住信SBIネット銀行Visaデビットカード(ミライノ デビット)

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住信SBIネット銀行Visaデビットカード

→より還元率の高いMastercardデビットカードも登場しました。

住信SBIネット銀行で口座開設すると、「ミライノ デビット」というデビット機能付きキャッシュカードを無料で発行できます。世界中で使えるVISAデビットも選べ、利用代金の0.6%がポイント還元となります。

ミライノ デビットには、米ドル支払いができるという独自性があります。外貨預金口座に米ドル残高があれば、米ドルで直接支払うことで手数料を節約できます。アメリカやハワイに旅行に行く予定の人にもおすすめです。

デビットカード年会費は無料で、住信SBIネット銀行で口座開設できる人は誰でも申し込めます。

還元率重視ならMastercardデビット一択

住信SBIネット銀行のミライノ デビットは、VISAとMastercardをを扱っています。口座開設時、キャッシュカードに付帯するデビット機能のカードブランドを選べます。

▼住信SBIネット銀行 口座開設時のカードブランド選択画面
住信SBIネット銀行キャッシュカード選択画面

ポイント還元率重視でミライノ デビットを選ぶなら、Mastercardデビットカードがおすすめです。

VISAデビットが還元率0.6%なのに対し、Mastercardデビットカードは、還元率0.8%です。プラチナカードに切り替えれば、還元率を1.0%まで上げられます。

VISAとMastercardのデビットカードは、使い方はまったく同じです。

住信SBIネット銀行のデビットカードで決済すると、普通預金口座から即時引き落としとなります。口座残高以上の支払いができず、使いすぎの心配がないため、クレジットカード嫌いの人も安心して使えます。

使えるお店も、国内外ともに大差ありません。カードの国際ブランドにこだわりがなければ、還元率で選んで問題ないと思います。

VISAとMastercardは、どちらも世界トップシェアのカードブランドです。クレジットカードを使えるお店でなら、どちらも使えるケースが大半です。

「すでにMastercardのカードは持っているから、VISAデビットがほしい」という人であれば、VISAデビットを選んでもよいかもしれません。

VISAデビットとMastercardデビットを両方発行することはできません。住信SBIネット銀行で発行できるデビットカードは、代表口座1つにつき1枚までです。

→ミライノ デビット「Mastercard」版の詳細はこちら

どちらも「スマプロポイント」で還元

ミライノ デビットで決済すると、スマプロポイントという独自のポイントが還元されます。これはVISAもMastercardも共通です。

1ヶ月のデビット利用金額1,000円ごとに還元となります。たとえば、還元率0.6%のVISAデビットで2万円使うと、120ポイントがポイントバックされます。

スマプロポイントの使いみちは、以下のどちらかです。

■住信SBIネット銀行 スマプロポイントの使いみち

  1. 現金に交換:1ポイント1円相当
  2. JALマイルに交換:100ポイント40マイル相当

どちらも、500ポイントから100ポイント単位で交換できます。住信SBIネット銀行のネットバンキングから、いつでも交換申請できます。

JALの飛行機に乗る機会が少ない人は、現金に交換して使うのがおすすめです。

スマプロポイントを現金に交換すると、普通預金口座の残高に入金されます。現金交換後の使いみちは自由です。現金として引き出してもよし、デビット決済に使ってもよし、です。

せっかくデビットカードでポイントを貯めても、使いみちが少ないと困ります。

自分が使い切りやすいポイントか、住信SBIネット銀行のように現金に交換できるポイントを還元される銀行を選ぶことをおすすめします。

ちなみに、スマプロポイントは銀行取引でも貯まります。たとえば、住信SBIネット銀行から口座引き落とし(携帯電話料金など)があると、毎月5ポイント付与となります。

デビット決済と銀行取引でポイントをこつこつ貯めれば、現金としてどんどん使っていけます。

→スマプロポイントが貯まる取り引きはこちら

ミライノ デビットならではの利点

近年は、VISAデビットを発行する銀行が増えてきています。特にネット銀行のなかには、還元率が高いVISAデビットを提供する銀行が増えてきている印象です。

しかし、住信SBIネット銀行のミライノ デビットには、他行にはない独自のメリットが2点あります。

継続課金の支払いに使える

継続課金に使えるデビットカード

従来のデビットカードは、定額払い継続課金に使えないというデメリットがありました。住信SBIネット銀行のミライノ デビットは、かなり多くの定額払いに対応しています。

