ゆうちょ銀行が発行しているトークンとは?早めの申込をおすすめします
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ゆうちょ銀行のネットバンキング「ゆうちょダイレクト」を使って取引をしている人は多いと思います。
あなたがもし「トークン」をまだ導入していないのであれば、この記事を読んだ後すぐに申込むことをおすすめします。(トークンは無料で発行できます)
すでにゆうちょ銀行から「トークン(ワンタイムパスワード生成機)」について何らかの案内は来ていると思いますが、申し込みが任意なのでトークンを未だに導入していない人も多いんです。
トークンとは?
トークンとは、ワンタイムパスワード生成機のことです。上記の画像がゆうちょ銀行のトークンになります。
なぜ私が一刻も早くトークンを導入すべきだと書いているのかというと、トークンの利用は不正送金被害のセキュリティに高い効果があるからです。
これまで、インターネットバンキングはログインIDとパスワードを使って取引をしていました。
通常はパスワードが漏れることはないのですが、コンピューターウイルスなどによってIDとパスワードを盗み取り、銀行預金を不正に送金されてしまうという被害が報告されています。
これに対処するために導入されたのが「ワンタイムパスワード方式」です。すでに多くの銀行でこの方法が導入されています。
ワンタイムパスワードとは、定期的にパスワードが自動変更され、しかも1度使ったパスワードは2度と使えないという「その時だけ使えるパスワード」のことです。
ログインID、パスワード、そしてワンタイムパスワードの3つがあれば、万が一IDとパスワードが漏れても安全だということです。
メール通知のワンタイムパスワードでは安心できない
ワンタイムパスワードには、「メール方式」と「トークン方式」があります。最近だと「スマホアプリ方式」も増えました。
メール方式とは、登録メールアドレスにワンタイムパスワードを送付する仕組みのことです。しかし、すでにこの方法も突破するウイルスが報告されており、現在は安心できる手段ではありません。
コンピューターがウイルスに感染してしまうと、犯人は自在にコンピューターを操れるようになります。
すると、インターネットバンキングのID・パスワードだけでなくメールの中身もチェックされ、ワンタイムパスワードごと抜き取られてしまいます。
そこで、より安全である「トークン方式」のワンタイムパスワードを採用する銀行が増えています。
トークン方式が安全である理由
トークンを申込むと、キーホルダーサイズのトークン(ワンタイムパスワード生成機)が銀行から配布され、郵送されます。
インターネットバンキングで振込をする時は、IDとパスワードを入力した後に、最終的に手元のトークンに表示されているワンタイムパスワードを入力します。
なぜこの方法が安全なのかというと、仮にIDとパスワードを抜き取られても、トークンに表示されているワンタイムパスワードはパソコンと完全に分離されているため、それを所有しているあなたにしかわからないからです。
先ほどの「メール方式」はすべてのパスワードがコンピューター内で完結していますが、「トークン方式」はパスワードがコンピューターから分離されています。
安全な取引を実現するためにすぐ導入を
注意喚起のような記事になってしまいましたが、ゆうちょ銀行もセキュリティの重大性にはすでに気づいているので、トークンを無料で配布し、導入を推奨しています。
トークンは再発行手数料こそかかってしまいますが、初回の申し込みは無料で年会費などもかかりません。
申し込みはインターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」から行えます。