米ドルで運用、1年もの外貨定期預金金利を比較してみた

外貨預金金利

近年、為替相場は円安傾向にあります。
為替が円安に推移していることを簡単に説明すると、「円の価値が低くなっている」ということです。

つまり、世界的に見ると円の価値は目減りしている状態になります。
しかし、この時に米ドルなどの外貨に両替して預金しておけば、目減りを防げるだけでなく、通貨の価値を高めることができるのです。

また、海外通貨は金利も高いので、国内の預金では考えられないほど高金利で運用することが可能です。

米ドル1年もの外貨定期預金金利ランキング

外貨預金の中でもさらに金利を高めたのが「外貨定期預金」です。
米ドル1年ものの定期はもっとも利用しやすい商品だと思います。

ここでは、どの銀行が最も高金利かチェックしてみました。
ちなみに、メガバンクの外貨定期1年もの金利は0.01%となっており、普通預金も定期預金も同じでした。

また、金利と同じく注視しなければならないが「手数料」です。
メガバンクでは米ドルの為替手数料は片道1円(100銭)と非常に高いです。

外貨定期預金は、ネット銀行の中でも力を入れているか入れていないかがハッキリわかります。ネット銀行同士で比較しても、金利に大きな差が生じていたのは大きな発見でした。

預金金利は定期的に変動します。
最新の金利は公式サイトでご確認ください。

1位:じぶん銀行

じぶん銀行

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じぶん銀行は以前から、外貨預金に力を入れているネット銀行として知られていました。
通常の定期預金でもそこそこの評価を得ているのが特徴ですが、外貨定期に関しては圧倒的高金利を実現しています。

米ドル1年ものの外貨定期預金では、メガバンクを約25倍上回る高金利で、1万円から預金することが可能です。(メガバンクだと最低10万円以上必要)

取扱通貨は7種類とさほど多くありませんが、中国元やブラジルレアルなど、ちょっとマニアックな外貨預金も利用できます。

為替手数料は1米ドルあたり片道25銭です。
ネット銀行の中では、ほんの少し高めの設定です。

2位:大和ネクスト銀行

大和ネクスト銀行

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大和ネクスト銀行は、大和証券が立ち上げたネット銀行です。
当初はネット銀行単体での口座開設もできましたが、現在は大和証券の口座を持っている人だけが利用できる、特殊な銀行となっています。

外貨定期預金の取扱通貨数は11通貨で、米ドルをはじめとする主要な通貨が取引できます。
手数料については詳しくはわかりませんでした。
おそらく、為替スプレッド(為替の売買レートに設けられる差)に手数料が含まれているものと思われます。

3位:住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

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手数料や金利面において「最強」との呼び名も高い住信SBIネット銀行。
外貨定期預金に関しても力を入れており、取引手数料は1米ドルあたり15銭と、最安です。(9通貨が取引可能)

メガバンクの為替手数料が100銭であることを考えると、100万円以下の取引に関しては手数料はかなり抑えられていると言えます。

しかし、外貨定期預金金利に関しては、そこまで高いとは言えません。
メガバンクと比較すると15倍の高金利と言えますが、ネット銀行同士での比較では、そこそこと言ったところです。

4位:楽天銀行

楽天銀行

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普通預金金利では住信SBIネット銀行と競合している楽天銀行ですが、米ドル1年もの外貨定期預金では、あまりやる気が感じられません。。。

住信SBIネット銀行の外貨定期と比較して金利は約半分程度です。
また、為替手数料も1米ドルあたり片道25銭と、ネット銀行の中では安いレベルには至りません。

5位:ソニー銀行

ソニー銀行

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ソニー銀行も外貨預金には力を入れているネット銀行です。
しかし、ソニー銀行が注力しているのは、手数料と取扱通貨数(12通貨)です。

通常は為替手数料は1ドルあたり片道15銭なのでさほど安くありません。
しかし、優遇措置によってステージが上がると、最大で手数料が8銭まで下がります。

では肝心の金利はというと、あまりやる気は感じられません。
メガバンクと比較して約5倍の利息が付くものの、ネット銀行のなかではかなり低めの金利水準です。

その他、外貨定期預金ではありませんがソニー銀行は500円からの外貨積立預金もサービスとして展開しています。お小遣いの範囲で外貨預金ができるのはソニー銀行だけなので、この点については評価したいポイントです。

6位:新生銀行

新生銀行

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ネット取引に強みを持つ普通銀行の新生銀行。
ATM手数料を完全無料にするなど、非常に競争力の高い銀行として知られています。

しかし、外貨定期預金金利についてはメガバンクと変わらずで、まったくやる気が感じられません。。。

新生銀行は外貨定期預金ひとつをとっても、商品ラインナップが豊富です。
「パワービルダー」と呼ばれる自動積立型外貨定期預金であれば、通常の外貨定期の10倍の金利となるため、ネット銀行と比較してもそこそこの高金利となります。

ちょっと待って欲しい外貨定期預金

このように、外貨定期預金の金利はネット銀行の中でもピンキリ状態で、「おおっ!」と思える銀行もあれば、「やる気なさすぎ・・・」なところもある状態です。

金利が低いネット銀行の外貨定期預金よりも、普通預金金利の方が金利が高いケースも結構あります。ここで2つの商品を比較してみます。

■普通預金
手数料はかからない
いつでもすぐに換金できる
預金保護(ペイオフ)の対象である
為替変動リスクとは無関係

■外貨定期預金
(決して安くない)為替手数料がかかる
定期預金なのですぐ換金できない
預金保護(ペイオフ)の対象外
為替変動リスクがある(為替の変動で儲かったり損したりする可能性がある)

と、こうやって比較してみると明らかに外貨定期預金の方がリスクは高いです。
リスクが高いことが悪いわけではありません。
リスクが高いにも関わらず、普通預金の方が利息がたくさんもらえるのであれば、外貨定期預金をする意味がないということです。

つまり、低金利の外貨定期預金は「詐欺」とは言いたくありませんが、そう言わざるを得ないほど、利用価値が低いのです。
その点、じぶん銀行などは非常に力を入れていて好感が持てます。

リスクに見合うだけの金利が提供されているか、外貨定期預金を利用する前に一度しっかりと考えてみることをおすすめします。

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