定期預金金利の高さに騙されるな!振込手数料で損をしていませんか?

警告

高金利な定期預金キャンペーンを見つけた際、すぐ申し込まずに振込手数料をチェックすることをおすすめします。

ボーナス時期などのキャンペーンシーズンは、多くの金融機関がお得な定期預金プランを出します。特にネット銀行は、大手銀行の数倍、数十倍の預金金利を打ち出すこともあります。

しかし、定期預金に特化する銀行のなかには、入金時に振込手数料がかかるケースがあります。預金金利によっては、利息より手数料のほうが高くついてしまう場合もあります。

定期預金に強い銀行の落とし穴

定期預金金利が高いネット銀行のなかには、キャッシュカードを発行しない銀行があります。キャッシュカードがないので、ATMでの入出金ができません。

定期預金に申し込むために入金する際は、他行からの振り込みが必要になります。その際、振込手数料が発生します。

キャッシュカードを発行しないネット銀行の代表は、オリックス銀行大和ネクスト銀行です。

オリックス銀行

オリックス銀行

定期預金に強い銀行の定番は、オリックス銀行です。ネット銀行のなかでも、トップクラスの定期預金金利を提供する銀行です。

オリックス銀行はキャッシュカードを発行しないため、ATMから現金の預け入れはできません。入出金をする際は他行宛振込を利用する必要があります。

オリックス銀行の入金と出金の方法

オリックス銀行から他行宛に振り込む場合は、振込手数料が月2回まで無料になります。他行からオリックス銀行へ振り込む際は、銀行所定の手数料が必要です。

他行宛振込手数料が有料の銀行口座しか持っていないと、数百円の手数料が引かれてしまいます。

→オリックス銀行の金利や手数料はこちら

大和ネクスト銀行

大和ネクスト銀行

大和ネクスト銀行は、大和証券の口座を持つ人のみが口座開設できる特殊な銀行です。オリックス銀行と同じく、銀行キャッシュカードは発行していません。

他行からの振り込みによって入金する場合は、振込手数料が必要です。

大和証券のダイワ・カードを使えば、ATMからの入金も可能です。大和証券と大和ネクスト銀行の口座は自動連携されているので、大和証券へATM入金すると、大和ネクスト銀行の残高に反映されます。

大和証券の口座へ銀行振込することも可能ですが、コースによっては振込手数料が発生します。

低金利時代は手数料の節約が重要

特に預金金利が低いときは、手数料の節約が重要です。本来かかる手数料をゼロにできれば、受取利息以上にお得になるからです。

仮に、100万円の定期預金を組むために、他行からの振り込みで入金したとします。他行宛振込手数料の相場は、ネット振込だと200円から300円ほどです。

100万円の定期預金を預けるためにかかる300円の手数料は、年0.03%で1年運用したときの利息に相当します。これら金利より低金利な定期預金に預けると、結果的に資産が減ったことになります。

定期預金金利が年0.1%の定期預金に預けたとしても、振込手数料を差し引くと、実質金利は年0.07%まで下がります。入出金の往復どちらも振込手数料がかかれば、実質年0.04%です。

預金金利が高ければ気にならない手数料も、低金利時代では影響が大きくなります。

中途解約利率にも注意

定期預金を中途解約すると、本来の金利より低い中途解約利率が適用されます。解約時の適用金利が普通預金金利と同じくらいまで下がり、利息が大幅に減ります。

資金移動時に振込手数料を支払い、さらに中途解約まですると、手数料負けする可能性があります。せっかく定期預金に預けたお金が実質減っては、意味がありません。

近々使うかもしれないお金は短期定期預金に預けるなど、満期までに解約しないようにするのが望ましいです。

→定期預金の中途解約利率については、こちらでくわしく解説しています

まとめ:定期預金の利益を圧迫する3大コスト

  1. 入金時(ATM・振込手数料など)
  2. 中途解約時(途中で解約するとペナルティ金利が適用)
  3. 出金時(ATM・振込手数料など)

定期預金の振込手数料を完全無料化する方法

定期預金の利用に際し、他行からの振込手数料を無料にする方法は2つあります。

いずれも低コストがウリのネット銀行を活用する方法です。給与受取口座を変更せずに、無料で資金移動できます。

ネット銀行の口座開設はすべて無料なので、手数料節約のために1つ持っておくと便利です。

他行宛振込手数料が無料のネット銀行を使う

メインバンク以外で預金金利の高い銀行を利用する際は、他行宛振込手数料が無料の銀行をひとつ持っておくと便利です。

たとえば住信SBIネット銀行は、ATM手数料が月2回、他行宛振込手数料が月1回、誰でも無料です。キャッシュカードで住信SBIネット銀行の口座へ入金してから、住信SBIネット銀行から定期預金用口座へ振り込めば、手数料はいっさいかかりません。

三菱UFJ銀行やみずほ銀行も、大口取引を行えば他行宛振込手数料を月3回まで無料にできます。しかし、住宅ローンなどの契約がないと条件クリアが難しいです。

三井住友銀行やゆうちょ銀行は、他行宛振込手数料を無料にする方法はありません。

→メガバンクの手数料を無料にできる条件比較はこちら

自動入金サービスを併用する

住信SBIネット銀行を使うなら、定額自動入金サービスも活用するとさらに便利です。大手銀行では扱っていない、ネット銀行ならではのサービスです。

定額自動入金サービスとは、毎月同じ日に、同じ金額を他行から取り寄せる無料サービスです。メインバンクからの資金移動が、完全無料で完結します。

メインバンクが三菱UFJ銀行なら、三菱UFJ銀行から住信SBIネット銀行への資金移動が無料でできます。本来、必要な他行宛振込手数料はかかりません。

住信SBIネット銀行で、毎月決まった金額で積立貯金をするようなイメージです。

自動入金サービス

住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスでコツコツ貯金し、まとまった金額が貯まったらオリックス銀行の定期預金に入金する、という方法もおすすめです。

自動入金サービスは、住信SBIネット銀行以外にも、auじぶん銀行やイオン銀行などで利用できます。

定額自動入金サービスが使える銀行リスト

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、一条まつこ がメンテナンスを担当いたしました。(2020年8月13日 更新)

ありがとうございます。

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