GMOあおぞらネット銀行の評判まとめ 口コミから見えた本当の評価
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2018年7月からサービスを開始したGMOあおぞらネット銀行の評判が、少しずつネット上に広がってきています。
サービス開始前からそこそこ評判だったため、サービス開始直後に口座開設をした人も多かったようです。
GMOあおぞらネット銀行、さっそく口座開設申し込んだ。
— ブロックちゃん (@block_chan) 2018年7月17日
しかし、少しずつ「ここを改善してほしい」という声も出てきています。今回は、GMOあおぞらネット銀行のポジティブな口コミだけでなく、ネガティブな口コミも集めてみました。
GMOあおぞらネット銀行ユーザーの生の声から、GMOあおぞらネット銀行のメリット・デメリットを分析します。
目次
ポジティブな口コミ
まずは、GMOあおぞらネット銀行の良い口コミから見てみます。
GMOあおぞらネット銀行は、Visaデビットのキャッシュバック率と預金金利の高さで、他のネット銀行と差別化をはかっている印象です。口コミでも、それらを評価する声が多い印象でした。
「つかいわけ口座」という目的別口座も、他社の同じサービスより利便性が高いと評判です。
ATM手数料・振込手数料がお得
GMOあおぞらネット銀行には「カスタマーステージ」という、ランク制優遇サービスがあります。
カスタマーステージでは、取引内容に応じて4段階のランクに分かれています。取引内容に応じて、ATM手数料・振込手数料・Visaデビット還元率が優遇されます。
しかし、取引を何もしていない状態の初期ステージでも、ATM手数料は月2回、他行宛振込手数料は月1回、誰でも無料です。ライトユーザーでも、お得に取引ができます。
サブバンクとして利用
振り込み手数料は月に1回、ATM利用は月に2回手数料が無料になります。
ポンタポイントを貯めていたので振込みや給料の受け取りなどでポイントが貯まるのはよいのですが、手数料が高いのは残念なところです。
2019/02/24に投稿
サブバンクとして利用
利用状況によってカード利用者のステージが決まります。
ステージをあげるための条件は預金金額や外貨預金などで、そこまで厳しくはありません。
また、ステージは次月に継続され、たくさん利用したい月は事前に多めに預金するなど準備できるので、とくに困ったことはありません。
月1回振り込み手数料が無料という点も気に入っています。
2019/03/02に投稿
外貨普通預金が高金利
GMOあおぞらネット銀行のメリットの一つは、外貨預金のお得さです。
普通預金でも金利が高く、為替手数料も業界最低水準です。外貨預金を目的に口座開設する人も多くいます。
サブバンクとして利用
外貨預金取引のきっかけは、外貨普通預金の割に金利が高いなと感じたからです。
外貨定期預金のように満期を気にすることなく払い出しが可能ですし、円預金より金利もいいのでとても重宝しています。
いつもスマホサイトで取引しているのですが、メニューや画面がよく言えばシンプル、悪く言うと簡素化されすぎて少し分かりにくい、という感じです。
『カスタマーステージ』はランク条件がそれほど厳しくなく、他行宛の振込手数料の無料回数がそれなりについているので、とても良心的だと思います。
サイトがもう少し分かりやすくなれば、もっと利用していきたいなと思っています。
2019/03/02に投稿
GMOあおぞらネット銀行で外貨普通預金を利用すると、手数料・還元率優遇サービス「カスタマーステージ」のランクが上がるのもメリットです。
カスタマーステージでランクアップするおもな条件は、外貨普通預金の残高です。外貨預金を使うほど、1ヶ月のATM・他行宛振込手数料の無料回数が増えます。
証券コネクト口座で円普通預金金利もアップ
GMOあおぞらネット銀行では、証券コネクト口座という口座を利用すると、普通預金の金利が突出して高くなります。
証券コネクト口座とは、GMOクリック証券の「証券口座」とGMOあおぞらネット銀行の「銀行口座」を連携する口座です。
定期預金の金利も上回る高金利は、ほかの銀行と比較しても高いと評判です。
証券連動口座の利子がSBIよりずっと良い。 これが魅力。
GMOあおぞらネット銀行の通常の普通預金金利は、そこまで高くありません。
しかし、証券コネクト口座に預け入れると、大きく金利がアップします。
