お金がない就活生が、いち早く内定を取る方法 節約・資金調達の工夫を
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就活生を悩ませる問題の一つが、お金の問題です。
就活の時期になると「そろそろ就活だけどお金がない…」「就活中だけど、こんなにお金がかかると思っていなかったので毎日金欠」という声をよく聞きます。
リクルートスーツを揃えるなどの準備費用も含めると、就活費用は軽く10万円以上はかかる場合が多く、確かに学生にとっては大きな出費と言えます。
就活の金銭問題を乗り切るにはまず、お金を節約することが大切です。
そして状況に応じて、就活の負担にならない方法でお金を得るようにすれば、乗り切ることができます。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
就活には10万円以上かかる
就活は、トータルで10万円以上お金がかかることも珍しくありません。
参考までに、就活で生じるおもな出費をまとめてみました。
■就活にかかるお金
- リクルートスーツ・靴・カバン
- 交通費
- 書類の郵送費
- 外食費
就活準備での大きな出費が、リクルートスーツなどの身だしなみ出費です。
AOKIなどの比較的安いスーツショップでリクルートスーツ・靴・バッグのセットなどで購入しても、3万円前後はかかります。
もし社会人になっても使えるように、と少し良いスーツや靴を買えば、5万円以上になることもザラです。
さらに、日々の交通費も積もり積もって大きな出費になります。
地方から東京の企業を受験するなど、遠方企業を受ける機会が多い場合は特にお財布を圧迫します。
たとえば、大阪・東京を新幹線で往復移動すると、14,520円×往復=29,040円かかります。
そして会社訪問を繰り返す時期は食事も外食になりがちで、自炊に比べると食費もかさみます。
就活資金を捻出する節約方法
就活で出費が増えることは避けられないので、節約できるところで節約することが大事です。
まずは就活中の出費を抑える節約術を紹介します。
■就活中の節約術
- 交通費が安い移動手段を使う
- 外食を控える
- 郵送の書類は早めに出す
- デビットカードなどでポイントを貯める
それぞれ具体的に説明します。
交通費が安い移動手段を使う
会社を回るときになるべく安い手段を使うと、交通費を少しずつ浮かせることができます。
安い交通手段は移動時間が長いケースもあるので、前もって余裕のあるスケジュールを組めるときにうまく使うと良いです。
まず、日頃の移動で使うJRなどの電車の運賃の節約方法です。
- 金券ショップできっぷを買う
- 昼間特割きっぷや回数券など、通常購入より割安になるきっぷがあります。
- PiTaPaを使う
- ピタパはエリアに寄って交通費の割引サービスがあり、全国で利用できます。
利用代金は口座引落でチャージの必要がないので便利です。 - 青春18きっぷを使う
- 春・夏・冬の期間限定で、JRの普通電車が1日乗り放題になるきっぷです。
JRメインに移動が多い日がある、時間がかかっても良いので安く遠征したいときにおすすめです。
さまざまなエリアに移動することが多く、ときには急ぎの乗り継ぎをすることも出てくる就活中には、PiTaPaなどのICカードが便利だと思います。
もし、よく使う区間があるのであれば、そこだけ昼間特割きっぷを併用するなど、フットワークが重くなりすぎないように活用できるのが望ましいです。
たとえば私は京都で就活をしていましたが、京都から大阪に出る機会が多かったので、京都・大阪間のきっぷは金券ショップである程度まとめ買いしていました。
次に、遠距離移動に使う新幹線と飛行機の節約方法をまとめます。
- 金券ショップで新幹線チケットを買う
- たとえば、大阪・東京間のチケットは通常14,520円かかりますが、金券ショップではだいたい1,000円引きの13,520円前後で購入できます。
返品はできず、支払は現金のみ。 - ぷらっとこだま
- こだまでしか予約できない代わりに、格安で新幹線に乗れるサービスです。
大阪・東京間の移動には4時間かかりますが、運賃は10,700円まで下がります。 - エクスプレス予約
- 年会費1,100円で、新幹線の早割予約ができるようになるサービスです。大阪・東京間が11,200円で乗れる早割もあるので、新幹線に乗る頻度が高ければ申し込むとお得です。
- LCC(格安航空)
- 時間帯にもよりますが、平日であれば大阪・東京間が5,000円前後の便もあるので、新幹線より安くなる場合もあります。
- 割引航空券を使う
- JALやANAなどの正規航空会社は割引航空券もあり、10,000円前後で乗れる便もあります。
また、新幹線と飛行機には、ホテルとセットで予約すると割安になるプランも多いです。
もし宿泊もするのであれば、セット割で予約することをおすすめします。
外食を控える
会社回りをしている際の食事をすべて外食で済ませていると、生活費をじわじわと圧迫します。
特に東京など街中のお店は、ランチでも1,000円前後する場合が多いです。
もし平日の昼食を毎日外食にすると、1週間で5,000円の出費となってしまいます。
たとえば、コンビニのイートインを使う、余裕があればおにぎりを作って公園で食べるようにするなど、なるべく安い方法にすると食費を抑えられます。
