ローソンATMが手数料無料で使える4つのネット銀行とは?
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この記事では、ローソンATMを手数料無料で使えるネット銀行をまとめました。
ローソンATMは、コンビニエンスストアのローソンに設置されている銀行ATMです。
北海道から沖縄まですべての都道府県に設置されており、2019年3月31日現在の設置台数は13,476台。コンビニATMシェアでは2位です。
2018年10月から、ローソンもついにネット銀行「ローソン銀行」をスタートしたものの、ローソン銀行のキャッシュカードはローソンATMで完全無料で使えないことがわかりました。
7~19時までは無料ですが、それ以外の夜や早朝は、預け入れ・引き出しどちらも110円のATM手数料がかかってしまいます。
特に、自社ATMで引き出すときだけでなく、入金をする際にも手数料がかかるというのはネット銀行でも珍しいです。
一方、ローソンATMを無料で使えるネット銀行はほかにあります。
ローソン銀行が、ローソンATMと一番相性が良いわけではないので、ローソンをよく使う人は下記を参考にしていただければと思います。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
ローソンATMを手数料無料で使えるネット銀行
コンビニATMは24時間365日利用できるのがメリットですが、手数料がかかるので利用するのに抵抗がある人も多いと思います。
しかし、ローソンATMと提携している一部のネット銀行なら、手数料無料でATMの利用が可能です。
これからは、土日祝日のATM利用や、飲み会の二次会などでお金が必要となり、夜間時間帯にコンビニATMを使っても手数料が一切かからない生活を実現できます。
ソニー銀行
毎月4回まで無料!
ソニー銀行は、取引金額にかかわらず、入金は何回でも無料、出金は毎月4回まで無料でATMが使えます。
5回目以降も、ATM利用手数料は110円なので非常にお得です。
さらに取引額が増えると、ローソンATMを使う場合ももちろん、曜日や時間帯に関係なく毎月4回の出金までは手数料が一切かかりません。
ソニー銀行はそのほかにも、セブン銀行ATM、E-net、イオン銀行ATM、三井住友銀行ATM、三菱UFJ銀行ATM、ゆうちょ銀行ATMの6つのATMと提携しています。(ローソンを含めると計7つ)
これらのいずれのATMで使っても、毎月4回までは出金手数料は無料、入金手数料は何度でも無料です。
また、ソニー銀行の取引額が増えれば月の無料回数はさらに増えるので、ソニー銀行を使うほど手数料もお得になっていきます。
ちなみに、ソニー銀行が展開しているVISAデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」を使うと、コンビニやスーパーでカード支払いができるようになります。
クレジットカードとは違い、デビットカードは銀行口座からの「即時引き落とし」ですから、使いすぎの心配はありません。
わかりやすく説明すると、ATMから現金を出金することなく銀行口座から直接支払いをする仕組みです。
また、Sony Bank WALLETを通じて支払った金額に対しては、0.5%~2.0%のキャッシュバックが受けられるため、実質的には現金払いよりもお得となります。
もちろん年会費・発行手数料無料で、別途手数料などはかからず無料で使えるサービスです。
詳細はこちら:
ソニー銀行は定期預金金利が高く、ATM手数料は最高クラス
住信SBIネット銀行
毎月2回~15回無料
三井住友信託銀行と、金融大手のSBIホールディングスによって設立された住信SBIネット銀行なら、ATM手数料は毎月2回~15回無料です。
ATM手数料の無料回数は会員ランク「スマートプログラム」によって異なります。
ちなみに、手数料無料回数がすぎても1回あたり110円の手数料しかかからないので、その他の金融機関と比較すると、ATM手数料は割安となっています。
住信SBIネット銀行でローソンATMをお得に使うには、会員ランクを高めていく必要がありますが、初期ステージでも毎月2回まで手数料がかからないのは大きいです。
また、住信SBIネット銀行もVISAデビット付きキャッシュカードを展開しています。
ATMから現金を出金することなく、銀行口座から直接支払いをすることができるデビットカード支払いを活用することによって、日常生活におけるATMの利用回数は格段に減ると思います。
また、住信SBIネット銀行VISAデビットカードは利用金額に対して0.6%のポイント還元が受けられるため、現金払いよりもお得です。
