【まとめ】定期預金金利が高いネット銀行一覧 貯金用口座におすすめなのはここ

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定期預金に強いネット銀行

ネット銀行が選ばれる理由のひとつは、メガバンクや地方銀行より預金金利が圧倒的に高いことです。特に、定期預金は都市銀行の数十倍の利率で利息を受け取れることもあります。

実店舗の窓口を持たないネット銀行は、人件費や店舗利用料をカットし、大手銀行より有利な預金金利を提供しています。まとまったお金を長期で預け入れる際は、ネット銀行がおすすめです。

ネット銀行も大手銀行と同じく、ペイオフの対象です。1,000万円とその利息までは預金が保護されるので、安心して利用できます。

ネット銀行のなかでも、特に定期預金に強みをもつ銀行をまとめました。

定期預金に強いネット銀行

定期預金に力を入れている、高金利のネット銀行をピックアップしました。

いずれも都市銀行とは比べ物にならない好金利で、定期預金を運用できます。

それぞれの特徴や、特に強い預入期間などをまとめました。

オリックス銀行

オリックス銀行

定期預金といえばオリックス銀行

  • 定期預金の金利No.1
  • 預入金額は50万円から
  • キャッシュカードを発行しない特殊な銀行

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オリックス銀行は、ネット銀行の中でも特に定期預金に力を入れるネット銀行です。「経営コストを徹底的に下げて預金金利で還元する」と公言しているだけあり、定期預金の金利は突出しています。

預入期間が最短で2週間、最長で7年間と幅広いのも特徴です。特に、2週間定期を扱う銀行は少数です。

2週間定期は、最長でも2週間待てば満期解約できるので、普通預金に近い感覚で利用できます。しばらく使いみちがないものの、年単位の定期預金に預け入れるのが不安な人におすすめです。

2週間定期預金のメリット

オリックス銀行の定期預金は、最低預入金額がやや大きめです。2週間定期は50万円から、6ヶ月以上の定期預金は100万円からの預け入れとなります。

50万円貯まったら2週間定期に移し、100万円以上貯まったら長期定期を検討するのがおすすめです。

また、オリックス銀行はキャッシュカードや通帳を発行しないため、ATMでは入出金できません。オリックス銀行への預け入れは他行からの振り込み、現金を引き出す際は他行宛振込を行う必要があります。

ふだん使いにはやや不便ですが、貯蓄用口座として使うぶんには「気軽にお金を引き出せないのが逆によい」と感じる人も多いです。

オリックス銀行の入金と出金の方法

オリックス銀行からの他行宛振込は、月2回まで振込手数料無料(3回目以降は1回220円)です。つまり、月2回までは無料で出金可能です。

ただし、オリックス銀行への入金には振込手数料がかかります。ソニー銀行など、他行宛振込手数料が一定回数無料の銀行からの入金がおすすめです。

あおぞら銀行 BANK

あおぞら銀行BANKキャッシュカード

BANK限定の「ネット定期」が魅力

  • あおぞら銀行のインターネット専業支店
  • 積立貯蓄機能も充実
  • ゆうちょ銀行ATMが手数料無料

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あおぞら銀行は実店舗を持つ銀行ですが、「BANK」というインターネット支店もあります。ネット完結で口座開設できるため、近所にあおぞら銀行の店舗がない人もネット銀行感覚で申し込めます。

BANKは実店舗支店に比べ、普通預金・定期預金ともに預金金利が非常に高く、ネット銀行に勝るとも劣らない人気です。

あおぞら銀行BANKのネット定期は、預入期間を6ヶ月・1年・3年・5年から選べます。ただし、タイミングによっては普通預金や貯蓄預金のほうが好金利な場合もあるので、預け入れる前は金利チェックをおすすめします。

あおぞら銀行BANKのアプリでは、「The Savings」という貯蓄預金機能を利用できます。貯金目標や積立ルールを自由に設定し、先取り貯金ができます。

UIが美しく、貯金目標ごとに画像も設定できるので、貯金のモチベーションも保ちやすいです。

▼あおぞら銀行BANK「The Savings」画面例
The Savings設定画面

また、あおぞら銀行のキャッシュカードはゆうちょ銀行ATMを手数料無料で使えるというメリットもあります。貯金を現金で引き出したいときも便利です。

ゆうちょ銀行ATMは都心部だけでなく、地方の設置台数も多いです。一部のファミリーマートにも設置してあるため、利用しやすいATMのひとつです。

SBJ銀行

SBJ銀行 ロゴ

大口定期や長期定期に強みあり

  • 新韓銀行の日本法人
  • 定期預金プランが豊富で好金利

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SBJ銀行とは、韓国の大手銀行「新韓銀行」を中心とする新韓金融グループの銀行です。東京本社の銀行として営業している、日本の銀行です。

