セブン銀行ATMでSuicaがチャージ可能に 他の交通系電子マネーや楽天edyも

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セブン銀行の交通系電子マネー取扱

2018年10月15日から、セブン銀行ATMでSuicaやICOCAなどの交通系電子マネーがチャージ・残高確認ができるようになりました。

それまでセブン銀行ATMでは、nanacoやLINE Payしかチャージできませんでした。これを機に、扱える電子マネーが大幅に増えました。

最近は電車に乗る以外にも、買い物などに交通系ICカードを利用する人も増えているので、ニーズが多いサービスだと考えられます。

ちなみに、この日はセブン銀行のライバルであるローソン銀行が口座開設をスタート日でもあるので、コンビニ系ネット銀行が大きく動いた日になりました。

セブン銀行ATMでチャージできる電子マネー

コンビニATMに足を運ぶ男性

セブン銀行ATMでチャージできる交通系電子マネーは、Suica以外にも多数あります。

関西系のイコカや名古屋エリアのマナカなど、各エリアに強い交通系カードもチャージ可能です。

■セブン銀行ATMでチャージできる電子マネー

  • Suica(スイカ)
  • モバイルSuica
  • PASMO(パスモ)
  • TOICA(トイカ)
  • manaca(マナカ)
  • ICOCA(イコカ)
  • SUGOCA(スゴカ)
  • nimoca(ニモカ)
  • Kitaca(キタカ)
  • はやかけん
  • nanaco
  • PayPay
  • LINE Pay
  • au PAY
  • d払い
  • メルペイ
  • 楽天edy

交通系電子マネーについては駅構内にあるチャージ機と同じく、1,000円単位でチャージできます。1回でチャージできる金額は2万円までです。

もちろん手数料も完全無料なので、買い物ついでに気軽にチャージするのにも便利です。

また、実は楽天Edyのチャージもセブン銀行ATMからできるようになっている点も注目です。

楽天edyもチャージ可能に

楽天Edyがチャージ可能に

セブン銀行ATMでは、交通系電子マネーだけでなく楽天Edyもチャージ可能になりました。

楽天Edyは、利用金額に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天ユーザーの利用が特に多い電子マネーです。

今までは、コンビニで楽天Edyをチャージするにはレジで店員さんにお願いする必要がありましたが、セブンイレブンならATMから手軽にチャージできるようになります。

チャージだけお願いするためにレジに並ぶ必要がないので、スムーズに現金チャージができて便利です。

PiTaPaなど一部の電子マネーはチャージ不可

ピタパ

セブン銀行ATMで多くの交通系電子マネーが利用可能になりましたが、チャージできない交通系カードも一部あります。

代表的なものは、関西エリアでユーザーが多いPiTaPa(ピタパ)です。

とはいえ、ピタパは後払い方式が基本、かつオートチャージ機能もあるので、セブン銀行ATMでチャージできなくても大きなデメリットではないと思います。

困るシーンがあるとすれば、PiTaPaのエリア外(阪急電車や大阪市営地下鉄以外)の電車に乗るときです。

PiTaPa対象エリア以外では後払いやオートチャージに対応していないので、残高が不足してしまうと現金でチャージをする必要が出てきます。

関西以外に旅行に行くときなど、PiTaPaエリア以外で電車に多く乗るときは、あらかじめチャージしておくことをおすすめします。

ピタパの事前チャージは、PiTaPaエリアや全国のJRなどの駅構内で行えます。

セブン銀行ATMでのチャージ方法

セブン銀行ATMでの電子マネーチャージ方法は、簡単です。

まず、ATMトップ画面のメニューから「電子マネーチャージ」を選びます。

セブン銀行ATMで電子マネーチャージ

次に、ATM端の専用スペースに、電子マネーカードやスマホを置きます。スマホを置く場合は、レジでの決済時のように、ロックを解除します。

ふだんはロック解除なしで支払えるモバイルSuicaも、生体認証などで使える状態で置きます。

セブン銀行ATMで電子マネーチャージ

カードやスマホの読み取りが成功したら、チャージか残高照会を選べる画面に移ります。

「チャージ」を選ぶと、紙幣を入れられるようになります。チャージ金額を選び、紙幣を入れると、即時チャージとなります。

セブン銀行ATMで電子マネーチャージ

スマホ決済のチャージ方法は異なる

Suicaや楽天Edy、nanacoは、いずれも「電子マネーチャージ」から即時チャージできます。

ただし、スマホ決済チャージは、「スマートフォンでの取引」というメニューを選ぶ必要があります。LINE Payを例に、チャージ方法を見ていきます。

スマホATM

セブン銀行ATMで「スマートフォンでの取引」を選ぶと、QRコードが表示されます。

LINE Payのチャージ画面で「セブン銀行ATM」を選ぶと、カメラが起動します。そこからATMのQRコードを読み込んで、チャージする流れです。

LINE Payは決済もチャージもQRコード、と覚えておくと、わかりやすいと思います。

「スマホATM機能」は普及しそう

スマホを持った男性

セブン銀行ATMでスマホ決済をチャージする機能は、「スマホATM機能」といいます。セブン銀行のほかには、一部のローソン銀行ATMでも利用できます。

スマホATMは、銀行などの金融機関にも、少しずつ広がっています。スマホATM対応銀行の利用者は、キャッシュカードを持ち歩かなくてもよくなります。

慣れれば、1分ほどで現金を入出金できます。

セブン銀行のスマホATMが利用できる金融機関

■銀行

  • auじぶん銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 北越銀行

■プリペイドカード

  • LINE Pay
  • バンドルカード

■クレジットカード・カードローン

  • プロミス
  • SMBCモビット
  • アイフル

セブン銀行のATMでは、提携金融機関であればカードなしで入出金ができます。

私も「auじぶん銀行」(auと三菱UFJ銀行が共同設立したネット銀行)のスマホ取引を利用しています。キャッシュカードは持ち歩いていません。

auじぶん銀行は「スマホ銀行」と自称するほどスマホ完結の取引に特化しているので、セブン銀行ATMのスマホ取引にもいち早く提携したのだと思います(→auじぶん銀行についてはこちら)。

スマホATMを利用する際、金融機関によってはATM手数料が必要になりますが、auじぶん銀行の場合はATM手数料の無料回数が設定されているので、私は手数料なしで取引ができています。

スマホATMに対応している金融機関はまだ少数です。しかし、キャッシュレス化の流れとともに、銀行取引もカードレスに移行する可能性は高いと考えられます。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2022年3月3日 更新)

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