法人口座の比較

法人口座開設ができるネット銀行

法人口座が開設できるネット銀行

ネット銀行の中には、法人口座の開設を受け付けているところもあります。

しかし、すべてのネット銀行が法人口座開設を受け付けているわけではありません。

この記事では、法人口座開設が可能なネット銀行と、それぞれの特徴をわかりやすく解説します。

法人口座が開設できるネット銀行
  • GMOあおぞらネット銀行
  • ジャパンネット銀行
  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • オリックス銀行
  • イオン銀行
  • ※セブン銀行
法人口座開設を受け付けていない銀行
  • ソニー銀行
  • 大和ネクスト銀行
  • じぶん銀行

法人口座開設OKのネット銀行

法人口座

ネット銀行の法人口座は、ネットバンキングの利用手数料が完全無料です。

地方銀行やメガバンクの場合、口座開設は無料ですが、法人向けネットバンキングの利用に、月額2,000円程度がかかります。

創業まもない小規模企業にとっては、これだけで年間2万円程度の費用が継続的にかかってしまうのは大きなデメリットです。

また、1件あたりの振込手数料も、地方銀行やメガバンクと比較して半額以下のコストです。コスト面においては、店舗を持たないネット専業銀行に優位性があります。

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行は、2018年に誕生したネット銀行です。前身は「あおぞら信託銀行」となっており、信用面での問題はありません。

後発だけあり、手数料等のスペックに力を入れており、業界最低水準の振込手数料・為替手数料を提供しています。

また、ATM手数料や他行あて振込手数料も、他のネット銀行法人口座と比較してわずかに安いです。

一度の手続きで最大9,999件までの振込設定が可能な「総合振込」も無料で使えます。通常「総合振込」サービスは別途手数料が必要となるケースが多いのですが、GMOあおぞらネット銀行であれば追加の費用は不要です。

さらに、GMOあおぞらネット銀行では手数料無料で「バーチャール口座」の利用が可能となっています。

バーチャール口座を活用することで、

  • 特定の顧客専用の入金口座を用意する
  • 営業1課の入金口座、営業2課の入金口座を分けて管理する

といったことができます。

もちろん、各口座の入金状況はメイン口座で一括して確認可能です。

GMOあおぞらネット銀行のもう一つの大きなメリットとなるのが、VISAビジネスデビットカードの存在です。

個人向け口座では利用金額に対して0.6%のキャッシュバックを提供していますが、実は法人口座の場合「キャッシュバック率が1.0%」に引きげられます

これはもちろん、業界で最も高いキャッシュバック率となっており、事実上カード取引金額の1%相当の割引を受けられることになります。

GMOあおぞらネット銀行は、低コスト・高スペックの両方を兼ね備えた、現在最も期待できる法人口座だと思います。

詳細は、姉妹サイト「今日の経営」で詳しく解説しています。

姉妹サイト「今日の経営」は、「日本一やさしいビジネス情報サイト」をコンセプトとして、経営・起業に役立つ様々なビジネス情報を配信しています。

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行

個人事業主なども利用できるジャパンネットの「ビジネスアカウント」。

複数の口座を一括管理したり、一つの口座を複数の社員で管理するなど、法人向けのサービスにしっかりと対応しています。

また、決済用口座として使ったり、一括振込サービスも提供しているので、不便なくメインバンクとして使うことができます。

法人向けのキャッシュカードにもVisaデビット機能が付いているので、起業したばかりの方でクレジットカードを持っていなくても、ネットや店頭でスムーズに支払いができます。

私自身、会社を設立して最初に口座開設したのがジャパンネット銀行ですが、これまで使いにくいと感じたことは一度もありません。

また、高い評価を得ているクラウド会計ソフト「freee(フリー)」利用者を対象としたビジネスローンの提供も行っています。

返済期間12ヶ月以内の短期融資ですが、クラウド会計ソフトの帳簿データを元に、最高3,000万円までの融資が受けられるサービスです。

ジャパンネット銀行は2017年にYahoo!JAPANの傘下に入っており、今後サービスの急速な改善が期待されているネット銀行です。

ジャパンネット銀行 ビジネスアカウント(公式)

