楽天銀行デビットカード(Visa)
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楽天銀行は、「楽天銀行デビットカード(Visa)」というVISAデビットを発行しています。
年会費無料のベーシックカードと、年会費有料のシルバー・ゴールドカードから選ぶことができ、どちらも審査不要で作れます。
ゴールドカードがあるデビットカードは珍しく、クレジットカードに近い保障や特典を受けられると評判です。
どのカードもVISAマークがある世界中のお店で使用でき、利用代金の1%が楽天ポイントで還元されます。
ポイント還元率はデビットカードのなかでトップクラスで、クレジットカードなみの水準です。
コンビニやスーパーのちょっとした買い物や、クレジットカードの代わりにもおすすめです。
▼楽天デビットカードのJCB版はこちら▼
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高すぎるポイント還元率!楽天銀行デビットカード(JCB)を選ぶ5つの理由
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
楽天Visaデビットのおもな特徴
楽天デビットカードが支持される1番の理由は、ポイント還元の高さです。
安心して使えるサービスも多く、デビットカードとしてのスペックは業界トップクラスです。
楽天ポイントの還元率1%
楽天Visaデビットカードを使うと、利用金額100円につき1ポイントが貯まります。
以前のポイント還元は1,000円につき10ポイントで、1,000円未満の買い物ではポイントがつきませんでした。今はそのデメリットが改善され、100円からポイントが貯まります。
ポイントバック1%というのは、デビットカードのなかではトップクラスの高還元です。クレジットカードと同じくらいの還元率です。
デビットカードの還元率は、0.5%前後くらいが平均的です。
ポイント還元がないデビットカードもあります。
楽天Visaデビットカードの買い物で貯まるポイントは、楽天ポイントです。
貯まった楽天ポイントは、1ポイント=1円として使えます。
1,000円の買い物をすれば、実質10円の値引きになり、年間100万円の決済なら1~2万円の節約になります。現金で支払うよりお得です。
楽天市場でのネットショッピングで使うだけでなく、実店舗でも口座残高と同じようにポイントで支払えます。
■楽天ポイントをデビット決済で使う方法
ポイントでデビット払いをするためには、楽天銀行の優遇プログラム「ハッピープログラム」に無料エントリーしておく必要があります。
その後、デビット支払い時のポイント残高の使い方を、以下のいずれかから選んで設定します。
- 常にすべてのポイントを支払う
- 買い物ごとに自分で設定したポイントを利用する(例:いつも100ポイントを使う)
レジで支払うときは、いつもどおり「VISAカードで」と言えばOKです。ポイント払いと言う必要はありません。
楽天ポイントでのデビット決済は、50ポイントから可能です。
50ポイントより少ない端数を使い切りたい場合は、楽天ペイや楽天ポイント払いがおすすめです。1ポイント単位で支払いができます。
審査不要で16歳から持てる
デビットカードの申し込みには、クレジットカードのような審査がありません。
楽天Visaデビットカードは、楽天銀行のキャッシュカードにデビット機能が付帯しているので、口座開設と同時に発行できます。
デビットカードに審査がない理由は、決済時に利用代金が即時引き落としとなるからです。
クレジットカードは後払いなので、支払日に代金を支払い続けられる「信用力」があるかどうかを、審査で判断します。
信用力がないユーザーが利用代金を踏み倒すと、銀行が貸し倒れを起こす危険があります。
デビットカードは、銀行口座の残高分しか決済しないので「信用力」を見る必要がなく、審査なしで発行可能です。
デビットカードは、楽天銀行の口座を開設できる16歳以上の人なら、誰でも持つことができます。
クレジットカードの審査に落ちてしまった人や、クレジットカードの審査に通りにくい人(無職の方、専業主婦など)も、スムーズに発行が可能です。
「お金を使いすぎてしまいそうだから、クレジットカードは持ちたくない」という人が、カード決済を利用するためにデビットカードを持つケースもあります。
利用限度額を設定できる
カード払いの使いすぎを防ぎたい人は、1日の利用限度額を設定するのもおすすめです。1,000円単位で自由に決められます。
デビットカードには、クレジットカードのようにあらかじめ設定される利用限度額はありません。銀行口座の残高がある分だけ、カードで支払えます。
楽天銀行のマイページから利用限度額を設定すれば、それ以上の決済はできなくなります。
