イオン銀行キャッシュ+デビット

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イオン銀行キャッシュ+デビット

イオン銀行では、2種類のデビットカードを取り扱っています。

そのうちの1つがイオン銀行キャッシュ+デビットです。

もう1種のデビットカード「イオンデビットカード」は発行に審査が必要ですが、イオン銀行キャッシュ+デビットは15歳以上なら審査不要で誰でも発行できます。

年会費無料で持てるので、初めてデビットカードを作る人にもおすすめです。

イオンの電子マネーWAONも使えるなど、イオングループでお買い物をする人にとってもメリットが大きいです。

イオン銀行キャッシュ+デビットのメリット

イオン銀行キャッシュ+デビット

イオン銀行キャッシュ+デビットのおもなメリットは、下記5点です。

手軽に発行できることに加えて、イオングループでの買物がお得になるサービスが充実しています。

■イオン銀行キャッシュ+デビットのメリット

  • 15歳以上なら審査不要で持てる
  • 世界中のJCB加盟店で使える
  • WAONポイントを二重取り可能
  • イオングループのお買物優待
  • 盗難補償や保険がある

それぞれのメリットについて見ていきます。

15歳以上なら審査不要で持てる

学生

イオン銀行キャッシュ+デビットは、中学生を除く15歳以上であれば、審査不要で誰でも発行することができます。

18歳以上で審査に通る必要があるクレジットカードより、低いハードルで持てるのがメリットです。

また、クレジットカードと違い、デビットカードで支払った代金は銀行口座から即時引き落としされるので、預金以上のお金を使い込む心配もありません。

現金のような感覚で使える上に紛失による不正利用補償も付いているので、現金を持ち歩くより安全という理由で子供用に発行する人も多いです(→デビットカードを子供に持たせても安全な理由)。

世界中のJCB加盟店で使える

旅行

イオン銀行キャッシュ+デビットの国際ブランドはJCBです。

JCBのクレジットカード決済ができるお店であれば、日本国内だけでなく世界中でクレジットカードと同じように利用できます。

JCBは日本初の国際ブランドなので、海外では使いづらいと思われがちですが、最近では海外加盟店舗もかなり増えています。

JCBの国際ブランドシェアは4位ですが(海外シェアはVisaとMasterCardが圧倒的)、国内シェアはJCBの方が高いので、国内メインで利用する分ではほとんど困らないと思います。

ちなみに、全世界のVisa・MasterCard加盟店はそれぞれ約7,000万店舗ですが、JCBは約3,600店舗となっています。

JCBブランドのクレジットカードやデビットカードを持っていないのであれば、作っておいても損はないと思います。

WAONポイントを二重取り可能

WAON

イオン銀行キャッシュ+デビットはWAONカードの機能も付いているので、電子マネー決済にも利用できます。

そして下記の取引でWAONポイントをどんどん貯めていけるのも、イオン銀行キャッシュ+デビットの利点です。

■イオン銀行キャッシュ+デビットでWAONを貯める方法

  • 買物200円ごとに1WAONポイント
  • オートチャージ200円ごとに1WAONポイント
  • イオン銀行を給与振込口座に指定して毎月10WAONポイント

貯まったWAONは、1WAON=1円としてキャッシュバックされるので、使えば使うほどお得になっていきます。

ちなみに、WAONのチャージはイオン銀行のATMなどでも可能ですが、おすすめはオートチャージです。

イオン銀行キャッシュ+デビットでオートチャージしたWAONで支払うと、実質ポイント二重取りができるからです。

通常のWAONは、利用代金200円ごとに1WAONポイントが還元されます。

しかし、デビットカードからオートチャージをすると、さらにチャージ金額200円につき1WAONポイントが還元されます。

つまり、オートチャージ+WAON支払いをすれば、100円ごとに1WAONポイントが貯まるようになるという仕組みです。

イオングループ以外の店舗でデビット支払いをする場合より還元率が高くなるので、イオングループ以外のお店で買い物をするときは「電子マネーWAON支払い」がおすすめです。

WAONでの支払いは、イオン銀行キャッシュ+デビットカードをレジで出して「WAON決済で」と言うだけでOKです。

イオングループのお買物優待

イオンモール

ほかにもイオン銀行キャッシュ+デビットには、イオンモールやマックスバリュ、ビブレなどのイオングループ店舗で買物をする際の優待があります。

■イオン銀行キャッシュ+デビット イオングループのお買物優待

  • WAON POINTがいつでも2倍
  • 毎月20日・30日は5%オフ
  • 55歳以上の会員は毎月15日に5%オフ

イオン銀行キャッシュ+デビットで決済をすると、200円ごとに1円のWAON POINTが貯まります。

さらに特定の提携店舗で支払いをすると、このWAON POINTが常に2倍貯まります。

■WAON POINT 2倍対象店舗(一部)