夏の暑い日や冬の寒い日は、商業施設の共有スペースのベンチなどを使っても良いかもしれません。
郵送の書類は早めに出す
エントリーシートや履歴書を郵送する必要がある場合、完成がギリギリになって速達で送ってしまうと郵送費が高くなります。
たとえば、通常A4サイズの書類2~3枚を同封した角2封筒は、1通120円で送ることができます。
しかし速達を使うと、1通400円と3倍以上の値段がかかります。
書類郵送を余裕を持って行うだけでも、送料の節約になります。
デビットカードなどでポイントを貯める
就活のために出費をする際、クレジットカードやデビットカードで支払ってポイントを貯めると、ポイントによる割引で節約ができます。
すでにクレジットカードを持っているなら、それを使えばOKです。
もし持っていなければ、審査なしで作れるデビットカードが手軽な上に、クレジットカードが使えるお店のほぼすべてで利用できます。
デビットカードは当月利用分の支払が翌月になるクレジットカードと違い、決済をすると銀行口座から即時引き落としになります。
つまり、銀行口座の残高以上は基本使えないので、無駄づかいの防止にもなります。
ポイント還元率はクレジットカードにやや負けますが、ATMで現金を引き落とす手間が省けるので、忙しい就活生には便利だと思います。
あわせて読みたい:
デビットカードとは?知っておきたい3つのメリット・デメリット
就活資金を得る方法
もし節約をしてもお金が足りなさそう、少し心もとないようなら、お金を得る方法も考える必要があります。
とは言え、スケジュールが変則的になりやすい就活中は、レギュラーでアルバイトに入りにくいです。
そこで、就活に影響が出ない範囲でお金を得る方法をまとめました。
■就活資金を得るおすすめの方法
- 有給インターンシップを受ける
- 奨学金を借りる
- 日雇いアルバイトをする
- 親の資金援助を受ける
特におすすめなのは、有給インターンシップです。
就活に役立つ上に給与をもらえるので、一石二鳥です。
有給インターンシップを受ける
就活に直結してお金がもらえるおすすめの方法は、有給インターンシップです。
インターンシップに参加しながら交通費や時給がもらえるので、アルバイトをしていない人にとっては社会人経験をしながら収入を得られる貴重な機会になります。
就活が始まる前に興味のある業界を見ておけるチャンスにもなるので、就活にも役立ちます。
有給のインターンシップの多くは数週間~1年の長期インターンシップで、週に1~3日ほど企業で仕事をするケースが多いです。
大学1~2回生の間に、有給インターンシップを探せるサイトで見ておくと良いと思います。
奨学金を借りる
奨学金は入学前に申し込むイメージが強いですが、実は在学中に申し込める奨学金もあります。
回生に関係なく、年度始まりから申し込める奨学金を利用すれば、低利子でお金を借りることができます。
奨学金には、返済が不要なタイプ(給付型)や無利子で借りられるタイプもありますが、入学後に申し込めるタイプは有利子のものが多いです。
それでも消費者金融などに比べると利子は低いので、返済負担をなるべく減らせる奨学金がおすすめです。
ほかには学生ローンなどでお金を借りる方法もありますが、利息は高めです。
使い勝手も良くないので、学生ローンを使うのであれば消費者金融のカードローンの方が良い場合もあります。
参考:学生ローンとは?実はカードローンの方が金利が低いのでおすすめ
日雇いアルバイトをする
就活中であれば、面接やセミナーがないタイミングで日雇いアルバイトをするという手もあります。
その日に現金で給料をもらえる日払いのバイトが多いので、すぐにお金を受け取れるのが1番のメリットです。
就活中にアルバイトをしていない(就活を機に辞めたなど)場合は、スキマ時間を有効活用できておすすめです。
もしそこまでお金に困っていない場合は、クラウドソーシングで在宅ワークを探してみても良いと思います。
データ入力やテープ起こしなどスキル不要の単発仕事も募集しているので、うまく活用すればコツコツお金を貯めることができます。
親の資金援助を受ける
もし親にお金の相談ができるのであれば、一時的な資金援助をお願いしても良いと思います。
就活は自分の将来について考えて、初めて就職する会社を選ぶ大事なライフイベントです。
その選択肢を増やすために親に協力してもらえるのであれば、心強いと思います。
ただし、お金を借りる際はいつ返すかもしっかり取り決めておくことをおすすめします。
貯金が苦手な人は貯金アプリを
もちろん一番望ましいのは、就活の前にお金を貯めておくことです。
お金がないという悩みがない状態で就活に臨めれば、エントリーシートの作成やセミナー・面接への訪問に集中できます。
もし貯金が苦手という人は、自動貯金アプリなどで少しずつお金を貯めることをおすすめします。
たとえば、お釣り貯金ができるSiratama(しらたま)というアプリなら、クレジットカードやデビットカードで支払いをした分の「おつり」が自動的に貯まります。
(例:支払額を1,000円に設定すると、850円の決済をしたときに150円が自動的に貯金される)
「知らない間にお金が貯まっていた!」という感覚なので、お金がある分だけ使ってしまうという人向けです。
あわせて読みたい:
貯金アプリの「しらたま」がお金を貯められない人の解決策になる理由