ゆうちょ銀行やメガバンクからネット銀行に無料で入金するには?

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女性

ゆうちょ銀行やメガバンクとあわせて、ネット銀行の口座も持つ人が増えています。

たとえば、普段から使う口座はメインバンクで、貯金は定期預金の金利が高いネット銀行を利用する、など。

しかし、メインバンクからネット銀行にお金を移すとなると、振込手数料がかかっている人が多いです。

ネット銀行には「振込手数料◯回無料」というサービスがよくありますが、メガバンクには振込手数料の優遇がない銀行もあります。

しかし、他行からネット銀行に無料で入金する方法があります。

それが、自動入金サービスです。

自動入金サービスとは

自動入金サービス

自動入金サービス(資金移動サービス、自動送金サービス)とは、他行から定期的に一定額のお金を自動で入金するサービスです。

振込手数料は無料で他行からの入金が可能なのが、一番のメリットです。

下記のように、毎月かならず振込みをしなければならない人におすすめです。

■毎月の定期的な振込みの例

  • 貯蓄用口座への入金
  • 携帯料金など、自動引落になる料金の残高確保
  • 家族の仕送り

たとえば私は、auのスマホ利用代金の支払いに、自動入金サービスを利用しています。給与受取口座のメガバンクから、「auじぶん銀行」というネット銀行の口座に毎月自動入金しています。

そして、スマホの利用代金はauじぶん銀行口座から引き落としています。

自動送金の設定は、マイページから3分ほどで設定できました。毎月、ATMからauじぶん銀行に振り込む手間が省けて快適です。

自動入金サービスが使えるネット銀行

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自動入金サービスが利用できるネット銀行は、意外と多いです。

そのなかでも、メガバンク・ゆうちょ銀行からの自動送金ができるおもなネット銀行6社をピックアップしました。

今からネット銀行の口座開設を検討している人は、各銀行の特徴も参考にしていただければと思います。

楽天銀行

楽天銀行

自動入金サービスの柔軟性はトップクラス

■出金・入金日
自由に振込予定日を設定可能(着金は振込予定日当日~翌日)

■設定可能額
自由に設定可能

■登録件数
99件まで

楽天銀行では、「毎月おまかせ振込予約」という自動入金サービスを提供しており、自動入金サービスの柔軟性では、銀行のなかで突出しています。

他行から楽天銀行への自動入金はもちろん、楽天銀行から他行へ毎月振り込む自動送金の設定も可能です。

他行への自動送金時は振込手数料がかかりますが、楽天銀行の口座を給与・賞与・年金受取口座に指定すると、最大5回まで手数料を無料にできます。

自動入金・自動送金あわせて99件まで登録可能なので、資金移動を多く行う人におすすめです。

また、一般的な自動送金サービスは振込日を銀行が定めている場合が多いのですが(毎月5日、もしくは26日など)、楽天銀行では自由に振込日を設定できる点もメリットです。

デメリットは、毎月おまかせ振込予約の設定がPCサイトからしかできないことです。

楽天銀行 詳細はこちら

イオン銀行

イオン銀行

イオンカードセレクトで多めの入金設定をすると金利がお得に

■出金・入金日
毎月6日、または23日に出金→5営業日後に入金

■設定可能額
1万円~

■登録件数
5件まで

イオン銀行は「自動入金サービス」というサービスを提供しています。

引き落とし日は6日か23日を選べるので、給与受取日に合わせて設定すると良いです。

また、楽天銀行と同じくイオン銀行から他行への定額自動振込も利用できます(他行宛の場合は110円の手数料が必要)。

イオン銀行の口座を作るときは、イオンカードセレクトという、クレジットカード・WAON(電子マネー)一体型のキャッシュカードがおすすめです。

さまざまなイオンカードセレクト優待があるなかでも、月単位で普通金利の優遇があるサービス「イオン銀行Myステージ」で簡単にステージアップできるからです。

たとえば、イオンカードセレクトで1円以上のクレジット決済をすれば、翌々月には定期預金並みの高金利が適用されます。

毎月イオンカードセレクトを1円以上使うだけでずっと普通預金を高金利で使えるので、少し多めに自動入金設定をしておいて余ったお金は高金利で貯金するという使い方もできます。