auじぶん銀行
最大で月11回まで無料に
auじぶん銀行には「じぶんプラス」という、預金残高や取引内容に応じて5段階のステージが決まるサービスがあります。
会員ステージが最高ランクになると、ATM手数料無料回数は月最大11回まで増加します。
最高ランクのステージ5に到達するには大きな取引が必要ですが、ステージ2~4なら比較的クリアしやすいです。
「じぶんプラス2」に上がるだけでもATM手数料が月3回無料になり、1~2週間に1度のペースでローソン銀行ATMを無料で使えます。
ちなみに、auじぶん銀行は、三菱UFJ銀行と携帯会社のauによって設立されたネットバンクです。
auの携帯を持っている人や、三菱UFJ銀行の口座を持っている人にとってはメリットが大きいです。
楽天銀行
手数料が必要…
ローソンATMの利用が可能なネット銀行、第4位は楽天銀行です。楽天銀行は、上記3つの銀行と比較すると、お得感は極めて低いです。。。
まず、3万円以上の入金ならATM手数料は無料ですが、3万以下の場合は入金に手数料が発生します。(ローソンATMの場合はお金を入れるのに275円取られる・・・)
そして、出金の場合は金額に関係なく275円の手数料が必要です。
ただし、預かり資産残高や、楽天ハッピープログラムなどによって月間無料回数が付与されます。
手数料体系は複雑ですが、楽天銀行の口座に300万円以上の預金または毎月30回以上の銀行取引があれば、毎月7回までATM手数料が無料になる、といった具合です。
会員ランクを高めることができればお得になる楽天銀行ですが、そうでない場合はATMへの入金にすら手数料がかかってしまう、、、ということからランクは低めにしました。
セブン銀行ではローソンATMは使えない
ネット銀行として知名度の高い「セブン銀行」は、残念ながらローソンATMを使うことはできません。(同じコンビニのライバル同士だからでしょうか)
ローソンATMは全国に設置されていますが、セブン銀行ATMはコンビニATMシェアNo.1を獲得するほどの設置台数を誇っています。
セブン銀行を利用する場合、通常はコンビニのセブンイレブンなどに設置されているセブン銀行ATMで入出金することになり、ローソンATMではセブン銀行のキャッシュカードを受け付けてくれません。
一方で、前述したその他のネット銀行、
- ソニー銀行
- 住信SBIネット銀行
- auじぶん銀行
などはいずれも、セブン銀行ATMもローソンATMも両方ともに使えるため、利便性が高いです(しかも手数料は無料です)。
このように考えると、ローソンやセブンイレブンといったコンビニATMを多用する方にとってネット銀行という選択肢は非常にメリットが大きいと思います。
一番おすすめなのはソニー銀行
ローソンATMがもっともお得に使えるのはソニー銀行です。
現在、コンビニATMのシェアは以下のようになっています。
1位:セブン銀行ATM
2位:ローソンATM
3位:E-net(イーネット)
つまり、この3つのATMすべてと提携しているネット銀行が、もっともコンビニと相性が良いATMということになります。
ソニー銀行は、入金取引はどのATMを使っても完全無料です。
出金取引については、提携ATMで毎月4回以上無料で利用できます。
また、ソニー銀行が提携しているATMは、
- セブン銀行
- E-net(ファミマなどに設置)
- イオン銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行ATM
と、非常に多くの金融機関と連携しています。
たとえば、金額の大きい現金を出金する場合、コンビニATMからの出金だと心配な方もいるかもしれません。
このような場合は、三井住友銀行や三菱UFJ銀行のATMから(毎月4回まで手数料無料で)出金ができます。
また、ソニー銀行はSony Bank WALLETというVISAデビット付きキャッシュカードを展開しており、デビットカード支払いをすることで、現金払いよりも0.5%~2.0%お得に買物ができます。(キャッシュバック対応)
デビットカードによる支払いを活用することで、ATMに並ぶ回数が減り、よりスマートな支払いができるようになります。
Sony Bank WALLET(年会費無料)を使うことで、通常は毎月1回の他行あて振込手数料無料回数も毎月2回にアップし、さらに利便性が高まっています。
▼ソニー銀行のくわしいメリット・デメリットは下記の記事で解説しています▼
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