短期でも運用!3ヶ月定期預金金利ランキングBEST8<2022年版>
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1年以内の定期預金の中では、3ヶ月定期の人気が高いです。
長すぎず短すぎず手軽に預けられる期間ということもありますが、3ヶ月定期のキャンペーンが比較的多いということも理由です。
銀行は四半期ごと(3ヶ月ごと)の決算を開示しているところが多いので(3ヶ月のことを「四半期」と言います)、銀行側にとっても決算を見越したキャンペーンを打ちやすい特徴があります。
キャンペーン金利で手軽に預けられて、利用メリットが意外と大きい3ヶ月定期の預金金利を比較してみました。
目次
3ヶ月定期預金金利ランキング
短期間の定期預金となるため、どの銀行も普通預金に少し色を付けた程度の金利を提供しています。
大手都市銀行の普通預金が0.02%なのに対し、3ヶ月定期は0.025%の金利でした。
この値を基準として、ネット銀行の3ヶ月定期金利が高いかどうかをチェックしました。
ちなみに、定期預金の金利がトップクラスの「オリックス銀行」は、2週間定期の次は6ヶ月定期からです。そのため、今回はランクインしていません。
1位:大和ネクスト銀行
証券口座の開設が必要だが…(最新の金利はこちら)
以前は普通預金金利でも評価が高かった大和ネクスト銀行は、最近になって定期預金に力を入れる方向性へとシフトしています。
3ヶ月定期も突出した高金利ですが、大和ネクスト銀行は大和証券の口座を持っている人しか口座開設ができないという特殊なネット銀行です。
証券・銀行口座ともに開設・維持費用は無料ですが、やや敷居が高いと感じる人もいるかもしれません。
2位:auじぶん銀行
1年定期が強いが3ヶ月定期もおすすめ(最新の金利はこちら)
auじぶん銀行は、以前から3ヶ月定期に非常に力を入れていましたが、最近は1年定期の方が金利が高い傾向にあります。
それでも他の銀行と比べると、3ヶ月定期もまだまだ高金利です。
都市銀行の3ヶ月定期と比較すると6倍以上の利息が付きます。
スマホ完結の取引に強みがあり、普通預金に預ける際もキャッシュカードなしで預けられるスマホATMに対応しています。
定期預金への資金移動もスマホで簡単に行えるので、忙しくて忙しい時間の合間にお金の管理をしたい人にも向いています。
3位:楽天銀行
業界平均以上の金利(最新の金利はこちら)
住信SBIネット銀行とよく比較されるのが、楽天銀行です。
3ヶ月定期預金についても、住信SBIネット銀行よりやや金利は劣るものの、ほぼ同水準です。
楽天銀行はSBIハイブリッド預金の対抗馬としてマネーブリッジという証券連携の金利優遇サービスを提供しています。
短期での運用を行いたい場合はマネーブリッジを活用し、より高金利で利息をたくさん受け取りたい場合は、3ヶ月定期預金を組んでも、業界平均以上の利息が期待できます。
4位:住信SBIネット銀行
最近は定期預金にあまり力を入れていない印象(最新の金利はこちら)
住信SBIネット銀行はサービスの種類が多く、ATM手数料や振込手数料が最大15回まで無料にできることなどが評判のネット銀行です。
預金残高はネット銀行業界No.1となっており、すでに一部の地方銀行を抜いています。
しかし、最近は定期預金の金利があまり高くなく、どちらかと言うと外貨預金や証券口座との連携の方に強みがあります。
住信SBIネット銀行が扱う、銀行口座と証券口座の連携サービスを「SBIハイブリッド預金」と言います。
SBIハイブリッド預金を活用すると、普通預金の金利が定期預金並みにアップし、銀行口座と証券口座の資金移動もスムーズになります。
定期預金よりSBIハイブリッド預金の方が金利が高いタイミングもあるので、定期預金を預ける前にSBIハイブリッド預金の金利もチェックしておくことをおすすめします。
5位:PayPay銀行
標準的な金利水準(最新の金利はこちら)
PayPay銀行は、あらゆる面にサービスにおいてネット銀行の中では標準的で、良くも悪くもない優等生タイプといった印象です。
定期預金の金利はそこまで高くないものの、ネットバンキングをする時にカード型トークンを利用できるというセキュリティの高さは安心感があります。
カード型トークンとは、一定時間で使えなくなる使い捨てのワンタイムパスワードを発行できる電子カードです。
スマホからマイページにログインする時にワンタイムパスワードを使えば、万が一パスワードが流出しても第三者に悪用される心配がありません。
PayPay銀行は、安全性重視でネット銀行を選びたい人におすすめです。
6位:イオン銀行
イオン銀行Myステージで普通預金の金利を上げる方がお得(最新の金利はこちら)
イオン銀行の3ヶ月定期は、ネット銀行の中では低めの水準です。
どちらかと言うと、普通預金を優遇金利で利用する方がメリットが多いです。
楽天銀行や住信SBIネット銀行が証券口座との連携による金利優遇をしているのに対し、イオン銀行は「イオン銀行Myステージ」という優遇サービスによる特典があります。
イオン銀行Myステージでステージが上がると普通預金の金利が大幅にアップし、3ヶ月定期預金以上の利息が付きます。
特に、イオンカードセレクトというクレジット機能付きキャッシュカードを発行すると、簡単にステージが上がって優遇内容も大きくなります(年会費無料)。
7位:セブン銀行
普通預金にプラスアルファ(最新の金利はこちら)
セブン銀行は3年以上の長期定期預金には強いですが、3ヶ月などの短期~中期の定期預金はそこまで金利が高くありません。
メガバンクなどに比べると高金利なので、すでにセブン銀行の口座を普段使いしている人が定期も使う分には、良いと思います。
セブン銀行の入出金はセブンイレブンのATMで行いますが、定期預金はいつでもスマホから申し込み・解約ができるので、思い立った時にすぐ定期が組めます。
8位:ソニー銀行
3ヶ月ものは期待できず(最新の金利はこちら)
定期預金には力を入れている印象があるソニー銀行ですが、3ヶ月定期については他社に水をあけられている状態で、決して高いとは言えません。
ソニー銀行の定期預金は、6ヶ月もの以上の長期で力を発揮します。
また、預金金利だけでなく、コンビニATMの手数料が毎月4回以上無料になるので、短期定期預金よりは普段使いの便利さの方がメリットがあります。
ソニー銀行は私自身も個人的に愛用しているネット銀行で、その利便性の高さから、主に生活資金を入れておく口座として使っています。
やはり「auじぶん銀行」が強い
3ヶ月定期預金は気軽に利用できる期間なので、少し先に使うかもしれないお金を預けておくことで、通常よりも有利に運用ができると思います。
金利を比較してみると、やはりauじぶん銀行の優位性が目立ちました。auじぶん銀行の優位性は今後も続くと見ています。