「カードなし」カードローン一覧 家族に言わずに借入れたい人向け
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家族に内緒で借入れをしたい人におすすめなのが、カードなしで利用できるカードローンです。
本来、カードローンはローン専用カードを発行して融資を受けます。
しかし、Web完結型の申し込みをするとカードレスでカードローンが利用できる業者もあります。
もしくは、キャッシュカードから借入れられる銀行もあり、カードを持っていても怪しくないのでおすすめです。
しかし、勤務先への在籍確認の電話は必ずあるので、在籍確認で知られないための根回しもしておくと安心です(くわしくは後述)。
目次
カード発行なしのカードローン
一切のカードなしでカードローンを組めるのは、おもに消費者金融です。
下記3社の消費者金融でインターネット振込でWeb申し込みをすると、カードレス・郵送物なしでカードローンを組むことができます。
■カード発行なしOKの消費者金融
- プロミス
- 年利4.5~17.8%、三井住友銀行グループ。
三井住友銀行かPayPay銀行の振込キャッシングなら「瞬フリ(受付完了から約10秒で振込)」が利用できます。 - SMBCモビット
- 年利3.0~18.0%、SMBCグループ。
三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行いずれかの口座と、社会保険証or組合保険証を持っていればWeb完結申込が可能(※)。
(※SMBCモビットは、自営業の方や指定の銀行口座を持っていない場合はカード申込みになります。)
それぞれカードレスで借り入れるとWeb完結で申し込めるので、家族に知られずに借り入れることができます。
本人確認書類などの提出も写メを撮ってメール送信ができ、審査もペーパーレスです。
一方、カードなし借入れのデメリットは、お金は口座振替によって受け取るのですぐに現金が必要なときには不向きなことです。
逆に、携帯料金の口座引き落としなどで口座にお金が必要なときは便利です。
「カードは発行しても良いけど、家に郵送で届くのが嫌」という人は、消費者金融の店舗や自動契約機でカードを受け取る方法もあります。
カードがあると、もう一度借入れをするときも提携ATMで簡単に現金を受け取れます。
しかし、店舗や自動契約機に出入りしているところが見られたくないなら、やはりカードレスでWeb完結の申込みがおすすめです。
銀行キャッシュカードで借入れるローン
ローンカードは発行せずに、銀行のキャッシュカードでカードローンが利用できる銀行もあります。
ローン専用カードではないので、家族には「貯蓄用の口座を作った」と伝えておけば、借入れをしていると知られることはありません。
財布にカードを入れていても自然な上に、銀行の方が消費者金融より利息が低いローンが多いのでおすすめです。
■銀行キャッシュカードでカードローンが組めるおもな銀行
銀行名 | 金利 | 利用限度額 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行(マイカードプラス) | 年14.6% | 30万円 |
三井住友銀行(※) | 年1.5~14.5% | 10万~800万円 |
みずほ銀行 | 年2.0~14.0% | 10万~800万円 |
りそな銀行 | 年3.5~13.5% | 10万~800万円 |
ソニー銀行 | 年2.5~13.8% | 10万~800万円 |
PayPay銀行 | 年1.59~18.0% | 1,000万円 |
住信SBIネット銀行 | 年1.59~14.79% | 1,200万円 |
セブン銀行 | 年14.0~15.0% | 10万~100万円 |
※三井住友銀行はすでに口座を持っている場合のみ、キャシュカードによる借入れが可能(カードローン申し込みと同時に口座を開設する場合は、ローンカードを発行)。
※みずほ銀行は住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
メガバンク4行は、カードローン契約前に口座開設が必要です。
みずほ銀行は普通預金口座を持っていない場合は、審査後に郵送で口座開設の手続きを行うことも可能です。
それ以外のネット銀行は、カードローンのWeb申込みと同時に口座を開設できます。
ちなみに、住信SBIネット銀行のキャッシュカードは本人限定受取郵便で送ると明記されており、家族であっても代理で受け取ることはできません。
専用アプリでATMから引き出すローン
大手消費者金融は、専用スマホアプリを使ってローンカードなしでATM引き出しができるサービスを提供しています。
利用できるATMはセブン銀行のスマホATMで、全国に25,000台以上、またはローソン銀行ATM(13,000台以上)と国内に広く設置されています(ローソン銀行ATMには、一部スマホATMを利用できないATMがあります)。
アプリでカードローンを利用できる消費者金融は、下記3社です(執筆時点)。
たとえばプロミスでアプリローンを利用する場合は、プロミスの専用アプリをインストールします。
