SBI新生銀行
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SBI新生銀行(銀行コード:0397)は、ネットバンクとしての側面と、通常の店舗型銀行の2つの側面を持ち合わせています。
総合口座「PowerFlex(パワーフレックス)」を通じて、一つの口座で預金から投資信託、ローンなど、幅広い運用が可能です。
また、ロボアドバイザーのTHEO+[テオプラス]SBI新生銀行や、新規口座開設でのANAマイレージ獲得も評判です。
目次
ANAとの提携でマイルが貯まる銀行
SBI新生銀行は航空会社のANA(全日空)と提携しており、ANAマイレージクラブ会員が使うとよりお得な銀行です。
SBI新生銀行と取引するほどANAマイレージがもらえるので、マイルを貯めたい人にとってメリットが大きいです。
具体的には、下記のようなシーンでANAマイルを貯めることができます。
- 口座開設
- ANAマイレージクラブの会員が口座開設をすると、300マイルがもらえます。
- 外貨預金
- 外貨預金に50万円預け入れるごとに500マイル(最大10,000マイル)もらえます。
- 3ヶ月もの円定期預金
- 口座開設月を含む3ヵ月目の月末までに、300万円以上のお預け入れで300マイルがもらえます。
- プリペイドカードGAICA
- プリペイドカードGAICA(Flex機能付き)に入会のうえ、日本円で10,000円以上、または、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、いずれかの通貨で80基本通貨単位以上を新生総合口座パワーフレックスからチャージで150マイルがもらえます。
「Vポイントプログラム」も貯まりやすい
SBI新生銀行はVポイントプログラムも提供しているので、Vポイントも貯まります。
Vポイントが貯まる取引が多いだけでなく、エントリーすれば毎月10ポイントがもらえるサービスもあります。
■日常で貯まる取引
- 毎月のプログラムエントリー
- マイページログイン
- E-netのATMで入出金
- 振込み
- 口座振替の登録
■外貨預金
- 外貨普通預金
- 外貨定期預金
- 積立外貨預金
■資産運用
- Web予約+来店で相談
- 特定の投資信託
- 仕組預金・仕組債
- 申請パワートラスト(金銭信託)
- THEO+[テオプラス]SBI新生銀行
Vポイントプログラムの対象になっているのは、外貨商品や資産運用系のサービスが多いです。
これらはVポイントも多く貯まる取引なので、SBI新生銀行でまとまったお金を運用する人はVポイントの還元も多く受けられるということです。
Vポイントはポイントを使える提携先が多く、TSUTAYAやYahoo!JAPANなどのサービスや、ガストやジョナサンといったレストランの割引など、幅広いシーンでお得に使えます。
ポイント交換先も非常に多いので、普段Vポイントを使わないならよく使うポイントに交換することも可能です。
Vポイントだけでなく、nanaco、dポイントをためることもできます。
3つのステージによって優遇度合いが違う
SBI新生銀行の会員は、取引内容によってスタンダード、ゴールド、プラチナの3つのステージに分けられます。
これを、新生ステップアッププログラムといいます。
新生ステップアッププログラムのステージが上がるごとに、金利や手数料などあらゆるサービスが優遇されます。
■新生スタンダード
通常の会員は、新生スタンダードです。
■新生ゴールド
所定条件をいずれか1つ満たすと、新生ゴールドにステージが上がります。
主要な条件は下記のとおりです。
- 総資産残高200万円以上
- 該当サービス:円普通預金、パワー預金、円定期預金、外貨普通預金、外貨定期預金、仕組預金、投資信託など
- 3つの円預金の平均残高100万円以上
- 該当サービス:円普通預金・パワー預金・2週間満期預金
- 投資商品残高30万円以上
- 該当サービス:外貨普通預金、外貨定期預金、仕組預金、投資信託など
- クレジットカードを1円以上利用
- 新生総合口座パワーフレックスを引き落とし口座に登録していることが条件
■新生プラチナ
所定条件をいずれか1つ満たすと、新生プラチナにステージが上がります。
主要な条件は下記のとおりです。
- 総資産残高2,000万円以上以上
- 該当サービス:円普通預金、パワー預金、円定期預金、仕組預金、投資信託など
- 投資商品残高300万円以上
- 該当サービス:外貨普通預金、外貨定期預金、仕組預金、投資信託など
- 金銭信託の残高1,000万円以上
- 該当サービス:新生パワートラスト
新生プラチナはややハードルが高いランクですが、新生ゴールドならクレジットカード決済を1円でもすればクリアできます。
新生ゴールドになるだけでも円定期預金の金利アップなどの優遇が受けられます。
おもな特徴
SBI新生銀行のおもな特徴をまとめます。
新生ステップアッププログラムの条件を見ていると、大口顧客を優遇するサービスだという印象を持つ人もいるかもしれません。
しかし、提携ATMが多いなど身近なメリットもあります。
預金金利は低め
預金金利は、3つのステージと、預金残高によって決定されます。
プラチナ会員かつ1,000万円以上の預金があれば、メガバンクの約2倍の利息がつきます。
しかし、スタンダード会員で100万円以下の預金残高だった場合は、メガバンクの普通預金利息の1/2となってしまい、ネット銀行のなかではもっとも低い金利となってしまいます。
定期預金は、通常の定期と大口定期に分かれます。
500万円以上の大口定期になると、メガバンクよりも高い金利で定期預金を組むことができます。
預入総資産が500万円以上になると、自動的にステータスが新生ゴールドか新生プラチナになり、それらの優遇金利を受けられるという仕組みです。
500万円未満の定期預金では、通常の定期預金の場合はメガバンクと変わりません。
最長は5年定期となります。
最新の預金金利は公式サイトをご覧ください。
利用可能なATM
入金にも対応している提携ATMは7つあります。
- SBI新生銀行ATM
- セブン銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- ローソンATM
- E-net(ファミリーマートなど)
- イオン銀行ATM
- パッとサッと
そのほか、利用できるATMは「すべての都市銀行・信託銀行、あおぞら銀行、かながわ信用金庫、商工中金、VIEW ALLTE (ビューアルッテ)」となっており、これらのATMでは入金はできませんが、出金と残高照会が可能です。
逆に、地方銀行のATMでは、キャッシュカード自体が使えません。
選べる32種類のキャッシュカード
SBI新生銀行のキャッシュカードはシンプルな券面ですが、カラーバリエーションが豊富で、32種類のなかから好きなものを選択できます。
キャッシュカードのカラーを変更したい場合は、再発行手数料として1,050円を支払えば、カードのカラー変更も可能です。
新生ステップアッププログラムを上げるのがカギ
SBI新生銀行はあまり目立たない存在ですが、ネット銀行に負けない優れたサービスを提供しています。
新生ステップアッププログラムのランクが上がると優遇内容が手厚くなるので、まとまった取引を行う予定の人には特におすすめです。
また、実店舗を持たないネット銀行とは違い、SBI新生銀行は実店舗が存在するという点もメリットです。
いざというときは窓口に出向いて、直接相談や手続きができる安心感があります。
※2021年1月25日の新生ステップアッププログラム「優遇サービス」改訂により、プラチナ・ゴールド会員であっても一部ATMでは出金手数料が有料になりました。)