SBI新生銀行スマートカードローン プラス
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SBI新生銀行が手がける「スマートカードローンプラス」は、総合口座「パワーフレックス」の利用者をおもな対象としています。
もちろん、スマートカードローンプラスは、SBI新生銀行の口座を持っていない人でも利用できます(カードローンの申込みとあわせて口座開設することもできます)。
インターネットバンキングを使って借入れの申込みをすることで、深夜でも借入・返済が可能。急な出費にも対応できるのが特徴です。
借入利率は年4.5%~14.8%で、利用限度額は最大500万円です。
仮に最高利率の年14.8%で10万円を1ヶ月借りた場合、利息は1,216円となります。
銀行ならではの金利で、限度額の範囲で自由な借入・返済が可能です。
この記事では、SBI新生銀行スマートカードローンプラスの良い点・悪い点をくわしく解説するとともに、はじめて利用する際の注意点も取り上げます。
目次
SBI新生銀行スマートカードローンプラスの強みと弱み
SBI新生銀行のカードローン「スマートカードローンプラス」が持つメリットと、デメリットをまとめます。
SBI新生銀行ならではのメリットとして、「会員ランクがゴールドランクになる」ことで、ATM手数料や他行宛振込手数料が0円になるというものがあります。
また、申込みから審査まではWEB完結で来店不要です。契約後も、借入れの手続きなどすべてネット・ATMなどから行えますので、深夜の借入れにも対応しています。
パート・アルバイトでも借入可能
SBI新生銀行スマートカードローンプラスの申し込み条件は以下のとおりです。
- 満20歳以上70歳以下の方
- 本人または配偶者に安定した収入がある
- 新生フィナンシャル(保証会社)の保証が受けられる方
- 現在、SBI新生銀行にほかのカードローン契約がない方
※外国籍の方は永住権または特別永住権が必要です。
職業は申込条件に含まれていませんので、派遣社員や契約社員の方はもちろん、パート・アルバイトの方でも、安定収入があれば申し込めます。
また、収入のない専業主婦の方でも、配偶者に安定収入があれば申込可能です。(専業主婦のローンはこちら)
カードローンの審査の際に、保証会社「新生フィナンシャル株式会社」による二重の審査が行われます。
保証会社は、私たちの連帯保証人となってくれる存在です。
カードローンは、担保不要・連帯保証人も不要のローンサービスです。
しかし、万が一返済ができなくなった場合に備えて、保証会社と契約を結ぶことで「連帯保証人の代わり」を務めてもらう必要があります。
新生フィナンシャル株式会社は、SBI新生銀行グループの保証会社なので安心です。
また、保証料は無料で、すべてカードローンの借入利率に含まれています。必要な費用は、カードローンの利用に応じて発生する「利息」のみとなります。
お金の使い道は自由
SBI新生銀行スマートカードローンプラスの良いところは、お金の使い道が問われないことです。
たとえば、住宅ローンや教育ローンなどは、あらかじめ借りたお金の使い道が限定されています。
しかし、カードローンは無担保・無保証でありながら、資金使途自由なので、旅行代や急な出費に対応するための生活費としても使えます(その分、借入金利は高めです)。
もちろん、教育費や自動車の購入費用などにも使えます。
ただし、唯一の条件として「事業性資金」には使えないというものがあります。事業の運転資金や設備資金、または起業するための資金には利用できません。
あるデータによると、多くの人がカードローンの借入額は10万円程度で、生活費を借りる目的に使っているとのことです。
どうしても欲しい商品がある場合など、「給料の前借り」として使うのも、利用方法としては適していると思います。
