住信SBIネット銀行Visaデビットカード
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住信SBIネット銀行のキャッシュカードには、Visaデビット機能がついています。(デビット機能なしも選択できます)
デビットカードでは、クレジットカードと同様に、お店やネット通販でカードを使った買い物ができます。
クレジットカードと異なる点は、利用した金額が「原則として即座に住信SBIネット銀行の口座から引落される」ことです。
銀行口座残高の範囲でしか使えない仕組みなので、使いすぎの心配もありません。
また、住信SBIネット銀行のVISAデビットカードは、外貨預金口座から米ドルを直接支払うことができます。
海外事務手数料が2.5%かかりますが、年間30回までキャッシュバックしてくれるので、実質的な手数料は無料です。
この方法を活用することにより、為替手数料を大きく節約できることができます。(詳しくは後述します)
デビットカードの年会費は無料、15歳以上の方であれば誰でも申し込めます。(すでに住信SBIネット銀行のキャッシュカードを持っている人でも切り替えが可能です)
住信SBIネット銀行Visaデビットカードは、利用金額に応じてポイントが貯まります。
また、デビットカードを発行することで、銀行取引の状況によってランクが決まる「スマートプログラム」でも有利な条件になります。
特に大きなデメリットはありませんので、これから住信SBIネット銀行への口座開設をする方は、デビット機能付きのキャッシュカードの選択をおすすめします。
目次
住信SBIネット銀行Visaデビットカードの特徴
住信SBIネット銀行では、通常のキャッシュカードも選択できます。
しかし、Visaデビットカードを選ぶことで、さまざまなメリットが受けられます。
デビットカードを使った買い物・支払いのイメージは、「銀行口座をカードの中に入れて持ち歩く」という感じです。
もちろん、セキュリティはしっかりしており、万が一カードが紛失・盗難の被害にあってしまっても、盗難保障によってカバーできます。
不正利用された金額を支払う必要はないので安心です。
利用金額に対してキャッシュバック
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードを使って買い物をすると、月間の利用金額に対して0.6%相当のポイントが貯まります。
ためたポイントは、1ポイント=1円としてキャッシュバックしてもらえます。
こうした理由からも、現金で買い物をするよりも、デビットカードを使った方がお得であることがわかります。
カード支払い中心の生活になると、ATMで現金を引き出す回数が極端に減ります。
住信SBIネット銀行の場合、ATM利用手数料は最低でも毎月2回は無料です。とはいえ、3回目からは手数料が発生します。
デビットカードを使うことで、ATMから現金を引き出す回数が減るため、これまで何度もATMを利用していた人も、手数料の節約につながります。
また、小銭の管理も楽になるので、レジで後ろに並んでいる人を待たせないという隠れたメリットもあります。
0.6%のポイント還元は、言い換えるとあらゆる商品が実質的には0.6%値引きで購入できることを意味します。
もちろん、水道光熱費や携帯電話料金なども、住信SBIネット銀行のVisaデビットカードで支払うことが可能であり、これらもポイント還元の対象です。
また、利用金額が大きい場合、最大で17,500ポイントのボーナスがもらえます。
一枚のカードで多彩な支払い方法
デビットカードによる支払いは、クレジットカードと似ています。
現金を使わなくてもカードを使ってスピーディーに支払いができるのが特徴です。しかし、クレジットカード払いとは「後払い」か「即時払いか」という点で大きく違います。
クレジットカードはその時に(銀行口座を含めて)お金を持っていなくても買い物ができるので、後から多額の請求が来て大変。。。ということになる可能性があります。
一定の支払い能力がある人でなければ使えないので、クレジットカードは18歳以上の人だけが持てるカードです。
一方で、デビットカードは、その時に銀行口座にお金があれば買い物ができます。支払った瞬間に銀行口座からお金が引き落とされるので、後から多額の請求が来る心配もありません。
また、銀行口座にお金がなければデビットカード自体が使えないので、安心です。このような仕組みから、デビットカードは15歳から持つことができます。
Visaデビットカードのシステムを提供しているのは、世界的に有名な「Visa」です。
コンビニやスーパー、ネット通販など、Visaが使えるあらゆる場所で、デビットカードによる支払いが可能です。
例えば、中学生や高校生の方であれば、ゲーム課金の支払い手段としてもおすすめです。
また、住信SBIネット銀行Visaデビットカードは、Visa payWave(Visaペイウェーブ)にも対応しています。
Visaペイウェーブは、電子マネーと同じような支払い方法で、専用端末に住信SBIネット銀行Visaデビットカードをタッチするだけで、すぐに支払いが完了します。
国内ではまだVisaペイウェーブの普及率は高くありませんが、利用できる場所であれば、店員さんにカードを渡さなくても、タッチするだけでデビットカード支払いをすることが可能です。
デビットカードは非常に安全性が高いため、未成年でも持てるというメリットがあります。
クレジットカードは18歳以上が申し込みの対象となっており、また与信審査が必要です。
一方で、デビットカードは15歳以上から、与信審査もないので誰でも気軽に持てるのが特徴です。
継続課金の支払いに使える
これまで、デビットカードは「継続課金には使えない」という点が、デメリットとしてあげられてきました。
継続課金とは例えば、携帯電話料金の支払いや水道料金・電気代、保険料といった毎月継続的に発生する費用のことです。
しかし、住信SBIネット銀行Visaデビットカードは原則としてすべての継続課金に登録できるようになっています。
クレジットカードを持たなくてもあらゆる支払いにデビットカードを活用することができます。
継続課金の支払いに対応したことでVisaデビットカードのデメリットは解消されました。
実際、この部分がネックとなりデビットカード使っていなかったという人も多いです。
住信SBIネット銀行Visaデビットカードは、継続課金などの定期支払にデビットカードを使いたい方にもおすすめです。
外貨預金口座の米ドルで直接支払い
ニューヨークやロサンゼルスなど、アメリカに旅行・出張する機会はありませんか?
