為替手数料は業界最安水準!ソニー銀行外貨預金のメリット・デメリット

ソニー銀行

MONEYKitの愛称で知られているソニー銀行は、多くの金融商品を扱っているネット銀行です。その中でも、最も代表的なものの一つが「外貨預金」です。

ソニー銀行の外貨預金は、個人的にも「おっ」と驚く点が多く、初心者の方からすでに他社で外貨預金をされている方でも、納得できるスペックになっていると思います。

例えば、ネット銀行業界最低水準の為替手数料を提供していたり、たった500円で外貨積立預金ができたり、そして預けている外貨をそのまま出金して旅行で使うことも可能です。ここまで自由度の高い外貨預金を提供している銀行は、他にはないと思います。

特に500円からスタートできる外貨積立預金は、個人的にもおすすめしたいサービスです。

ソニー銀行の外貨預金サービスが持つ特徴

ソニー銀行が提供している外貨預金サービスの特徴や、メリット・デメリットについてまとめます。

毎月500円から12ヶ国に外貨積立預金ができる

外貨預金積立

私が最もおすすめしたいのが、ソニー銀行の「500円からできる外貨積立」です。このサービスは、毎月最低500円から、コツコツと外貨預金への積立ができます。

通常は、ネット銀行でも外貨預金を始めるのに最低1万円は必要です。しかし、ソニー銀行は圧倒的に低い500円から、外貨預金にチャレンジできます。

外貨積立は運用の自由度も高く、「毎日・毎週・毎月」の3種類から、購入間隔を選べます。また、購入条件レートを設定しておけば、為替相場が一定のレートを超えると、自動的に新規買付を中止してくれるので、高値づかみの防止ができます。

ソニー銀行では12ヶ国の通貨を取り扱っています。これらすべての通貨に500円ずつ外貨預金をした場合、毎月6,000円で12ヶ国に分散して外貨預金が行えます

毎月、飲み会2回分のコストで12ヶ国に外貨預金できるのは、大きなメリットです。

外貨積立預金は、社会人の方の資産運用の方法としてはもちろんですが、お子様に世界経済に興味を持ってもらったり、お小遣い感覚で外貨積立の楽しさを教えるのにも向いていると思います。

ソニー銀行のデータによると、ソニー銀行で外貨預金をしている人の約4割が「ワンコイン積立」をしているとのこと。また、初めて外貨預金にチャレンジする人の約半数は、外貨積立から始めているというデータがあります。

ソニー銀行が取り扱っている通貨は以下の12種類です。

米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、ブラジルレアル、人民元、南アフリカランド、スウェーデンクローナ

業界最安水準の為替手数料

預金

ソニー銀行は、以前から外貨預金に力を入れているネット銀行として知られています。ソニー銀行に口座を持っている人の4人に1人が外貨預金をしているのだとか。

それだけ外貨保有者の割合が多い理由として、為替手数料(為替コスト)が低いことが挙げられます。

ソニー銀行は、ネット銀行業界でも最安水準の為替手数料を提供しています。

通貨 ステージなし シルバー ゴールド プラチナ 三井住友銀行
(ネット注文)
米ドル 15銭 12銭 10銭 8銭 50銭
ユーロ 15銭 12銭 10銭 8銭 70銭
英ポンド 45銭 40銭 35銭 30銭 200銭
豪ドル 45銭 40銭 35銭 30銭 125銭
NZドル 45銭 40銭 35銭 30銭 127銭
スイスフラン 45銭 40銭 35銭 30銭 45銭

※為替手数料は記事執筆時点のものです

上記は、ソニー銀行の為替手数料と、三井住友銀行の為替手数料の比較です。ソニー銀行には3つの優遇ステージがありますが、優遇なしでも米ドル預金で大手の3分の1以下、英ポンドに至っては75%以上も手数料が安いです。

3段階の優遇ステージ

優遇ステージ

ソニー銀行の外貨預金では、条件に応じて3つの優遇ステージがあります。

ステージが上がるごとに、「為替手数料の優遇」と「外貨定期預金の金利UP」が受けられます。特に為替手数料は「プラチナステージ」になると通常の約半額となるので、お得です。

ステージをアップさせる条件は下記の通りです。

■月末の外貨預金残高
300万円以上または外貨預金の積立購入が月間5万円以上:シルバー
500万円以上 1,000万円未満:ゴールド
1,000万円以上:プラチナ

本格的な資産運用を始めるのであれば、月額5万円以上の外貨積立を設定するだけで、すぐに「シルバーステージ」に昇格できます。その後は、外貨預金の残高が積み上がって行くに従って、自動的に上のステージへと昇格します。

