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高金利が魅力!豪ドルの外貨預金の安全性はどれくらいなのか?

オーストラリア

外貨預金で人気の高い主要通貨と言えば「米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル」の5つです。中でも、オーストラリアで使われている豪ドルは、高金利通貨として人気です。豪ドルの金利は日本円の5倍以上も高く、大きな利息がもらえます。

では、豪ドルへの外貨預金は安全性についてはどうなのか、オーストラリアという国について調べてみました。

オーストラリアについて

豪ドル

豪ドル(通称:オーストラリアドル)が使われているのは、その名の通り、オーストラリアです。カンガルーやコアラで有名なオーストラリアは、人口2,000万人程度の小さな国です。

一方で、オーストラリアの国土は769万平方キロメートルと非常に広いです。この広さはなんと日本の国土の20倍以上に相当します。実はこの広い土地が、オーストラリアの強みとなっています。

資源国として有名

農場

オーストラリアは、その大きな土地を強みとして、「資源国」として有名です。具体的には、石炭や鉄鉱石のような鉱物資源や、農産物の輸出が盛んです。

農産物では「オージービーフ」なんかは多くの人が知るところではないでしょうか。

中国の景気に左右される?

中国

資源や農産物の輸出によって経済を支えているオーストラリア。そんなオーストラリアの最大の輸出相手国は中国です。現在、オーストラリアの輸出量の約3割が中国となっています。

つまり、オーストラリア経済、そして豪ドルの為替相場は中国経済の影響を受けやすいのです。例えば中国の景気が悪化して、輸入する量を減らしてしまうと、オーストラリアにとっては輸出するつもりで作った商品が売れなくなってしまいます。

資源相場やニュージランドの影響も受けやすい

資源工場

また、オーストラリアは資源大国ですので、豪ドルは資源相場の影響も受けやすいです。資源相場というと、金相場(ゴールド価格)であったり、原油相場などです。

資源価格の価値が下がることは、すなわちオーストラリアの土地に眠っている資源の価値が下がることになります。つまり、豪ドルは資源相場に連動しやすい特性があります。

その他にも、豪ドルは近隣国であるニュージーランドドルの影響も受けやすいと言われています。ニュージーランドもオーストラリアと同じく、農産物や資源によって経済が支えらている国です。

また、高金利通貨として豪ドル、NZドルは共に外貨預金で人気です。このような相関性の強さから、NZドルと豪ドルは連動しやすい特徴をもちます。

安定性は高くないものの

豪ドル円のチャート

豪ドルは、為替レートの安定性は良いとは言えず、比較的値動きが荒いです。しかし、オーストラリアの景況感は悪くはないので、それを差し置いても豪ドルが持つ高金利は魅力的だと思います。

同じく高金利通貨であるNZドルと合わせて、分散投資をすることでリスクを低減できます。

記事更新時点(2018年2月)における過去5年間の主要通貨の比較は上記のグラフの通りです。

  • オレンジ:豪ドル(AUD/JPY)
  • 青:米ドル(USD/JPY)
  • 黄:ユーロ(EUR/JPY)
  • 紫:ニュージーランドドル(NZD/JPY)
  • 赤:南アフリカランド(ZAR/JPY)
  • 緑:トルコリラ(TRY/JPY)

一時は高金利通貨として人気のあった豪ドルですが、過去5年間においては12%の下落となっています。

通常、先進国通貨は為替レートが安定しているのが特徴です。上記のチャートで言うと、米ドルやユーロなどが先進国にあたります。

逆にトルコリラや南アフリカランドのような新興国は、高金利通貨であることから人気ですが、為替レートが下落の一途をたどっている点に注意です。

これは、新興国はインフレ率が高いため、自国通貨の価値が目減りし、長期的に見ると下落しやすい状況にあるためです。

これらの結果からわかることは、少なくとも過去5年間においては豪ドルに外貨預金をしていた場合、「外貨預金の利息収入 - 12%の為替差損」が発生しており、トータルではプラスかどうか微妙だったことになります。

逆に、米ドル円への外貨預金を行っていた場合は、「外貨預金の利息収入 - 14%の為替差益」がもらえたため、二重に美味しい結果だったことを示しています。

最も、この5年間は米ドルはゼロ金利でしたから、外貨預金でもほとんど利息は期待できない状態にありました。金利と為替レートの両方を気にしなくてはならないのが、外貨預金の難しいところです。

もっともこれから先もこの状況が続くとは限りませんが、参考になるデータのひとつだと思います。

また、豪ドルは先進国の中でも安定性が低く、良い時と悪い時の差が大きいことを頭に入れておきましょう。

最新のオーストラリア経済状況は、野村證券のマーケットアウトルックがおすすめです。

野村證券のマーケットアウトルックでは、現在のオーストラリアや豪ドルの状況が良いのか悪いのか、どのような状態にあるのかをわかりやすく解説してくれます。

最新の豪ドル円のチャートは、豪ドルの外国為替チャート(楽天証券)でご確認ください。

なお、この記事で用いたチャートはブルームバーグのものです。

騰落率を他の通貨と比較できるので、使いやすくておすすめです。

10年超の長期のチャートは、ヤフーファイナンスUSで閲覧可能です。

手数料が安いネット銀行

ネットバンキング

ネット銀行の手数料比較では、ジャパンネット銀行が最も豪ドルの外貨預金手数料が安いです。

ソニー銀行 45銭
じぶん銀行 50銭
楽天銀行 45銭
住信SBIネット銀行 40銭
新生銀行 50銭
ジャパンネット銀行 30銭
三井住友銀行 250銭

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外貨預金

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