サークルKのATM「ゼロバンク」「バンクタイム」を無料で利用する方法
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※サークルK・サンクスはファミリーマートに統合され、2018年11月30日営業を終了しました。
※ゼロバンクは2018年11月30日、サービスを終了しています。
※バンクタイムはファミリーマート設置分が2020年1月までに、ゆうちょ銀行ATMに置き換えられています。
ゼロバンクとバンクタイムは、サークルK・サンクスが運営していたコンビニATMです。
バンクタイムはほぼ全国展開をしているのに対し、ゼロバンクは愛知県・岐阜県中心に設置されています。
現在は、サークルK・サンクスがファミリーマートに吸収合併されたことで、ファミリーマートが運営しています。
しかし、2019年1月からはファミリーマート内に設置しているバンクタイムATMは、ゆうちょATMに置き換えていくことが決まっています。
コンビニATMなので、通常は利用手数料が必要ですが、「ゼロバンク」、「バンクタイム」を無料で利用する方法をご紹介します。
※金額・手数料表記はすべて税込です。
目次
とにかくややこしい・・・
「ゼロバンク」、「バンクタイム」はサークルK・サンクスのオリジナルブランドのATMなのですが、料金体系などがとにかくややこしいです…
まとめるとこのような感じです。
使えるカードが都道府県によって違う
バンクタイム・ゼロバンクが共通して使える大手銀行は、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行です。
全国展開のバンクタイムは、りそな銀行やSBI新生銀行、地銀、信用金庫などのキャッシュカードが使えるエリアも多いです。
愛知・岐阜エリアに特化しているゼロバンクは、大垣共立銀行や中京銀行などの地銀も利用できます。
しかし、バンクタイム・ゼロバンクどちらも、ネット銀行のキャッシュカードは一部しか使えません。
使える可能性が高いのは、SBI新生銀行とイオン銀行です。
この2社でさえも、都道府県によってはキャッシュカードが使えないエリアがあり、バラバラです。
そのほかの一般的なネット銀行(楽天銀行、セブン銀行、PayPay銀行など)には対応していないので、キャッシュカードを入れても入出金はできません。
利用料金も違う
イオン銀行とSBI新生銀行のキャッシュカードは使える可能性があるものの、ATM手数料も都道府県によって違います。
曜日や時間帯に応じて、「無料・110円・220円」の3つの手数料体系があります。
しかし実際にはATM手数料が無料の銀行は限られているので、「ATM手数料がかかることが多い」と思っておいてもいいかもしれません。
バンクタイムとゼロバンクが使える銀行キャッシュカードやATM手数料は、ファミリーマート公式サイトで確認できます。
メガバンクのATM手数料を無料にするには
バンクタイム・ゼロバンクATMを高確率で使える銀行キャッシュカードは、メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)です。
地域と時間帯によっては、ATM手数料無料で利用できる場合もあります。
しかし各メガバンク独自のサービスで、毎月数回のATM手数料の無料回数を付与しています。
それらのサービスを利用すれば、時間帯に関係なくバンクタイム・ゼロバンクのATMが利用できます。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行に共通する、ATM手数料無料回数が付与される条件は「ネットバンキングに登録する」ことです。
ネットバンキングとは、スマホやパソコンから銀行の一部取引をできるようにするサービスです。
残高照会や振込などの日常的な取引を、銀行ATMや窓口に行かなくてもスマホで簡単にできるようになるので便利です。
メガバンクのネットバンキングサービスに登録することで、ネット銀行のように手軽にメガバンクが利用できるようになります。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行はそれぞれ下記名称でネットバンキングサービスを提供しています。
いずれも登録は無料なので、多くの人が利用しています。
■メガバンクのネットバンキングサービス
- 三菱UFJ銀行:メインバンクプラス
- 三井住友銀行:SMBCポイントパック
- みずほ銀行:みずほマイレージクラブ
ATM手数料の無料回数の比較などは、下記記事で検証しています。
結論から言うと、ATM手数料を最も簡単に無料にできるメガバンクは三井住友銀行です。
メガバンクのATM手数料・振込手数料の比較で気づいた一番お得な銀行
ファミマ内のバンクタイムは「ゆうちょATM」になる
冒頭でもお伝えしたとおり、ファミリーマート内に設置しているバンクタイムATMは、2019年1月からゆうちょATMに置き換えがスタートします。
ファミリーマートはゆうちょ銀行と提携しており、現在もファミリーマートへのゆうちょ銀行ATM設置を推し進めています。
ゆうちょ銀行ユーザーにとっては、ファミリーマートで手軽にATMが利用できるようになるので非常に大きなメリットがあります。
しかし、ゆうちょ銀行ユーザー以外は、ATM手数料がかかるようになってしまう人も多いです。
もし、メガバンクなどATM手数料をすることができる銀行の口座を持っていれば、ATM無料回数をチェックしておくと安心です。
ATM手数料をかけないようにする対処法
もしくは、ゆうちょ銀行ATMに置き換えられる前に、下記2つの対処法を取るもありだと思います。
■ATM手数料を無料にする対処法
- デビットカードを使う
- ATM手数料の無料回数が多い銀行を口座開設する
まず、デビットカードを作るという方法です。
デビットカードはクレジットカードと違い、カード決済をすると銀行口座から即時引落しになるので現金感覚で利用できます。
ATMでお金を引き出す回数も手間も減らせて、キャッシュバックがあるカードも増えてきているのでおすすめです。
参考記事:還元率の高いデビットカードは?キャッシュバック率ランキングBEST5
また、ATM無料回数が多い銀行で口座開設をしておくというのも一つです。
たとえば、大手ネット銀行の「ソニー銀行」は提携ATMの種類が多い上に、誰でも毎月4回まではATM手数料が無料です。
もちろん、ゆうちょ銀行ATMも使える上に、取引残高が大きくなればATM手数料の無料回数もさらに増やせます。
定期預金金利も高い銀行なので、メガバンクよりお得に使えると思います。
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