これは、一般的にメガバンクなどより金利が高いと言われるネット銀行のなかでも、トップクラスの高さです。
このような証券口座・銀行口座の連携サービスは、住信SBIネット銀行や楽天銀行なども提供していますが、そのなかでもGMOあおぞらネット銀行の優遇金利が一番高いです。
GMOクリック証券を利用する人にとっても、証券コネクト口座は便利です。
GMOあおぞらネット銀行から証券コネクト口座に入金した残高は、GMOクリック証券での取引に使えます。
従来、証券口座への入金は、銀行口座から手動で資金移動する必要があります。その手間がなくなり、スムーズに資産運用できます。
サブバンクとして利用
GMOグループのFXやポイントサイトの利用をよくするので開設しました。
キャンペーンが豊富で、ポイントをポンタポイントへ移行できる点がとても好感を持てました。
使い勝手としては、便利な機能があるがゆえに少し見にくいといった印象です。外貨預金のページはサブメニューから開くのですがホーム画面から直接開けたらいいなと思いました。
セブン銀行にも対応しているので、日常で利用しやすいと思います。
2019/02/24に投稿
つかいわけ口座は他社より便利
証券コネクト口座ともうひとつ、GMOあおぞらネット銀行で評判が良かったサービスが「つかいわけ口座」です。
つかいわけ口座は、普通預金口座をに預けているお金を目的別に分けて管理できるサービスです。
たとえば「日常用」「デビットカード引き落とし用」「貯蓄用」「証券コネクト口座用」のように分けるイメージです。
自分にあった目的で分けて、口座名もわかりやすいものを自由に設定できます。
つかいわけ口座は10個まで設定できるので、細かく資産管理をしたい人にもおすすめです。
GMOあおぞらネット銀行解説してみた。まだ1円も振り込んでないけど、架空口座機能が面白いかもしれん。 visa デビット引き落とし用口座とか、利子受け取り用とかが設定できる。
— くろ (@closer009) 2018年8月23日
GMOあおぞらネット銀行は何が良いかって親口座につかいわけ口座というものを複数作れて目的別の取引ごとに口座を管理できる点。住信SBIネット銀行も見習って欲しいw
— ぱんだ (@panda_panda_222) 2018年8月11日
住信SBIネット銀行でも、このような目的別口座サービスはあります。
住信SBIネット銀行で作れる目的別口座も10個まで設定できます。
ただし、住信SBIネット銀行の目的別口座は、ATMや振込みの入出金は直接出し入れできません。一度代表口座を通す形になります。
GMOあおぞらネット銀行のつかいわけ口座は、利息の入金専用、手数料などの引落し専用、Visaデビットの出金専用など、直接入出金が設定可能です。
また、GMOあおぞらネット銀行のつかいわけ口座は、毎月決まった日に決まった金額を振り替える「定額自動振替サービス」と併用できるので便利です。
一度「毎月27日に、デビット引き落とし用口座に5万円移動」のように設定をしておけば、あとは自動で資金の割り振りが可能です。
参考:貯金が苦手な人向け、GMOあおぞらネット銀行「つかいわけ口座」の使い方
Visaデビット付きキャッシュカードが好評
GMOあおぞらネット銀行は、ネット銀行のなかでも特にキャッシュカードのデザインが格好良いという声が多くあります。
キャッシュカードに付帯のVisaデビット機能が便利、という口コミ投稿もありました。
GMOあおぞらネット銀行着弾。デザインかっこいいぐうすこ(^ν^)PayWaveも付いててイカしてる。#GMOあおぞらネット銀行 pic.twitter.com/6TkgpL0HhL
— Masashi (@masaseat) 2018年8月4日
GMOあおぞら着弾! pic.twitter.com/xy6WBuMs9G
— ぱうわう (@moominrx) 2018年8月24日
ICリーダーおいてあるところではサインのめんどくささに負けてGMOあおぞらのデビを出してしまう
— 🌮💳achahi📱🎮 (@atAchahi) 2018年8月22日
GMOあおぞらネット銀行で口座を開設すると、Visaデビット機能が標準搭載されたキャッシュカードが届きます。
デビットカードはクレジットカードと違い、銀行口座から直接支払うイメージなので、現金感覚で決済ができます。
少額の支払いならサインの必要がなく、暗証番号も入力しなくて良いので、すぐに支払いを済ませることができます。