欲しかったセーターが、今月末までの限定セールで10%OFFになっている。
3万円の商品が10%OFFの27,000円で売られているが、給料日前で手元にお金がない。
このようなときに、カードローンが利用できます。期間限定のセールを利用することで、欲しかったセーターが定価よりも3,000円お得に買えました。
年14.8%の金利で3万円を借りて、1ヶ月後に翌月の給料で全額返済した場合、利息は364円です。
(年14.8%はSBI新生銀行スマートカードローンプラスの最高利率となります。)
つまり、このケースでは364円の利息を支払い、3,000円の得をしたことになります。
カードローンは上手く利用することで、このようなメリットも手にすることができます。
最高利率は14.8%、限度額は500万円まで
SBI新生銀行スマートカードローンプラスの最大利用限度額は500万円です。
ほかの銀行カードローンと比べると、限度額は小さめですが、多くの人にとってこれだけの利用枠があれば十分だと思います。
また、借入利率は4.5%~14.8%です。
利用限度額が大きくなるほど、借入利率が下がる仕組みです。
借りすぎが心配な方は、金利が高くても利用限度額を小さくしておくことをおすすめしますが、少しでも借入条件を良くしたい場合は、大きめの利用限度額を希望するのが得策です。
▼利用限度額と借入金利の一覧
利用限度額 | 借入利率 |
---|---|
99万円以下 | 年14.8% |
100万円~199万円 | 年12.0% |
200万円~299万円 | 年9.0% |
300万円~399万円 | 年7.0% |
400万円~500万円 | 年4.5% |
なお、利用限度額は審査によって決定されます。
大きな利用限度額を希望していても、必ずしもその限度額で審査が通るとは限りません。
限度額が大きすぎるからといって、審査に落ちることはありません。限度額が大きい場合は、適切な限度額を設定した上で、審査に通してくれます。
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SBI新生銀行ゴールドランクへステップアップ
SBI新生銀行には、
- スタンダード
- ゴールド
- プラチナ
の3つの会員ステージが存在します。
会員ランクがアップするほど、預金金利が優遇されたり、振込手数料無料回数が増えます。
SBI新生銀行スマートカードローンプラスを契約すると、自動的に、SBI新生銀行のゴールドステージに昇格します。
ゴールドステージになると、毎月の振込手数料無料回数が5回にアップします。無料回数が付与されることで、振込手数料を大きく節約できます。
SBI新生銀行の会員ステージと優遇条件は、SBI新生銀行の口座開設のページで取り上げています。
デメリットはローンカードが発行されること
私がSBI新生銀行スマートカードローンプラスのデメリットだと考えるポイントがあります。
専用のローンカードが発行される
カードローンを利用する方の多くが、借金を知り合いや家族に知られることを嫌います。
最近は、銀行のキャッシュカードとローンカードが一体型になっているものも多く、このようなカードローンは「家族に心配をかけずに済む」と評判です。
しかし、SBI新生銀行スマートカードローンプラスは、専用のローンカードを発行するため、財布の中を見られると、家族に心配をかけることになってしまうかもしれません。
銀行キャッシュカードで利用できるカードローンには、三井住友銀行カードローンがあります。
もっとも、SBI新生銀行スマートカードローンプラスは、インターネットバンキングを使ったWEB借入も可能です。
ローンカードを財布の中に入れて持ち歩かなくても、WEB借入を上手く使うことで、家族に心配をかけることなくカードローンの利用ができます。
どうやって借りる?どうやって返済する?