  • イオン
  • ダイエー
  • マックスバリュ
  • グルメシティ
  • ウエルシア薬局
  • ミニストップ

貯まったWAON POINTは、1ポイント=1円として電子マネーWAONにチャージして使えます。

ほかにも、AEONCARD ポイントクラブの優待加盟店でイオン銀行キャッシュ+デビットを利用すると、お店ごとに2~3倍のWAON POINTを貯めることもできます。

■WAON POINT 優待加盟店例(一部)

  • 日本航空(JAL)
  • サンエックスネットショップ
  • RHトラベラー株式会社
  • コスモ石油
  • ワタミグループ
  • アート引越センター
  • タカキュー
  • ツヴァイ
  • ルネサンス

WAON POINTが貯まるメリット以外に、イオン銀行キャッシュ+デビットはイオングループ優待カードの役割もあります。

たとえば、CMでも有名なイオンお客様感謝デー(毎月20日・30日の買物が5%オフ)も、イオン銀行キャッシュ+デビットを利用、もしくは提示することで適用されます(WAON支払もOKです)。

盗難補償や保険がある

コップ

イオン銀行キャッシュ+デビットには、盗難補償ショッピングセーフティ保障というサービスが自動付帯しています。

カードが盗れたり不正利用に遭ったりしたときだけでなく、デビット払いで買った商品が破損したときも保障してもらえるので、現金での買い物より安全で安心です。

盗難補償の方は、自分自身に過失がなければ不正利用された損害額が保障してもらえます。

カードや財布を盗まれた、もしくは身に覚えがない支払履歴に気づいたときは、まずイオン銀行に連絡をします。

その後、警察に紛失・盗難届を提出することで手続きを進めてもらえます。

一方、ショッピングセーフティ保障は、保障を受けるためにいくつか条件があります。

イオン銀行キャッシュ+デビットで購入した商品が破損・盗難・火災によって焼失してしまった場合、下記条件内でイオン銀行が保証してくれます。

■イオン銀行キャッシュ+デビット ショッピングセーフティ保険の条件

  • 1つの商品につき5,000円~50万円
  • 購入から180日以内
  • 年間上限50万円

※原則、商品購入時のお客様控えが必要です。

一番注意が必要なのは、WAONで支払うとショッピングセーフティ保険の対象外になることです。

コンビニなどの少額の買い物はWAON、5,000円以上の大きな買い物をする際はデビット決済、というふうに使い分けるのもおすすめです。

一部の商品は保証対象外の場合もありますが(貴金属など)、日常で使う商品はほとんどが保証してもらえるので安心です。

イオン銀行のデビットカード、どちらがおすすめ?

考える男性

冒頭でも触れた通り、イオン銀行のデビットカードには、イオン銀行キャッシュ+デビットイオンデビットカードの2種類あります。

名前が似ているこの2つのデビットカードのおもな違いは、発行できる年齢国際ブランドです。

それぞれの特徴から、おすすめの人も異なってきます。

■イオン銀行キャッシュ+デビットとイオンデビットカードの違い

種類 イオンデビットカード イオン銀行キャッシュ+デビット
年齢 18歳~ 15歳~
審査 あり なし
国際ブランド Visa JCB

イオン銀行キャッシュ+デビットが15歳から審査なしで作れるのに対し、イオンデビットカードは18歳から審査に通った人のみ発行できるというやや高めのハードルがあります。

これは、イオンデビットカードに残高不足の場合のバックアップサービスがあることも大きな理由です。

会計時に預金残高が不足している場合、10万円までイオン銀行が立て替えをすることで支払いができるというサービスです(→参考:残高不足でも支払いができるデビットカードがあるって本当?)。

このクレジットカード要素の強いサービスを行っているので、立て替えた金額を後払いで支払えるかどうか(支払い能力)を審査します。

また、イオン銀行キャッシュ+デビットの国際ブランドがJCBなのに対し、イオンデビットカードはVisaです。

デビットカードを海外で使う機会が多いなら、海外シェアNo.1のVisaブランドであるイオンデビットカードの方が便利かもしれません。

以上から、それぞれのイオン銀行のデビットカードがおすすめの人は下記のとおりです。

■イオン銀行キャッシュ+デビットがおすすめの人

  • 15歳からデビットカードを持ちたい人
  • 審査なしでカードを発行したい人
  • 国内メインで利用する人

■イオンデビットカードがおすすめの人

  • 18歳以上の人
  • 残高不足の時も支払いができるよう備えたい人
  • 海外でもデビットカードを利用する人

一方、もしイオンデビットカードの条件に魅力を感じていて、クレジットカードを持つことに抵抗がない人は、イオン銀行のクレジット一体型キャッシュカードもおすすめです。

イオンカードセレクトと言い、イオンカードセレクトと同じく18歳以上から発行できます。

デビットカードより優待内容も充実しているので、イオン銀行ユーザーの多くがイオンカードセレクトを利用しています。

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。(2021年12月16日 更新)

ありがとうございます。

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