私は特に、急いでいる朝のコンビニではこのサインレス決済に助かっています。
カードを渡して数秒で決済が完了するので、すぐにレジを後にできます。
2つ目の口コミにある「PayWave(ペイウェーブ)」とは、カードを機械にスライドして通すことなく、リーダーにタッチするだけで支払える決済方法です。
もともと現金支払いよりスピーディーなカード決済が、よりスムーズに行えるようになります。
タッチ決済は、特に海外での普及が目立ちますが、日本でも導入店舗が増えてきています。スーパーなどでもタッチ決済できるお店があります。
GMOあおぞらネット銀行は、このようなタッチ決済ができるPayWaveを、サービス開始時から導入しています。
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードの最大のメリットは、ユーザー全員がキャッシュバック率0.6%という高い還元率です。(※税金や公共料金、旅行の支払い等、一部キャッシュバック率が通常よりも下がる利用先があります)
他行のデビットカードの多くは、年間利用金額が一定以上などの条件がないと、ここまで高い還元率に引き上がりません。
デビットカードをそこまでたくさん使わないかも…という人も、しっかりキャッシュバックを受けられるのはありがたいです。
券面デザインは黒と白の2色展開で、特に黒カラーのVisaデビットは「ブラックカードみたいで格好良い」という声が多い印象です。
ネガティブな口コミも集めてみた
一方、GMOあおぞらネット銀行に対してネガティブな口コミもありました。
個人的に「今後改善されそうだな」と感じる点もありましたが、現時点で気になる声を集めてみました。
「本当に安全?」という声
GMOあおぞらネット銀行に対して「本当にGMOあおぞらって良いの?」「安全なネット銀行なの?」と、口座開設を踏みとどまっている人もいました。
GMOあおぞらネット銀行はネット銀行専業の為
店舗は存在しません
ですが日本の銀行ですので
預金保護法対象金融機関となり
円預金1000万とその利息分は確実に保護されます
GMOあおぞらネット銀行は相変わらずよくわからない。何でこの口座作ったんだろ・・・(n度目
— こーひー☕@mstdn.jpもあるよ (@c0ee) 2018年8月24日
口コミでも解説されていた通り、GMOあおぞらネット銀行に預け入れているお金は預金保護制度(ペイオフ制度)の対象です。
万が一GMOあおぞらネット銀行が倒産しても、1,000万円までの預金は補償されるので安心して預け入れられます。
また、GMOあおぞらネット銀行を運営する「GMOあおぞらネット銀行株式会社」は、日本の大手ITグループ「GMOインターネットグループ」と「あおぞら銀行」が共同設立したネット銀行です。
聞き慣れない企業だと感じる人もいるかもしれませんが、二社とも東証一部上場企業なので一定以上の経営基盤があります。
使えるATMが少ない
利便性の面で不満の声が多かったのは、提携ATMが少ないということです。
現在、GMOあおぞらネット銀行でATMの入出金できるのは、セブン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行ATMのみです。ほかのコンビニATMやメガバンクATMと提携するかは未定です。
サブバンクとして利用
カードのデザインが斬新でおしゃれです。
提携ATMが少ないため、サブ銀行という位置付けで使用していく予定です。
2019/03/02に投稿
あおぞら銀行強みのゆうちょ銀行ATM完全無料が無いから、郵便局の無いド田舎だとイマイチ使いにくいな・・・
セブン銀行とイオン銀行なんて、山と川しかない部落とかには無いし
ただ使えるATMが現在セブン系だけなのが難。
ほかのコンビニにも広げて欲しい。
無料振込回数も提携ATM出金無料回数も少ないし、提携ATMも少ない。
※2022年2月現在はゆうちょ銀行ATMの利用も可能となっています。
確かに、生活圏にセブンイレブンやイオン銀行ATMが少ないと、現金を引き出したいときに不便かもしれません。
ちなみに、GMOあおぞらネット銀行とは別にある「あおぞら銀行」はゆうちょ銀行ATMが無料で使えるので、ゆうちょが多いエリアの人はそちらの方が便利だと感じるかもしれません。
しかし実は、2022年時点ではATMの設置台数はセブン銀行の方が多いです。
セブン銀行はコンビニATM設置台数No.1で、記事執筆時点で約2万6,000台以上が設置されています。
