【まとめ】手数料無料で硬貨や紙幣を両替する方法 新札交換、土日OKの場所も

両替方法

硬貨から紙幣、紙幣から硬貨への両替方法をまとめました。以下のような場合に役立つ情報です。

  • 貯金箱に貯めた小銭をお札に替えたい
  • お札を小銭に両替したい
  • 旧札を新札に交換したい

硬貨や紙幣の両替は、銀行で行えます。しかし、銀行によっては両替手数料がかかります。

手数料なしで両替できる方法もありますが、知らない人が多いと思います。手数料無料の両替方法を、徹底調査しました。

硬貨から紙幣への両替は銀行ATM

キャッシュカードと通帳を持つ手

大手銀行や主要地方銀行の一部は、銀行ATMで硬貨を入出金できます。硬貨を入金し、同額を引き出すと、紙幣として引き出せます。

新札でなくてもよい場合は、このATMを使う方法がもっとも簡単です。

例:500円玉60枚(3万円)を預け入れ、3万円を引き出すと、1万円札が3枚出てくる

キャッシュカードを持つ銀行の自社ATMなら、入出金のATM手数料は無料です。たとえば三井住友銀行のATMで、三井住友銀行のキャッシュカードを使えば、手数料無料で硬貨を紙幣に両替できます。

ただし、硬貨を取り扱えるのは、以下の条件を満たすATMのみです。

■主要銀行ATMで硬貨が扱える条件

  • 窓口のある支店に設置
  • 平日の日中

硬貨を扱えるのは、銀行の支店内に設置してあるATMのみです。窓口がない出張所、駅やコンビニの銀行ATMでは、セキュリティ上の理由から硬貨に対応していません。

さらに、ATMで小銭を取り扱っているのは、平日の日中のみです。土日祝に入出金できるのは、紙幣のみです。

大手銀行の硬貨取り扱い時間帯
平日8:45~18:00
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行
平日9:00~17:00
ゆうちょ銀行

平日日中しか硬貨を入出金できないと、不便だと感じるかもしれません。しかし、銀行の両替機の利用時間より、ATMの硬貨取り扱い時間のほうが長めです。

両替機は、銀行の窓口営業時間までしか使えません。多くの銀行は、平日15時までです。少額の硬貨両替なら、夕方まで使える銀行ATMのほうが便利です。

ただし、ATMに投入できる硬貨は、100枚までです。大量の500円玉貯金など、まとまった両替は銀行窓口で行う必要がありまます。

メガバンクは口座があれば両替手数料が無料

三菱UFJ銀行

いわゆるメガバンクといわれる三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行での両替は、口座を持っている銀行に行くのをおすすめします。メガバンクでの両替は、キャッシュカードがあると一定枚数まで無料だからです。

メガバンクは、両替時に口座を持っていないと、高い手数料がかかります。

たとえば、三菱UFJ銀行で口座を持たずに両替すると、1枚だけでも550円かかります。ご祝儀用の新札交換など、少額の両替では割高でおすすめできません。

三菱UFJ銀行の両替手数料
窓口
1~10枚:口座保有者は無料、口座なしだと550円
11~500枚:550円、以降500枚増えるごとに550円加算
両替機(口座開設者のみ利用可)
1~10枚:1日1回無料(2回め以降は200円)
11~500枚:300円
501~1,000枚:600円
三井住友銀行の両替手数料
窓口
1~30枚:口座保有者は無料、口座なしだと330円
31~100枚:330円
101~500枚:440円、501枚~1,000枚:880円
両替機(口座開設者のみ利用可)
1~500枚:1日1回無料(2回め以降は200円)
501~1,000枚:400円
みずほ銀行の両替手数料
窓口
1~10枚:口座保有者は1日1回無料、口座なしだと550円
11~500枚:550円
501枚以上:1,320円、以降500枚増えるごとに600円加算
両替機(口座開設者のみ利用可)
1~10枚:1日1回無料(2回め以降は300円)
11~500枚:400円
501~1,000枚:800円

※窓口での両替の場合、紙幣や硬貨の指定を複数行うと「オーダー手数料」が2,200円以上発生。

メガバンクでの両替は、窓口か両替機で行います。手数料が割安なのは、両替機です。窓口に並ぶよりスムーズに取引できるのもメリットです。

私がご祝儀の準備で両替機を使ったときは、1~2分で新札交換が完了しました。

特に三井住友銀行は、無料で両替できる紙幣枚数が多めです。両替機を使えば、500枚まで無料で両替できます。三菱UFJ銀行とみずほ銀行は、10枚まで無料です。

両替機の使い方

両替機の使い方は、ATMと似ています。はじめにキャッシュカードを挿入し、両替したい紙幣や硬貨の種類を選びます。あとは紙幣を入れるだけで、両替が完了します。

ちなみに、三菱UFJ銀行とみずほ銀行の両替機は、高額紙幣がすべて新札で出てくる両替機が多めです。

ただし、絶対に新札しか出てこないわけではありません。

私がみずほ銀行で両替したときは、行員の方が「1万円札なら、両替機で必ず新札が出ます。申し訳ないのですが、5,000円札は現在切らしていまして……」と話されていました。