楽天銀行

楽天銀行

楽天銀行が提供する「法人ビジネス口座」は、用途にあわせて複数口座の開設ができるなど、本格的な法人向けの銀行口座として利用できます。

ネットショップの楽天市場との連携にも強いので、楽天でネットショップを運営されているオーナーの方にとって、特にメリットの大きい法人口座です。

手数料の安い海外送金などにも対応しています。

楽天銀行 法人ビジネス口座では、利用金額の1%をキャッシュバックする「デビット機能付きビジネスカード(JCB)」が選べます。

キャッシュバック率はGMOあおぞらネット銀行と同等なのですが、楽天銀行のビジネスデビットには2つのデメリットがあります。

1つめは、年会費1,000円+税がかかること。他のネット銀行はすべて、ビジネスカードの年会費を無料にしていますが、楽天銀行の場合は有料です。

もうひとつのデメリットは、紛失・盗難補償がついていないことです。多くのビジネスデビットカードでは、万が一のトラブルが発生した場合に、一定金額の補償を付けています。

しかし、楽天銀行のデビット機能付きビジネスカードには補償がありません。

楽天銀行法人口座 公式サイトはこちら

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行でも法人口座の開設が可能です。

一度の操作で最大9,999件までの振込が可能な「総合振込サービス」など、法人向けのサービスもしっかりと整っています。

住信SBIネット銀行 法人口座の最大の強みは、毎月最大20回まで振込手数料が無料になることです。下記の条件を満たすことで、振込手数料を無料にできます。

1.住信SBIネット銀行への入金件数が10件以上
振込手数料無料回数:10回
2.VISAデビットカードの月間利用金額が10万円以上
振込手数料無料回数:10回
1.2.の両方の条件を満たした場合
振込手数料無料回数:20回

法人口座の場合、上記のハードルは決して高くないと思います。

また、年会費無料のVISAデビットカードは、利用金額の0.6%相当のポイントが還元されます。

一定のポイント数を貯めると、1ポイント=1円と交換することが可能です。実質的には0.6%のキャッシュバックに近い還元となります。

住信SBIネット銀行は、セキュリティアプリ「スマート認証」を導入しており、不正送金への対策も万全に整えています。法人として金額の大きい取引を行う場合でも、安心して使うことが可能です。

住信SBIネット銀行 法人口座 公式サイト

オリックス銀行

オリックス銀行

オリックス銀行は、個人向け口座の経営方針からもわかるように、かなり特殊なネット銀行です。

利便性は乏しく、定期預金の金利の高さだけを追求している姿勢がうかがえます。

この方針は法人口座にも反映されており、オリックス銀行の法人口座にあたる「法人eダイレクト預金」も、定期預金の金利が高く設定されています。

余剰資金を高利回りの定期預金で運用したい場合に持っておくと便利な銀行口座です。

オリックス銀行 法人口座

セブン銀行

セブン銀行

セブン銀行は、法人口座のみの開設は受け付けていません

セブン銀行が提供している法人向けサービス「売上金入金サービス」や「店舗集配金サービス」を利用している会社に限って、法人口座を用意するという方針です。

あくまでも法人向けサービスを利用する上で必要な口座なので、利便性や金利などは期待しない方がいいでしょう。

セブン銀行 法人口座(公式)

イオン銀行

イオン銀行

イオン銀行も法人口座の開設を受け付けています。

ただし、ビジネス口座に力を入れている印象はなく、特にスペックが高いという印象は受けません。

メリットは、「イオン銀行間での振込手数料が無料」であることと、電子証明書を使ったログインができるため、セキュリティが高いことです。

また、イオン銀行法人口座は、ネットからの口座開設申込みができません。口座開設を希望する場合は、まず最初に「法人営業部」に問い合わせをする必要があります。

イオン銀行法人口座 公式サイトはこちら

ゆうちょ銀行や信用金庫も

ゆうちょ銀行

メガバンクや都銀の法人口座は、インターネットバンキングの利用に手数料がかかります。しかし、ゆうちょ銀行や信用金庫なら、法人であってもネットバンク同様に手数料無料でインターネットバンキングが使えます。

特にゆうちょ銀行は信用面でしっかりしていますし、信用金庫で取引実績があれば、融資を受ける際の審査基準で優遇されるので、メインバンクとして検討してみてもよいかもしれません。

ただし、ゆうちょ銀行は他の銀行と違って、利便性に少々問題があることを覚えておきましょう。

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