たとえば、携帯電話料金や公共料金(電気・ガス・水道代など)の引き落としにも、ミライノ デビットを指定できます。

定額払いに使えないことがネックでデビットカードを使えなかった人も、住信SBIネット銀行のデビットカードなら安心して利用できます。

ちなみに、デビットカードで支払えないケースが多かったガソリンスタンドでの支払いも、住信SBIネット銀行は対応しています。

※伊藤忠エネクス・新出光・太陽石油系列を除く

記事執筆時点(2021年9月9日)で、住信SBIネット銀行デビットカードで支払えない定額払いは、高速道路料金や飛行機の機内販売などです。これらの支払いができるデビットカードはほとんどありません。

住信SBIネット銀行 公式サイト

外貨預金口座の米ドルで直接支払い

ミライノ デビットをアメリカやハワイで使うと、米ドル支払いが可能です。これは、住信SBIネット銀行ならではのメリットです。

他行のVISAデビットも、海外での決済は可能です。しかし、ほとんどのVISAデビットは、海外で支払っても円預金からの引き落としとなります。

海外のデビット決済代金を円預金から引き落とすと、両替手数料が発生します。クレジットカード払いをする場合も同様です。

住信SBIネット銀行のミライノ デビットなら、米ドル外貨預金の残高から支払うため、両替手数料がかかりません。

ミライノ デビットで米ドル払いをする手順は、以下のとおりです。

デビットカードは米ドル支払いに対応

まず、住信SBIネット銀行の米ドル外貨普通預金にお金を預けます。ネットバンキングで米ドル決済の設定をすれば、あとは海外でいつもどおりデビット決済するだけでOKです。

海外で米ドル決済した際は、海外事務手数料が2.5%(非課税)かかります。しかし住信SBIネット銀行は、年間30回まで海外事務手数料をポイントバックします。よって、海外事務手数料も30回までは実質無料です。

住信SBIネット銀行は、米ドル外貨預金へ預け入れる際の為替手数料も格安です。

円で米ドルを買い付ける際の為替手数料は、1ドルたった6銭です。外貨積立なら3銭と、さらに割安です。

空港などで円から米ドルに両替すると、100~200銭の手数料がかかることもあります。この手数料が、外貨預金の為替手数料のみで済むと、大きな節約になります。

ミライノ デビットの米ドル払いを活用すると、本来100銭以上かかる場合もある米ドルの手数料を96%も節約できる計算になります。

審査不要、未成年も発行可能

ミライノ デビットは、口座開設するすべての人が審査不要で発行できます。

現在、住信SBIネット銀行で口座開設できるのは15歳以上の人のみです。15歳以上で、本人確認書類などが用意できる人であれば、誰でもデビットカードを持てます。

対してクレジットカードは、18歳以上かつ与信審査に通った人しか発行できません。

デビットカードはクレジットカードより、低いハードルで発行できます。

15歳以上の子ども用口座を開き、デビット機能付きキャッシュカードでキャッシュレス決済を始めるのにもおすすめです。

デビットカードは口座残高を超える決済ができないため、後払いのクレジットカードのように、自分の支払い能力を超えてお金を使い込む心配がありません。

不正利用対策は万全

住信SBIネット銀行のミライノ デビットは、不正利用の補償や、被害を防ぐための機能がしっかり用意されています。

クレジットカードを使いたくない人や未成年の利用者まで、幅広い人が安心して使えます。

デビット盗難補償

住信SBIネット銀行のミライノデビットには、盗難などの不正利用補償もしっかりついています。

デビットカードの偽造や盗難によって、第三者の不正利用被害に遭った場合は、年間100万円まで損害を保証してもらえます。

ただし、デビット盗難補償を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

■住信SBIネット銀行 デビット盗難補償を受けられる条件

  • 盗難や紛失の場合:被害から30日以内にカスタマーセンターへ報告
  • 偽造被害の場合:被害から60日以内にカスタマーセンターへ報告
  • 家族「以外」の犯行
  • 自分に過失がない

