1ヶ月もの定期預金金利ランキング ネット銀行にメリット多し
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昔は定期預金といえば何年も預け続けるものでしたが、今は1ヶ月定期などの短期定期預金も選べます。初めて定期預金を利用する人も、気軽に試せるのでおすすめです。
1ヶ月ものの定期預金なら、お金を使う予定ができても翌月には満期解約できます。しばらく使う予定がない資金を、とりあえず預け入れておく使い方も向いています。
特に、ネット銀行は1ヶ月という短期でも、定期預金金利を高めに設定しています。普通預金に預けっぱなしにしているお金がある人は、比較検討する価値があります。
目次
1ヶ月定期預金の金利が高いネット銀行は?
1ヶ月定期の預金金利が高い銀行をランキングにすると、上位はネット銀行の独占状態となります。
三菱UFJ銀行や三井住友銀行など、メガバンクの1ヶ月定期の金利は、年0.002%でした(2020年12月14日時点)。
1位:ローソン銀行
預金金利アップキャンペーンは要チェック(最新の金利はこちら)
ローソン銀行も、定期預金の金利が高いネット銀行の一つです。
ただし、預金金利のキャンペーンによっては、普通預金のほうが金利が高くなる場合もあります。定期預金に預け入れるまえに、キャンペーンを確認することをおすすめします。
例:300万円以上の預け入れで普通預金金利が年0.15%にアップなど。
ローソンをよく利用する人にとっては、身近に感じるネット銀行だと思います。しかし、ローソン銀行のキャッシュカードは、ローソンATMの手数料がかかる時間帯があります。
平日・土日祝日問わず、7時から19時までは、ローソンATMを無料で使えます。 それ以外の早朝や夜間は、ATM入出金に110円かかります。
ローソン銀行に預けたお金を引き出す際は、時間帯に注意したいところです。
2位:大和ネクスト銀行
証券口座開設が必須(最新の金利はこちら)
大和ネクスト銀行は、大和証券の口座を持つ人のみ利用できる特殊なネット銀行です。資産運用を行う人の利用がメインですが、預金のために両方の口座を開設してもOKです。
大和ネクスト銀行の預金金利は全体的に高く、1ヶ月定期の預金金利はトップクラスです。
3位:auじぶん銀行
1年定期のほうが力を入れている(最新の金利はこちら)
auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同で設立したネット銀行です。auユーザー以外も口座開設できます。
特に1年定期に力を入れているネット銀行ですが、1ヶ月定期の預金金利も高い水準です。長期的に預けておける資金は1年定期、直近で使う可能性がある資金は1ヶ月定期、のように使い分けるのも手です。
新規口座開設者向けの定期預金キャンペーンもあるので、貯蓄用口座として使いやすいネット銀行です。
auじぶん銀行で貯蓄をするなら、定額自動入金サービスの活用がおすすめです。給与受取口座からauじぶん銀行へ、毎月同じ日に、同じ金額を無料で資金移動できます。
振込手数料を節約できるだけでなく、資金移動の手間も省けて便利です。大手銀行では利用できない、一部のネット銀行だけが提供するサービスです。
4位:GMOあおぞらネット銀行
証券コネクト口座の金利がトップクラス(最新の金利はこちら)
GMOあおぞらネット銀行は、定期預金の金利もまずまずですが、証券コネクト口座の預金金利の高さのほうが目立ちます。
証券コネクト口座とは、「GMOあおぞらネット銀行」と「GMOクリック証券」の口座を連携設定するサービスです。普通預金に近い使い勝手で、定期預金を上回る預金金利が適用される口座です。
GMOクリック証券の口座開設や口座維持は、完全無料です。証券コネクト口座の預金金利めあてで口座開設し、放置していてもデメリットはありません。
満期まで原則引き出さない定期預金より、柔軟な使い方ができおすすめです。
5位:楽天銀行
マネーブリッジも有効活用(今月の金利はこちら)
楽天銀行もGMOあおぞらネット銀行と同じく、銀行口座と証券口座を連携する「マネーブリッジ」の金利が魅力的です。
定期預金の預金金利は、大手銀行よりは高いものの、ネット銀行としては平均的です。楽天銀行を貯蓄用口座として使うなら、マネーブリッジの活用をおすすめします。
マネーブリッジは、楽天銀行と楽天証券の口座があれば申し込めます。定期預金を上回る預金金利で、普通預金を利用できます。
楽天銀行・楽天証券ともに、口座開設は無料です。証券口座を使わなければ、それでもOKです。
楽天銀行で貯金し、楽天証券でつみたてNISAやiDeCoを利用する、という併用もおすすめです。
6位:PayPay銀行
貯蓄よりはふだん使いに向いている(今月の金利はこちら)
日本初のネット銀行であるPayPay銀行は、かつては定期預金もそこそこの金利を提供していました。近年はネット銀行のなかでも低めの金利が続いています。
PayPay銀行は、貯蓄用口座よりは日常使い口座に向いています。ATMの入出金が月1回ずつ無料、3万円以上の取引なら何度でも無料なので、よくお金をおろす人におすすめです。
また、PayPayからの出金手数料が唯一無料の銀行でもあります。
7位:イオン銀行
積立式定期預金もおすすめ(今月の金利はこちら)
イオン銀行の定期預金金利は、近年低い水準です。一方、積立式定期預金は、通常の定期預金より高めの金利をキープしています。
積立式定期預金は、毎月決まった金額を普通預金から定期預金に振り替えるサービスです。月々500円から始められるので、手軽にチャレンジできます。
すでに貯めたお金は通常の定期預金に預け、積立式定期預金で毎月コツコツ貯蓄すれば、着実に先取り貯金できます。
特に、イオンモールやマックスバリュ、ミニストップなどで買い物する機会が多い人は、使いやすいネット銀行です。
短期定期でも利息を複利で増やす方法
短期の定期預金は、長期の定期預金に比べると金利が低い銀行が多いです。
しかし、定期預金に申し込む際、満期時の取扱方法で「元利金自動継続」というタイプを選べば、利息を雪だるま式に増やせます。
定期預金が満期になったとき、3つの取扱方法を選べます。元利金自動継続とは、もともと預けたお金(元金)と利息を、ふたたび運用する方式です。
元利金自動継続で1ヶ月定期に預け、お金が必要になるまで預け続けると、満期を迎えるたびに利息が複利で増えます。もし長期の預け入れになれば、思った以上に利息が増えているかもしれません。
満期時の取扱方法は、定期預金の申込時にかならず選べます。
▼例:auじぶん銀行の定期預金 申込画面
「来月の満期で定期預金を解約したい」と思ったら、満期日の取扱方法を「自動解約」に変更すればOKです。ネット銀行なら、ネットバンキングからいつでも変更できます。
ただし、満期日の直前だと変更が間に合わない場合があります。1週間前くらいには変更しておくことをおすすめします。
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