ゆうちょ銀行ATMは3万2,000台以上なので、普及率というよりは「自分の生活圏にATMがあるかどうか」という判断になってくると思います。
ちなみに、キャッシュレス生活をしている人のなかには、提携ATMの少なさをそこまで気にしていない人もいるようでした。
今のご時世ATM使うことなくなってきたし
たまに必要な現金用の口座は一つあれば良いぐらい
確かに、ネットショッピングを多く利用する人など、カード決済メインの生活をする人にとっては提携ATMの少なさは大きな問題にはなりません。
ご祝儀や飲み会代など、どうしても現金が必要なシーン以外ではVisaデビットを使うようにして、キャッシュバックをもらう…という使い方が、GMOあおぞらネット銀行には向いているのかもしれません。
自動家計簿アプリへの対応を望む声多し
ATMの次に、利便性に関する声で特に目立ったのが、家計簿アプリへの対応を希望する口コミでした。
家計簿アプリのメジャーどころと言えば、マネーフォワードやマネーツリーです。
マネーフォワードやマネーツリーは、カードや銀行口座と連携設定をすることで、一括で入出金履歴を管理できるアプリです。
新しいネット銀行を積極的に活用しようとするユーザー層は、このような家計簿アプリを活用してお金を管理する手間を省こうとする人が多いのだと思います。
GMOあおぞらネット銀行はマネーフォワードと連携しないのかな
後出しでネット技術を云々言ってたのに、期待していたほどではないな— しゅんすけ@SCOTT (@shunpoi) 2018年8月27日
MoneyTree、GMOあおぞらネット銀行に対応してないのか…。まあ出来立ての銀行だし、無理もないか
— もえつきびと@リブート準備中 (@burning_owata) 2018年8月28日
↓マネーツリーの公式ツイッターからは、GMOあおぞらネット銀行の対応リクエストとして受理する旨をリプライしていました。
残念ながら今のところ明確にお伝えできる予定がございません。GMOあおぞらネット銀行への対応リクエストとして承り、今後の対応を検討いたします。はっきりしない回答で恐縮ですがご理解いただければ有難く存じます。引き続きよろしくお願いいたします。
— Moneytree (@moneytreejp) 2018年8月24日
私自身も銀行口座やクレジットカード、デビットカードの情報はマネーツリーで一括管理しています。
もしGMOあおぞらネット銀行のデビットカードと連携できないと、デビット決済分だけ手動入力する必要が出てくるので、正直不便に感じてしまいます…。
しかし家計簿アプリ側も、なるべく多くの金融機関を取り扱えるようにしていきたいはずなので、これは今後改善されていく可能性があると思います。
※マネーツリーとは2019年8月から、マネーフォワードとは同年9月から連携がはじまりました。
評判から見えたGMOあおぞらネット銀行のメリット・デメリット
これらの口コミから、GMOあおぞらネット銀行の具体的なメリット・デメリットをまとめてみました。
■GMOあおぞらネット銀行のメリット
- Visaデビットの還元率・使い勝手が良い
- 円・外貨ともに預金金利がずば抜けて高い
- つかいわけ口座が機能的
■GMOあおぞらネット銀行のデメリット
- ネームバリューが弱い
- 提携ATMの種類が少ない
メリットを見てみると、GMOあおぞらネット銀行は節約をして、しっかりお金を貯めたい人に向いている印象です。
デビットカードのキャッシュバック率が0.6~1.2%とは、常に実質0.6~1.2%引きで買い物できるということです。消費増税の負担を抑えるのにも便利です。
預金金利は、円・外貨ともに業界トップクラスです。利息を多く受け取り、効率よく貯金できます。給与振込口座にあるお金をつい使ってしまう人は、目的別口座と定額自動振替サービスの併用もおすすめです。
給与振込日の翌日に、自動で「日常用」「貯蓄用」のようにお金を振り分ける設定をすれば、使い込みを防止できます。
デメリットとしてあげた、使えるATMの数も、コンビニATM設置台数No.1のセブン銀行ATMと、地方にも幅広く設置されているゆうちょ銀行ATMでかなりカバーされています。
さらにVisaデビット払いをメインにすれば、どこにお住まいでも困ることはないと思います。
家計簿アプリなどとの連動も、マネーツリー、マネーフォワードをはじめZaimやMoneyLookなど、どんどん連携アプリを増やしており、ますます利便性が上がっています。