国内の信託銀行一覧
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信託銀行は、主に信託業務を行なっている銀行です。
業務内容は多岐に渡りますが、一般的なところでは機関投資家から投資信託の買い付け注文を受けて有価証券を売買したり、私達が購入した有価証券の管理業務をしています。
目次
信託銀行
三菱UFJ信託銀行
国内最大の金融グループ、三菱UFJフィナンシャルグループの信託銀行です。
これまで、国内最大の信託銀行でしたが、三井住友信託銀行が誕生したことで、国内第2位の規模となりました。
三井住友信託銀行
三井住友トラスト・ホールディングスの傘下となる信託銀行です。
三井住友信託銀行は、2009年に住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングスの経営統合によって誕生し、国内最大の信託銀行となっています。
グループ会社のクレジットカード部門では、シティバンク銀行の日本撤退の際に買収した「ダイナースクラブカード」などを取り扱っています。
個人でも利用している方が多く、住宅ローンやiDeCo(個人型確定拠出年金)などは特に有名です。
みずほ信託銀行
3大メガバンクの一角、みずほフィナンシャルグループの傘下であり、完全子会社のみずほ信託銀行。
東証一部上場企業でしたが、みずほFGが完全子会社化したことで、2011年に上場廃止となりました。
ニューヨークメロン信託銀行
外資系銀行のバンク・オブ・ニューヨークと、メロン銀行の合併により生まれた信託銀行。
2009年に、JPモルガン信託銀行商号変更し、現在の名称になりました。
日本マスタートラスト信託銀行
日本マスタートラスト信託銀行は、有価証券の管理業務に特化した銀行です。
三菱UFJ信託銀行が43.5%を出資しています。
日本トラスティ・サービス信託銀行と並んで、会社四季報によく名前が掲載されます。
野村信託銀行
国内最大の証券会社、野村グループの信託銀行。野村ホームバンキングなどの運営で知られています。
野村信託銀行は、以前は他行あて振込手数料の無料回数が多いことで個人にも人気がありました。
現在、振込手数料の無料回数が減ってしまいましたが、それでも他行あて振込手数料が毎月10回まで無料となっており、振込手数料を節約したい方におすすめの銀行です。
農中信託銀行
農林中央金庫グループの信託銀行。
新生信託銀行
SBI新生銀行グループの信託銀行です。
SBI新生銀行もあおぞら銀行と同様に、外資系色の強い銀行です。
日証金信託銀行
日証金信託銀行は、日本証券金融の信託銀行です。
主に有価証券の貸出業務をおこなっていることで有名です。
日本トラスティ・サービス信託銀行
日本マスタートラスト信託銀行と並んで、有価証券の管理業務を主におこなっています。
三井住友トラストホールディングスが66.66%、りそな銀行が33.33%の株式を保有しています。
日本マスタートラスト信託銀行と同様に、投資信託などの機関投資家の資産を預かることが多く、会社四季報などを見ると、数多くの上場企業の大株主に名前を連ねていることがわかります。
資産管理サービス信託銀行
こちらも、日本マスタートラスト信託銀行などと同様に、有価証券の管理業務や、資産管理業務をおこなっています。
資産管理サービス信託銀行は、みずほ系の銀行です。
2017年以降、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」を始める人が増えていますが、iDeCoの資産を管理する信託銀行として、資産管理サービス信託銀行が利用されることが多いです。
SMBC信託銀行プレスティア
フランスの金融機関、ソシエテ・ジェネラルの日本法人として「ソシエテ・ジェネラル信託銀行」の商号で営業していましたが、三井住友銀行による完全子会社化によって、現在は「SMBC信託銀行」になりました。
その後、シティバンク銀行の日本撤退に伴い、SMBC信託銀行が同事業部門を買収し、「SMBC信託銀行プレスティア」が誕生しました。
以前は、街中でシティバンク銀行のATMを見かける機会もありましたが、現在これらのATMはすべて、SMBC信託銀行プレスティアのATMに置き換わっています。
なお、シティカードの日本法人は、三井住友信託銀行グループの「三井住友信託クラブ」が買収しています。