デビットカードはどこの銀行がおすすめ?現金からキャッシュレス決済へ移行する人向け
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徐々にデビットカードのラインナップも充実してきており、最近では多くの銀行が自社のデビットカードを発行しています。
そのなかでも、管理人が特におすすめしたいデビットカードを、私の勝手なランキングで紹介してみます。
選ぶ上での注意点として見ておきたいのは4つです。
下記4つのうち、上のものほど選ぶときの重要度が高いと私は考えます。
■おすすめのデビットカードの選び方
- VISAデビットカードであること
- 普段から使っている銀行が発行しているもの
- 年会費が無料のもの
- ポイント還元率が高いもの
それぞれの詳細はランキングのあとで解説します。
目次
管理人がおすすめしたいデビットカードランキング
早速、上記の基準にもどづいて管理人がセレクトした、おすすめデビットカードを6種類ご紹介します。
いずれも世界シェアNo.1のVISAデビットカードです。
1位:楽天銀行デビットカード(Visa)
- ポイント還元率1.0%
- 楽天ポイントが貯まるので楽天ユーザーのメリットが大きい
ネット銀行の口座開設数No.1の楽天銀行は、Visaデビットカードが還元率1.0%と高還元です。
利用金額や取引内容にかかわらず1.0%還元なのは、クレジットカードにも匹敵する高還元です。
「クレジットカードは苦手だけど、高い還元率のデビットカードを使いたい」という人にもおすすめです。楽天カードの審査に落ちた人でも、デビットカードなら審査なしで発行できます。
楽天Visaデビットでたまるポイントは、楽天ポイントです。使えるシーンが多いので、ポイントの使い道に困りにくいのもメリットです。
楽天市場などはもちろん、スマホ決済「楽天ペイ」を使えば実店舗でも1円単位で使えます。
今までは、楽天銀行のVisaデビットは年会費が2,000円以上かかりました。現在は、年会費無料のVisaデビット「ベーシックデビットカード」が選べるようになっています。
2位:GMOあおぞらネット銀行Visaデビット付キャッシュカード
- 年会費無料
- キャッシュバック率0.6%(※税金や公共料金、旅行の支払い等、一部キャッシュバック率が通常よりも下がる利用先があります)
- 取引に応じてキャッシュバック率0.8~1.5%に引き上げ可能
一番おすすめなのは、GMOインターネットとあおぞら銀行が共同設立した「GMOあおぞらネット銀行」です。
GMOあおぞらネット銀行は、キャッシュカードにVisaデビット機能が標準付帯しています。
Visaデビットのなかでは珍しい、年会費無料で使えるデビットカードです。
最大のメリットは、標準キャッシュバック率が0.6%と、通常のデビットカードの相場より高いことです。
取引内容に応じた優遇サービス「カスタマーステージ」でステージを上げると、最大還元率は1.5%(2021年10月1日(金)からは1.2%に改訂)まで引き上げることも可能です。
また、利用代金に応じた還元は、ポイント還元ではなくキャッシュバック(現金)です。
自分が普段よく使うポイントとの相性を考える必要がないので、誰でも使いやすいです。
ほかにも、日本国内ではまだ珍しいVisa「タッチ決済」(サインや暗証番号不要で決済可能)に対応し、最新技術も取り入れています。
3位:あおぞらキャッシュカード・プラス
- 還元率は0.25~1.0%、利用代金に応じて変わる
- BANKは預金金利トップクラス
ネット銀行として立ち上がった「GMOあおぞらネット銀行」に対し、実店舗を持つ「あおぞら銀行」もVisaデビットを発行しています。
近くにあおぞら銀行の支店がなくても、BANK口座なら来店なしで開設できます。
その際、満15歳以上の人ならVisaデビット「あおぞらキャッシュカード・プラス」を無料で発行できます。
あおぞらキャッシュカード・プラスは、半年間の利用総額によってキャッシュバック率が0.25~1.0%になります。
スマホの利用代金や光熱費など、定額払いをデビット決済にすれば、安定して高還元率をキープできるのでおすすめです。
さらに、あおぞら銀行BANKは普通預金・定期預金の金利が突出して高いというメリットもあります。
記事執筆時点では、普通預金金利は0.2%です。これは、一般的な定期預金の水準を超える好金利です。
デビットカード決済用に普通預金にお金を預けているだけで、メガバンクの数百倍の利息が受け取れます。
4位:PayPay銀行 Visaデビットカード
- ヤフオク!との連携メリットが大きい
- 年会費が完全無料
- キャッシュバックは0.2%
日本初のネット銀行、PayPay銀行も「PayPay銀行 Visaデビットカード」というデビットカードを発行しています。