住信SBIネット銀行Visaデビットカードは、米ドル支払いにも対応しています。
例えば、アメリカで海外ATMを使ったり、クレジットカード支払いをすると手数料がかかります。両替所で米ドルを入手しても為替手数料は非常に高いですよね。
しかし、住信SBIネット銀行Visaデビットカードを使うことで、圧倒的に安い手数料で米ドル支払いができるメリットがあります。
その手順は以下のとおりです。
1.まず、住信SBIネット銀行の外貨預金口座で米ドルを買い付けます。
為替手数料は1ドルあたりたった4銭です。(外貨積立なら2銭)
空港などで両替すると、100銭や200銭の手数料がかかることも多いです。住信SBIネット銀行の外貨預金がいかに低コストかがわかります。
2.外貨預金口座に米ドルがある状態で、住信SBIネット銀行Visaデビットカードで支払います。
外貨預金口座から手数料2.5%(非課税)で直接、米ドル支払いができます。
手数料相当額である2.5%を、年間30回までポイントバックしてくれるため、手数料は実質無料です。
わかりやすく言うと、本来なら100銭以上かかることも多い米ドルの為替手数料を4銭(または2銭)までコストダウンできるということです。
これは実に、為替手数料を96%も節約できることになります。
スマートプログラムで有利に
住信SBIネット銀行は2016年からスマートプログラムを導入しました。
これは、取引状況に応じてランクが4段階に設定され、上位ランクになるほど、ATM・振込手数料の無料回数が増えるというものです。
ランク別の特典は以下となります。
ATM手数料、振込手数料ともに最大で毎月15回まで無料になります。
そして、ランクアップの条件がこちら。
かなり複雑なのですが、「住信SBIネット銀行Visaデビットカードを月1万円以上使う」ことで、「ランク2」に昇格しやすくなります。
ランク2になると、ATM利用手数料は毎月5回、他行あて振込手数料も毎月3回無料となるので、ネット銀行の中でも利便性がかなり上がります。
利用通知がメールで届くので安心
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードは、支払い後、すぐにメールにて「カードの利用がありました」という連絡が届きます。
つまり、万が一の不正利用に気づきやすいというメリットがあります。
もし、身に覚えがない利用通知が届いたら、すぐに不正利用を疑うことができます。
利用明細もスマートフォンで確認できるため、その場で不正利用かどうかを確認することも可能です。
もし、悪用されたことに気づいたら、すぐに住信SBIネット銀行に電話をし、カードを止めてもらいます。
不正利用された金額は盗難保障によって補償してもらえます。
このように、セキュリティに優れているからこそ、これまでクレジットカードを持つことに不安を感じていた人も、安心して利用できます。
管理人が住信SBIネット銀行デビットカードを斬る
管理人がこのカードを手に入れるべきかどうか、独断と偏見で判断します。
ネット銀行各社が次々とVisaデビットカードを導入しています。
もちろん、これまでのデビットカードとは違い、年会費無料で使えるのは大きな利点です。
また、銀行のキャッシュカードと一体型なので、財布の中身もスッキリします。
万が一のトラブルに対しては、しっかりとした補償が付いているので、クレジットカードやキャッシュカードを持ち歩くのが怖いという方でも、安心して普段使いができます。
現在、すでに住信SBIネット銀行の口座を持っている方でも、Visaデビット付きのキャッシュカードに切り替えができます。
デビットカードに切り替えることで、ポイント還元が受けられたり、スマートプログラムのランクが有利になるので、デメリットは特にありません。
個人的には、すでに住信SBIネット銀行の口座を持っている人、これから新しく口座開設をする人も含めて、選んで損のないカードだと思います。