1,000円札や5,000円札のピン札が必要なら、念のため事前に確認しておくと安心です。

三井住友銀行の両替機は、画面上で新札を希望するかどうか選びます。新札がほしいときは、忘れずに「新券両替」ボタンを押します。

■大量の両替には「両替機専用カード」が必要

キャッシュカードで両替できる紙幣の枚数は、三菱UFJ銀行・みずほ銀行が10枚まで、三井住友銀行が500枚までです。

両替機で上記以上の両替を行うには、「両替機専用カード」が必要です。窓口で無料で発行できます。

ご祝儀やお祝い金など、数枚の新札交換しか行わないなら、キャッシュカードで十分です。

両替機は硬貨を入れられない

硬貨

両替機は、硬貨から紙幣への交換はできないのがデメリットです。硬貨を紙幣に両替するには、以下いずれかの対応が必要です。

■硬貨から紙幣へ両替する方法

  1. ATMで硬貨を紙幣に両替してから、両替機を使う
  2. 窓口で両替

1つめは、窓口を利用せずに紙幣へ交換する方法です。

冒頭で説明したように、窓口がある銀行のATMは、平日日中に硬貨を入金できます。一度ATMに硬貨を預け入れ、引き出し直すと、硬貨を紙幣(旧札)に両替できます。

あとはATMから引き出した旧札を、両替機で新札交換すればOKです。

2つめの方法は、窓口で両替する方法です。

窓口での両替方法

銀行の窓口

銀行窓口での両替は、事前に「両替票」や「両替依頼書」を記入する必要があります。

住所や氏名、両替の希望内容を記入し、窓口で提出します。

▼みずほ銀行の両替依頼書 記入例
みずほ銀行の両替書類

両替票や両替依頼書は、振込用紙等が設置してある記入コーナーにあります。

ほとんどのメガバンク支店は、入店したらすぐに「ご用件をお伺いします」と声をかけられると思います。

その際、「窓口で両替したいのですが」と尋ねれば、書類の設置場所に案内してもらえます。

地方銀行や信用金庫は口座なしでも無料の場合あり

信用金庫

地方銀行や信用金庫の一部は、口座を持っていない人も無料で両替できます。

メガバンクの口座がない人は、近くの地方銀行や信用金庫の両替手数料チェックをおすすめします。

私がこの情報を教えてもらえたのは、三菱UFJ銀行でした。

「口座を持っていなくても両替できますか」と尋ねたところ、「手数料がかかります。近くの信用金庫なら無料ですよ」と教えてもらえました。

主要な地方銀行のなかで、口座の有無に関わらず両替手数料が無料の銀行を調べてみました。やや小規模な金融機関のほうが、両替手数料を無料にしている印象です。

■口座なしでも両替手数料無料の地方銀行(一部)

銀行 両替手数料無料の紙幣枚数
北海道銀行 1~20枚
仙台銀行 1~50枚
第四銀行 1~49枚
名古屋銀行 1~20枚
滋賀銀行 1~50枚
紀陽銀行 1~49枚
中国銀行 1~50枚
四国銀行 1~50枚
北九州銀行 1~100枚
南日本銀行 1~50枚

両替機を設置する地方銀行もありますが、メガバンクと同じくキャッシュカードか両替カードが必要です。口座がない場合は、窓口での両替となります。

両替の流れも、メガバンクと同じです。はじめに両替依頼書を記入し、窓口で提出します。

私が京都信用金庫で両替した際は、窓口に座ってから2~3分ほどで完了しました。

ゆうちょ銀行は原則非対応

ゆうちょ銀行

郵便局やゆうちょ銀行の窓口でお願いすると、両替してもらえることがあります。しかし、ゆうちょ銀行は原則両替に対応していません。

どうしても近くに郵便局しかない人以外は、他の金融機関での対応をおすすめします。

私が郵便局で2万円の新札交換の相談をしたときは、「それくらいなら」と、例外的に対応してくださった雰囲気でした。

まとまった金額や頻繁な両替は、断られる可能性も十分あります。

硬貨から紙幣への両替は、ゆうちょ銀行ATMを使うのをおすすめします。ゆうちょ銀行支店内のATMは、平日9時から17時まで、硬貨の取り扱いが可能です。

土日に新札交換する方法

ご祝儀袋

新札が必要になる代表的シーンは、結婚披露宴や挙式のご祝儀です。

どうしても平日に新札を用意できないなら、結婚式の会場ホテルで両替する方法があります。

結婚式の会場として使われるホテルなどでは、フロントで新札を用意している場合があります。新札交換ができるかどうか、前もって問い合わせておくと安心です。

事前に「式当日の開場直後に、新札への両替をしてもらえませんか」と問い合わせておけば、焦らずに交換してもらえます。

紙幣から硬貨への両替は土日も可能

ゲームセンターの両替機

銀行の両替は、窓口と両替機どちらを利用する場合も、平日日中にしか行えません。しかし、紙幣から硬貨への両替は、銀行以外でも行える場所があります。

以下の場所であれば、土日祝でも硬貨へ両替可能です。ただし、両替目的での利用は、本来は望ましくありません。緊急時のみの利用にとどめたいところです。

■土日祝も利用できる、高額紙幣の硬貨両替機

  • ゲームセンター
  • パチンコ店
  • 大きな駅のコインロッカーの近く

ゲームセンターのゲーム台やコインロッカーは、基本的に100円玉しか投入できません。そのため、近くに両替機を設置しています。

しかし、今はゲーセンやコインロッカーもキャッシュレス化が進んでいます。特に都市部では、電子マネー決済できるゲーム機やロッカーが増えつつあります。

これらの両替機は、いずれ減っていくと考えられます。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、一条まつこ がメンテナンスを担当いたしました。(2019年11月13日 更新)

ありがとうございます。

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