「イオンカードセレクト+自動入金サービス」という組み合わせは、コツコツ貯金をしたい人にもおすすめです。

イオン銀行 詳細はこちら

PayPay銀行

PayPay銀行

他行宛の自動振込も、手数料が安くて便利

■出金・入金日
毎月5日、または27日に出金→4営業日後に入金

■設定可能額
1万円~

■登録件数
5件まで

PayPay銀行では、「定額自動入金サービス」だけでなく、他行への自動振込サービスも扱っています。

自動送金サービスが無料なのに対し、自動振込サービスは振込手数料がかかります。PayPay銀行は振込手数料が低いため、自動振込も利用しやすい銀行といえます。

他行宛振込は、145円です。一方、PayPay銀行宛と、自分名義の三井住友銀行宛の振込手数料はいつでも無料です。

PayPay銀行 詳細はこちら

ソニー銀行

ソニー銀行

金融商品の多さが魅力

■出金・入金日
毎月5日、または27日に出金→4営業日後に入金

■設定可能額
1万円~

■登録件数
5件まで

ソニー銀行では、「おまかせ入金サービス」というサービス名で取り扱っています。

パソコンからもスマホからもマイページにログインすれば、おまかせ入金サービスに申し込むことができます。

ソニー銀行は金融商品の数が多いことが特徴で、円預金だけでなく外貨預金や投資などのために口座を作る人も多いです。

ほかにも、ソニー銀行住宅ローンは約8割が借り換え(既に契約している住宅ローンから切り替える)による申込みで、人気が高いです。

住宅ローンの返済を引き落としする際に、自動入金サービスで毎月残高を確保しておけて便利です。

ソニー銀行 詳細はこちら

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

振込手数料無料などの優遇がある専用ポイントが貯まる

■出金・入金日
毎月5日、または27日に出金→4営業日後に入金

■設定可能額
1万円~

■登録件数
5件まで

住信SBIネット銀行では、「定額自動入金サービス」というサービスを扱っています。

定額自動入金サービスを利用すると、住信SBIネット銀行のポイントサービス「スマプロ」のポイントが貯まります。

溜まったスマプロポイントは現金などに交換できるほか、ランクに応じて他行宛の振込手数料が1~20回まで無料になるというメリットがあります。

取引額が多いほど優遇内容が増えていくので、大きな額の取引をするのにも向いています。

住信SBIネット銀行  詳細はこちら

auじぶん銀行

auじぶん銀行

スマホで簡単に設定できて、auユーザーが多い

■出金・入金日
毎月6日、または26日に出金→4営業日後に入金

■設定可能額
1万円~

■登録件数
5件まで

auじぶん銀行では、「定額自動入金サービス」という名称でサービスを提供しています。

auじぶん銀行は、携帯キャリアauを運営するKDDI三菱UFJ銀行が共同出資して立ち上げたネット銀行です。auユーザーの口座保有者が多いですが、auを使っていなくても利用できます。

三菱UFJ銀行への振込手数料が無料なので、メインバンクが三菱UFJ銀行の人がサブバンクとして使うケースも多いです。

優遇プログラム「じぶんプラス」のランクを上げると、ATM手数料が月11回、他行宛振込手数料が月15回無料になるので、手数料節約のために利用するのもおすすめです。

auじぶん銀行の詳細はこちら

目的に応じてネット銀行をうまく使う

ネットバンキング

メガバンクやゆうちょをメインバンクにしている人も、ネット銀行の口座をサブで持っておくと便利です。

特に、貯金用口座(普段はお金を下ろさない口座)として使う場合は、自動入金サービスを一度設定しておけば手間がかかりません。

ほかにも、クレジットカードデビットカードの引き落とし口座として利用する人も多いです。

たとえば、楽天市場で買い物をするために楽天カードを作り、楽天銀行から引き落としをする…などです。

特におすすめなのは、自動入金サービスをデビットカードでの節約に役立てることです。

デビットカードは、銀行の残高から即時引き落としをすることで支払いができるので、口座残高以上の支払いはできません。

たとえば子供にデビットカードを持たせて、毎月3,000円の自動入金をするようにしておけば、そのカードでは3,000円以上の支払ができません。

デビットカードには紛失補償も付いているので、クレジットカードを持つのが不安な人も安心して持つことができます。

次は、デビットカードの節約術に関するコラムです。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2021年11月4日 更新)

ありがとうございます。

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