デビット補償を受けられるのは、住信SBIネット銀行のカスタマーセンターへ報告する30~60日前の被害までです。一定期間よりさかのぼっての補償請求はできません。

また、配偶者や同居人、二親等以内の親族などによる被害は対象外です。あくまで「第三者」による被害を想定しています。

自分自身に過失があったとみなされた場合も、補償を受けられなくなります。カードを人に貸したり、暗証番号を書いたメモを机に置きっぱなしにしたりすると、持ち主にも過失があったと判断されます。

暗証番号は家族であっても絶対に教えないようにし、カードの貸し借りはしないようにすると安心です。

ちなみに、カード裏面のサイン欄に名前を書いていなかった場合も、補償の対象外となります。カードが届いたら、まず裏面に名前を書くことをおすすめします。

決済のたびに利用通知メール

住信SBIネット銀行のデビットカードは、決済直後に通知メールが届きます。

支払いの覚えがないのにメールが届いた場合は、不正利用の可能性が高いです。補償を受けるための対策としても、利用通知は便利です。

今までの利用明細も、ネットバンキングからいつでも確認できます。

利用限度額の設定

よりセキュリティを強化したい人は、デビット利用限度額を設定するのもおすすめです。

ミライノ デビットは、利用限度額を1回・1日・1ヶ月の3段階で設定できます。

たとえば、国内ショッピングの1日の利用限度額は、初期設定だと3万円です。これを1万円などに下げれば、カードが盗まれても被害額が1日1万円で済みます。

利用限度額の変更は、ネットバンキングページからいつでも可能です。

手数料を節約できるメリット

住信SBIネット銀行でデビット決済を活用すると、ATM手数料や振込手数料の節約に繋がります。

日ごろ「仕方ない」と思って払っている手数料がすべて無料になると、思った以上に節約できます。

たとえば、ATM手数料を毎月220円払っている人は、それらが無料になると年間2,640の節約になります。

ATMの出金回数を減らせる

日常的にデビット決済を利用すると、ATMで現金を引き出す回数が減ります。その結果、ATM手数料の節約になります。

私もカード払い中心の生活を続けていますが、ATMからお金を引き出す機会は月1回程度です。

ATMの出金回数を月1~2回に抑えられると、住信SBIネット銀行は実質ATM手数料無料で利用できます。住信SBIネット銀行は、誰でも毎月2回はATM手数料が無料だからです。

デビット決済を一定以上利用すると、ATM手数料の無料回数をさらに増やすこともできます。

スマートプログラムで手数料を無料に

住信SBIネット銀行には、スマートプログラムというランク制優遇プログラムがあります。スマートプログラムでランクを上げると、ATM手数料と他行宛振込手数料の月の無料回数が増えます。

ランク1のままでも、ATM手数料は月2回、他行宛振込手数料は月1回無料です。

ランク2に上がれば、ATM手数料は月5回、他行宛振込手数料は月5回まで増えます。週1ペースでお金を引き出せれば、ATM手数料が発生する機会はかなり減ると思います。

ランク2の条件はスマート認証NEOを月末時点で登録していればOKです。

ランク3にアップするには、ミライノ デビットを月3万円以上利用、さらに預金残高が月末に300万円以上、またはSBIハイブリッド預金の残高が月末に残っていればランクアップします。

→スマートプログラムのくわしい優遇条件やランクアップ方法はこちら

住信SBIネット銀行 公式サイト(口座開設もこちら)

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。(2022年7月25日 更新)

ありがとうございます。

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