上回ることもあります。
マネーブリッジとは、楽天証券と楽天銀行の口座を連携設定する無料サービスです。どちらも口座開設や口座維持手数料は0円です。
マネーブリッジの優遇金利目当てで、楽天証券の口座を開設する人も多いです。投資を行わない人は、証券口座を放置しても問題ありません。
楽天証券は、iDeCoやNISAも利用できるネット証券です。老後資金のために資産運用したいと思ったとき、楽天証券の口座があればすぐに申し込めます。
PayPay銀行
安心感とYahoo!グループとの相性に強みあり(最新の金利はこちら)
PayPay銀行は国内初のネット銀行で、三井住友銀行とヤフーが共同で設立したネット銀行です。
預金金利はあまり高くありませんが、企業としての自己資本率の高さが突出しています。財務健全性が高く安定したネット銀行を利用したい人に向いています。
PayPay銀行は、貯蓄用口座より日常用口座に向いています。特に、Yahoo!系列サービスとの相性がよいので、VポイントやPayPayをよく使う人におすすめです。
PayPay残高を銀行口座へ払い出すと、出金手数料がかかります。PayPay銀行は、この出金手数料がかからない唯一のネット銀行です。PayPay利用を機に、PayPay銀行を口座開設する人も増えています。
Vポイントを現金交換できるのも、PayPay銀行のみです。
住信SBIネット銀行
手数料を節約したい人に向いているネット銀行(最新の金利はこちら)
住信SBIネット銀行は、ネット銀行の中でも突出した預金残高を持つ大手ネット銀行です。預金残高は5兆円を超え、一部の地方銀行よりも預金残高の規模が大きいネット銀行です。
預金金利はそこまで高くありません。かつてはSBI証券と口座連携をする「SBIハイブリッド預金」の優遇金利が評判でしたが、近年は低金利が続いています。
どちらかというと、住信SBIネット銀行は振込手数料やATM手数料の無料回数の多さなどにメリットがあります。一定以上の取引をすれば、最大で月15回無料にできます。
取引実績がなくても、ATM手数料は月2回、他行宛振込手数料は月1回無料です。貯蓄用口座というよりは、ふだん使いにおすすめです。
イオン銀行
イオン銀行Myステージのランク上げが肝(最新の金利はこちら)
イオン銀行の定期預金金利は、ここ最近で低下傾向です。ある程度の取り引きができる人なら、「イオン銀行Myステージ」のランク上げによって、普通預金を定期預金以上の好金利で利用できます。
イオン銀行Myステージとは、対象取り引きによってスコアを貯め、合計スコアに応じた優遇を受けられるプログラムです。
最高ランクに到達すると、普通預金金利が上がります。定期預金にわざわざ入れなくても、多くの利息を得られます。
普通預金の金利にくわえ、ATM手数料や他行宛振込手数料の優遇も受けられます。
特に、クレジット機能やデビット機能が一体になったキャッシュカードを使うと、スコアが貯まりやすくなります。イオン系列店(イオンモールやマックスバリュ)なら、買い物ごとにポイントも貯まります。
ただし、普通預金金利を引き上げるには、それなりに大きな取引が必要です。貯蓄以外に口座を使わない予定なら、無条件で高金利な定期預金を利用できる銀行がおすすめです。
セブン銀行
nanacoユーザーは使う価値あり(最新の金利はこちら)
セブン銀行の預金金利は低めで、貯蓄用口座としてはやや不向きです。セブンイレブンによく行く人や、電子マネーnanacoユーザーが日常使いする銀行としてはおすすめです。
セブン銀行で口座開設すると、デビット機能とnanaco機能が一体となったキャッシュカードを無料で発行できます。
セブンイレブンでセブン銀行デビットカード決済をすると、nanacoポイントが最大1.0%還元されます。実質、1.0%引きで買い物ができるようになります。
nanaco決済もできるので、「nanaco決済でボーナスポイント100ポイント」などのキャンペーン中はnanacoカードとして使うとお得です。
ソニー銀行
外貨預金の方が強い(最新の金利はこちら)
ソニー銀行は、円定期預金より外貨預金に力を入れているネット銀行です。
外貨預金の金利が高いだけでなく、為替手数料(為替コスト)が圧倒的に低いです。たとえば米ドル外貨預金の為替コストは、「Club S」という優遇プログラムでランクを上げれば、わずか4銭まで下がります。
キャッシュカードについているデビットカードも海外利用に特化しているので、海外旅行や出張、留学などを控えている人にも向いています。
金利の違いで受取利息にどれだけの差がつくか
メガバンクの5年定期を0.01%とし、オリックス銀行の5年定期の金利と利息差を比較してみました。
※金利は記事更新時点のものを採用、税引前の金利で計算しています
■100万円をメガバンクの5年定期預金(金利0.01%)で預けた場合
5年間の複利運用で、受け取れる利息…500円
■100万円をオリックス銀行の5年定期預金(金利0.40%)で預けた場合
5年間の複利運用で、受け取れる利息…20,160円
結果は上記の通りになりました。受け取り利息の差は非常に大きくなります。
5年という長期の定期預金だからこそ、少しでも金利が高い銀行を選択することが、非常に重要になってきます。
2件のコメント
役にたつ記事をありがとうございます。
年代も関係していると思いますが、全く今までネット銀行とは無縁できました。
金利が超低いにも関わらず、今までの慣習とメガバンクであるという安心から、大手都市銀行や信金での定期預金を利用していました。ふとしたことからこのサイトを読み、考えさせられました。
質問です。
一押しのオリックスネット銀行の定期預金を申し込もうとし、振込にSBJ銀行を使うと良いとの情報を得て初めてSBJ銀行なるものを知りました。 SBJ銀行に口座を作るのが先決ですね。そのうち、SBJ銀行の方が金利がいいことを知り、SBJ銀行からオリックス銀行にわざわざ送金して定期預金を申し込むメリットがあるのかと迷い始めました。 SBJ銀行が韓国の銀行でも元本等保証されているのですよね? オリックスがいいのは、いい意味不便で解約できにくいということだけでしょうか? また、多少オリックスの方が金利が良くなくても、ネット銀行利用もリスク分散で、二か所以上に分けた方がいいでしょうか? 教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。
>ナオさん
コメントありがとうございます。
■オリックス銀行について
おっしゃる通り、オリックス銀行は定期預金に強いネット銀行です。
「振込に使うと良い」とおっしゃっているのは、SBJ銀行ではなく、「住信SBIネット銀行」の間違いではないでしょうか?
住信SBIネット銀行なら、他行あて振込手数料が毎月1~15回まで無料ですので、毎月1回はオリックス銀行へ無料で振込できます。
■SBJ銀行について
SBJ銀行は定期預金に強みを持つ韓国資本の銀行ですが、日本国内で許認可を得て営業しています。
よって、他社と同じく、円普通預金・円定期預金に関しては、計1,000万円までは預金保険制度(ペイオフ)の対象ですのでご安心ください。
以上、ご参考になれば幸いです。