カードローンの審査連絡がこない=審査落ちではない 遅い理由と対処法

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腕時計を見る男性

「カードローンの審査に申し込んだけど連絡がこない…審査に落ちたのかな?」

ネットのQ&Aサイトや掲示板で、カードローンに申し込んだ人のこのような悩みを見かけることが多いです。

特に最近は、最短30分で仮審査など、審査が早いカードローンが増えてきています。

そのスピード感に期待して申し込んだのに審査結果が来ないと、不安になるかもしれません。

実際、申込者の状況や申込みタイミングによっては、審査に時間をかけるケースはあります。

今回は、カードローンの審査連絡がこない理由、急ぎでお金を借りたい場合の対処法について解説します。

結論から言うと、大手カードローン会社なら、審査結果にかかわらず必ず連絡は来ます。

審査結果は必ず連絡がある

スマホを持つ男性

基本的には、カードローンの審査は落ちていても通っていても連絡がきます。

審査結果の連絡がすぐに来ないのは、何かしらの理由で審査に時間がかかっていると考えるべきです。

最短即日で融資ができるカードローンでも、申込者自身の属性や申込みタイミングによっては、審査に時間がかかってしまうケースもあります。

大手金融機関のカードローンなら、どんなに遅くても1週間くらいで審査結果が届くことが多いので、万が一1週間以上連絡がなければコールセンターに確認してみることをおすすめします。

審査結果はメール?電話?

カードローンの審査連絡は、メールのみの場合もあれば電話の場合もあります。

大手金融機関では、仮審査はメールで結果が届いて、本審査は電話連絡も入る、というケースが多いです。

カードローン会社にとっては、電話連絡をすると本人確認も同時にできるので、確実に審査ができるというメリットがあります。

カードローン審査の連絡が遅れる理由

実際にカードローンの審査に時間がかかってしまうケースは、おもに下記6パターンです。

■審査結果の連絡がすぐこない理由

  • 土日祝日に審査業務をしていない
  • 大きな金額で申し込んでいる
  • 返済能力や信用力に不安がある
  • 在籍確認が取れていない
  • メールが受信できていない
  • 繁忙期で申込みが集中している

土日祝日に審査業務をしていない

土日

カードローン会社によっては、土日祝日に審査業務を行っていない場合があります。

特に、銀行のカードローンは土日祝日は審査をしていないことがほとんどです。

たとえば、金曜の深夜に土日祝日休みのカードローンを申し込んだら、審査をしてもらえるのは週明けの月曜になってしまいます。

よく勘違いしやすいのは、「ネット申込みなら24時間365日OK」という文言を見て「休みでも契約できるんだ」と思ってしまうケースです。

現在は、土日祝・平日かかわらずネットで申し込めるカードローンがほとんどです。

しかしあくまで「申し込みを受け付ける」だけで、審査も土日祝日にやってもらえるかは別です。

このような表記をしているカードローン会社でも、公式サイトをよくチェックしたら「平日14時までの申込みなら即日融資」などと注意書きがあることも多いです。

休み前にカードローンに申し込むときは、審査業務を土日に行っているかも確認しておくと安心です。

参考:即日審査できるカードローン金利ランキング 土日祝の振込が可能かも比較

大きな金額で申し込んでいる

クレジットカードイメージ

基本的にローン商品は、融資希望額が大きくなるほど審査に時間がかかります。

大きなお金を貸し付ける際は、本当に信用できる人かどうかをしっかり見極める必要があるからです。

たとえば50万円以上の融資を希望する場合は、原則として収入証明書類の提出も義務付けられているので、収入チェックもより厳しくなります。

そうなると審査手順も増えるので、即日審査が難しい場合もあります。

極端な例ですが、何千万円の融資を行う住宅ローンは、審査に1ヶ月前後かかるのが普通です。

返済能力や信用力に不安がある

書類を確認する男性

融資金額が大きくなくても、申込者自身に不安要素があると、時間をかけて審査を行うことがあります。

たとえば、すでに他社でも借入れをしていたり、借入希望金額に対して収入が低かったりすると、返済能力に問題がないかを慎重に見られる可能性が高いです。

もしくは、信用情報に傷が付いている場合も審査を厳しく行うことになり、時がかかりやすいです。

カードローン審査では、すべての信用取引の履歴を一括管理している信用情報機関で、申込者の信用力を必ずチェックします。

信用情報機関から開示された情報をもとに、他社での取引履歴もふくめて「信用取引を真面目に行う人かどうか」を判断します。

ちなみに、直近で自己破産をしていたり、3ヶ月以上の延滞をしていたりするとブラックリスト入りしているので、即審査落ちとなります。

しかし、クレジットカードや携帯電話料金を1~2ヶ月ほど延滞していたり、小さな遅延を繰り返していたりと、ブラックリスト入りまでいかなくても審査にひびく履歴があると時間をかけて審査をすることになりやすいです。

多重申込みは審査に不利になりやすい

借入希望額や収入に問題がなくても、一度に3社以上のカードローンに申し込むと審査に不利になりやすいので要注意です。

信用情報機関には、カードローンなどに「申し込んだ」という履歴もすぐに反映されます。

そこで多重申し込みをしていると判明すると、カードローン会社は「お金に困っている人」「生活に困っていそうなので貸し倒れリスクが高い」という印象になり、マイナス評価に繋がります。

