イオンデビットカード
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イオン銀行が発行するデビットカードとは別に、イオンクレジットサービスが発行するイオンデビットカードというカードがあります。
口座残高不足の際に10万円まで立て替える機能がある、後払い可能なデビットカードです。
クレジットカードに近い使い方ができるため、申込条件もクレジットカードと同じくらいのハードルがあります。申込可能年齢は18歳以上で、発行には審査が必要です。
一般的なデビットカードは、15~16歳以上から審査なしで持てます。
決済後すぐにイオン銀行口座から引き落とされる点は、イオン銀行が発行するデビットカードと同じです。
「クレジットカードはお金を使いすぎそうで心配だけど、少額の残高不足には備えたい」という人は、イオンデビットカードが向いています。
目次
イオンデビットカードの特徴
イオンデビットカードは申込みハードルがやや高いものの、独自のメリットも多いカードです。
口座残高時の立て替え機能にくわえ、最大50万円のショッピング補償やイオンでのポイント2倍など、メリットも多いです。
盗難保障もついているので、クレジットカードを持つことに抵抗感がある方でも安心して利用できます。
口座残高が不足していてもイオンが立て替え
イオンデビットカードが「18歳以上、審査あり」である最大の理由は、口座残高が不足していても最大10万円まで立て替えてくれるという、イオンならではの機能があるからです。
通常、デビットカードは銀行口座残高が足りない場合、支払いが行えません。原則として即時支払いとなるため、銀行にお金がないと使えないというのは、メリットでもあり、またデメリットでもあります。
しかし、イオンデビットカードの場合は、口座のお金が足りなくても、10万円までは立て替えてくれます。
金利などはかかりませんが、実質的には「立て替え=一時的な借金」となるため、クレジットカード同様に、審査が必要なのです。
このような仕様はイオンデビットカードならではであり、ほかのVISAデビットカードにはこの機能はありません。
もし、イオンデビットカードを使いすぎてしまわないか心配という方は、「1回、1日、1ヶ月」あたりの利用可能な限度額を自分で設定することも可能です。
たとえば、一日の利用限度額を5,000円までと決めておけば、カードを使いすぎる心配はありません。
また、不正利用の被害も最小限に抑えることができます(後述しますが、不正利用は全額補償されるので安心です)。
充実の補償制度で安心
デビットカードを使う上で、もし盗難の被害にあったらどうしよう、、と不安を感じている人も多いと思います。
しかし、イオンデビットカードにはカード盗難保障が無料で付いているので安心です。
もしも紛失や盗難によって、イオンデビットカードが不正利用された場合は、すぐにイオン銀行や警察に届け出を出します。
すると、イオン銀行が届け出を受理した日から61日前までさかのぼって、被害額の全額を補償してくれます。
盗難保障があることで、不正利用の金額を支払う必要はありません。
また、ショッピング保険は年間50万円までが補償の対象です。
イオンデビットカードを使って購入した商品が、初期不良が偶然の事故で壊れてしまったときでも、購入日より180日以内であれば、補償してもらえます。
このような補償制度があるからこそ、安心してデビットカードを使うことができますし、補償がついている分、現金よりもお得となるのです。
ポイントが貯まります
CMでもおなじみの「イオンカード」は、利用金額に応じてポイントが貯まります。
カード利用金額200円ごとに1WAON POINTが貯まります。
貯めた「WAONポイント」は、電子マネーWAONにチャージして買い物に使ったり、さまざまなカタログギフトと交換することが可能です。
イオンデビットカードが利用できる「VISA加盟店」ならどこでも、WAONポイントは貯まります。
たとえば、ローソンなどのコンビニや、ネット通販での買い物でも、イオンデビットカードは使えますし、200円ごとに1WAONポイントが貯まります。
また、イオングループのお店で使った場合に限り、毎日ポイントが2倍貯まるというメリットがあります。
イオンモールやダイエー、マックスバリュなどでは、200円で2ポイントを獲得することができます。(ポイント還元率1%)
さらに、毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は、イオンデビットカードを使うことで、イオングループ各店で5%OFFの優待が受けられます。
毎月10日は、イオングループの店舗以外の場所でも、デビットカードを使って買い物をするだけで、ポイント還元率が2倍。普段よりも効率よくポイントを貯められます。
紙の明細が自宅に届く
イオンデビットカードを使って買い物をすると、すぐに「買い物をしました」という通知のメールが届きます。
この機能によって、もし不正利用された場合でも、すぐ気づけるメリットがあります。
また、デビットカードの利用明細を毎月自宅に届けてくれます。最近は、紙の明細を有料化して、WEB明細だけを発行する銀行も増えました。