■海外では利用限度額あり
例外として、楽天銀行Visaデビットカードを海外で使うときは、1日最大20万円の利用限度額があります。
自分で設定した利用限度額が20万円以上でも、20万円までしか使えないので要注意です。
海外でも使える
国内だけでなく、海外でも楽天銀行Visaデビットカードを利用できます。
VISAはカード国際ブランドのなかで、加盟店数No.1です。海外に行く人にとって、1枚は持っておきたいカードといえます。
海外での、楽天銀行Visaデビットカードの使い方は2通りあります。
■楽天銀行Visaデビットカード 海外での使い方
- ショッピングでの支払い
- 海外ATMで現地通貨の引き出し
ショッピングで使うときは、国内と同じようにレジでカードを渡すだけでOKです。
カード決済だけではなく、海外の提携ATMで現地通貨を引き出すこともできるので、キャッシュカード感覚でも使えます。
海外ATMで現地通貨を引き出すときは、VISA所定のレートに加えて、3.3%の海外事務手数料がかかります。
現金の両替や、クレジットカードの海外キャッシングよりも手数料が低く抑えられます。
海外で現金を使いたい人にとっても、楽天銀行Visaデビットカードは便利です。
VISAのタッチ決済に対応
楽天Visaデビットカードは、タッチ決済というスピード決済ができます。
Suicaや楽天Edyのように、専用カードリーダーにカードをかざすと瞬時に決済ができる、非接触対応カードです。
サイン不要ですぐに決済が完了するので、従来の磁気カード(カードを機器にスライドさせて読み取るカード)や現金よりもスムーズです。
タッチ決済は、近年世界中で広まりつつある決済方法です。特に海外では、タッチ決済が多い傾向にあります。
日本国内でも少しずつ浸透してきており、マクドナルドや関西空港などの大手企業が導入し始めています。
ネット通販も安心のVISA認証サービス
楽天Visaデビットカードは、VISA認証サービスにも対応しています。
VISA認証サービスとは、ネットショッピングでデビットカードを利用するときに、自分で設定したパスワードを入力する仕組みです。
パスワード認証をしないと決済に進めないので、不正利用を未然に防ぐことができます。
ネット通販をよく利用する人にとっては、日頃のお買い物がさらに安全になるありたがいサービスです。
万が一の盗難補償
万が一、楽天銀行Visaデビットカードを盗まれたり、不正利用の被害に遭ったりしても、盗難補償が付いているので安心です。
1口座あたり年間100万円までの損害額を、楽天銀行が保障してくれます。現金を持ち歩くより安全といえます。
子供のおこづかい管理にデビットカードを持たせる親が増えているのは、セキュリティの理由も大きいと思われます。
ベーシック・シルバー・ゴールドカードの違い
楽天銀行Visaデビットカードには、3つの種類があり、発行時に希望カードを選びます。
■楽天銀行Visaデビットカードの種類
- ベーシックカード
- シルバーカード
- ゴールドカード
ここまでで解説したメリットは、上記すべての楽天銀行Visaデビットカードで共通です。
3種類のカードの違いは、年会費と保障内容です。
■年会費
無料
■特典・保障
盗難補償(標準付帯)
■年会費
2,200円
■特典・保障
盗難補償(標準付帯)
Visaゴールド優待特典
ショッピング保険
■年会費
5,500円
■特典・保障
盗難補償(標準付帯)
Visaゴールド優待特典
ショッピング保険
国内・国外旅行傷害保険
ベーシックカードは、楽天デビットカードで唯一の年会費無料カードです。保障は、1口座100万円までの盗難補償のみです。
シルバーカードからは年会費がかかりますが、優待特典やショッピング保険がつきます。
ショッピング保険とは、楽天銀行VISAデビットカードで買った商品が、購入から60日以内に破損したり盗難されたりした場合、代金を補償するサービスです。
5,000円から100万円の商品を買った場合に、年間最大30万円まで補償してもらえます。
ショッピング保険は、偶然の破損や盗難に対する補償です。故意に壊したり、時間が経って自然と劣化した商品は対象外です。
また、携帯電話や植物など、補償対象外の商品もあります。
ゴールドカードになると、旅行傷害保険にも保険料なしで加入できます。
旅行先でケガや病気をしたり、傷害死亡などの被害に遭ったりしたときに、最大1,000万円の保険金を受け取れます。
自分だけでなく、事故によって他者にけがをさせてしまった場合に保険金が降りることもあり、保証範囲は広めです。
ほかにも、空港やホテルなどの優待サービスも充実しています。
個人的には、海外でゴールドデビットカードを紛失した際、日本語対応のオペレーターが24時間いつでも対応してくれるサポートはありがたいと思います。