複数のカードローンに申し込むときは、なるべく1ヶ月以上の期間を空けることをおすすめします。

自分の信用情報に不安がある人は、信用情報の確認の仕方をまとめた記事「クレジットヒストリーの確認・回復方法まとめ 信用情報機関一覧もあり」をご参照ください。

在籍確認が取れていない

コールセンター

カードローン審査には、原則として職場への在籍確認があります。

職場に在籍確認の電話が繋がっていないため、審査の次のステップに進めていないという可能性もあります。

しかし基本的に、在籍確認の電話は本人が職場に不在でも「在籍している」ということが確認できれば完了します。

在籍確認が取れていない状況というと、たとえば事務所に誰もいない時間帯に電話をした…などになるので、やや珍しいケースかもしれません。

■本人不在でも在籍確認が完了する電話例

在籍確認担当スタッフ「◯◯さんはいらっしゃいますか?」

→「ただいま席を外しております」

→「本日は終日外出しております」

→「本日はお休みを頂いておりまして、明日出社予定です」

→「現在は休職中です」

ちなみに大手カードローンだと、在籍確認の電話が繋がらなかった場合に、本人に相談の電話が入ることもあります。

「職場へのお電話が繋がらなかったのですが、どなたか事務所で電話が取れる時間帯はございますか?」など、審査を進めるための相談を持ちかけてくれます。

もし事務所に従業員がいない時間帯が多い職場なら、カードローン申込時に事前相談をしておくとスムーズです。

その他の在籍確認のコツについては、下記記事をご参照ください。

在籍確認がないカードローンについての解説もあります。

メールが受信できていない

夜にスマホを操作する手

メールの受信設定でカードローン会社からのメールが受け取れていなかった、というミスも意外と多いです。

もしくは、申込み時に入力したメールアドレスが間違っていた、審査結果のメールが迷惑メールフォルダに振り分けられていた…ということも多々あります。

はじめてカードローンを契約してから一度も連絡が来ない人は、メールチェックをしてみることをおすすめします。

ドメインによる受信設定をしている人は、カードローン会社からのメールのドメインを公式サイトでチェックしておくとスムーズです。

申込み方法のページ、もしくは「よくある質問」ページに記載していることが多いです。

もしくは、コールセンターに「何日に申し込んだんですが」と電話して、申込みができているか、メールアドレスはちゃんと登録できているかを確認してもらっても良いと思います。

繁忙期で申込みが集中している

繁忙期イメージ

カードローン会社によっては、申込みが集中する繁忙期に審査に時間がかかってしまうこともあります。

大手カードローン会社であれば繁忙期対策をしていることが多いですが、中小金融機関で借りる場合は気にとめておいてもいいかもしれません。

■カードローンの繁忙期例

キャンペーン期間中
利息が下がるキャンペーンに申込みが殺到すると、審査対応が遅れることがまれにあります。
連休前
土日祝日が休みのカードローン会社では、連休に入る前にお金を借りておく駆け込み需要が増えやすいです。
年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇前だと、連休中の出費に備えたいというニーズもあります。
連休後
土日祝日が休みのカードローン会社は連休中に申込みがたまり、それをさばくのに時間がかかってしまうこともあります。
3月
就職や進学前は新生活の準備(引っ越しや学費、制服やスーツの用意など)にお金がかかる人が多く、カードローンで資金調達をするニーズが高まります。

ちなみに、カードローン申込みの閑散期は、ボーナス時期にあたる7月・12月上旬あたりです。

理由は簡単で、まとまった収入が入るのでお金を借りなくても良くなるからです。

急ぎのときは電話で事前相談を

電話をする男性

このように、カードローンの審査は年々早くなってきているものの、必ず、すぐに審査してもらえるとは限りません。

もし「どうしても急ぎ」という場合は、ネットから申し込んだとしても電話相談をすることをおすすめします。

「先ほど申し込んだ〇〇ですが、なるべく早く審査をしていただきたいのですが…」と相談することで、対応してもらえるカードローンもあります。

特に、急ぎの融資に対応してもらいやすいのは、アコムやアイフルといった大手消費者金融です。

メガバンクや地銀、ネット銀行もカードローンを扱っていますが、審査スピードには消費者金融に軍配が上がります。

各社の公式サイトを見てみると、アイフルSMBCモビット(SMBCグループ)は、「電話をしてもらえればすぐに審査を開始する」と公式サイトに記載しています。

アイフルは土日祝日も審査をしており、SMBCモビットはWEB完結なら電話連絡なしのプランがあることが強みです。

どちらのカードローンも下記記事にてくわしく解説しています。

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この記事の執筆者

執筆者の詳細プロフィール
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。元は貯蓄下手だったが、現在は貯金や資産運用を自動化し、着々と資産形成中。メガバンクとネット銀行の使い分け方にはこだわりあり。

より良い情報をお届けするため、疾風AI がメンテナンスを担当いたしました。(2022年1月19日 更新)

ありがとうございます。

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