定期預金の特別プランを多く扱い、近年は100万円上限の定期預金「ミリオくん」というプランの金利が有利な傾向にあります。

「ミリオくん」とは、1年もしくは2年満期で、100万円までを預け入れられる定期預金です。非常に好金利なため、1人1口座までの利用限定です。

1円から預け入れられるので、オリックス銀行より少額から定期預金を始めたい人に向いています。

通常の定期預金では、預入期間が長くなるほど預金金利が上がる傾向にあります。最長預入期間は1ヶ月から5年間です。

ただし、1年未満の定期預金より、1週間定期のほうが好金利なタイミングもあります。短期の定期預金を検討する際は、1週間定期もチェックしておくと得できるかもしれません。

SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン第3弾(定期預金特別金利)実施中(詳しくは公式サイトにて ↓)

SBJ銀行の口座開設はこちら

イオン銀行

イオンカードセレクト

近年は普通預金の優遇金利のほうが有利

  • 積立定期預金の金利が高め
  • イオン銀行Myステージで普通預金金利が定期預金並みにアップ

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イオン銀行では、1ヶ月から5年まで幅広い預入期間の定期預金を取り扱っています。かつては、3年以上の定期預金に強みがありましたが、現在は利下げしている状況です。

イオン銀行で貯金をするなら、積立式定期預金か、優遇金利の普通預金がおすすめです。

積立式定期預金は、月々500円から始められる積立貯蓄サービスです。

普通預金から定期預金に、毎月決まった日に決まった金額を自動的に移します。普通預金に残高があると、ついお金を引き出してしまう人に向いています。預金金利も、通常の定期預金より高めです。

もしくは、イオン銀行Myステージでランクを上げ、優遇金利が適用された普通預金で貯蓄するのもおすすめです。

イオン銀行Myステージ 説明図

イオン銀行Myステージでランクを上げると、積立式定期預金より高い金利で普通預金を利用できます。

イオン銀行 口座開設はこちら(無料)

auじぶん銀行

auじぶん銀行

スマホで使いやすいネット銀行

  • KDDIと三菱UFJ銀行が共同設立したネット銀行
  • 1年定期に注力

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携帯会社のau(KDDI)と三菱UFJ銀行の共同出資によって誕生したauじぶん銀行は、スマホ完結の取引に強みを持つネット銀行です。

auじぶん銀行アプリで普通預金残高を見て「余裕があるな」と思ったから、定期預金にそのまま申込む…ということものスマホひとつで可能です。

また、ATMの利便性も高く、セブン銀行ATMならキャシュカード不要で、アプリを通して入金・出金が行えます。

定期預金の金利も優秀で、特に1年定期は金利アップキャンペーンが多くお得に運用できる機会も多いです。

特に、新規口座開設をする人向けの金利優遇キャンペーンは多い印象があります。

auじぶん銀行はauユーザーが多いですが(auユーザー向け特典もあるため)、auを使っていない人もネット完結で口座開設ができます。

ネット銀行はペイオフ対象で安全

たまに、「店舗のないネット銀行にお金を預けて本当に大丈夫?」という不安の声を耳にします。

結論からいうと、ネット銀行に大口預金をしても、安全性はメガバンクや地方銀行と同じです。ネット銀行も預金保険制度、いわゆる「ペイオフ」の対象だからです。

ペイオフとは、預金1,000万円とその利息までが保護されるシステムです。円建ての普通預金や定期預金は、銀行が破綻しても戻ってきます。

三菱UFJ銀行や三井住友銀行などのメガバンクも、実店舗を持たないネット銀行も、預金が保証されているという点では安全性は同じです。

2010年に日本振興銀行が経営破綻した際は、元金1,000万円とその利息までは最短3日で払い戻されました。

最近はネット銀行の利用者が増え、ネット銀行の預金保有量も増加傾向にあります。ネット銀行によっては地方銀行より規模が大きい場合もあります。銀行の規模から見ても、ネット銀行は安心できると思います。

私自身も、生活防衛資金の貯蓄はネット銀行で行っています。

「普通預金」という選択も

「貯金といえば定期預金」というイメージが強いですが、ネット銀行を検討するなら普通預金も検討する価値があります。普通預金が定期預金以上に好金利なネット銀行もあるからです。

代表例は、あおぞら銀行BANKです。ほかにも、楽天銀行やGMOあおぞらネット銀行など、一定の取引条件を満たすと普通預金金利が大幅アップする銀行もあります。

特に楽天銀行の「マネーブリッジ」という普通預金優遇サービスは、楽天経済圏でポイ活する人にも評判です。

ネット銀行を貯蓄用口座として使うなら、普通預金と定期預金をどちらも比較してみるのもおすすめです。ネット銀行のキャッシュカードを持ち歩かないようにすれば、普通預金でも貯金が続きやすいです。

この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
ネット銀行100の活用術の初代管理人です。低コストで便利なネット銀行を、多くの人に知ってもらうため、2012年にサイトを立ち上げました。貯金の方法やお金に関する知識をわかりやすく解説します。

より良い情報をお届けするため、川原裕也 がメンテナンスを担当いたしました。(2024年3月11日 更新)

ありがとうございます。

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