アプリで借りたい金額を入力するとカメラが起動されるので、スマホATMで「スマートフォン出金・入金」ボタンを押して表示されるQRコードを読み取れば、暗証番号だけで現金を引き出すことができます。
カードを増やしたくないけど現金キャッシングをしたい人、ローンカードを失くしそうで不安な人にも助かるサービスです。
在籍確認の電話は避けられない
ローンカードを発行せず、ローン書類が郵送で届くこともなければ、家族にカードローンを利用していると気付かれにくいです。
しかし、勤務先の会社への在籍確認の電話は原則必須なので、避けられないと思っておかねばなりません。
■「在籍確認」とは
在籍確認とは、カードローン申込時に申告した会社に本当に勤務しているか確認するために、カードローン会社が職場へ電話をかけることです。
基本的にはカードローン会社は名乗らずに個人名で電話するなど、借入れに申し込んでいることを勤務先が気付かないように配慮してくれます。
スムーズな在籍確認の例としては、たとえば下記のようなやりとりです。
(電話が会社にかかる)
受付「はい、■■株式会社です」
↓
ローン会社「田中と申しますが、山田様はいらっしゃいますか?」
↓
本人「はい、山田です」
↓
ローン会社「こちら、●●銀行と申します。山田太郎様でお間違いないでしょうか。」
↓
本人「はい」
↓
ローン会社「ありがとうございます。こちらで在籍確認を完了させて頂きます」
在籍確認のコールスタッフはプロなので、もし本人不在時などに電話口で用件を尋ねられても、うまくかわして電話を切ってくれます。
しかし、少しでも会社で怪しまれないようにするためには、コツを押さえて根回しをしておくと安心です。
在籍確認の電話の仕方は相談できる
在籍確認で怪しまれたくないという人は、カードローン業者と職場の双方に前フリ(事前相談)をしておくことをおすすめします。
まず、カードローン業者には下記のような相談をしてみることをおすすめします。
可能な範囲で対応をしてくれます。
■在籍確認の電話の相談例
- 電話の時間帯の指定
- 自分で電話が取れる時間帯があるので、12~13時にかけてほしい
- 電話するスタッフの性別
- 男性スタッフ、もしくは女性スタッフに電話してほしい
- 銀行名を名乗ってもらう
- 会社名を名乗らない電話が不審がられそうなので、あえて銀行名を名乗ってほしい
- 携帯電話からかけてほしい
- 固定電話からだと折り返しの電話をしてしまうかもしれないから、携帯電話からかけてほしい
特に、自分で電話が取れる時間帯があるのであれば、そのタイミングで電話をしてもらえるのが一番安全です。
外出が多い場合は、なるべく怪しまれない電話シチュエーションにしてもらう相談をしてみます。
たとえば、法人のお客様からの電話が多い職場であれば、いきなり個人から電話がかかってくると違和感があるかもしれません。
そんなときは、銀行カードローンを組んであえて銀行名を名乗ってもらった方が自然です。
※消費者金融も、ブランド名は名乗らないよう配慮している業者がほとんどです(例:レイクが「SBI新生銀行」と名乗る)。
しかし、実際とは違う会社を名乗ることは難しいので注意です(アコムに「三井住友銀行と名乗ってください」など)。
自分で電話が取れないときの対策
次に、自分で電話が取れなさそうな場合は、職場で電話を取りそうな従業員に下記のような前フリをしておきます。
■在籍確認の電話 前フリ例
- 「自動車ローン(もしくは住宅ローンなど)を組んだので、電話が来るかもしれない」
- 「銀行から申し込んでいるクレジットカードの連絡が来たら教えて」
カードローンではなく、カーローン(自動車ローン)や住宅ローンと言えば、マイナスイメージになりづらいです。
もしこのような大きなローンを組んだフリをするのが難しそうであれば、クレジットカードと言っておけば問題ないかと思います。
電話を取り次いでもらった後に内容を聞かれても、「申込内容に不備があったみたいで、確認の連絡だったよ」と答えれば自然です。
参考記事:在籍確認バレを防ぐ3つの方法 在籍確認なしカードローンを探す以外もあり
クレジットカードのキャッシング枠が1番スムーズ
クレジットカードを持っていれば、キャッシング枠から借入れをするのも手です。
キャッシング枠内の金額であれば、在籍確認の電話なしでスムーズに口座へ入金をしてもらえます。
クレジットカードは申し込む時点で支払能力を審査しており、その上でショッピング枠・キャッシング枠を設定されているので、借り入れるたびに在籍確認をすることはありません。
一般的な収入の人のキャッシング枠は10~30万円くらいなので、スムーズに少額の借入れがしたいのであればキャッシングがおすすめです。
当月のクレジットカード利用代金が払えない…という状況ならリボ払いもおすすめですが、リボ払いをしすぎると一生返済が終わらなくなるので要注意です。
次の記事は、カードローンとクレジットカードのキャッシング、リボ払いの違いに関する記事です。
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