ネット銀行並みの低金利で窓口相談ができる住宅ローンリスト
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ネット銀行は、住宅ローン金利にも競争力があります。大手金融機関の住宅ローンと比較して、ネット銀行の方が金利が低かったり、手数料が安いケースは多いです。
しかし、ネット銀行の住宅ローンにはデメリットもあります。その代表的なものが、窓口店舗での相談ができないことです。
ネット銀行の場合、申込みから融資実行までのすべての手続きがネット完結となります。
わからない点などは原則として「メールサポートやスカイプによる相談」のみなので、慣れない人は不安に感じるかもしれません。
しかし、一部のネット銀行では対面で相談できない問題を解決すべく、窓口での相談業務を行っています。
ネット銀行なみの低金利、かつ窓口店舗による相談が可能な金融機関をまとめました。
窓口で相談ができる金融機関
ネット銀行、もしくはネット銀行並みの低金利で住宅ローンが利用できる金融機関のなかで、窓口相談ができる機関をピックアップしました。
実際に対面相談をする際は事前予約が必要な場合が多いので、詳細は公式サイトでの確認をおすすめします。
ARUHI(アルヒ)
全国に相談窓口を設置
住宅ローン専門の金融機関であるARUHIは、特に「フラット35」に力を入れていることで有名です。
フラット35ではシェアNo.1を誇っており、業界最低水準の金利を提供することで「4人に1人がアルヒのフラット35を選んでいる」ほどです。 ※【フラット35】業界最低水準(ただしスタンダードタイプの場合)。ARUHI 調べ。※2010年度-2023年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2024年3月末現在、ARUHI調べ)
ARUHIでは、全国に相談窓口を設置しています。窓口では住宅ローンのプロが、不明点などを教えてくれるほか、見積もりなど住宅ローンを組む上でのアドバイスも行っています。
また、窓口でのローン契約もできるので、事前審査は最短即日、本審査も最短数営業日という超スピードで完了するのが、ARUHIの強みです。
同じく、フラット35で人気の高い銀行といえば楽天銀行です。しかし、楽天銀行住宅ローンは、対面による相談を受け付けていないため、すべてネット完結となります。
その点、リアル店舗でプロによる相談・アドバイスが受けられるのはARUHIを選ぶ大きなメリットだと思います。
イオン銀行
全国のイオンモールが相談窓口に
イオン銀行住宅ローンでは、全国のイオンモールに住宅ローンのブースを設置しています。
イオンは年中無休で営業しているので、買い物のついでに立ち寄ることができるのがメリットです。
また、イオン銀行では同じく365日年中無休でコールセンターの営業も行っています。対面での相談が必要ない場合は、電話で住宅ローンについて問い合わせることも可能です。
イオンモールの住宅ローンコーナーでは、定期的に「生活応援 無料相談会」を実施しています。相談会では、住宅ローンだけでなく、リフォームローンやソーラーローンと言った、各種ローンの相談をまとめて行えるのが特徴です。
SBIマネープラザ
住信SBIネット銀行の住宅ローンを対面で販売
住信SBIネット銀行の「ミスター住宅ローンREAL」を代理販売しているのが、SBIマネープラザです。全国に店舗を構えており、お金に関するトータルな相談をすることができます。
ミスター住宅ローンREALは変動金利・2年・5年固定金利などに強みを持ち、さらに全疾病保障が無料でつくため、大変人気の住宅ローンです。
SBIマネープラザでは、ミスター住宅ローンREALとARUHIについて、契約や相談を行っています。
また、14社以上の保険会社と契約しているため、住宅ローンの団体信用生命保険等の加入によって不要になる保険を合わせてチェックしてもらえます。
住宅ローン契約により不要になった保険を解約し、より保険料の安いものに乗り換えることによって、保険の重複を避けることが可能です。
こうした相談も、SBIマネープラザでは可能となっています。
扱っている住宅ローンがネット銀行住宅ローンそのものなので、ネット銀行の低金利かつ対面相談したい方には非常にメリットがあると思います。もちろん、相談料は無料です。
なお、住信SBIネット銀行にはローンプラザという専属代理店もあり、フラット35、ミスター住宅ローンREALなどの相談ができます。
SBI新生銀行
ネットに強い普通銀行
SBI新生銀行は、ネット専業銀行ではありません。しかし、格安の手数料や高い金利を提供していることから、「ネット銀行なみの住宅ローンを提供する普通銀行」として人気です。
普通銀行なので、当然リアル店舗を構えています。店舗数はそこまで多くないため、全国に窓口があるわけではありません。
しかし、銀行の支店で相談ができるので、ローンの契約も含め、シミュレーションや返済計画など、深い部分まで相談できます。
SBI新生銀行の住宅ローンは、「安心パック」による保障が手厚いことと、変動金利に競争力があると評判です。ネット専業銀行ではどうしても不安だと感じる方にとっては、実店舗を構えているSBI新生銀行は安心感が大きいと思います。
ソニー銀行
都内に1店舗だけある窓口
ソニー銀行住宅ローンは、原則としてメールサポート中心の「ネット完結」となります。顧客ひとりに対して専任のローンアドバイザーが担当してくれるのですが、対面での相談はできないので、多くのネット銀行と同じく、ネット経由での問い合わせとなってしまいます。
しかし、都内に1店舗だけ、住宅ローンの相談ができる窓口があります。それが銀座プレイスにある「ソニー銀行 コンサルティングプラザ」です。会社帰りにも立ち寄れる他、事前予約をしておくことで待ち時間なく相談可能です。
コンサルティングプラザには、専門のアドバイザーが常駐しているので、ネットの問い合わせだけではわからない点についても、聞くことができます。
対面で相談できるメリットは大きい
住宅ローンは契約の手続きやシミュレーションを含めて、わからないことが多いです。
また、ちょっとしたことについても専門家の知識が必要となるため、いつでも気軽に対面での相談できる環境というのは、住宅ローンを選ぶ上での大きな項目です。
また、契約後も長期間にわたって契約・返済を続けるのが住宅ローンです。中には、返済中にトラブルが発生したり、借り換えを検討するために再度シミュレーションをしたい場合もあると思います。
そのような場合でも、ネット完結ではなく、店舗での対面相談ができる住宅ローンを選んでおくと、なにかと便利です。
金利や手数料が重視されやすい住宅ローンの比較ですが、個人的には「対面で相談できるメリットは意外と大きい」と思っています。