現金がない時どうする?クレジットカードの現金化だけはNGの理由
※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
どうしても現金が必要なシーンは、日常でいくつかあります。
ご祝儀や飲み会の会費、引っ越し代など…クレジットカード払いが使えないシーンは意外とまだ多いです。
しかしどうしても手持ちがない…というときは、お金を作り出す(物を売るなど)か、お金を借りるかの2択になります。
下記でも説明しますが、お金の作り方の1つにあるクレジットカードの現金化という方法は、おすすめできません。
ここでは安心、安全に現金を手にする方法を5つ紹介します。
目次
現金を手に入れる方法
まず、現金を手にすることができる方法を5つまとめました。
いずれも違法性のない、安全なやり方です。
■現金を入手する方法
- 持ち物を売る
- 飲み会の幹事をしてクレジットカード払いをする
- 日雇いアルバイトや副業をする
- 親に借りる
- カードローンやキャッシングを使う
持ち物を売る
リスクが少ない方法は、持ち物を売ることです。
ブックオフなどの中古買取りのお店に持っていけば、即日買取りをしてもらえることもあるので、すぐに現金を受け取ることができます。
もし店舗での買取価格が思ったより低かった場合は、メルカリなどのフリマアプリに出品してみるのもおすすめです。
限定品や、ファンが多いものであれば、フリマの方が高値で売れるケースもあります。
■高値で売れやすいもの
- 貴金属(アクセサリーなど)
- 家具
- カバン
- CD、DVD、ブルーレイ
- ゲーム
- 本
- 楽器
- カメラ
割り勘の食事代を代表でクレジットカード払いをする
飲み会や友人との食事など、食事代を割り勘にするシーンで代表してクレジットカード払いをするという手もあります。
全員分のお代をクレジットカード払いして、メンバーからは現金で1人分の代金を回収すると、現金が手に入ります。
注意すべきは、そのお店がクレジットカード払いできるかどうかを事前に確認することです。
可能であれば、自分が幹事になってお店選びをすれば確実です。
日雇いアルバイトや副業をする
もし定職がなく、急ぎで現金が必要な場合は日雇いアルバイトをするのがおすすめです。
近年は求人が増えてきているので、日雇いのアルバイトも増えてきています。
デスクワークの方が良いという人は、在宅ワークを探してみても良いと思います。
クラウドソーシングサイトでは、データ入力や内職などの事務仕事も多く募集しています。
日払いが可能な仕事は少ないですが、求人自体は増加傾向なので自分に合った仕事を探しやすいです。
仕事の数が多い代表的なサイトは、ランサーズやクラウドワークスです。
親に借りる
自分でお金を作り出すのが難しい、もしくはもっと緊急の場合は、人から借りることも考えるかもしれません。
人から借りることを考える際は、最初に親に相談することをおすすめします。
知人や友人から借りると、返済が遅れた場合などに交友関係が崩れるだけでなく、借金をしていることが周囲にバレてしまうリスクもあります。
お金を借りているということは、できるだけ人に知られたくない人が多いと思います。
ただし、親にお金を借りる場合も、少しずつ返済するのか一括で返済するのか、いつまでに返済するかなどを決めておくことが望ましいです。
カードローンやキャッシングを使う
誰にも知られないようにお金を借りたいなら、カードローンやクレジットカードのキャッシングがおすすめです。
返済時には利息が付くものの、早ければ即日~数日でATMから現金を受け取ることができます。
- カードローン
- 消費者金融や銀行からお金を借り入れる方法です。借り入れ審査時は、職場に在籍確認の電話が入ります。
- クレジットカードのキャッシング
- クレジットカードのキャッシング枠からお金を借り入れる方法です。キャッシング枠内であれば、都度の審査は不要です。
1点注意が必要なのは、カードローンは継続的な収入がないと審査に通る可能性が低いことです。
無職の場合は、まず利用できません。
カードローン審査時、職場に在籍確認の電話を入れるのは、本当に定収入があるかどうかを確かめるためです。
※カードローン業者ということはバレないように配慮してくれます(→どうしても在籍確認が不安な人はこちら)。
パートやアルバイトで借入れられるカードローンもあるので、非正規雇用の人は審査に通りそうなローンを探すと良いと思います。
クレジットカードのキャッシング枠なら都度の審査なしで借入れができるので、もし在職時にクレジットカードを作っており、キャッシング枠を付けているのであればそちらがスムーズです。
ただし一般的には、クレジットカードのキャッシングよりカードローンの方が金利が低いです。
あわせて読みたい:
審査が不安?職業がフリーターでも借りれるカードローンはあるのでしょうか
クレジットカードの現金化は禁止されている
現金を手にする方法のひとつに、クレジットカードの現金化という手法があります。
結論から言うと、クレジットカードの現金化は規約違反なのでおすすめしません。