外貨を直接使う

外貨

外貨預金していた通貨をそのまま現金化し、旅行などで使うことも可能です。ソニー銀行が掲げている「外貨ワールド」では、「貯めた外貨が外貨のまま自由に使える世界」を目指しています。

例えば、外貨宅配は、あなたの口座から現金化した外貨を自宅で受け取れる仕組みです。多少の手数料はかかってしまいますが、申込後1週間程度で、郵便局員さんが自宅に外貨を届けてくれます。

また、急ぎの場合はトラベレックスで両替をして外貨を手に入れることもできます。実は、ソニー銀行とトラベレックスは提携をしていて、ソニー銀行のキャッシュカードを提示するだけで、トラベレックスの窓口で、優遇レートで両替することができます

その他、ソニー銀行から外貨を送金したり、逆に他の銀行から外貨のまま口座に入金することも可能です。

外貨MMF

運用

外貨MMFは、投資信託の一種です。外貨を活用した公社債投信で、海外の国債など、安全な資産で運用し、分配金を支払う仕組みです。

ソニー銀行では、外貨MMFの買付けは100ドル以上からとなっています。(購入・解約手数料は無料)

購入の流れとしては、まず円預金を外貨普通預金に移し、外貨普通預金口座から、外貨MMFを購入する流れとなります。

円預金 → 外貨普通預金 → 外貨MMF

MMFは定期預金と違ってリスク資産なので、元本保証ではありません。元本割れの可能性はゼロではないのですが、極めて安全な資産で運用するので、MMFの過去の歴史でも元本割れを起こしたのはたった1度だけとなっています。

定期預金が一定の利息が支払われるのに対し、MMFは運用によって利払い金額にバラつきがあるものの、概ね一定となっています。リスク資産なので、利回りは外貨預金よりも高めであるケースが多いです

MMFは多少のリスクはあるものの、「極めて安全」なので気にする必要はないと思います。ただ、外貨MMFなので「為替変動リスク」による為替差益、為替差損は発生しやすいことを忘れてはいけません。

私の場合だと、米国株を運用するために米ドル資産を持っているのですが、買いたい株がない場合は、待機資金を外貨MMFに入れて放置しています。

ソニー銀行外貨預金のデメリット

デメリット

外貨預金に強いソニー銀行ですが、決してメリットばかりではありません。わずかながらデメリットも存在します。

それは、「外貨預金の金利はそこまで高くない」ことです。為替手数料は非常に低いのですが、一方で外貨預金の金利は他社と比較して優位でないケースがあります。

このデメリットを解決する方法としておすすめしたいのが、「キャンペーンを狙う方法」です。

ソニー銀行の外貨預金は、通常の金利はそこまで高くありませんが、積極的なキャンペーン金利を展開していることが多いです。

期間限定のキャンペーンに上手く乗ることで、ソニー銀行外貨預金のデメリットを克服し、安い手数料で高金利の運用が行えます。

円からはじめる限定金利を活用する

キャンペーン

キャンペーンに乗る方法は、個人的にはおすすめです。しかし、キャンペーンを行っていない場合でも「円からはじめる限定金利」というものを展開しています。

これは、円預金から外貨定期預金を直接申し込んだ人を対象に、為替手数料の一部を金利で還元するという優遇特典です。

ソニー銀行は元々為替コストが安いネット銀行なので、このキャンペーンをわかりやすく説明すると、「円預金から外貨定期預金に直接申し込んでくれた人に対して優遇金利を提供する特典」となります。

外貨定期預金がおすすめ

外貨定期預金

外貨預金には大きく分けて

の2つがあります。
外貨預金は円定期と違って少なからず「為替手数料(為替コスト)」がかかります。つまり、最初のコスト分を考えると、短期的な勝負よりも長いスパンでの運用を目指した方がお得です。

長期運用を前提として考えれば、為替変動を気にする必要はありません。じっくりと利息を受け取りながら、高金利での運用を続けられます。

キャンペーン金利を上手く活用しつつ、できるだけ長期の外貨定期預金で運用していくことが、外貨預金のコツだと思います。

ソニー銀行では、外貨定期預金は10万円から受け付けています。「外貨定期預金 → 外貨普通預金 → 外貨定期預金」といったように、同じ通貨で運用を続ける場合であれば、手数料や為替差益・為替差損は発生しません。

10万円を用意するのが難しい場合は、まずは500円からの外貨積立預金で、コツコツと円から外貨へと資産を移していくのも良いと思います。

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