普及率はやや微妙かも?代表的なジェイデビットの加盟店リスト

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ジェイデビット

日本国内で使えるデビットカードには、大きく分けて3つの種類があります。

いずれもカードをで支払いをした瞬間に、銀行口座から引落しが実行される「デビットカード」としての仕組みは同じです。

  • VISAデビット
  • JCBデビット
  • ジェイデビット(J-Debit)

しかし、その普及率シェアは大きく異なります。

たとえばVISAデビットは、クレジットカードブランドとしてシェアNo.1の「VISA」が展開しています。

VISAカードが使えるお店なら基本的にはどこでも使えて、海外に行っても決済ができるので活躍の場が大きいです。

JCBカードは国内普及率が高いカードとして有名ですが(日本発の国際ブランドだからです)、海外普及率も年々高まっています。

しかし、ジェイデビット(J-Debit)は普及率がまだまだ低く、使えるシーンにも制限が多いです。

ジェイデビットとは

デビットカード

ジェイデビットとは、「日本デビットカード推進協議会」が日本独自の規格で作ったサービスです。

VisaやJCBのような国際ブランドではないため、使える場所が国内に限定されています。

また、ジェイデビットにはオンライン決済機能がないため、ネットショッピングでは使えないというデメリットもあります。

ネット通販でカード決済をする人が増え続けている中、ネットショッピングで使えないデビットカードというのは不便に感じる人も多いと思います。

このようなデメリットや普及率の低さを考えても、VISAやJCBには劣る影の薄い存在となっているのが現状です。

主なジェイデビット加盟店リスト

コンビニ

ジェイデビットの加盟店を調べてみると、2018年7月の時点で33,162件がヒットしました。

この加盟店数は、正直少ないです。

たとえばVISAデビットは、ローソンやセブンイレブンなど「VISAカード」が使えるコンビニなら基本的にどこでも使うことが可能です。

全国のセブンイレブンとローソンの店舗数を足しあわせただけでも約34,000店舗になるので、ジェイデビットが使えるお店の数がいかに少ないかわかります。

ちなみに、ジェイデビットは主要なコンビニエンスストアでは使えないほか、大型チェーンのスーパーでも店舗によって使える・使えないが分かれます。

日常的に使えるスーパー・コンビニで利用できないことがあるというのは、私たち消費者としては使いにくい…というのが本音です。

ここでは、ジェイデビットの主要加盟店をリストアップします。

コンビニ・スーパー・百貨店

  • そごう・西武
  • イズミヤ
  • ファミリーマート
  • 小田急百貨店
  • 大丸松坂屋
  • 東武百貨店
  • 阪急阪神百貨店
  • 名鉄百貨店
  • ピーコックストア
  • 山崎製パン
  • ポプラ
  • 成城石井

書店

  • 紀伊國屋書店
  • 三省堂書店
  • 虎の穴

旅行・ホテル

  • JTB
  • エイチ・アイ・エス
  • ホテルオークラ
  • ホテルインターコンチネンタル東京ベイ

自動車・運輸

  • トヨタカローラ新大阪
  • 日産ユーズドカーセンター
  • イエローハット
  • ヤマト運輸

家電量販店

  • ビックカメラ
  • エディオン
  • ケーズデンキ
  • ヨドバシカメラ
  • ラオックス
  • コジマ

この中によく利用するお店があれば、ジェイデビットも多く活用できると思います。

ジェイデビットのメリットも

カードで買物

ジェイデビットとVISAデビットの違いにもう一つ大きなポイントがあります。

それは、家電量販店などで発生するポイント還元率の違いです。

例えば、一部の家電量販店では現金払いの場合はポイントがフルに付きますが、Visaデビットで支払うと還元が減ってしまいます。

しかし、ジェイデビットを使って支払いをした場合に限っては、デビットカード払いでも「現金払いと同じ扱い」となるため、ポイントは全額付きます。

なぜこのようなことが起こるのかというと、VISAデビットで決済をするとシステム上ではクレジットカード扱いとなってしまうためです。

ジェイデビットは現金扱いで支払いができるため、家電量販店でジェイデビット払いをすれば本来のポイント還元率で決済ができます。

ちょっとしたことですが、「デビットカード=現金払い」とカウントされるのは、ジェイデビットの隠れたメリットと言えますね。

ジェイデビットカードが作れる銀行

銀行イラスト

ジェイデビットカードは、メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行)やゆうちょ銀行、地銀、信用金庫などで発行することができます。

既にキャシュカードを持っている場合は、既にジェイデビット機能が付帯している場合もあるので、確認してみてもいいと思います。

ただし、主要銀行ではVisaデビットやJCBデビットも扱っており、これらの国際ブランドを選ぶ人がほとんどです。

ちなみに、J-Debitで最も代表的なのはゆうちょ銀行のキャッシュカードです。

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ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。(2020年8月13日 更新)

ありがとうございます。

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