ちゃんとカードローンやキャッシングを利用した方が、リスクも少なく、結果的にお得になるケースも多いです。
■クレジットカードの現金化とは
クレジットカードの現金化とは、新幹線チケットをクレジットカードで買ってすぐに売るなど、クレジットカードの「ショッピング枠」を現金にする方法です。
なかには、クレジットカードの現金化専門の業者もあります。
クレジットカードの利用規約では、換金目的でのクレジットカードの利用を禁止しています。
たとえば、JRの窓口で新幹線チケットをクレジットカードでまとめ買いすると、換金目的の疑いでクレジットカードの利用が停止になることもあります。
クレジットカードの事故情報は、信用情報機関を介してすべての金融機関に共有されるので、ほかのクレジットカードも使えなくなります。
だからと言って現金化の業者を使うと、カードローンやキャッシングの利息を上回るマージンが取られることもあるので、かなり損をします。
現金化業者の高すぎる利息
現金化業者は、自社サイトでは最大換金率90%前後と、コスパの良さをPRしています。
もし50万円を換金率90%で現金化すると、45万円を手にできます。計算上の金利は10%です。
カードローンやクレカキャッシングの平均金利は年15~18%なので、一見すると現金化の方がお得に見えます。
しかし現金化業者では、誰でも最大の換金率で現金化しているわけではないので、ここからさらに低い換金率になってしまうこともありえます。
たとえば、換金率が税別表記だったり、さらに手数料が取られたりと、実際手元にくるお金が80%ほどになってしまうということも少なくありません。
そうなると実質の金利は20%ほどということになるので、カードローンやキャッシングの方がお得です。
カードローン・キャッシングを少ない利息で利用する方法
上記の通り、クレジットカードの現金化を利用するのであれば、カードローンやクレカキャッシングを使った方がお得になることが多い上に、安全です。
さらにカードローンとクレジットカードのキャッシングには、利息を少なくする方法もあります。
それは、借入れてからなるべく早く一括返済(完済)をすることです。
なぜなら、カードローンやキャッシングの利息は日割り計算で加算されるので、1日でも早く返せば利息が少なくなるからです。
利息=借り入れた金額×実質年率÷365×借入日数
たとえば、年率18%のカードローンで10万円を借りたとしても、1週間で返済すれば利息は345円で済みます。
給料日前にどうしても現金が足りない…という状況でカードローンやキャッシングを利用するなら、給料日に全額を繰上返済することで利息を節約できます。
現金化などのリスクの多い方法を取らなくても、割安で現金を入手できます。
急な出費に備える貯金をするのが理想
理想を言えば、突然の出費があっても対応できるだけ貯金できるのが一番です。
お金があるだけ使ってしまうという人は、口座から自動的にお金を貯金に回す仕組みを使って貯蓄をするのがおすすめです。
長期的な方法なら、会社の財形貯蓄や貯蓄型の保険は効果的です。
しかし、急な出費に備えるための貯金は、いつでもお金を引き出せる必要があるので、上記の方法は不向きです。
すぐに引き出せる貯金方法としては、下記がおすすめです。
■急な出費に備えるのにおすすめの貯金方法
- 積立定期預金
- 自動貯金アプリ
積立定期預金
定期預金のなかには、毎月決まった額を定期預金に回す積立定期預金というタイプがあります。
普通口座から自動的に定期預金に振り返られるので、気付かないうちにお金が貯まっていきます。
毎月少額から始められて、短期の定期預金も扱っているのは楽天銀行です。
毎月1,000円から積み立てられて、1ヶ月や半年などの短期の定期預金もあります(→ネット銀行の積立定期預金についてくわしく)。
定期預金は原則、満期までお金を引き出さないものですが、実は中途解約しても元本割れしません。
金利は下がってしまうものの、もともと預け入れたお金(元本)を下回ることはないので、いざというときは普通預金に戻すことが可能です。
自動貯金アプリ
最近は、銀行口座から決まったルールでお金を自動的に貯められるアプリがあります。
知らず知らずのうちにお金がたまり、いつでも引き出せるので、短期的な貯金にぴったりです。
もっとも手軽なのは、しらたまというアプリです。
クレジットカードやデビットカードで支払いをしたとき、お釣りとみなしたお金を自動的に口座に貯金するという仕組みです。
たとえば、お釣り設定を1,000円にしておくと、650円のカード決済をしたら、350円を貯金する…というイメージです(→「しらたま」についてくわしく知る)。
もっと多機能な自動貯金アプリで、finbee(フィンビー)というものもあります。
お釣り貯金だけでなく「毎週決まった曜日に貯金」など、さまざまな貯金ルールを決められます。
あわせて読みたい:
「貯金できない」を解決するfinbee (フィンビー)でお金を貯める
あわせて読みたい:
貯金アプリの「しらたま」がお金を貯められない人の解決策になる理由