旅行によく行く人は、楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)もおすすめです。
年会費2,000円は元を取りやすい
保障が充実しているシルバーカードとゴールドカードは、年会費がかかります。
ショッピング保険などを重視しないのであれば、年会費無料のベーシックカードを使ってもよいと思います。
しかし、シルバーカードの年会費なら、日常的にデビットカードを使えばかんたんに元がとれる人もいます。
楽天銀行VISAデビットカードは、ポイント還元率1%です。1年で20万円使えば、年会費2,000円分のもとは取れます。
毎月1万7,000円ほどデビット支払いをすれば、年間利用額が20万円に到達します。公共料金の引き落としなど、定額払いを利用すればクリアしやすいと思います。
ほかにもVISAデビットは、ATM手数料や振込手数料などを節約する効果もあります。
■デビットカードで節約できるコスト
- ATM手数料
- 銀行口座から直接支払うので、ATMから現金を引き出す回数が減る
- 振込手数料・コンビニ決済手数料
- ネット通販の銀行振込やコンビニ支払いなどでかかる手数料が、デビット払いにすることで不要になる
1年間に支払っているATM手数料・振込手数料が2,000円以上ならば、楽天銀行VISAデビットカードに切り替えるだけで年会費の元が取れます。
メガバンクのATM手数料は200~300円、他行あて振込手数料は300円前後かかることも珍しくないので、それらが浮くと大きな節約になります。
ATMを年5回以上使い、他行宛振込みを年3回以上していれば、手数料だけで2,000円を払っているかもしれません。
これらをふまえると、楽天シルバーデビットカードの年会費2,200円は、そこまで高いハードルではありません。
ゴールドカードの年会費には抵抗があるけど、ショッピング保険などは付けておきたい人は、楽天銀行シルバーデビットカードがおすすめです。
楽天VISAデビットカードの口コミ
実際に楽天VISAデビットカードを使っている人の口コミを、ネット上で探してみました。
多くの人は、デビットカードのポイント還元率の高さに注目していました。
「年会費無料でVISAカードを持てる」ことを評価する声も多い印象でした。実は、Visaブランドで年会費が無料のデビットカードは、銀行系カードのなかでは少数派です。
ポイント2重取りの評判あり
ネット掲示板では、楽天デビットカードのポイント還元について多くの投稿を見つけました。
ポイント二重取りや、ゴールドカードのメリットについての書き込みが多くありました。
■よい口コミ
◯楽天カードはSMART ICOCAに紐付してクイックチャージ。この技は関西でしか使えないが、Edyとは違い利用ポイントがつく。ヨドバシで使えば、ヨドバシの提携カードと変わらない還元率に。
◯楽天キャッシュとnanacoチャージ専用にするとよい。
■悪い口コミ
△楽天銀行VISAデビットカードゴールドを作ったけど、海外行くとき以外にメリットってある?
電子マネー「nanaco」や「SMART ICOCA」のチャージに、楽天銀行デビットカードを利用すると、ポイント二重取りができます。(※現在は不可)
電子マネーのポイント還元と、楽天銀行VISAデビットカードのポイント還元を両方受けられて、単体で使うよりお得です。
年会費無料のベーシックカードが人気
今までは、楽天銀行VISAデビットカードには年会費有料のカードしかありませんでした。
しかし、年会費無料の楽天銀行ベーシックデビットカードが登場したことで、「やっと楽天に年会費無料のVISAデビットがでた」と喜ぶ声が多くありました。
年会費が有料のデビットカードには、サービスが充実していたとしても、多くの人が抵抗感を抱くようです。
実際に、楽天デビットカードをJCBからVISAに切り替えている人も多くいます。
カード変更手数料が550円かかりますが、それでも年会費無料でVISAデビットが使えるメリットは大きいようです。
JCBとVISA、どちらのデビットにするか
今までは、楽天銀行で年会費無料のデビットカードはJCBのみでしたが、今は、VISA、Mastercardも選べます。どのデビットカードを持つべきか、迷う人もいるかも知れません。
個人的には、VISAブランドのクレジットカードやデビットカードを持っていないなら、VISAデビットをおすすめします。
多くの人の口コミにもあるとおり、VISAはJCBよりも使えるシーンが多いからです。
ポイント還元率が1%未満のVISAカードしか持っていない人も、楽天銀行Visaデビットカードに切り替えることで、より多くのポイントバックを受けられます。
すでにポイント還元率が高いVISAカードを持っている人は、JCBデビットを持ってもよいと思います。