SBI新生銀行スマートカードローンプラスは、WEBやコンビニATMから、原則として24時間、いつでも借入・返済ができます。
また、ATM手数料は無料なので、こまめな借入・返済が行いやすいというメリットがあります。
カードローンの利息を最小限にするには、「小さく借りて小さく返す」のが不可欠です。そのために、ATM手数料が0円であることは大きな強みとなります。
提携ATMとWEB借入の2種類がある
借入方法は大きく2種類あります。
- ATMからの現金引き出し
- ネットバンキングから口座への振込
SBI新生銀行では、セブン銀行ATMをはじめ、主要なコンビニATMをすべて利用することが可能です。そして、ATM手数料も無料なので利用しやすいと思います。
コンビニATMは基本的に24時間つかえるので、深夜に現金が必要になった場合でも、すぐにATMでお金を引き出すことが可能です。
ATMを利用する際には、契約後に発行される専用のローンカードが必要です。
飲み会の二次会でお金が足りなくなることもありますよね。コンビニATMからの借入なら、深夜の二次会でも即座に対応できます。
また、ATMの時間外手数料を気にする必要がありません。
もう一つの方法は、インターネットバンキング「新生パワーダイレクト」を使って振込金額を依頼する方法です。
借りたい金額を申し込むと、24時間いつでもすぐに、あなたのSBI新生銀行口座に依頼金額が振り込まれます(振込手数料は無料です)。
借入れができるのは、SBI新生銀行の口座のみですが、その後、自分自身で普段お使いのメインバンクなどに資金移動させることも可能です。
もし、ほかの銀行口座にお金を移動させたい場合は、振込手数料0円ですぐに、他の口座へお金を入金することができます。
スマートカードローンプラス利用者は、新生ゴールドランクに昇格しているため、毎月5回振込手数料は無料ですので、振込手数料を気にする必要はありません。
カードローンの借入・返済にあたっては、ATM・振込手数料が有料になることも多いです。
しかし、SBI新生銀行スマートカードローンプラスの場合は、その点は気にすることなく借入・返済できるのがメリットです。
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ATM手数料0円でこまめな返済を
利息の計算方法は「借入残高 × 借入利率 × 借入日数 ÷ 365」です。
カードローンは金利が高くても、借入期間を短くすることで、利息負担を大きく減らせます。利息を少なくするためにも、積極的な増額返済(臨時返済)をおすすめします。
SBI新生銀行スマートカードローンプラスは、こまめな返済がしやすいカードローンです。
返済方法も同じく、ATM入金と口座引落があります。
- ATMに現金を入金して返済
- 毎月の返済日に口座から自動引落(SBI新生銀行以外の口座でもOK)
- SBI新生銀行が指定する口座へ振込入金
- 窓口の金融機関で現金返済
もっとも利用されているのは、「ATMからの返済」と「口座からの自動引落」です。どちらの返済方法も、手数料は一切かからないので安心です。
毎月の返済日を自由に決められることも、SBI新生銀行スマートカードローンプラスのメリットです。
返済口座をSBI新生銀行の口座にしているか、SBI新生銀行以外の口座にしているかによって、指定できる返済日が異なります。
- 新生総合口座パワーフレックス指定
- 1日~月末まで、都合の良い日を返済日に指定できます。
- SBI新生銀行以外の銀行口座を指定
- 返済日に指定できるのは、毎月14日、または27日のいずれかとなります。
おすすめの返済日は、「給料日の直後」です。給与が入ってすぐに返済日を指定しておくことで、返済のし忘れがなくなります。
毎月の返済日に返さなくてはならないお金は「約定返済額」といって、SBI新生銀行スマートカードローンプラスの利用を継続するための「最低返済額」です。
たとえば、10万円以下の借入残高なら、月々の約定返済額は2,000円で済みます。
毎月の最低返済額が少ないことは、家計が苦しい方にとっては嬉しいことですが、逆に言うと約定返済額どおりに返済していると、借入期間が長期化してしまうリスクがあります。
カードローンは、借入期間を短くすることが上手く付き合っていくための鉄則と言えます。
利息負担を小さくするために、約定返済額を上回る臨時返済(増額返済)を自分自身の意思で行うことが大切です。
幸いにも、SBI新生銀行スマートカードローンプラスでは、返済時のATM手数料も無料にしてくれています。
カードローンは限度額の範囲内で自由に借りたり、返済したりできるので便利です。しかし、無担保・無保証の融資なので借入利率は高めに設定されています。
短期間の借入れであれば問題ありませんが、長期の借入れになると、思わぬ利息負担を強いられることになりかねません。
もし、返済が長期になりそうな場合は、フリーローンなどに借り換えするのも手です。
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