外貨預金もできるだけ安く、ネット銀行6社の為替手数料を比較

外貨預金

ネット銀行なら為替手数料が20分の1(つまり95%OFF)になります。

外貨預金を活用することで、より高い金利での資産運用や、為替差益が期待できます。経済誌などを見ていると、これから外国為替相場は円安に向かうという意見も目立ちます。

そういった背景もあり、外貨預金への注目度が高まってきていると共に、ネット銀行各社も外貨預金サービスに力を入れています。

外貨預金で気をつけたいのは、為替手数料(為替コスト)です。いくら金利が高くても、手数料が高くては本末転倒です。

外貨預金は手数料は無料ですが、買いレート、売りレートの2つの両替レートに差が設けられています。それが実質的な取引手数料(為替手数料)となります。

ネット銀行の為替コストを比較

今回は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドルの主要5通貨で、ネット銀行の手数料比較をおこないました。また、参考として大手メガバンクの三井住友銀行の為替コストも比較対象としました。

米ドル

米ドル

ソニー銀行 15銭
じぶん銀行 25銭
楽天銀行 25銭
住信SBIネット銀行 15銭
新生銀行 15銭
ジャパンネット銀行 5銭
三井住友銀行 100銭

ジャパンネット銀行の手数料がダントツ低いです。ジャパンネット銀行は、外貨預金サービスの最後発であり、手数料で勝負をしてきていることがわかります。

ソニー銀行は3段階のランクを設けており、最上位ランクになると、手数料は8銭まで下がります。また新生銀行も会員ステージによって手数料の優遇があります。

最も為替手数料が安いジャパンネット銀行と三井住友銀行を比較するとその差は20分の1です。この差は運用のリターンにも大きな影響を与えるほどの数字です。

ユーロ

ユーロ

ソニー銀行 15銭
じぶん銀行 25銭
楽天銀行 25銭
住信SBIネット銀行 15銭
新生銀行 40銭
ジャパンネット銀行 14銭
三井住友銀行 140銭

ソニー、住信SBI、ジャパンネット銀行がほぼ横並び状態です。会員ステージによる優遇を考慮すると、手数料8銭となるソニー銀行がユーロ取引では最も強みを発揮すると言えます。

しかしながら、ここでもジャパンネット銀行の優位性が目立ちます。

ソニー銀行の為替手数料優遇は預金残高300万円以上が最低条件となるため、ハードルは高めです。

英ポンド

英ポンド

ソニー銀行 45銭
じぶん銀行 取扱なし
楽天銀行 45銭
住信SBIネット銀行 40銭
新生銀行 60銭
ジャパンネット銀行 30銭
三井住友銀行 400銭

ここでもジャパンネット銀行の安さが目立ちます。その他のネット銀行はほぼ横並びと言えそうです。ポンドは元々取引手数料が高めなので、三井住友銀行においては400銭(4円)ものコストがかかってしまいますが、多くのネット銀行では10分の1程度の手数料で外貨預金ができます。

ポンドも主要通貨の1つとなりますが、じぶん銀行は取り扱っていません。

豪ドル

豪ドル

ソニー銀行 45銭
じぶん銀行 50銭
楽天銀行 45銭
住信SBIネット銀行 30銭
新生銀行 40銭
ジャパンネット銀行 30銭
三井住友銀行 250銭

豪ドルの外貨預金では、ジャパンネット銀行と住信SBIネット銀行が頭一つ抜けています。その他のネット銀行はほとんど同じです。ソニー銀行は優遇手数料を考慮すると30銭まで割引されるので、ジャパンネット銀行と並びます。

NZドル

NZドル

ソニー銀行 45銭
じぶん銀行 40銭
楽天銀行 45銭
住信SBIネット銀行 30銭
新生銀行 40銭
ジャパンネット銀行 30銭
三井住友銀行 255銭

豪ドルとNZドルは似たような特性を持つ通貨だと言われています。手数料もほとんど豪ドルと変わりませんね。

まとめ

外貨預金の最後発となるジャパンネット銀行がかなり強い印象です。次点となるのが住信SBIネット銀行です。

また、ダークホースと言えるのがソニー銀行です。会員ステージの手数料優遇を考えると、ジャパンネット銀行に並ぶほどの為替コストで外貨預金ができます。

外貨預金においては、手数料・金利を総合的に見ながら銀行を選ぶのが望ましいと思います。一方で、三井住友銀行のような大手はかなり高めのコスト設定となっており、個人的には選ぶメリットを見出しにくいです。(特に英ポンドへの外貨預金では、400銭もの手数料を支払って、どうやって利益を出せと言うのか・・・というレベルです)

最近では、外貨預金の代わりにFX(外国為替証拠金取引)という選択肢もありますが、レバレッジをかけない外貨の現物取引をする場合は、ネット銀行を選ぶことは大変メリットが大きいと思います。

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