年会費無料で、Visaカードが使えるお店ならネットでもコンビニでも使えます。
Visaデビットカードのご利用500円につき1円(0.2%)がキャッシュバックされます。
お買い物利用額の1%のキャッシュバックが受けられたキャッシュバックモールのサービスが2020年3月31日に終了したため、通常0.2%のキャッシュバックしかありません。
現在は新規口座開設とVisaデビットを3回以上利用でもれなく1,000円プレゼントのキャンペーンが期間不定で開催されています。
5位:りそなVisaデビットカード
- ポイント還元率0.5%
- 交換できる他社ポイントが多い
- 年間10万円利用すれば年会費の元が取れる
りそなVisaデビットカードは、ポイント還元率0.5%の高還元カードです。
通常カードと、JALとの提携カードが選べます。通常カードは年会費無料、JAL提携カードは年会費1,100円がかかります。しかし、年1回以上ショッピング利用すれば、年会費は無料になります。
年会費有料のデビットカードのなかでも、りそな銀行のJAL提携デビットは、年会費が無料になる条件をクリアしやすいです。
通常カードとJAL提携カードは、利用額に応じて帰ってくるポイントが異なります。通常カードは「りそなクラブポイント」という自社ポイント、JAL提携カードはJALマイルが返ってきます。
りそなクラブポイントは、交換先が多いポイントです。ドコモポイントや楽天ポイント、電子マネーのWAONと交換でき、使いみちが多いのがメリットです。
なぜこのような結果になったのか
冒頭でも言いましたが、私が重視しているのは以下の4点です。
■おすすめのデビットカードの選び方
- VISAデビットカードであること
- 普段使いできる銀行が発行している
- 年会費が無料
- ポイント還元率が高いもの
その理由について解説します。
VISAデビットであること
現在国内で多くのシェアを占めているのが、VISAデビットです。
MasterCardデビットやJCBデビットも存在はしているものの、Visaブランドの普及率には劣ります。
また、以前からあった「J-デビット」という国内ブランドもありますが、J-Debitはさらに普及率が低いです。
Jデビットは、ゆうちょ銀行のキャッシュカードなどに付いています。
これらに対して、VISAデビットはVISAマークのお店なら世界中どこでも使えます。
よって、現時点でデビットカードを選ぶなら、VISAがもっともおすすめです。
普段使いできる銀行が発行している
デビットカードは銀行との結びつきが強いので、普段から使う銀行で発行したほうが便利です。
なぜなら、デビットカードは原則として引き落とし口座の変更ができないからです。
たとえば、三井住友銀行デビットカードは、三井住友銀行の口座からしか引落ができません。
普段から三井住友銀行を使う機会がない人にとっては、定期的にお金を入金する必要があるので面倒です。
年会費が無料
カードの年会費は、安いに越したことはないです。
ただ、クレジットカードと違ってデビットカードは銀行側が利益を確保しにくいため、年会費を有料にしている銀行も多いのが現状です。
特にVisaブランドのデビットカードは、JCBデビットより年会費が有料のものが多いです。
GMOあおぞらネット銀行とPayPay銀行、三菱UFJ銀行は、年会費いっさいなしでVisaデビットを発行できます。
ポイント還元率が高いもの
一部のデビットカードでは、利用額に応じてポイント還元やキャッシュバックを行っています。
クレジットカードの場合、ポイント還元率を最重要視する人も多いと思います。
しかし、デビットカードの場合は上記のような理由から、ポイント還元率よりも使いやすさや年会費を重視した方が、結果的に活用できると思います。
メガバンクのりそな銀行も還元率はまずまずですが、年会費がかかってしまうのがネックです。
GMOあおぞらネット銀行は普段使いにもおすすめ
おすすめできるVisaデビットカードの条件を多く満たす銀行は、GMOあおぞらネット銀行です。
しかし、GMOあおぞらネット銀行は2018年に始まった新しいネット銀行なので、口座を持っている人はまだ少ないです。
実は、GMOあおぞらネット銀行は普段使いにも貯金用にも、非常におすすめです。
メインバンクが別にある人も、GMOあおぞらネット銀行を貯金用やデビットカード引き落とし用に使って損はありません。
目的別口座サービスもあるので、「貯金用口座」「デビットカード用口座」を分けて管理することも可能です。
預金金利も非常に高いので、メインバンクと分けて貯金をするのにも向いています。
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