しかし、イオンデビットカードの場合は無料で紙の明細を発行してくれるので、紙の明細書を発行して欲しい方には特におすすめです。
もちろん、パソコンやスマホでWEB明細を見ることもできるので、いつどこでいくら使ったかをすぐに把握できます。
海外利用にも向いている
イオンデビットカードが採用している「VISAデビット」は、日本だけでなく、海外やネット通販でも使えるシーンが多いです。
イオン銀行で発行するデビットカードは、JCBデビットです。VISAのほうが加盟店数が多く、クレジットカード決済できるお店の大半で利用できます。
国内でも、VISAかMastercardしか使えないクレジットカード対応店舗を見かけることがあります。
JCBも加盟店を増やしているものの、世界シェアNo.1のVISAにはまだ届かない状況です。
また、イオンデビットカードは海外での支払いにも向いています。海外事務手数料が1.60%と低く、少ないコストで決済できるからです。
デビットカードの海外事務手数料は、クレジットカードよりやや高い傾向があります。イオンデビットカードは、クレジットカードと同じ手数料相場です。
イオンデビットカードを海外で使う方法は、2パターンあります。
- 海外のショッピングで使う
- 海外ATMで現地通貨を引き出す
海外ATMにイオンデビットカードを入れると、現地の通貨で現金を引き出せます。ATM手数料は220円(税込)かかりますが、手軽に現地通貨を入手できます。
キャッシュカード機能はついていない
イオンデビットカードは、デビット決済機能のみのカードです。イオン銀行のキャッシュカード機能はついていません。
デビットカードの多くは銀行が発行しているため、デビット機能とキャッシュカード機能が一体となったカードが主流です。イオンデビットカードの場合、キャッシュカードは別に持ち歩く必要があります。
デビットカードとキャッシュカードを分けて管理したい人に最適です。
ちなみに、イオン銀行が発行する「イオン銀行キャッシュ+デビット」は、デビット機能とキャッシュカード機能にくわえ、電子マネーWAON機能も付帯した多機能カードです。
▼イオン銀行キャッシュ+デビット
イオンデビットカードを選ぶべき?
管理人がこのカードを手に入れるべきかどうか、独断と偏見で判断します。
イオンデビットカードを選ぶ上でのポイントは、「WAONポイントを貯めたい」、「銀行口座のお金がたりない場合に立て替えてほしい」、「年会費無料でデビットカードを使いたい」、「イオンのお客様感謝デーで優待を受けたい」の4つです。
また、立て替え機能が付いているため、クレジットカードとしての機能を内包しています。これによって、18歳以上の方でないと持つことができないほか、デビットカード発行に際して審査が必要となってきます。
イオンデビットカードの口コミ
@tw_hiroko タイムラグがきっついよなぁやはり。キャッシュバックは大きいけどその分使ってはね。
イオンデビットカードは3Dセキュアないっぽいよ
— でんねこ@物書きなりきりキッズ (@denneko) 2015, 4月 10
イオンデビットカード来たけどお客様感謝デー以外にマジで使う場面が無い…
— J-P01 (@sphie3) 2015, 3月 4
イオンデビットカードは、デビットカードじゃなくて「クレジット機能付き」デビットカードなんだって。だから、クレジットカード作れる人しか作れないらしぃ。(つまり、ブラックの人はダメ。) 私も、過去の金融事故(多分、携帯料金等の未納)がひ掛かったっぽく、審査落ちしますたm(_ _)m
— ラビリィ (@Ravily) 2014, 11月 14
明日か明後日はイオンデビットカードの発行をしてるらしい千葉県のどこかのショッピングモール行ってイオン銀行の口座開設しようかな。ブログネタにしたいところ。
— 柚木崎わさお (@wasao_yukizaki) 2014, 3月 10
銀行引き落としは即時。イオンの食品売り場で使った時は普通のイオンカードと同じくらいの早さでオーソリ通ったけど、他店だとさすがに4秒位かかった。 #イオンデビットカード
— りんふぃーる (@Linfiel) 2014, 2月 10
イオンデビットカードはイオンで使うと「イオンクレジットD」、ミニストップで使うと「AEON」と書かれる。
— Sho INOUE (@shoinoue) 2014, 2月 10
イオン銀行は、この記事で取り上げた「イオンデビットカード(VISA)」のほかに、「イオン銀行キャッシュ+デビット(JCB)」を発行しています。
「イオン銀行キャッシュ+デビット」は、イオン銀行のキャッシュカードとデビットカードが一体型になっており、15歳以上の方であれば審査不要で持つことが可能です。
個人的には、「イオン銀行キャッシュ+デビット」の方がスペックが高くおすすめできます。気になる方は次の記事をあわせてご覧ください。
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15歳から無料で発行できるイオン銀行キャッシュ+デビット